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さくっと読める? 異世界恋愛系短編集 4 (2024.1~12)  作者: 四季


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恋をした季節を思い出したら

詩のような作品です。

恋をした季節を思い出したら

なぜだろう涙がこぼれて

切なさが込み上げて込み上げて

不思議なくらいの大波に呑まれる


どうしてだろう

辛いことばかりじゃなかったはずなのに

今になって思い出すのは

辛かったことばかりだ

不思議な感じがする

だってあの頃は毎日輝いていて

見ている世界も色鮮やかで

楽しいこともたくさんあったはずなのに


消えてしまったのかな?


恋をした季節を思い出したら

どうしてか胸が痛くなって

込み上げた切なさに瞳の奥が熱くなって

不思議なくらい心掻き乱される


どうしてだろう

苦しいことばかりじゃなかったことは確かなのに

今になって蘇るのは

苦しかった時間ばかりだ

理解が追いつかない

だってあの頃は光の中にいて

見ている世界にも色があって

嬉しいことも無数にあったはずなのに


どこへ行ってしまったのかな?


あの頃の幸せは

きっともう戻らない


恋をした季節を思い出したら


また何度も


きっと未来でも


……涙こぼれるんだろうな

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