【9章&10章 登場人物紹介】
9章と10章に登場した人物の紹介です
名前と役割が分からなくなったらチェックしてね
《主人公》
★家守 明緒〈ヤモリ・アケオ〉 18才
ひきこもりなのに異世界に転移してしまった青年
色白、痩せ型、猫背、肩まで伸びた黒髪
気弱でお人好し、巻き込まれ体質
双子の兄・往緒に劣等感を抱いている
装備:腕輪型魔導具(盗聴阻害、風の障壁)
《エーデルハイト家(クワドラッド辺境伯)》
★マイラ・セシリア・エーデルハイト
グナトゥスの孫娘、気が強い、13才
魔力過多で操作に難が有り、制御用魔導具を装備
オレンジ色の長い髪と青い眼
ヤモリ君の助言を活かし、
魔法が使える外交官を目指している
水の魔法が得意(ただし暴走気味)
★ラトス・ノイト・エーデルハイト
グナトゥスの孫息子、魔力やや多め、11才
マイラと同じく、普段は王都の貴族学院に通う
大好きな姉以外には基本塩対応
誘拐事件以降からシェーラ王女に対する態度が軟化
風の魔法が得意
★グナトゥス・バルバロ・エーデルハイト
クワドラッド州辺境伯、60代半ば
ノルトンに屋敷を構え、クワドラッド州を治める
前軍務長官、豪快な性格、娘と孫に甘い
二十年前に当時赤子だった間者さんを保護した
★オルニス・リカルド・エーデルハイト
エニアの夫で婿養子、子煩悩、魔力なし、38才
サウロ王国 第一文政官、金髪碧眼の美中年
服の下に仕込んだ毒針で戦う
感情より損得で動くことが多い
一部の人から腹黒い策略家として恐れられている
★エニア・ディアンヌ・エーデルハイト
グナトゥスの一人娘、親バカ、魔力あり、39才
現軍務長官、オレンジ色の髪と茶色の瞳
父親グナトゥスそっくりの豪快な性格
炎の攻撃魔法と自身の身体強化魔法が得意
《エーデルハイト家関係》
★間者さん
黒髪、青い目の青年、20才
辺境伯の諜報・隠密の1人で飄々とした性格
マイラ達付護衛だったが後にヤモリ君専属となる
生い立ちの影響で捨てられることがトラウマに
シヴァとタラティーアの息子で本名はクドゥリヤ
カサンドール王家の血筋
★エレナ・ランドール
ノルトンにある辺境伯邸のメイド長、30代後半
エニアやラキオス(駐屯兵団団長)の幼馴染み
現在も他人の目がない場所では敬語無しで会話する
二十年前の戦争辺りから辺境伯邸に勤め始めた
《アールカイト家(侯爵)》
★カルカロス・アメディオ・アールカイト
古参貴族アールカイト侯爵家 長男、28才
長い銀髪の毛先を三つ編みにしている、丸眼鏡
異世界人研究家、通称「学者貴族さん」
雷の魔法を使う変態マッドサイエンティスト
ヤモリ君とティフォーの血を執拗に狙っている
★アリストス・アウグスト・アールカイト
短い銀髪、青い眼の青年 24才
カルカロスの弟、現アールカイト侯爵家当主
腹違いの兄に異常に執着する超絶ブラコン
誘拐監禁事件以降、ヤモリ君を慕うようになった
魔法の炎を纏った剣で戦うのが得意
《サウロ王国 王族》
★ディナルス・ドゥアルテ・ファガナクス
サウロ王国 国王、金髪、40代半ば
『異世界人保護法』を作った張本人
会議と書類に追われて自由な時間はほぼ皆無
異世界に渡る術が見つかったら即退位して
美久の家族に遺骨を渡しに行くつもりだったが断念
どんな攻撃も通さない『絶対障壁』以外の魔法は
使えないが、魔力の量だけは国内ナンバーワン
★ヒメロス・リトハルド・ファガナクス
サウロ王国 第一王子、金髪、翠の瞳、17歳
柔らかな雰囲気と整った容姿、人誑し、策略家
国王の補佐をしながら仕事を覚えている
今回はマイラの話で名前だけ登場
裏で手を回し、王国軍を支えている
★アドミラ・マティーナ・ファガナクス
サウロ王国 第一王女、13歳
腰までの金髪の毛先がくるんとなってる
貴族学院に通う、マイラと仲良し
今回はマイラの話で名前だけ登場
マイラと共に隣国に食糧支援要求に行った
★シェーラ・ミリアリア・ファガナクス
サウロ王国 第二王女、金髪、翠の瞳、11歳
金髪ストレート、小柄で人形みたいな可愛らしさ
貴族学院に通う、ラトス以外に興味は無く塩対応
ラトス誘拐事件以降、ヤモリ君にやや心を開く
独学で兵法を学ぶ、魔法の腕は司法部のお墨付き
感知魔法(対象はラトス限定)や風の魔法を使う
《サウロ王国 重臣》
★アーニャ・ゲラ・ブラゴノード
司法部長官、第四師団長の実姉、50代後半
サウロ王国一の魔法使い
共感魔法、幻覚魔法など特殊な魔法が得意
空間魔法を利用して異世界を繋ぐ研究をしている
イナトリの記憶を読んでから後見人となった
《王国軍関連》
師団長は全て古参貴族が務めている
全員六十代男性、みんなエニアが大好き
クワドラッド辺境伯グナトゥスの昔の仲間
★エクセレトス・リメロ・アークエルド
第一師団長、アークエルド侯爵家当主
アリストスの母マリエラの兄
ヤモリ君達を王都からノルトンまで護衛してくれた
諦めの悪い軍隊勧誘おじさんである事が発覚
アリストスさんと同じ戦闘スタイル
★エヴィエス・ゲネロ・ブラゴノード
第四師団長、ブラゴノード伯爵家当主
軍人らしい荒々しい豪快な性格だが、
細かな気遣いもできる理想的な上司
アーニャの実弟
魔力持ちだが、自身の身体強化しか使えない
第二師団は王領の守護任務中
第三師団の半数は戦地に食糧を運んでくれている
★クロス
軍務長官直属部隊 隊長
短い黒髪、青い瞳、褐色の肌
寡黙で真面目、任務に忠実過ぎて融通が利かない
ヤモリ君の護衛、ラトスの護衛などを務める
曽祖母が異世界人
★カルス
軍務長官直属部隊 副隊長
金髪碧眼の美青年
女好きで社交的、明るい性格
139話でサクラと出会い、恋に落ちる
サクラと同じドラゴンになるため喰われようとした
《サウロ王国、その他》
★アトロス
ノルトンの街医者
キサン村 村長の奥さんの弟、60代
ぽっちゃり体型、朗らかな人柄
20年前の亡命の理由を教えてくれた
オルニスさんの依頼で猛毒を生成・納品する
《ユスタフ帝国》
★シヴァ
ユスタフ帝国軍の将軍(正式な役職名ではない)
長い髪を後ろで結んでいる、40代半ば?
黒髪、こげ茶の瞳、あごひげ、黒い軍服着用
性格は極めて残忍、実子を殺すことも厭わない
皇帝セルフィーラと間者さんの父親
異世界人(日本人)であることが判明したが詳細不明
最終的に竜の魔獣と化し、倒された
★セルフィーラ・ド・エル・ユスタフ
ユスタフ帝国 現皇帝
白髪、青い瞳の美しい少女、17才
カサンドール王家の血筋
無気力で自発的に動く事はほとんどない
シヴァに護身術を叩き込まれている
★タラティーア
ユスタフ帝国 現皇帝セルフィーラと間者さんの母親
長い白髪、青い瞳、カサンドール王家の出身、39才
カサンドール復興のため、シヴァと裏で取引をして
元自国民を魔獣の餌として差し出していた
現在は気が触れてて記憶混乱中
《ユスタフ帝国、家臣》
★プレド・アレルタ
ユスタフ帝国 外務大臣
恰幅の良い年配のおじさん
迂闊な言動が多く、外交が得意とは思えない
間者さん(クドゥリヤ)に取り入ろうとしている
元カサンドール王国の貴族出身
★ラズルーカ
セルフィーラ付きの年配の女官(帝城では女官長)
20年前に赤子だった間者さんを助けるため
敵側のグナトゥスに託した
カサンドール王国が滅ぶ前からのタラティーアの家臣
今でも間者さん(クドゥリヤ)を気にかけている
《ユスタフ帝国、その他》
カサンドール王城で敵対した赤毛の強化人間達
★アグニ :少年、ドラゴンに食べられ死亡
★ヴォルク:青年、ドラゴンに食べられ死亡
★ブリード:女性、片腕を切断したが助けられて生存
★ウルカ :女性、助けられて生存
★ペトロ :青年、助けられて生存
★ヴェスタ:女性、助けられて生存
シヴァにより生み出された真紅の魔獣の人間版
全員魔獣並みに頑丈で体術に秀でている
洗脳されており、命を投げ出すことに疑問を持たない
名前は元の世界の炎の神を元にシヴァが名付けた
《その他》
★伊奈鳥 智史〈イナトリ・サトシ〉
約8ヶ月前に転移した少年、18歳
短く刈られた黒髪、銀縁眼鏡、元の世界の制服着用
明緒の双子の兄・往緒と同じ進学校に通っていた
一方的に往緒に対抗心を燃やしていたが、
サクラの助命嘆願を機にヤモリ君と和解、服従
現在はオルニスの部下で、アーニャの庇護下に
★サクラ
人語を解する全長15Mのドラゴン
鱗が厚く、魔法や剣が効かない
背に翼があり、空を飛ぶ事が出来る
最終決戦中、自らの意志で灰→白に進化した
元はイナトリの妹の伊奈鳥咲良、女子高生
★ティフォー
栗色の長い髪、露出の多い衣服の女性、20代半ば
ラトス誘拐事件の実行犯、鞭を使う
リーニエの埋葬とノルトン防衛戦後の戦いを機に
オルニスとヤモリ君に従うようになった
★ナヴァド
茶髪のチャラチャラした感じの青年
自分をオレ様と呼ぶ
右手首から先をヤモリ君の魔導具で切断された
アリストスにとどめを刺され死亡したと思われたが
生きており、カサンドールの王都にて味方として参戦
★ランガ
短く刈られた燻んだ金髪、筋肉質な三十路青年
脳筋らしく肉弾戦が得意
ナヴァドと同じく死亡したと思われていたが生存
味方として戦ってくれた
★リーニエ
人語を解する空飛ぶ大型の鳥型魔獣(灰大鷲)
帝都から逃走するヤモリ君達を追い掛け、
そこでの戦いで深手を負い、逃走するも後に死亡
キサン村近くの森に埋葬されている
元はティフォー達と同じ村出身の少女
《20年前の異世界人》
★松笠美久〈マツカサ・ミク〉 享年14才
20年前10才で異世界転移してきた日本人の少女
王宮で保護されていたが、4年後に病で死亡
様々な物を遺しており、カルカロスが資料として保管
遺骨と遺髪は国王ディナルスが保管している
《元の世界にいる主人公の兄》
★家守 往緒〈ヤモリ・ユキオ〉
主人公の双子の兄、頭が良い、18歳
全寮制の超進学校『将英学園』に通う
顔は似ているがヤモリ君とは真逆の性格
中学時代、とばっちりでヤモリ君が虐められた際に
キレて暴れまくり、最終的に裁判沙汰になった
【その他の情報】
魔 獣:魔獣の強さは、黒<灰<白<新種<真紅
普通の獣との見分け方は額のツノの有無
基本群れない、同種の上位種にしか従わない
魔 法:決まった呪文はない
頭の中で描いたイメージを魔力で具現化する
水や火など身近なものは扱いやすい
魔力持ちはサウロ王国古参貴族の血筋のみ
現在地:ユスタフ帝国 旧カサンドール領
元カサンドール王国 王都(第10章終了時点)
次回から最終章が始まります
あと数話で物語は完結する予定です
最後まで応援よろしくお願いいたします〜!




