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【書籍2巻1/15発売】収納おじさん【修羅】 〜再就職で夢の探索者生活。ペットボトルサイズの収納スキルでダンジョンを爆速で攻略する〜  作者: 紫炎
第一章 赤い悪魔編

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クモクモバンバン6

 その後も目的の場所にたどり着くまでに二度ほどコボルトと遭遇しました。ちなみにこんな水晶しかない場所になぜ彼らがいるのかというと、コボルトの狙いもエーテル結晶を得て持ち帰ることで、棲家は別のところにあるのだそうです。

 なので時々エーテル結晶を持って歩いている個体もいるらしいですね。人間を襲うのは貴重なタンパク質だからだそうですよ。なるほど。

 ともあれそんな彼らを倒して魔石を回収し、みっちりエーテルが溜まっているエーテル結晶も道中に四つほど発見したのでそれも回収。

 そして地図に沿って進んでいくと崖があり、その先に遺跡が確かにありました。

 そばに壊れた橋がありますが途中で崩れてます。以前に調査隊が土魔法で作った橋だそうですが、真ん中から崩壊しているのは経年劣化したためでしょうか。危険と書かれた看板がその場には置かれています。

 まあ私は収納ゲートを足場にして、おっかなびっくりではありますが通り抜けてしまいますけどね。

 そして向こう岸にまで到着しましたので、いざ遺跡探索です。

 少し調べてみたのですが、こうした遺跡はダンジョン内にはいくつも存在しているそうです。そして、それらは調査隊や一般探索者によって探索され尽くしているかと思えば、必ずしもそういうわけではないのだとか。

 実はゲートって遺跡の近くに開くことが多いようで、発見された遺跡の数も結構あるのですね。

 ひと通り探索してある程度の結果が出たら調査隊もサクッと完了報告をして別の遺跡に向かうそうで、それは金目のものを手に入れてさっさと撤収してるということなのでしょうかね。それとも一般人には知られていない、回収しないといけない何かでもあるのか。

 そのうち、ピラミッド等と同じような盗掘品の所有権問題が異世界人との間で発生しそうですが、今の私にはまだ探索する余地があるということの方が重要です。

 そして私は沢木さんからとある情報を得ています。それは遺跡の中に入り、その先を進んだ先の広間……の上に『とあるもの』があるという情報です。

 たどり着いた遺跡内部の広間は広く、天井も随分と高いです。

 調査隊もこの場をキャンプ地としていたそうですが、彼らが引き上げた後に一般探索者がやってきて、広間の天井付近の壁に人が入れそうな穴があったとの報告が上がっていたとのことなんですよ。で、今のところ、その穴の探索報告は出てきていないと。

 なるほど。見上げてみると確かにありますね。30メートルは上でしょうか。

 探索者の身体能力でも登るのには一苦労ですし、飛行スキル持ちは少ないそうです。

 であればその穴への侵入は私が一番乗りという可能性もあるわけで……はい。登りまして、穴に入りました。

 見た感じ、誰かが入った跡はないのですが……この穴、恐らくはパイプが外れて露出したもので通路ではないですよね。よく見ると広間にそれっぽい中身のない柱が転がってますし。

 となるとこの穴と広間の反対側の壁にももしかして……ああ、ありました。瓦礫があって、下からだと見えなかった穴がもうひとつ見つかりましたよ。

 恐らく二つの穴は落ちているパイプで繋がって、何かを流していたのでしょう。

 だとすればあちらの穴は遺跡内部に、こちらの穴は外に通じているはず。となれば……ふむ。まあ、まずは最初に発見した外に通じていそうな穴に入ってみましょうか。面白いものが見つかると良いのですけれども。

【次回予告】

 漆黒の先にありしは人を阻む世界の壁。

 自ら切り開き、見出した新たなる地で善十郎が得たものは一体何か? 善十郎を襲う魔の手とは?

 そして再び善十郎に試練の嵐が吹き荒れる。

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収納おじさん【修羅】の書籍版2巻はアース・スターノベル様から2026年1月15日に発売です。
WEB版ともどもよろしくお願いします。

収納おじさん書影

【収納おじさん2巻特集ページはこちら】
【収納おじさん1巻特集ページはこちら】
キャラクター紹介や試し読みが見れます。
― 新着の感想 ―
[一言] 擬似的に空中歩行も出来てるようなもんですし探索にはもってこいだなあ
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