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46.「俺こそが焼売だ」と言わんばかりの ~ 味の素の「ザ☆シュウマイ」他 ~

「餃子の王将」が庶民にとっての餃子の象徴ならば、焼売のそれは「崎陽軒」となるだろう。しかし、個人的な話になるがお世話になりまくってきた王将とは対称的に崎陽軒はあまり利用してこなかった。ぶっちゃけ、食べた事がない。この事実から分かるように、どうやら私はずいぶんと焼売を軽んじてきた人生を送ってきたようだ。同じ中華というカテゴリー、そして材料、調理工程から見れば兄弟のようなメニューである餃子と比べると、その扱いのぞんざいさは我ながら酷い。 


 本店所在地の横浜にとどまらず関東の至る所、特に大きな駅やその周辺に必ずと言って良いほど店舗がある「崎陽軒」。私が10年近く住んでいた神奈川県のK市は横浜の隣なので、当時の自宅最寄り駅構内にも当たり前のように存在していた。自分で言うのも何だが、私もなかなかセンスが良い人間なので「仕事帰りに崎陽軒名物の『シウマイ弁当※』を買って、それを缶ビールを飲みながら食べる王道の駅弁スタイルを自宅で再現してみるか」なんて粋な晩御飯を楽しんでもおかしくなかったはずなのに、そうする事なく田舎へUターンしてしまった。王将は頻繁に晩酌のお供として餃子をテイクアウトしてたのに。

 何故にこのような大きな差が?おそらく崎陽軒に非があるのではなく、焼売というジャンル自体に何かしらの苦手意識を持っているのだろう。


※・・・崎陽軒では焼売を「シウマイ」と呼びます。「シュウマイ弁当をお願いします」なんて注文の仕方はダメ、ゼッタイ。


 


 その理由は色々と考えられるが、最大の要因がグリーンピースなのは疑いようがない。令和に生きる若人の皆様には想像もつかない思うが、昭和の終わり頃はグリーンピースの黄金時代。レストランではハンバーグやステーキの付け合わせ、家ではお母さんが作るチキンライスやスープの具材と、外食内食問わずどこにも存在した覇権的ベジタブル。ゆえにさも当然かのようにやつは焼売の上に鎮座していた。

 そんな昭和の常識である「グリーンピース on 焼売」だが、この様式が確立した理由は下記の通り諸説ある。


説1・・・シュウマイの中に何が入っているかを知るための目印


説2・・・湯気で見通しが悪い蒸籠の中でも数えやすい様に


説3・・・美味しそうに見せるための飾り


説4・・・給食で子供たちに楽しく食べてもらうため(ショートケーキの苺を模してるとの事)


説5・・・栄養バランスを考慮


 どれも理に適っているので、ひょっとしたらすべて正解かもしれない。特に「医食同源」がその根底にある中華料理なので、「説5」のように栄養価を高めるバフ効果を考えるのは必然だろう。ただ、その犠牲として発生する、焼売の持つ荒々しい肉々しさをナーフするデバフ効果が「暴飲暴食」をモットーとする私とは相容れない。よってそれがあると基本的に減点対象。仮にグリーンピース抜きの焼売をスカウターで測って100の戦闘力が計測されたとしよう。それにグリーンピースが載ると戦闘力は確実に85以下まで下がる。雑食の中でも肉食寄りの私としては実に困った存在だ。

 そしてそれの厄介なところは「好きではない」と言って「完全なアウト」でもないところ。「無理っす、食べれないっす」と完全拒絶するほどでもない。食べようと思えば食べれてしまう。なので、グリーンピースを残して食べるようなやり方は食品廃棄ロスを憎む、地球に優しいナイスミドルの私に罪悪感を感じさせてしまう行為だ。いっその事、個人的に絶対に食べられないパクチーやホヤみたいな存在だったら堂々と残せるのに。

 


 令和の今となってはそれが乗っているヴァージョンを探すのが難しくなっているが、ゼロではないのもまた事実。脈々と生き続けるグリーンピース文化をリスペクトする、伝統的製法に拘る業者さんも多々存在する。おかげでいつだって焼売を買う際は地味な確認作業を伴う。パッケージに焼売の写真が印刷されてたり、窓のような部分から中身が確認できるタイプなら問題ないが、完全に中身が見えない、ブラックボックス状態の商品なら裏面にある原材料表示を見て逐一チェックしなければならない。グリーンピースという「昭和の亡霊」は令和の今となっても私を焼売から遠ざけようとしている。

 


 そしてもう一つ挙げるとすれば臭い。餃子がきちんと包むことで臭いが漏れるのを防いでるのに対し、焼売は具材が一部露出している。人間だったら内臓がはみ出してる状態だ。この構造的な問題により、餃子と比較して明らかに強い臭気を発し、結構迷惑な事態を引き起こす。

 例えば爽やかな休日の朝。トーストと目玉焼き、それに野菜サラダとコーンポタージュで軽い朝食を摂ろうと冷蔵庫を開けた瞬間に買っておいたチルド焼売の臭いで鼻っ面をぶん殴られると、もう一日が台無し。「爽やか」とは正反対のドス黒い気持ちになってしまう。

 それにそのような状態になっているのならば既に冷蔵庫が汚染されている可能性が非常に高い。こうなれば冷蔵庫のドアを開ける度にほのかな焼売臭のジャブを喰らう事になる。かと言って、冷凍の焼売なら安全かと言うとそうでもない。冷凍庫を汚染するリスクは少ないが、食べ終わった後に台所のゴミ箱へ捨てた包装や容器からはそこそこに強い臭気が漂ってくるから困ったものだ。

 ただ、豚骨ラーメン同様に臭いがキツい焼売ほど美味しい可能性が高くなるのが悩ましい。いつだって私たちは旨味と臭いの板挟みだ。



 まあ、こんな理由で焼売に対して消極的な人生を歩んできたわけだが、ここ数年私の好奇心を刺激し続けている焼売がある。味の素の「ザ☆シュウマイ」だ。と言っても、この好奇心は若干ネガティブな方に寄っている。前世はおそらく猫だったのだろう、私は生まれつき疑り深い。小栗旬がこれをおかずに豪快に白飯を掻き込むあの有名なCMを見る度に「本当にそんなに美味いのか?美味いのは小栗氏の演技じゃねえのか」と勘繰ってしまうし、スーパーの販促用のPOPに「白飯がなくなります」的な事が書いてあると「詐欺師って堂々と嘘をつくからな」と身構えてしまう。そこはかとなく「嘘・大袈裟・紛らわしい」の臭いを感じさせるのがこの商品。いつだって「そんなビッグマウスな広告で大丈夫か?JAROに怒られても知らないぞ」と思ってしまう。

 それに広告以前に「ザ☆シュウマイ」という商品名自体もちょっと癪に障る。「俺こそが焼売だ」と言わんばかりの傲慢なネーミングではないか。更に言わせてもらうと正式名称が「豚のあふれる肉汁にXO醤と葱油が香るザ☆シュウマイ」なのもこれまた実に大袈裟。やはりJARO案件である事は免れない。



 と、思いつつも気になってしまうのが消費者の悲しき性。広告代理店の戦略に見事にハマっているらしく、年々やつの存在が気になってきてるし、今ではもう興味津々と言っても差し支えないレベルに。白飯掻き込みまくる小栗氏の姿がどうしても脳内から消えない。

 しかし、一つだけ越えなければならない壁がある。それは価格の壁。とてもではないが「ザ☆シュウマイ」のお値段は庶民的とは言えない。私のよく行くスーパーでの実売価格は478円。他の冷凍焼売は100~200円台なのでその差は歴然。完全に「セレブの日常」もしくは「一般人のプチ贅沢」の範疇だ。なので、誕生日とかボーナス支給日、資格試験の合格通知を受け取った日とか岡村靖幸のニューアルバムリリース日とか、会社が潰れてやっと自由を手に入れた倒産記念日なんて特別な理由がないとどうにも食べる踏ん切りがつかない。

 そうやって買うタイミングを見つけられないまま何年も過ぎたが、ついに千載一遇のチャンスが訪れた。近所に新しく出来たスーパーの開店セール。なんと驚愕の358円。頭の中では、 


販売員A:「ザ☆シュウマイ」をこの値段で販売できるのは今回だけです!


販売員B:わあ、何てお安い!このお値段で買えるなんて夢ですか?


販売員A:開店セールの今だけ!今だけですよ!


と、通販番組さながらのやり取りが広げられる。実際、このお値段がもう夢グループの保科さんですら「社長ぉ~安くしてぇ~」とは言えないレベルなのは疑う余地はない。これはもう最初にして最後のチャンスだ。

 商談にしろ特売にしろ、一流のビジネスマンは決して好機を見逃さない。こうして遂に私は「ザ☆シュウマイ」を手に入れた。


 念願の「ザ☆シュウマイ」。そこそこなサイズのパッケージなのに9個入りと、明らかに個数が少ないのはその一粒あたりの大きさゆえ。有象無象の市販の焼売とは比べ物にならないくらい粒がデカい。そして、その力強いボディからは期待しか感じられない。

 荒々しい臭気を発するそれを焼売専用タレの代わりに味ぽん、そして辛子を少々をつけて頂く。噛んだ瞬間に旨味たっぷりの肉汁が溢れ、味蕾を激しく刺激する。それは電子信号となり、神経系を伝って脳に口腔内の状況を伝達。その情報を処理した脳は私に命令する。


「白米を喰らえ」と。


確かに嘘はなかった。白米が止まらないではないか。「こんな高いレベルの焼売が家で食べれるのか!」と、一瞬にして「お家焼売」の概念が変わってしまったほど。こんな衝撃は小学校の頃にウインナーの概念を変えた「シャウエッセン・ショック」以来。美味過ぎて「シェフを呼んで下さい」と言いたくなるくらいだ。

 こんなに美味しい冷凍食品と出会えたなんて普通に考えれば喜ばしい事だろう。ただ、この時の私の気持ちはちょっと複雑だった。何故なら、先にも述べたように「ザ☆シュウマイ」はお高いから。この味を知ってしまった以上、「焼売を食べたいな」なんて気分の時にこれ以外の商品なんて選べそうにない。しかし、どう考えてもこの超高級商品は私の財力と不釣り合い。「どうやら味覚と財布が嚙み合わない状況になったぞ」と、白米を頬張りながら困惑してしまってる自分がいる。戸惑いながらも食べ続けていたが、咀嚼を続ける大臼歯にコリっとした違和感が。どうやら救いの手が差し伸べられたようだ。私は中華に入ってるタケノコがそんなに好きではない。晩酌時に酒の肴として「たけのこの土佐煮」とか「メンマ」を頂くことがあるが、餃子や青椒肉絲、ジャージャー麵や春巻なんかの中華料理に入ってるタケノコは邪魔。グリーンピースと同様に減点対象となる。おそらくそれが入る事により生まれる高級感や上品さ、味の複雑化が私の生来持っている下品さや貧乏性と相容れないのだろう。タケノコに気付いてない時の「ザ☆シュウマイ」の点数は95点だったが、これにより85点へと下方修正。これでも充分に高得点だが、458円という価格には見合わない。

   

 こうしてタケノコのおかげで「ザ☆シュウマイ」の魔力から抜け出すことが出来た。後は「ザ☆シュウマイ」がリニューアルしてタケノコを抜かない事を祈るだけだ。

 

 

 こうやって長年続いてた「ザ☆シュウマイ」に対するモヤモヤが解消された。と、同時に焼売という食べ物の特異性に気付いた。焼売はとにかく白飯にあう。この実食をしている間、「職業・酔っ払い」の私にも拘わらずお酒の事が一切頭の中に浮かんでこなかった。いつもなら「これはビールに合うだろうな」とか、「脂っこくて濃いめの味付けだから無糖のレモン酎ハイあたりが相性良さそう」なんて考えながら食べるのだが、「ザ☆シュウマイ」に関してはそんな雑念は皆無。無心で貪り食ってしまった。どう考えても酒よりも米だ。焼売は「米に合うおかずは酒にも合う」の法則から外れている、実に稀有な食べ物らしい。


 どうやら焼売は深堀するに値する料理だ。老境に差し掛かったとは言え、まだ多少の時間は残っている。私の残りの人生の「棺おけに入るまでにやっておきたいこと」を書き連ねた「バケット(棺おけ)リスト」に「最高のお家焼売を見つける」を加えよう。

 そう決意した私。とりあえず、近所のスーパーで冷凍食品のやつを何種類か買ってみた。冷凍のやつはチルドよりも「臭いリスク」が少ないのでまずはここから。チルドを攻めるのは冷凍系で当たりを引けなかった後でも良い。

 しかし、巷には星の数ほどの焼売が存在する。今回買った分ですら全体の何分の1、何十分の1にしかならないだろう。そう考えると、途方もない道のりがこれからの私を待っているのは間違いない。だが、いつかその長い旅路の果てに理想の焼売に辿り着くことだろう。

 ブラザーの皆様、筆者の焼売探しの旅、応援の程よろしくお願いいたします。


 

 それではまずは一品目。パッケージに「ふっくらジューシー!」と大々的に記載してある日本ハムの冷凍焼売「中華の名店 四川飯店監修 国産豚の四川焼売」からこの旅路を歩み始めるとしよう・・・と、ここで皆様にご報告だ。どうやら開始と同時にゴールに着いたらしい。いきなり大当たりを引いてしまった。ブラザーの皆様、長い間応援ありがとう。


 私の焼売探求の終着点となった「国産豚の四川焼売」。日本におけるロックの神様が矢沢永吉ならば、中華料理の神様は四川飯店の陳建民先生。その中華の名店を継いでいるお孫さんが監修したこの逸品は私が焼売に求めていた完璧なバランス。もちろん、タケノコは入ってない。豚肉と玉ねぎ主体の実に素朴な味付けでこちらのストライクゾーンど真ん中をグイグイ攻めてくる。

 確かに最初に口にした時のインパクトに関しては「ザ☆シュウマイ」に軍配が上がる。合い挽き肉をベースにし、そこにタケノコのアクセント。更に葱油とXO醤を加えた攻撃的布陣は一気にこちらの胃袋を鷲掴みにしてくるが、それゆえにちょっと表現は悪いが途中で「舌が飽きてしまう」という欠点がある。

 対してこいつの特徴は「いつまでも満足しない」事。今回私が使った味ぽんとの相性が良かったのかもしれないが、その味付けは絶妙なライン。途中で搾菜や漬物なんかの箸休めを必要とするほどの「くどさ」はないが、かと言ってお肉系が持つ野蛮さを失っているわけでもない。おかげでこいつと対峙したら純然たる「焼売→白米→焼売→白米〜」のループが止まらない。終わりが来るとすれば完全に満腹でもう食べられない、もしくはご飯が無くなったのでお代わりできなくなった時。こいつは桃屋の「ご飯ですよ」も真っ青な、真のご飯泥棒だ。

 

 もう、これはスカウターで測るまでもない。「俺にはお前が最後の焼売」と、私の中の山本譲二もこぶしを効かせて熱唱している。こいつは私にとって100点の焼売だ。


 こうやって私は最強の「お家焼売」に辿り着いた。残念ながらそれは「ザ☆シュウマイ」ではなかったが、この物語の始まりとなった小栗氏への感謝は忘れないようにしたい。小栗氏にはこれからも、そしていつまでも白米を掻き込んでいてもらいたいものだ※。


※・・・あまりTVを観ないので知りませんでしたが、「ザ☆シュウマイ」のCMから小栗氏は降板されてました。今までありがとう、小栗氏。貴方の素晴らしい演技が私を「国産豚の四川焼売」へと導いてくれました。


 ついでになるが、焼売探求の件で発見した「大阪王将」の「たれつき肉焼売」は独身のブラザーたちにおススメだ。まだ食べてないので味云々に関して何も語る事は出来ないが、「タレとからしが付属している」のは一人暮らしにとって大きなアドバンテージだ。基本的に独身の冷蔵庫の中身は常に不完全。余程の焼売喰いでなければ焼売専用のたれが入ってるなんて稀だろうし、味ぽんすらない事も往々にしてある。仮にあったとしても賞味期限を1年以上過ぎてるなんてことはざらだ。焼売をレンチンしたのは良いものの、タレがない事に気付いて絶望に打ちひしがれた、何てことはこの大阪王将の焼売に限ってはあり得ない。必ずや独り者の力強い味方になってくれるだろう。

 余談だが我々が大好きな「王将」こと「餃子の王将」と、この冷凍焼売を販売している「大阪王将」は別物だ。王将の運営は「株式会社王将フードサービス」、大阪王将は「株式会社イートアンドフーズ」なので会社自体が違う。それはジオン軍とネオ・ジオン軍が違うのと似ている。前者がザビ家なのに対し、後者はハマーン様が握っている。更にいうと、ネオ・ジオン軍とネオ・ジオも違う。前者はハマーン様だが、後者はSNKが販売してたゲーム機でキャッチコピーは「100メガショック」なのでごっちゃにしないように。


 

  

 さて、この拙いエッセイを最後まで読んで頂いた上、このようなお願い事までするなんて非常に恐縮なのだが、ブラザーの皆様は恒例の「買い支え」にご協力頂きたい。もちろん、「国産豚の四川焼売」だ。現状、私が見る限り冷凍シュウマイの最大勢力は「ザ☆シュウマイ」で間違いない。ほぼ全てのスーパーの冷凍コーナーに並んでいるそれは5年後、そして10年後も君臨してそうなほどその存在感は群を抜いている。それに比べて「国産豚の四川焼売」の立ち位置は実に危うい。販売しているスーパーも限られてるし、その陳列量も僅かなもの。吹けば飛ぶような小さな存在だ。ただ、たとえ今は小さく、弱い焼売だとしても走り続ける「国産豚の四川焼売」を応援するのは我々ジャンクフード喰いの義侠心とも言うべきものではないだろうか。これはもう、我々みんなが手を組んで支えていくしかない。


 それでは読者の皆様、「国産豚の四川焼売」を買い占めるべくスーパーへ走れ!!


 それともう一つ。


 味ポンと辛子を買うのも忘れるな!!

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― 新着の感想 ―
よく考えたら、これまで肉シュウマイを冷凍食品で買ってこなかったな 今度買ってこよう
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