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2-9 はぐれ

 はて、突然に何の話だろう?


 その人の話によれば、ある高貴な方の訓練というか要するにパワーレベリングにきたという。

 うちと同じような事をしているな。

 こっちは逆に戦うのは俺だけなのだが。


 そして「はぐれ」が出たのだという。

 Aランクのキメラだそうだ。


「キメラだって?

 そんな高ランク魔物は我々のようなCランクパーティの手に余る!

 地上へ引き返して援軍を呼んでくれ」


 珍しく無口な戦士のロイドが口を開いた。

 そしてエドも激しい口調で俺に向き直った。


「アルフォンスさん!

 今回はもう引き上げましょう。

 さっきの男の話は本当でした。

 キメラなんて本来ならば絶対こんなところにいるはずがない。

 ダンジョンで何かが起きています。

 危険です」


「そうだな。

 そちらの方も御一緒して地上へ戻り、救援隊を呼んだほうがいい」


 俺もそっちの意見に賛成だ。

 なんだか物凄くヤバそうな話だ。

 だが爺さんは頑として聞き分けがない。


「駄目じゃ!

 御主達、今から一緒に来てくれ。

 もはや一刻の猶予もならん」


「無茶を言わないでください。

 Aランクの魔物相手ではCランクの私達四人じゃあ手に負えない上に、こっちは訓練依頼で来ているだけなので、そこまでの魔物を相手に出来るような装備もない」


 エドもそう言って彼を諌めた。


「ならば……ならば、王家の名において命令する。

 御主達を徴用する」


 なんか豪い事を言っている奴がいたので、俺は彼らの話に割って入った。


「ちょっと待ってくれ。

 彼らは冒険者で俺は商人だ。

 この国に属しているわけではない。

 王都の宿に泊まっているだけで住居さえない。

 命令も徴用も出来ないぞ」


「ならば、どうするのじゃ。

 早く助けにいかねば殿下の御命が!」


 ほう、殿下ときたもんだ。

 ここで俺は少し考える。

 この国の王家は稀人に好意的だという、村の老人達の話が思い出される。

 もしかしたら、いい褒美がもらえるかもしれないし。


 王国の宝物庫に凄い御宝があるかもしれない。

 日本へ帰還するために必要なアイテムがそこにないと誰に言えるんだ? 


 後でシラを切られないように、証拠映像として隠蔽されたカメラ筐体のビデオを回しておいてから訊いてみた。


「褒美は何が貰える?」

「アルフォンスさん!」


 エドも真剣な表情で気色ばんだ声を出した。

 ああ、言いたい事はわかるけど、ちょっと黙っておいてくれよ。

 事前交渉は大事なものだ。


「望みのままじゃ」


 老人は気安く安請け合いする。

 う、こいつはちょっと怪しいな。

 相手は必死だ。

 嘘を吐いているかもしれないな。

 ここはもう一度厳重に念押しにいく必要有りだ。


「殿下とやらを助けたら望みの物を何でもくれるんだな?

 例えば宝物庫の中の宝でも。

 あるいは特別な魔道具なんかでも」


 ここのポイントに、じっくりと念を押しておく。

 ちょっと信用出来ない。


「何を言ってるんですか!

 相手はAランク魔物、我々の敵う相手ではありません。

 早く逃げましょう」


 それなりの経験を積み、Cランクパーティを率いる優秀な冒険者が必死に俺を諌めようとする。


「これを」


 俺が差し出したそれは、金貨十枚の入った袋と依頼完了のサインを書き込んだ書類だ。

 そして野営道具とポーション類、他には毒消しを多めに。

 あとは帰り道に必要な食料と水だ。

 俺は、それらをアイテムボックスから取り出した。


「みんな、ここまでありがとう。

 本当に助かった。

 この金貨はギルドからの依頼達成報酬とは別の、俺からの個人的な感謝の気持ちを込めたボーナスだ」


「ア、アルフォンスさん……」


 エドが立ち消えそうな声で呟いた。


「俺は大丈夫さ。

 奥の手も幾つかあるし」


 そいつを狭いところで使うのは些か不安があるけどね。

 ここで、もう一度爺さんに向き合って念を押す。


「それで、さっきの褒美の件は?

 本当に大丈夫なんだろうな」


「む。そ、それは。

 そこまでは、儂の一存では」


 あらあら、急に爺さんの歯切れが悪くなったなあ。

 こりゃあ駄目だ。

 褒美は望みのままは空手形だったか。


「おい、俺を騙したのか?

 分かった。

 エド、俺も一緒に帰るよ。

 誰だって、ただで命は張れない」


「ま、待て。

 わ、わかった。

 王にはそのように具申しよう。

 しかし、御主の希望通りに通るかどうかはわからん」


 さっきと違って、爺さんはうって変わった弱気ぶりだ。

 やっぱり、ただの大風呂敷だったか。

 そんな気がしていたんだ……。


「OK。

 だが、その言葉に偽りがあった時にはただでおかない。

 もう一度しっかりと誓ってくれ。

 殿下の救出に成功した場合、報酬として王家の宝物庫の中から希望の物をもらえる。

 条件はこれで間違いないな?」


「そのように取り計らう。

 ただ希望が適うかどうかは保障できぬ。

 その場合は金銭なりなんなりで褒美を出そう。

 アルバトロス王家第三王子エミリオ殿下の名に誓って」


 ほっほう。

 王子様の御守役なのか、この人。

 それなら、本当に王様に要求するくらいは出来るかもな。


「OK、契約成立だ。

 では行こうか」


 なんにしても、手ぶらで帰る事にはならなそうだ。

 割と希望の展開ではある。

 問題は対象となる魔物の実力なんだが。


 不思議と負ける気がしない。

 俺の場合、こういう時は絶対に大丈夫なのだ。

 たとえ、命がかかる展開であろうとも。

 それは他ならぬ全知の『俺の中のあいつ』がそう言っているという事なのだから。


「アルフォンスさん、本当に行かれるので?」


 エドは心配そうに蒸し返す。


「ああ、本当に危なかったら仕方がないから撤退するよ。

 爺さん、それで構わないよな?」


「致し方あるまい……」


 爺さんは渋い顔をしている。

 悪いな、俺は王子様の騎士とかじゃない。

 ただの後払い契約の冒険者なんだ。

 だが契約した以上は頑張ろう。

 自分のためにな。


「そうそう、エド。キメラというのはどんな魔物なんだい?」


 今更だが一応は聞いておく。

 情報は大事だ。


「手強いですよ?

 倒すには上級魔法が必要でしょう」


 エドは少し難しい顔をして教えてくれる。


「それはいくつか持っているが、場所が良くないな。

 あと守らねばならないVIPがいるのが辛い。

 荒野のど真ん中なら瞬殺だろうけど。

 他には?」


「(瞬殺って……)

 キメラは強力な魔法を使ってきます。

 同時にいろんな攻撃をしてきますので。

 やたらとしぶといので有名だし、物理攻撃なども手強いのです」


 へえ、なかなか厄介そうな奴だな。

 まあ、こっちだって攻撃も防御も強力な魔法が揃っている。

 回復魔法を積んだポッドもある。

 なんとかなるか。


「こちらの魔法を打ち消してくるとか?

 他に防御魔法は?」


 高ランク魔物は魔法を使うのか。

 もっとも俺なんかEランク冒険者でも強力な魔法を使うけどな。


「そこまではよくわかりません。

 ですが、Aランクの魔物はSランクのドラゴンに準じる強さを持ちます。

 通常はベテランのBランク冒険者が十人以上集まって討伐するのです。

 一歩間違ったら、それでも全滅です。

 ソロで倒すにはAランク相当の実力が必要です。

 幸運を御祈りしています。

 本当なら絶対に御止めしないといけないのですが」


 エドも、最早諦め顔で俺を見送る事にしたようだ。


「ああ、大丈夫。

 心配ないよ、ありがとう。

 それで、爺さん。

 キメラの野郎はどっちだ?」


「こっちじゃ。

 ああ殿下、どうか御無事で」


 俺は爺さんをひょいと担ぐ。

 この方が絶対に早い。


「な、何をする」


 俺は何も言わずに駆け出して答に代えた。

 そのままMAPを頼りに、すぐ近くにあったスロープを捜して十五階へと駆け下り、三分も走らぬうちに現場に着いた。


 雑魚な魔物は避けまくっての全力大疾走だ。

 頭の真上にスライムが落ちてきても、あっさりと置き去りにしてしまうほどのスピードだ。

 担がれている爺さんが目を回している。


 入り口の狭くなっている部屋の前に、そいつはいた。

 そこはちょっとした広場のようになっている。

 そこも元モンスターハウスなのだろうか。


 物陰から、ビデオカメラの望遠機能で奴を確認した。

 ライオンの頭とヤギの胴体、毒蛇の尻尾。

 そして一対の蝙蝠のような翼を持つ化け物だ。


 これはでかいな。

 全長十メートルはあるぞ。

 ちょっとした大型恐竜並みの大怪獣だわ。


 さらにそこから剣呑な尻尾が五メートルときたもんだ。

 こりゃあまた、すげえ怪物だな。

 やっぱり、よしときゃよかったか。


 俺は魔法などは強力に覚えたのだが、戦闘経験がまだまだ圧倒的に少ない。

 まあ、ここでそれが積めるといえばそれまでなのだが。


 王子様がいるらしき部屋の入り口には強力なシールドが張られているようだが、キメラは凄まじい火炎を浴びせまくっている。

 奴がブレスを吐く度に、こちらまで熱波が叩き付けられてくる。

 あれがブレスという奴なのか?


 洞窟の窪みの場所に爺さんを置いて、こう言いおいた。


「自分の身は自分で守れ」


 更に、渋い顔をしている爺さんに伝える。


「せっかく、あんな風に隙だらけなんだ。

 奇襲が吉、失敗したら反対方向へあいつを連れていくから、王子様と一緒に上へ逃げろ」


「お前はどうするのじゃ?」


「巻き添えを食らう人がいなけりゃ、後はやりたい放題だ。

 そういや爺さん、あんた名前は?」


「ルーバじゃ」


「じゃあな、ルーバ爺さん。

 あんたの御大事の殿下の事は任せたぜ」


 先ほどから自分にバフをかけまくっていた。

 気配隠蔽系のバフも。

 そしてキメラの奴にもデバフをかけまくっていた。


 それを察知して狼狽した奴は炎を吐くのをやめて、うろうろとその場で回りながら四方を睨みつけて敵を探す。

 はは、もう遅いよ。


 そして飛び出しながら目一杯のエアカッターを放つ。

 特別に特上の魔力を込めた奴を。


 それがキメラの胴体を大きく切り裂いたはいいが、残念ながら倒せていない。

 しかし、奴の肉厚そうな翼を片翼見事に切り落とした。

 噴出する血で辺りは血の海だ。


 すかさず反対側へと回り、もう一丁同じ物を食らわせて翼のもう片方も切り落とした。

 もうこんなものはギリシャ神話の世界だな。

 あるいは素戔嗚尊の八岐大蛇退治の逸話か。


 あの神話の中の英雄どもは魔法一つ使わずに、凄まじい怪物を英知と鍛え上げた肉体のみで倒す。

 まったくもってイカれてやがるぜ。


 どっち道ここでは狭すぎて碌に飛べやしないだろうが、移動に多少は制限がかかるはず。

 機動力(あし)を潰せば総合的な攻撃力もいくらかは低下するはずだ。


 キメラは俺に向かって炎を吹いてきたが、そいつはシールドであっさりと跳ね除ける。

 だが奴は炎に隠れて突進してきていた。

 奴にはスロウを重ねがけしてあるが、まだかなり突進力がある。


 頭の中で何かが煌く。

 何だ?


『尻尾』が妙に気になる。

 目が勝手にそこの部分へ吸い寄せられる。

 これは!


 こちらから見えにくいようにと隠している?

 嫌な感じがぬぐえない。


「ヤバイ」


 セブンスセンス、確信の力が頭の中で囁いた。

 莫大な魔力を込めてエアカッターを準備し、フライで飛んですれ違いざまに尻尾を切り落とした。


 全長五メートルになんなんとする巨大な尻尾がうねる。

 更にヘビの脳天にミスリルの槍をねじ込んで封じた。

 きっと毒を吐こうとしていたのだ。

 危ない、危ない。

 尻尾がうねうねと動いて邪魔なので、尻尾は槍で差し貫きまくって長物の標本状態にしてやった。


 もう結構血を流しているはずなのにキメラは全く弱っていない。

 なんという生命力なのだろう。


 こいつらって魔物をポップさせてくるダンジョンで、溢れ出す魔素から常時血や肉までも再生していないか?


 今ここで、あまり強力な魔法を使うと殿下が危ないかもしれない。

 更に奴に対してスロウを重ねがけして、こっちはファスト、ファスト、ファストで超加速モードだ。

 奴の傍を駆け抜けざまに、キメラを魔法金属の槍で挑発しておいてから走って逃げる。


 レーダーMAPを頭の中に展開しつつ、それに従って奥へ向かってどんどん走っていく。

 最近はこういう芸当も覚えたのだ。

 後はちゃんとやれよ、爺さん。


 奴に戻っていかれてしまわないように、たまにファイヤーボールなんかで軽くヘイトを集めながら五分ほど奴と追っかけっこをして、また広い空間に出た。


 ここまで来ればもういいだろう。

 俺はこのシチュエーションを待っていたのだ。

 実におあつらえ向きの展開だぜ。


 そして上級魔法のサンダーレインを食らわせる。

 雷系は上手くいくと麻痺効果もあるはずだ。


 だだっ広い空間そのものを埋め尽くす凄まじい雷撃の嵐。

 サイレントを張ってあるので、こっちに音の被害はない。


 こいつは高熱を発して瞬間的に空気を激しく膨張させるので、そのせいで発生する強烈な衝撃波もシールドで強引に撥ね返す。


 さすが上級魔法だけの事はある。

 凄まじい光景だ。

 本来ならこういう魔法は、こんな狭い空間で使うような柔な代物ではないのだ。


 全身を紫電に包まれてキメラは煙を吹いて倒れたが、まだ起き上がってくる。

 ちっ、いくら上級魔法でもLv1じゃあ駄目だな。


 同じMP消費ならLvの高い方が威力もあるらしい。

 それは魔法の熟練度みたいなものなのだろうか。


 あ、サンダーレインがLv2になっている。

 更にもう一発食らわした。

 しかし今度は怪物も咆哮を上げて、四つ足で踏ん張って倒れずに堪える。

 マジですか。


 どれだけ化け物なんだか。

 じゃあ、お前が倒れるまで持久戦で勝負ね。

 さすがに動きだけは止まっているか。

 麻痺効果がついている状態かもしれない。

 連続攻撃が吉だな。


 もう二発食らわせてサンダーレインがLv3に上がった。

 だが奴は半分焦げて全身から煙を吹き上げながらも、まだ四つ足で踏ん張って元気に吼えているし。


 おいおいおい。

 不死身の化け物か、お前は。


 重力系の上級魔法グラビティをかけてやったら、さしもの奴も動けなくなった。

 そいつの抵抗に引っ張られるかのようにグラビティがLv2に上がる。


 そしてサンダーレインをもう一発。

 更に拘束系土魔法アースバインドで足元を固めて拘束してやった。

 だが動けないなりにも、絶え間なく吼えまくるキメラ。

 こいつはゴキブリ並みの生命力だぜ!


 もうキリがないな。

 他の魔法を試してもいいのだが、俺は結構気が短いのだ。


 あんな暴れまくっている大怪獣に生身の体で接近したくないので、初級のエアカッターに無理押しでごりごりに限界一杯の超無茶な魔力をこめて、超強引に無理やり頭を切り落とした。


 その抵抗のある感触ときたら。

 フォークリフトで言えば、限界ギリギリの重量を持ち上げるため、レバーの感触が目一杯重いというニュアンスだ。


 あれは物理的にレバーが本当に重くなるわけじゃないのだが、レバーを押し上げても重さが抵抗になってなかなか持ち上がらないので、体感的に重く感じるだけだ。


 魔法にも、そういう感覚がある。

 この場合は、フルパワーなのに中々切れないっていう奴だな。

 まるで鈍らな包丁でカボチャを切っているみたいだぜ。


 なんて硬いんだ!

 これぞ、まさに石頭。


 だが、さしものキメラもこれで絶命したようで、落ちた頭はもう吠えなくなった。

 これで死ななかったらゾンビだわ。

 いやゾンビだって頭を潰せば御陀仏になるはずだよな。


 死体はきっちりと回収しておく。

 後で高く売れそうだぜ。


 いやあギルマスに感謝だな。

 色々と魔法が無かったら物理兵器類でやるしかなかった。

 そもそも逃げ切れないだろう。

 俺は元々足の速い方ではない。


 地球の伝説のようにキメラの口の中に、爆発系の武器をねじ込むしかないだろうしな。

 MPが余りまくっているというのに、それは悪手以外の何物でもない。    

 

 あいつが変な防御魔法や強力な回復魔法、アンチスペル系とかを持っていたらヤバかった。

 最初に翼をやって、更に尻尾から毒を撒き散らされる前に潰せてよかった。

 魔法のレベルはまた各種絶対に上げておこう。


 奴からの魔法のコンボは来なかったから、それも良かった。

 攻撃は炎がメインなのか、あるいは最初に奇襲したり傷を負わせてやったせいなのか。

 これがこのキメラと呼ばれる怪物の持つ本来の実力じゃないっていう事だな。

 それだけは覚えておこう。


 これでDランクへのランクアップは間違いないだろうし。

 それなら、万が一爺さんから報酬を踏み倒されても十分に見合う。


 何よりも強力な敵相手に、割合と有利な形で戦闘経験を積めたのがありがたいぜ。


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