表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【完結】VRMMOでチュートリアルを2回やった生産職のボクは最強になりました  作者: 鳥山正人
第4章 死獣の力

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

64/100

64話 太陽の塔攻略準備2日目

今日は武器や防具の素材採取もだが、メリーさんの事もあるので朝一から気を引き締める。


まずは大量生産用の畑の確認。不死のリンゴと王のリンゴを採取。次は夢幻水晶(金白金鉱石)からゴールドプラチナメタルを10個採取。


朝のルーティンを終わり、羊エリアに移動。ここでメリーさんと待ち合わせ。


「お待たせしました」


待ち合わせ時間よりもだいぶ前に着いたけど、すでにメリーさんは待っていた。


「まずは武器と防具をお渡ししますね」


メリーさんに裁きの杖と羊熊のゴールドアーマーを手渡す。


「ありがとうございます。で、今日はなんでこちらにお呼びしたのでしょうか?」


「今日はメリーさんにこちらにいるウリエルアルという羊のモンスターと戦ってもらいたいと思っています」


ウリエルアルは神の光とも言われる天使ウリエルと野生の羊のウリアルが合体した人型のモンスターで陽炎の夢羊の次に強い羊のモンスターとも言われている強いモンスター。


「ウリエルアルは人型のモンスターでもあるので、もしかしたら太陽の塔に出てきてもおかしくないモンスターです。このモンスターの角は最高級の錬金素材でもあります」


「それを私1人でって事ですか……」


「はい、そうです。リュウイチさんは1人で死獣と戦って認めてもらえたんですから、幹部になりたいというなら1人でウリエルアルを倒せないとダメだと思うんですよね」


「ですが…」


「慣れていない二刀流で強敵と戦うのは無理だと言いたいんですか?メリーさんはリュウイチさんが陽炎の夢羊に認めてもらうまでどのくらい時間をかけたのかわかっていますか?」


「…いえ、知りません」


「ボクも知りません。でもおそらくは何度も何度も死んで生き返ってを繰り返して、ようやく認められたのだと思いますよ」


「………」


「メリーさんは今日ここでどうやったら最高品質で角を採取出来るのか考えながら、何度も死んで行動パターンを把握して下さい。一見凄そうに見えるリュウイチさんも影ではきっと同じ事をしているだけですよ」


「……わかりました。頑張ってみます」


この後、メリーさんは何度も何度も死んでは生き返ってを繰り返した。そしてボクはその行動をずっと見ていると、ウリエルアルが行う1つのクセを見つけた。


「メリーさん、少しよろしいでしょうか?」


「はい、なんでしょうか」


見るからに疲労困憊のメリーさん。それでもまだウリエルアルのクセは掴めていなさそうだ。


「ウリエルアルは雷を纏い剣で攻撃をする時、メリーさんが後ろに少し下がると追いかけてきます。そこをカウンターで攻撃すると無傷で角を採取出来るようになると思います。タイミングが非常に難しいと思いますがメリーさんなら大丈夫だと思います」


「はい、わかりました」


メリーさんは再び何度も何度も死んでは生き返ってを繰り返してタイミングを測っていた。


ズバッ


メリーさんの二刀流のカウンターがキレイにウリエルアルに入ると、そのままウリエルアルは動かなくなった。


パチパチ、パチパチ


「さすがメリーさん、お見事です。今回何度も何度も死んでは生き返ってを繰り返した事でメリーさんも気付く事があったと思います」


「……はい」


「メリーさんは実力がありすぎたため、モンスターの動きに簡単に対応出来てしまい、結果的にモンスターの動きが見えていなかったという事です」


「はい、その通りです」


「でも今のメリーさんなら、ってこれ以上は特に言う必要もないですよね。今日は大変疲れたと思いますのでゆっくりと休んでください」


「わかりました、お疲れ様でした」


これでメリーさんはモンスターの動き方にはきちんと規則性があってプログラム通りに動いている事を理解出来たと思う。


ボクの場合はそれがわかっていても身体は思った通りに反応しないけど、メリーさんなら対応出来る。これでメリーさんは幹部クラスに強くなって、さらにオンリーワンの技能も身につけた。


おそらく単純な実力だけで言ったらメリーさんは誰よりも強いかもしれない。まぁ大手クランのリーダーはそれ以上の特殊な能力を持っているから単純には実力は計れないんだけどね。


でもこれでボクのクランメンバーは全員トップクラスとも言えるくらい強くなる事が出来た。


後はボクが足を引っ張らないようにするには何をしたらいいのか考えないといけないんだよなぁ。でもこれが実は1番難しい事でもある。


「とりあえず今はボクの事を考えるのをやめよう。そろそろウリエルアルから採取出来る頃だ」


メリーさんとはパーティーを組まずにいたため、採取権がフリーになるのを見計らってウリエルアルの角を採取。


「よし、これでオッケー。カリナさんに連絡を入れるとするか」


ボクはスマホを取り出して、カリナさんにメッセージ。


『予定通りメリーさんの件も片付いたので予定通りの待ち合わせでお願いします』


『了解です』


よし、ボクも待ち合わせ場所に移動だ。


~~~

「ハヤトさんからメッセージ来たけど、これって予定通りにメリーさんを強くする事が出来たって事なんだよね……なんかありえないんだけど……いや、でもハヤトさんからしたら、こういう事はありえるって事なんだよね………」







評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ