読み専時代2.5.(閑話)ひとりの読み専がなろうの一作品に救われたという話。
■黒猫虎の「玉葱とクラリオン」と母親に対する思い
「玉葱とクラリオン」(※作品4)を読んでいた当時の記憶がバァーっと蘇ってきたので、少しその事を書いてみます。
黒猫虎の自分語りになるので、興味の無い方、重たい話が苦手な方は、この閑話はスキップ推奨です。
簡単に結論だけ書くと、ひとりの読者がなろうの一作品に救われたという話です。
当時(2017年6月~2018年6月)、私は地元を離れ、東京に単身赴任中でした。
少々、責任の重い仕事を任せられますが、個人では引き受けるには重い責任を取らせられる事になります。
結論的には、私の手に余る仕事だったのです。
金額的にも最終的には、2000万程度の損失を出し、その内約700万が私個人に押し付けられました。
半分程度の仕事はクライアントに巻き取ってもらいましたが、まだまだ厳しい仕事が残りました。
実際にはもっと損失は膨れる可能性もありましたが、そこは周りのサポートを受け、致命的なダメージを回避しました。
※「巻き取る」=「クライアントに仕事を返す」の意味の業界用語(?)です。
この仕事中に、私は人生で2回目の自◯を考えました。
こういった話は誰にでもあるかもしれませんね。
本当に精神的にきつい仕事で、池◯にあるビルから「となりのあの工事現場にダ◯ブしたらどうなるかな」なーんて妄想をしていました。
そして、この仕事の期間中、私の母親と父親が相次いで亡くなりました。
そんな苦しさの中、私の大きな心の支えとして、「玉クラ」があった訳です。
「玉葱とクラリオン」を知らない方の為に簡単にご紹介します。
(「玉葱とクラリオン」とは)
あらすじを読むと「これは詐欺師と蔑まれ、後にソープ王と呼ばれた男の異世界サクセスストーリー」とあり、良く分からない話かと思いますが、完全なあらすじ詐欺。
超感動、涙なしには読めない、全363話のお話です。
時系列にするとこうです。
・自◯を考えるくらいの仕事スタート 2017.xx.xx
・玉クラ読み始める 2017.xx.xx
・毎日死にたい 2017.xx.xx
・玉クラの最新話に追いつく 2017.xx.xx
・毎日死にたい 2017.xx.xx
・母親が亡くなった 2017.xx.x
・母親が亡くなったのが自分を助ける為だったのかと思わずにはいられないと思い、立ち直る。
・玉クラにポイントを入れた日 2017.11.26
・玉クラが完結した日 2017.12.31
・玉クラに感想を書いた日 2018.1.1
・父親が亡くなった 2018.xx.xx
・自◯を考えるくらいの仕事終了 2018.xx.xx
(注!)ところどころ、ブラフ入れました。
簡単に纏めると、この話はひとりの読者がなろうの一作品に救われたという話です。
当時、確かに、小説家になろうの一つの作品に、一人の読者が救われたのです。
ここから、閑話の話のさらに余談になります。
(閑話の内容で、母親を思い出してしまったので……)
黒猫虎が書いている小説ですが、
(作品5)「ある荷物持ちの異世界生活 ~前世で人生無駄にしたぼくはスキルのある世界でスキルに頼らず、今度こそ人生楽しむことにする~」作:黒猫虎
https://book1.adouzi.eu.org/n1479fz/
この作品の主人公ロアンは前世で両親の愛が少なかった少年です。
しかし、今世の母親ロシュは彼の事を愛情を持って育てています。
そんな彼が、母親の元を離れ、夜にひとり泣くシーンがあります。
「9.幼少期 見習い編2」
https://book1.adouzi.eu.org/n1479fz/10/
――――――
「お、おがあさんっ、う、うっ、おがさん、おがあさん、ぎょうからさみじいよっ、う、っ、ひどりでっ」
――――――
私が思ったよりもロアンを泣かしてしまいました。
私が泣いてしまっていたので……。
暗い話をしてすいません。
ちょっと吐き出さずにはいられなくて……。
相方にはぜったい読ませられない話になってしまいました。
次こそは予定通りの話の予定です。
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そうすると黒猫虎が元気になるのじゃよ(キャラ崩壊)




