表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
さくっと読める? 異世界恋愛系短編集 4 (2024.1~12)  作者: 四季


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

337/598

夏が来そうですね

詩のような作品です。

そろそろ夏が来そうですね

もうじき貴方との別れの季節

懐かしいですね

もうずっと前のことなのに

今でも昨日のことのように

不思議な感覚がここにあります


そろそろ夏が来そうですね

そういえばこの季節は別れの季節

愛おしいのです

もうずっと遠い過去なのに

貴方の笑顔はまだ

不思議なくらい鮮明にここにあります


人生とは奇妙なもの


痛くて

悲しくて

辛いのに


あまりにも大きな思い出


夏が来そうですね


あの空を埋め尽くす雲が

夕立の気配を告げても

なんてことのない昔の記憶が

何度でも虹を描く


夏が来そうですね


ああそうか

またそうか

何度でも何度でも

繰り返すのか


夏が


夏が


そう


暑い


夏が……


夏が来そうですね

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ