表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
日々の事柄 2017年版  作者: 鈴宮 ねこ
1/143

馬車とお好み焼き

 まず言っておこう。

 お好み焼き屋は、馬車を引かない!

 わたしのいる広島では、

 戦争直後には、屋台で運営していた人もいるらしいが、

 馬車を引いて客を集めたという話は、

 寡聞かぶんにして聞かない。


 広島と言えば お好み焼き。

 近くに、おいしいお好み焼き屋さんがあり、

 合唱サークルの帰りに、ちょくちょく寄って

 食べて帰る。

 その、お好み焼き屋のご主人から、面白い話を聞いた。

 「わしには、馬を飼っとる友だちがおるんじゃ~」

 じゅうじゅうお好み焼きが焼けている。

 しだいにこみ上げてくる笑いのように。

 

 広島には、ドリミネーションというものがある。

 クリスマスになると行われる、原爆ドームあたりから

 平和大通り沿いのライトアップ。

 去年は、カープが優勝したことや、宮島の世界遺産登録が20年経つことなどから

 それにちなんだ電光モニュメントがあった。

 煌めく雫のLED。

 濡れるような鯉の滝のぼり。

 期間中は車や人が大混雑。

 出番になるのが、なんと白馬の馬車!

 ひとり1回1500円で、じっくりライトアップを見られる。

 大人気。


 馬車を引くその白馬は、噴火前の阿蘇山の平原で

 放牧されていた。

 歳と性格の関係で競馬には向かないので、

 一頭30万円。

 ただし、エサ代などの世話代は含まない。

 厩舎きゅうしゃに世話をする人がいらっしゃるらしい。


 派手な芸能人のするような結婚式と

 ドリミネーションのあるクリスマス以外は仕事がなく、

 いまは要請されてハウステンボスで

 馬車を引いている。

 馬は専用のトラックで運んだそうな。


 馬はお金がかかるのでは

 と言ったら、その馬車の御者は

 大病院の一人息子で

 国体にも出たツワモノなんだって!

 身近なところに、意外なコネクションを見せられて、

 驚くと同時に、客商売って、人脈が広がるねー

 と思った、今日のわたしでした。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ