作者挑戦4.最初から大作を書き始めてしまう。
■黒猫虎(素人)の「初めての小説」苦労話
私、黒猫虎は小説を書くのにとても苦労しました。
「書きたい」という気持ちはあるのに、モノが出てこないんです。
例えは悪いのですが、まるで便秘の様でした。
(ホントに例えが悪い!)
底辺新人のそんな話が需要があるか分からないのですが、私の私による私の為の「かつてこんな事もあったという記録」を残す目的で書かせていただきたいと思います。
■黒猫虎(素人)は形から入った
黒猫虎は今まで小説を書いた事、完成させた事がない人間――いや猫でした。
(だいぶ昔の中学生のころにノート5、6ページ書いたくらいです)
そんな私は、小説を書くツールとして「ポメラ」を選択&購入しました。
その理由ですが、
理由1.スマホで小説の大量の文章を書ける気がしない。
理由2.PCは仕事以外で触る気がしない。
というものでした。
私のAmazonの注文履歴を調べてみると、ポメラを購入したのが「注文日: 2018年4月30日」という事なので、私の記憶よりだいぶ以前に購入してたようです。
■黒猫虎(素人)は無謀
黒猫虎の「自分が読みたい小説(A)」はこんな感じでしたね。
・トラック転生モノ――もとい、異世界転生モノ
・あまり無双はしない
・人間的に不完全な主人公
カンの良い方なら気づいたかも知れませんが、この小説は大作になってしまう予感がひしひしとしますよね?
いままで小説を書いたことのない素人が手を出すのはやばそうですよね?
しかし、黒猫虎は「自分が読みたい小説を書く(大作)」という無謀な挑戦をそれとは知らずに始めてしまいます。
案の(?)定、2019年12月に至っても、2万文字程度しか書けていませんでした。
■黒猫虎(素人)の小説は一週間に数行しか進まない
そのころ、私は休日に相方とカフェに行った時に書くスタイルでした。
1週間に1度。
2~3時間、ポメラを開く。
相方の合図でカフェタイム終了。
いつも相方の「もうカフェ飽きた」のセリフが恐怖でしたね。
「まだ数行しか書けていないのに!?」
という感じでした。
今思えば、筆が進まないのも当然ですね。
■黒猫虎(素人)の初の方向転換
私、黒猫虎は「そうだ、まずは短めの別作品を書いて投稿しよう!」と思いつきます。
その短めの作品は何を書くか……?
黒猫虎は自然と「自分が書きたい小説(B)」を書こうと決めます。
その内容はこんな感じでしたね。
・「トラックにひかれてから転生する間の出来事」のようなニッチな作品
・世界・命の不思議について
時は2019年12月。
そして、初投稿のリミットを「年内」と定めました。
■黒猫虎(素人)の初のスマホ執筆
私はスマホでの執筆にチャレンジしようと思い立ちます。
ちなみに、黒猫虎のスマホ入力は激遅です。
スマホで執筆なんか出来る気がしません。
そこで黒猫虎は思いつきました。
「そうだ、音声入力があるじゃないか」
黒猫虎のスマホはAndroidでしたので、音声入力が出来ました。
「誤字脱字は後から修正すれば良い」
「登場人物の考えた事、セリフなどに絞って入力すればよい」
そんな執筆スタイルでした。
家に帰る前に車をコンビニの駐車場や路肩に停め、暗い中スマホにひとり妄想を語りかける、非常に怪しい人間――いや、猫でしたね。
――ちなみに、今では音声入力も卒業しまして、普通にスマホ執筆が出来るようになっていますよ。
そして、このエッセイ「読み専をやめた私がいろいろ振り返る」は初のPC執筆にチャレンジ中です。
データを拾ってくるのはPCがやり易いですからね。
しばらく、ポメラお休み中です。
何かに使ってあげたいな……。
■黒猫虎(素人)の初の作品投稿
そして、無事(?)私、黒猫虎の初作品投稿の瞬間が訪れます。
そう。
こんなに執筆に苦労しているのですから、PVは少ないかもしれませんが、少しは人に見てもらえることを期待していました。
私は無意識にそれを期待してしまっていたのでした――。




