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さくっと読める? 異世界恋愛系短編集 4 (2024.1~12)  作者: 四季


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マヨウ マヨウ マヨウ

詩のような作品です。

愛は永遠だと信じていた頃は

迷いなんてなかったのに

ワタシいつからだろう

信じられなくなって

何もかも信じられず

誰も受け入れられず

そうして出来上がったのが今のワタシ

運命が巡るように

季節が巡るように

人生はいつも揺れ動く

迷宮の中


マヨウ マヨウ マヨウ


今はどうしてか

何も聞こえないの

いつからか耳に蓋がついたみたい

誰かに

何かに

ただ向き合うことさえ難しくて


ネムイ ネムイ ネムイ


生きるとは難しいことね

息をするだけなのに

上手くいかないことばかり

簡単じゃない

誰もが器用に生きられたなら

こんな風に感じる人もいないのでしょう


ワタシいつからこんなワタシになったの?

そう尋ねてみても

答えなんて返ってくるはずもなくて


でもね?

アナタといた頃は幸せだったの


トオイ トオイ トオイ


もしも変わらずにいられたなら

あの頃のままの二人だったなら

今も笑っていたのかな?


マヨウ マヨウ マヨウ

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