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さくっと読める? 異世界恋愛系短編集 4 (2024.1~12)  作者: 四季


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285/598

あなたと離れてから

詩のような作品です。

あなたと離れてから

毎日あなたのことを想うようになった

あなたと共にあれた頃は

それを当たり前と思っていたから

敢えてそんなことを思うことはなかったけれど

関係が終わりを迎えて

二人の関わりが遠ざかって

もう会えないことになって

それから

自分でも呆れるくらい

あなたを恋しく想う

あなたを求めたくなる

そんな時の中で

わたしは今を生きている


あなたに会いたい

あなたと共にありたい


もう一度

特別な二人になって

もう一度

愛を重ねたい


もしもう一度あなたに会えるなら

とびきりの想いを伝えて

一生分の想いを伝えて

語りたい

伝えたい

あなたへの気持ち

あなたへの強いこの感情を


許されるなら

可能ならば

もう一度あなたと……


あなたと離れてから

毎日あなたのことを想うようになった

あなたと共にあれた頃は

それを当たり前と思っていたから

敢えてそんなことを思うことはなかったけれど

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