表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
さくっと読める? 異世界恋愛系短編集 4 (2024.1~12)  作者: 四季


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

585/598

好きって言いたかった

詩のような作品です。

好きって言いたかった

そうすればきっと

何か変えられたのかな

あなたの心も

少しは変わったのかなって

そんなことを

何度も考えるけれど

きっと意味なんてないのだろう

そうよね

そんなものよね

自分の中で何度も繰り返される問答

それ自体だって

何の意味のない行為だって

分かっているのに……


好きって言いたかった

そうすれば少しは

何か変えられたのかな

あなたの選択も

変わったりしたのかなって

そんなことを

いつも考えるけれど

きっと無駄な脳の使い方なのだろう

そうよね

そういうものよね

無意味なことほど繰り返されるもの

何を繰り返そうと

何の意味もない時間だって

分かっているのに……


好きって言いたかった

あの時

もっと真っ直ぐに

もっと純粋に

胸に在る想いを伝えていたら

何か変えられたのかなって

想像してばかりの日々だけれど

きっと意味なんてなくて

そんなことを言ったところで

馬鹿と笑われただけ

そのまま終わったかもしれない

でもね

少し期待してしまっている

夢をみたい

そんなわたしがいて……

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ