設定
この小説は、初めて投稿するので、色んな小説に出てくるいわゆる「テンプレ」を使用させていただいております。感想欄でぼちぼち質問のようなものも来ておりましたので、書いてみます。
まず、世界について
世界を管理する神様やどうこうしたりする邪神や魔王などいません。そんな地球と同じような世界。魔王がいないのだから、当然「勇者召還」もありません。
ただし、地球と同じシステムの神のような者はいるという部分は出てきます。
そして、ここは惑星です。そのうち高いところからそれを見たり、フライで飛んだ時に惑星らしさを見たり、海で丸い水平線を見る機会があるかもしれません。
我々のソル太陽系と同じです。ただし、重力や大気組成は地球と全く同じという謎仕様。質量はきっと1mg単位でぴったり同じなのでしょう。
この手の物語でそのへん触れてる作品は見た事がありません。恐らく触れてはならないという不文律があるのでは、と思うので作者も触れてはおりませぬ。
次元の隙間から迷い込んだという設定なので、違う世界の地球の姿というのが妥当な考えなのではないでしょうか。大陸分布は全く違うのですが。
そのへんは、この手の小説では、作者が特に設定しない限り、華麗にスルーというのがお約束なので、宜しくお願いいたします。
お金について
金貨1枚100万円相当となっております。金は地球より10倍の価値という設定。
1g4000円くらいの設定。地球では価値が変動しますので、便宜上固定で計算します。つまり引き取り価格で1g4万円(鑑定されるので純度100%換算で)相当です。
25gで金貨1枚分。金の比重はざっと20gほどなので、約1・25mLの体積。まあ大体金貨1枚分でないでしょうか。金貨は多分丸々純金ではないですが。
地球より10倍の価値がある理由は、精錬技術や採掘技術が拙いのか? 謎です。
お金は各国で作られており、ただし金含有量はほぼ同じように作られているので大陸共通というテンプレ。地球での実際の金貨の細かいお話につきましては、目の前の箱にお尋ねください。
そもそも、このテンプレは無理があります。「壮大な失敗」と言われたユーロと同じです。財政統合してない通貨統合なんて問題だらけ。そこをあえて便宜上テンプレとして使用するのが、この手の小説ですので。
金貨を勝手に作ったりすると重罪です。死刑です。金含有量で価値が決まるテンプレなので旨みもそんなにないし。このあたりの設定に異常にこだわる方もいらっしゃいますが、これはそんな高尚な設定はなされていない軽いお話ですので無視しておいてください。
ダンジョンの魔物について
このお話は魔力というエネルギーが物質に変化していくという世界観を元にしています。主人公の能力もそれに基いております。
ダンジョンはそれ自体が魔物であるという設定。そして親魔物であるダンジョンから、魔物が生み出されます。殺してもすぐ死体は消えません。パッと消えてドロップ品を落としたりはしません。収納持ちが無双できますが、収納持ちの人は引っ張りだこなので、危ないダンジョンなんか来なくてもリッチに暮らせます。
剥ぎ取り作業が必要です。時間をかけるとダンジョンに吸収されていきます。
おトイレの分も当然吸収されますが、上記のように若干お時間が。
決まった隅っこでするのがマナー。
女性のおトイレについては、デリケートな話題なのでちょっとスル-。
みんなから見えない、岩陰みたいなスペースがあるのですよ。きっと。
お尻をなんで拭いているの? みたいなネタもあえてスルー。
他にもトイレについては処理する方法はあるのですが、ネタばれになるのでここでは割愛です。
魔石について
魔物は魔石を持っていたりします。魔物が他の生き物を殺したりして取り込んだりその他で集めた魔力とかが結晶化していきます。強い魔物ほど凄い魔石を持ってたりします。それがまた魔物の力にもなっていきます。
加工すれば、魔法を増幅したり魔力を蓄えたりします。その作業は大変で元の魔石の価値と相まって大変お高いです。主人公はホイホイ作っていますがね。
世界の移動について
世界と地球は通常接点がありません。だから通常は行き来が出来ません。
冒頭で、なんらかの条件で「歪」が生じ裂け目が開いた。霧はそのエネルギーのせいで生じている。という設定です。
昔よくあった怪しげな本で、霧に蒔かれて車が消えてしまい6000キロも離れたところから現れたとか書いてあったりしたのを子供の頃に読んだので、元ネタにしました。
ざっと思いついたあたりで、こんなとこでしょうか?
そう難しく考えずに読んでいただければ幸いです。




