表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
勇者になってみませんか?  作者: 七瀬 優
第二章 ヒロイン登場  りん「これから私のターンだ!」  ????「ターン終了」  りん「誰だ終了させたの!」
52/75

なんのために?

平穏な日々もそろそろ……。



PS.毎日更新継続中

 昨日の夜、校門前で出会った和宮さんの話から想像すると……。

 『勇者の証』のゲームの様な……もう、ゲームでいいや。

 このゲームはどうやら人為的なものらしい。


 神様や精霊やその他わけのわからないものがゲームに宿ったとかであれば、ただの現象で目的が在るかどうかはわからない。

 ただし、人為的なものであるならば、それを行う目的は必ずあるはずだ。


 となると目的は何だ?

 少なくとも、お金ではないだろう。

 魔王の200万を込みで考えても、採算が取れるようには思えない。

 

 魔法を使えるようにするための実験?

 これは違うな『遊び人』なんかはまったく魔法を使えない。

 最初のHPのリストでも魔法が使えなさそうな職業がいくつかあった。


 では、超人を作る実験?

 これはありそうか?

 でも、やっぱり『遊び人』の意味が解からない。

 

 う~ん、となると本気で現実にゲームを持ち込もうとしてる?

 例えば、ゲームのαテストとかクローズドβテストだったらどうだろう?

 これはありそうか?

 う~ん、でもあまりに説明が無さすぎる気がするな。

 本当にゲームのテストならチュートリアルや説明書のようなものがあってもよさそうなものだ。

 あと、利用規約な物もない。

 これも違うのか?


 

 やっぱり、情報が少なすぎて解からないな。

 ま、最初から結論が出るとは思ってなかったしな。

 身もふたも無い言い方をすれば暇つぶしだしな。


 今日の放課後が始まるとすぐに、りんは『さやちゃん』の所に、

「なぎなたとか言うの教えて~」

 と習いに行った。

 りんの行動はともかく、二つ返事で引き受ける『さやちゃん』もどうなんだろう?

 剣道部では薙刀も練習してるのだろうか?

 まあ、昨日の今日だし、置いていくのも心配なので暇つぶしをしている。



 それにしても、まだまだ時間はかかりそうだな~


 そういえば、今朝少し心配してたのが、校門の結界だ。

 締め出されたらどうしようと思っていたのだが、どうやら杞憂だった。

 どんな条件になってたのだろう?


 りんでも恐る恐る手で確かめながら通ろうとしてたしな。

 まあ、俺は面倒だったからりんを突っ込ませて試してみたが……。


 夜にまた来たら結界に阻まれるのだろうか?

 今度試してみるか?



 まだまだ時間はあるな~

 しょうがない宿題でも終わらせておくか。



 そうして、りん達が終わるまで宿題をやって待っていた。

「なぎなたを覚えたよ~」

 りんは、そう言っていたが、ものすごく怪しかった。

 特に後ろで聞いていた『さやちゃん』が目をそらした所なんか……。

りん「なぎなた覚えたよ~」


あお「早過ぎないか?」


りん「こうするんだよ~えい~~」


あお「それは槍投げと違うのか? てか危ないだろう、向こうの人に当たりそうだったぞ、今」


りん「ごめんなさいい~~~~」


----------------------------------------------------------------


りん「今日も飴ちゃんだったよ~ポテチがほしいよ~」


りん「もっとがんばらないとポテチは無理なんだって~だから、がんばる!」


りん「↓のリンクを一日一回クリックしてね~私のポテチのために! 本当にお願いだよ~」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ