6-1 日本の味
あの激闘から一週間が経ち、異世界生活も九十日目に入った。
なんと異世界へ来て、もう四半期が過ぎてしまったのだ。
日本は、今は二月の後半だ。
あれこれと一段落ついて、無性になんだか日本が恋しくなった。
手持ちの日本の食い物は食えるのだが、出来れば普通の御店とかで食いたいなー。
色々な御店を回ってさ。
日本にいる時みたいに。
なんだったらアドロスで食い物屋をやってもらうか。
でも、それには先立つものがいる。
今、金はいくらあったかな。
日記と家計簿を付けるのって昔から苦手なんだよ。
今まで売ったミスリル剣の代金が白金貨百枚っと。
それと国に売りつけたのが、ミスリル(武器屋の親父経由)が白金貨千枚に、ギルドを通して上級ポーション一万個分で白金貨百枚の計千二百枚だ。
それらは帝国との戦争に備えて欲しがっていたので大量に国へ提供した。
あとスタンピードの際に集めた素材や魔核なんかがある。
冒険者の飲み代に使った残りが案外と大量にあったが、それはまた今度換金しよう。
そういやスタンピードの件で王様からも褒美をあれこれと貰ったっけな。
あれはお金以外で貰った分が大きい。
武器屋の親父ゴブソンも、こう言ってくれた。
「SSランクの名誉侯爵様ときたなら、今更ちょっかいかけてくるような奴もいないだろう。
安心して商売しな」
オリハルコンの借りがあるので、魔法金属や魔法金属製の武器は全て武器屋の親父ゴブソンを通す事にしている。
無理を言って強引に品物を持って行こうとする奴がいたら、そいつのところへ「爆炎のアルフォンス」が御邪魔させていただく事になるからと丁重に伝えておいてくれと言い置いて。
どうせ二つ名が付くのなら、どっちかっていうと「血塗れの」の方が良かったのだが。
せっかく血塗れの魔物首を散々振り回しておいたというのに思いっきり台無しだよ。
スタンピードの際にはダンジョンの中でも血塗れ三昧だったのに。
あのスタンピードの一件で、俺はすっかり「爆炎」で通るようになってしまった。
その他諸々で貰った褒美やギルドにいろいろと売った代金に、金板を換金したりして白金貨十枚分、頼まれて売ったドラゴンが白金貨十枚。
日本円に換算したら約千百二十億円くらいか。
結構あるな。
まだ金に換えられる物も多数あるし。
そもそも高額商品をコピーして売ればいくらでも稼げる。
まあそういう物をいっぺんに出してもなんだしな。
よし決めた。
日本食の「味の商店街」とか「フードコート」を作ろう。
あるいは、ラーメン横丁でもいいな。
早速エリを連れてアドロスの商業ギルドへと向かう。
「これはこれは、侯爵様。
ようこそいらっしゃいました」
「よせよな、ロゴス」
このロゴスは、どちらかというと棄民都市たるスラムの街アドロスの商業ギルド責任者であった事から、少し薄汚れたような印象のある人物だ。
だが、それを感じさせないのは、その輝くような気概を秘めた瞳のせいだろう。
魂が腐ったような濁った瞳の持ち主には一生理解の出来ぬ、天上の魂。
このロゴスという人物は、このアドロスでも人一倍気骨がある傑物である。
悪徳貴族とつるんだ盗賊ギルドの連中とも丁々発止とやりあっていた人物で、街の人からの信頼も厚い。
この人がいなかったらこの街は今よりも廃れてしまっていて、もっと寂れた様相を見せていただろう。
あと俺のSSランクへの強い推薦をしてくれた内の一人でもある。
「それで、ちょっと御願いがあるんだけど」
「はい、はい。
街を救った英雄さんの頼みなら、出来る範囲で聞きますよ」
にこやかな笑みを、その年季のいった目尻と口の端に寄せてそう言ってくれる。
「ほら、前から言っていた食堂街、まあ屋台村でもいいんだけど。
あれをやりたいねえ」
俺はうっとりと、脳裏にエスカとかサカエチカとかの名古屋地下街を思い浮かべて言った。
名古屋4Mと呼ばれる百貨店にある上階の食堂街も。
ああ、JRタワーの安くて美味いイタリアンランチ、もう一回行っておけばよかったなあ。
あの店じゃあ、ワインはいつもグラスでハウスワインの白を二杯。
俺の涎の垂れ具合を密かに観察しながら、彼は言ってくる。
「はあ、はあ。
まあ、それはそうなんですが先立つものが無い事にはなかなか」
「とりあえず、幾らあったら出来そう?
大体でいいや」
「そうですねえ。
とりあえずは、白金貨が五十枚ほどあれば、十分に」
「わかった」
そう言って俺は白金貨五十枚を差し出した。
残りはまだ白金貨千百五十枚相当分が残っているので余裕だ。
「おお!」
彼はさも驚いたように大げさなリアクションをくれる。
「さすがですな。
これだけ資金があるなら、まず仰られたような大きな建物の中にフードコートを設営して、構想通りに各コーナーを作って。
次に屋台村ですか。
屋根付きアーケードとやらの下に屋台を並べて。
あとは手で引く移動式の屋台も置きますか。
これならば、簡単に入れ替えも出来ますから変化を付けられる。
とりあえず、そんなところですかな」
「うん、あとは王都で出張販売をやるのも悪くないね。
馬で引く移動屋台、あるいはキッチン馬車。
これらは王都からアドロスへと客を引っ張ってくる宣伝の役割を果たしてもらう。
あとは交通路の整備と、街の治安の回復が必須だ。
せっかく王都のすぐ近くというリッチな立地条件なんだ。
富裕層とかを呼びたいね」
「来てくれますかな?
富裕層の方が、このアドロスへ」
少し難しい顔で思案するロゴス。
確かに、この薄汚れた印象のあるアドロスはイメージがあまり良くないかもしれない。
荒くれ冒険者と棄民の街なのだ。
盗賊ギルドの巣窟だったしなあ。
だが俺はそれを変えていきたいと考えている。
「それは宣伝次第じゃないかな。
少なくとも王家の方々には食い物が馬鹿受けだったけど。
なんだったらエミリオ殿下に頼んで視察をやってもらおう」
「おお、それなら」とロゴスも顔を綻ばせる。
可愛いエミリオ殿下は国民に大人気なのだった。
その事実が本人に災いを呼びかねないほどに。
「そうですな。
まあ順番を追ってまいりましょう。
これはアルさんの念願だったのだからね」
そう、この人は俺が稀人だと知っている。
向こうから訊いてきたのだ。
茶色がかっているが、黒っぽい髪に黒っぽい目の異人顔、そして圧倒的な力。
まるで伝説の稀人(武の事だ)を彷彿とさせたと。
彼はこの国の初代国王をとても尊敬していた。
「まあ、仕事をしてくれる人に教育や融資も必要だし」
「そちらは御任せください。
エリさん達もおりますしね」
エリも、にっこりと笑って請け負った。
「任せて。
私って、そういう仕事に向いている感じかも」
今、エリ達はスタンド形式で色々試している。
他の人もやりたいと言ってくれる人も出てきたので、追加機材を渡してエリに教育を頼んである。
あの人達は、この後で食堂や屋台での指導員をやってもらう事になるだろう。
あれこれと頼んでおいてから、俺は商業ギルドを御暇した。
こうして俺の意思入れと出資で始まった日本食普及プロジェクト、その一つがこれだ。
「ラーメン研究所」
その建物には日本語でそう書かれていた。
所長はもちろん、この俺である。
これはまだ始めたばかりの企画なのだ。
建物自体は元からそこにあった奴を強化・改造したものだ。
ここでは、来たる「ラーメン横丁プロジェクト」に備えて、麺やスープの研究をやらせている。
腕はあるのに王都の店で燻ぶっているだけの、三男四男といった人物をスカウトしてきたのだ。
ネットのレシピや知識を元に、材料も提供してやらせている。
参考になるのは生の焼きソバ麺かな?
一応、カップ麺やインスタントラーメンも大量にあるのだが、俺はそんな物が食いたいわけではないのだ。
日本から持ってきていた「小パック入りの削り節」は貴重な品だ。
そのほか醤油・味噌・酒・肉類・野菜類・スパイスなどなど。
また日本の調味料や食品をアイテムボックスで分解して得られた素材やカレー粉などもある。
カップ麺を分解すると、凄まじい数の素材や調味料が山のように出来上がる。
この世界の肉やガラはスープに必須のアイテムだ。
何しろ魔物という素材があるのだ。
きっと日本には無かった素晴らしい味のスープが出来るに違いない。
そう思うと期待に喉が鳴る。
とにかく、俺は自分でラーメンスープを作った経験などない。
料理の腕など、へっぽこ以外の何物でもない。
ネットの知識と彼らの腕だけが頼りなのだ。
ここなら、日本では流行らなかった(当り前だ)インスタントラーメン店も作ってみてもいいかな。
あれも本来は、日本の本物のラーメンの存在を知らない韓国人が本国でやっていたラーメン屋なのだ。
向こうの人間が日本のラーメン事情をよく知らずに、そのまま日本へ進出して店を始めたのはいいが、まったく流行らなかったらしい。
さすがに本場日本の、激安な本物のラーメンの前ではインスタントラーメンじゃ太刀打ちできまい。
あれは栄枯盛衰といった感じで凄まじい競争が繰り広げられており、潰れては不死鳥のようにまた新たな店が誕生しまくっている業界なんだからな。
日本では「カップ麺の自動販売機」が、そういう仕事をしているのも彼らは知らないのに違いない。
あれは日本国内にしかないからな。
まだ日本で二十四時間オートレストランが大盛況だった時代に、自動車でアメリカ横断旅行へ行ったが、そのような胡乱な物はどこにもなかったし、缶コーヒーの自販機すらなくて辛かった。
自販機のコーヒーはカップの奴ばかりだった。
確か、あの時代の車にカップホルダーは付いていなかったのではなかろうか。
自動車用装備としてのカップホルダー普及の歴史は案外と浅い。
あの頃のアメリカの自販機は最悪で、真面にパッと買える物の方が少なかった。
ちょっと皺くちゃなドル紙幣だとまったく受け付けないし。
向こうは御札の皺になり加減が半端じゃないけど。
アメリカは治安が悪いので人前で財布を出す習慣がないから、札を直接ポケットに入れている奴が多いからな。
今はアメリカの空港なんかにも素晴らしい自販機が置いてある。
昔みたいに中々買えない事が多いなんていう事はない。
俺がアメリカへ行っていた頃でもIT機器まで売ってたもんね。
もうかれこれ八年は前の事になるのか。
今ならアメリカの自販機で何を売っているだろう。
きっと今ではキャッシュレス購入になっているんだろうな。
そもそもインスタントラーメンの起源は台湾の保存食の麺だしな。
日本で会社を始めた台湾人が発明したものなのだ。
それが今ではアジア中は愚か、世界中をグルグルと巡って席巻している。
あの保存食って中国本土にはなかったのだろうか?
中国のインスタントラーメンも元は日本からの輸入物から入ったんだよなあ。
あっという間にパクリ商品だらけになって、今では中国メーカーが中国国内でトップメーカーだけど。
まあ、ああいう物は現地の味覚に合わせるのが一番さ。
麺発祥の地である中国ブランドの物なら、きっと美味い物もあるのに違いない。
そいつも日本人だと少し好みは別れるかもしれないけど。
ベガスのホテル内にある中華料理屋の麺類は微妙な味だった。
日本のカップ麺は値段が高いから、味は別として中国では売れ行きが怪しいみたいだし。
あれも不思議な話だった。
元はといえば、本物のラーメンなんて中華麺と呼ばれていたくらいで、インスタントラーメンが中国で発明されていてもおかしくなかったのに。
カップ麺なんて、その辺の主婦が考案してメーカーがアイデアを買い取って始まった物だ。
食品メーカーは百万円で実用新案の権利の買い取りをしたそうだが、もしロイヤルティ契約にしておいたら彼女は億万長者になっていただろうと言われている。
まあ、元はそこのメーカーが販売していた、丼に入れて御湯を注ぐだけで作れるラーメンが元なんだけど。
個人的には、インスタントラーメン店も缶詰バーなんかと同じで、品揃え次第では面白いと思ったのだが。
あれは東京にしかなかったけどね。
まあ、もし行っても一回行くくらいかな。
日本にはないカナダあたりの激旨インスタントラーメンなんかをメニューに置いたりすれば面白かったのだが、そこまではやっていなかっただろう。
日本のラーメン・メーカーでも外国でしか売っていない味の奴があって、それらは日本じゃ売ってくれないんだよね。
ああいう物は凄く美味しいのに。
何かの記事で見たが、「ベストセラー商品として売るためには美味過ぎてはいけない」という考えがあるという。
確かに飽きずに食べ続けるためには、そうでないといけないのだろう。
米飯なんかがそうだと言われる。
しかし、俺は旨い袋入りラーメンが食いたいのだ。
期間限定でいいから、海外向けにしか出していない美味しい味付けのラーメンを売ってくれよー。
もう異世界からじゃ買えないけど。
だがアメリカのインスタントラーメン類は、はっきり言って超激マズ。
食い物に関しては、よほどの事でもないと捨てない主義の俺が、飯が不味いので有名なカナダの冷めたピザ同様に一口食っただけで捨てた。
人件費の安いメキシコあたりで作って輸入してるから、なおさら日本人の口には合わないのだろう。
日本のメーカーが作っている奴でも、味が駄目な方へ二段変身している気がする。
絶対に麺料理の本場である中国のカップ麺の方が美味いはず。
それにアメリカの本物のラーメンは美味しいけど高すぎるわ。
ニューヨークあたりじゃ二千五百円くらいした気がする。
この異世界で、今ならその値段でも食ってもいいけどなあ。
あれは日本人がやっている店だし。
こっちじゃ代金は銅貨二十五枚っていうところか?
ただ、アメリカの場合は火傷による損害賠償を恐れて、滅茶苦茶に温いラーメンが出てくるそうだからあれは食いたくないな。
ネットでラーメンを出前として注文してカード決済し、ラーメンだけに次元を越えさせる事は出来ないものか。
いつか作ってみるか、そんな魔法を。
ええい、それくらいなら自分が次元を越えられる魔法を作るわっ。
今のところ、それはまず無理そうだけど。
そんな馬鹿な事を考えるくらい本物のラーメンが恋しい。
この季節だと味噌バターコーンラーメンあたりが嬉しい。
ベガスはまだラーメンも安かったけど、あれはっきり言ってほぼ中華料理屋のメニューなんで、ラーメンじゃない奴が多い。
なんとかヌードルっていう奴だな。
とにかく俺は日本風の本物のラーメンが食いたいのだ。
あと、別でウドンの開発を頼んでいる人もいる。
かつてパン生地を作っていた街外れにある工房で試作を依頼したのだ。
毎日毎日いろんな配合で、水分量なども変えたりと試している。
試作のうどんは、何故か居ついてしまったストリートチルドレンの子供達の御腹に収まっている。
スープも色々な物を作ってもらっているのだ。
子供達がたくさん居ついてしまったので、空いていた隣の土地にセーフハウスを作ってしまった。
いわゆる、外国なんかによくあるストリートチルドレンの保護施設という奴だな。
いい建物があったのでロゴスに頼んで買い取ってもらい、アイテムボックスで収納して持ってきたのだ。
そいつをコピーして建ててみる。
基礎もしっかりと魔法で加工して倒れないようにしておいた。
本体も俺の能力で強化しておいたし。
子供達は近所のラーメン研究所にも行かせて試食させた。
さすがに淡水化物だけじゃなんなので他の物も出してやる。
せっかくだから、セーフハウスの設備をもう一つ拡張して幼稚園みたいにしてみた。
そのスペースを塀で囲い、ネットで見繕った可愛い絵をペンキで転写した板を貼った。
うちに来た子供達は、何かにつけ迫害を受け気味の獣人の子ばっかりだ。
そういう状態なので「ケモミミ幼稚園」と日本語で書いておいた。
中には一歳六か月とかいう、とんでもないツワモノも混じっている。
ちびっ子は猫耳と尻尾が体の割に大きくて凄く可愛い。
だがあまりにも手に負えないので ロゴスに頼んで世話係を至急御願いした。
様子を覗きに行くと、わっと寄ってくる。
あっという間に鼻水だらけにされるので、必ずスエットに着替えてから行くようにしていた。
寄ってくる子はまだいい。
隅っこで所在なく膝を抱えているような子は、さすがに扱いに困ってしまう。
絵本もたくさん買ってきて置いておいた。
自分で読めないと御世話係にせがんで読んでもらっているようだ。
だが俺のところにも読んでもらおうとして寄って来る奴がいて困る。
さすがに異世界生活も三か月を経過したので、字もそこそこは覚えたのだが、まだまだ読み書きは不自由なのだ。
まあ、簡単な絵本の読み聞かせくらいはチャレンジしてみましょ。
知育玩具の製作にも挑戦する。
とりあえず積み木から始めた。
この世界の文字を書いた積み木を作って、文字遊びをさせてみる。
日本から持ってきた荷物の中に、色鉛筆やクレヨンや絵の具があったので、そいつも出しておいた。
スケッチブックも一緒に与えてみた。
キャンプ場の山で、そういう事もやってみようと思って持ってきていたのだが、それがある事さえ忘れていたのだ。
書き取りノートも作ってやった。
ネタ帳で持っていたノートに、薄い文字をアイテムボックスで転写してやったのだ。
その薄い字の上をなぞって練習するように。
アルファベット相当の二十六文字の文字、自分の名前の練習帳、簡単な単語帳、そして鉛筆と消しゴム。
それらを喜んで使う子、興味なさそうにする子、それぞれ色々な反応だ。
給食当番や御掃除当番もやらせてみた。
これは小さい子も案外とこなしていてビックリした。
俺が保育園の頃は年長の頃しか自分達で給食の支度はしなかった気がする。
それもたまにしかやっていなかった気がするのだが、もう忘れてしまった。
幼稚園の頃はそうたいしたメニューじゃないから、殆ど並べるだけだったような気がするし。
給食で本格的な配膳が必要な小学校に上がった時も、慣れない一年生の頃は六年生の人達が給食の世話を焼いてくれていた。
うどんを開発していたら、意外な事業を始めてしまった。
ふと思ってステータスの称号欄を見た。
迷い込みし者 ソロドラゴンスレイヤーT SSランク冒険者 アルバトロス王国名誉侯爵 ケモミミ幼稚園園長
あれま、園長が称号になっている。
多分それなりの人数から尊敬を受けられる内容だと称号化するのかな?
ラーメン研究所はただの丸投げだから、所長と呼ばれていても称号はつかないな~。
子供達に構っていたら、あっという間に一か月が経ってしまった。
もちろん可愛らしいケモミミも、いっぱいもふもふしましたとも。




