【伊吹山と冬の月】─自然の美しさに心が詩を紡ぐとき─
今日(2025年12月5日)の18時にふと見れば、雪化粧の伊吹山の頂が、太陽のように明るい月を抱いていました〜♪(*人´ω`*)<今週もいっぱいいっぱいだった私の仕事疲れを癒してくれるようで、いろんな詩が浮かんできましたので、ここに記すのです〜♡(←え?)
──伊吹山は、滋賀と岐阜のあわいに立つ、標高一三七七メートルの峰。
古くは神々の気配が満ちる山として語られ、旅人も行者も、その姿を仰いできた。
山の名にある “息吹” は、豊かな薬草の香りと、生命の力の象徴。
冬には深い雪が山肌を静かに包み、夏には風が草原を渡る。
古い伝承と季節の息づかいが、ひそやかに重なりあう山——それが、伊吹山である。
──仕事を終えて外に出たとき、ふと空を見上げると、まるで 日の出のように輝く月が、雪をまとった伊吹山の裾からゆっくりと昇ってきたように見えた。
夜のはずなのに、世界が一瞬だけ明け方みたいに澄んで、伊吹山が静かに息をしているのをこちらまで感じられるような気がした。
その光景は、山の昔語りにそっと触れられたような、そんな不思議な余韻を私の胸に残していった。
(カメラで撮影しました。合成やAI生成ではありませんm(__)m)
「始まりの詩──ひそやかな永遠を──」
雪化粧をまとった伊吹山は、
ひとつの祈りのように 夜へ溶け
その頂に、まんまるの月が灯りを落とす。
雲はゆるやかに 風の手紙を運び
光はしずかに 大地の息を照らす。
今夜だけは、世界がひとつに集い
山も、空も、光も、私の胸の音に寄り添う。
この夜を
だれのものでもない
ひそやかな永遠として
ここに記す。
「冬の山と月への短歌」
雪の山 銀がね飾る 伊吹の嶺
満つる月 影さへ白き 冬のしじまよ。
夜空より こぼるる光 清らかに
山はゆるりと 眠りに入れり。
「あたたかな詩──山と癒しを分かち合う──」
今夜の山は
すこし恥ずかしそうに
白い衣をまとい
月の光を浴びている。
見上げれば
雲がふわりと笑い
風がそっと
山の肩を抱くようだ。
こんな景色が
すぐそばにあるだけで
今日という日が
やさしく終わっていく。
「目覚めの刹那を──結びの詩──」
黒き稜線の奥より
ひそやかに光が湧き立つ。
満ちた月は
天のしらべを放ち
雲を白銀に染めながら
夜をひそやかにゆらす。
わずかな雲が
金のうす衣をまとい
この光の底で
山は深い夢を見ている。
冬の夜にだけ
そっと目覚める
神話より古い息づかい。
(2025年12月5日 記了)
今週も皆様、お疲れ様でした。m(_ _)m<美しい風景が、少しでも癒しになれば幸いてす〜♪




