#66交易地
神武天皇即位紀元165年(紀元前495年)
千葉県、栃木県、茨城県、愛媛県、徳島県を領有化。これで関東地方を統一した。四国地方もあと、
高知県を平定すれば完了だ。
彦島の交易地としての開発が何とか完了した。中心の街道は商店街とし、周りには商人が住む
家もある。僅かながら田畑もあるので食料の生産体制も整えてある。
ちなみに、元いた住民には強制退去させ、土地を増やし、それでも足りないときは海を埋め立てた。
いよいよ来月から彦島の公開が始まる。彦島を見たサチ国人はどんな顔をするだろうな。
国内での俺の信仰心を高めるため、歴史書をつくる。史実で言えば、古事記のようなもの。
サチ国との戦いの前に、国をまとめないといけないからな。
一応日本皇国の歴史は学校でもやるが、詳しい内容はほとんど高校だし、
大人になって忘れてしまうかもしれないからな。範囲としては天地開闢から現在まで。
俺が知っているような部分は詳しく書いておく。これで俺の威厳も保てるし、後世に記録を
残しておくのにも役立つだろう。
蒸気機関の開発を開始。開発には時間がかかるだろうから今の内に開発を始める。
蒸気機関は、工業化、機械化をする上で重要なものだ。これがないと産業革命も起きない。
俺が今欲しいのは蒸気機関車と蒸気船だ。やはり機械動力がないとあまり効率がよくない。
陸の運搬は、馬がいても限度はある。しかも丘陵が多い日本は、僅かな平地でしか
馬車が使えないので困っている。馬車に至っては、むしろ牛車の方が役立つぐらいだ。
スピードは遅いが。なので早めに鉄道を敷設したいのだ。蒸気船も同様の理由。
ガレオン船を開発。その前の船体であるキャラック船を飛ばしていきなりだ。
これにより今までのジャンク船より良い船ができた。これで輸送も楽になるだろう。
建設基準法を制定。これで建造物の定義も明確になった。基本的には内容は現代と同じだが、
竪穴住居の建設を禁止しておいた。まだ田舎では竪穴住居があるので、何だかみすぼらしいからな。




