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【完結】VRMMOでチュートリアルを2回やった生産職のボクは最強になりました  作者: 鳥山正人
第3章 時は金なり

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45話 金眼の現場猫②

昨日は早く眠り、朝まで爆睡。今日はすっきりとした朝。


朝起きてやるのは恒例の大量生産用の畑の確認。不死のリンゴと王のリンゴを採取。次は夢幻水晶(金白金鉱石)からゴールドプラチナメタルを3個採取。


朝のルーティンはこれで終わり。次は昨日品種改良した桃の木を確認。龍泉桃になっているのを確認して採取。


次にするのは金眼の現場猫の育成。


今日は切削加工の終わった鉱石の整理整頓。昨日、金眼の現場猫の切削加工の教育が終わった後に自動追加された棚。今日はこの棚に鉱石を入れる作業の教育訓練。


この棚は人間にはピッタリの高さで金眼の現場猫からしたら高い位置にある。その事を考えるときっと金眼の現場猫は脚立を使って整理整頓する事が予想出来る。


脚立は1番上の天板に登ってはいけないという使用上の注意がある。


まずはこの注意事項で様子を見てみよう。ボクはスマホを取り出し、金眼の現場猫に作業指示。


『脚立を使用する際は1番上の天板には登らないで作業してください』


「わかったニャー」


マイハウスの中で待機していた金眼の現場猫が動き出す。


「絶対時空領域・展開」


うっすらとした膜のようなモノが場を包み込む。


「まずは鉱石を運ぶために台車を使うニャー」


腹にあるポケットから台車を取り出し、鉱石を台車に乗せる金眼の現場猫。


「この鉱石は重いニャー……アーーー」


金眼の現場猫は鉱石を足の上に落とすと、うっすらとした膜のようなモノは消え去り、作業中のゴールドプラチナメタルも消え去った。


台車を使うとは想定外だったな。そして安全靴の事については抜けてしまってた。これは明らかにボクのミスだ。


「ごめんなさいニャー」


もう一度作業指示を出そう。


ボクはスマホで金眼の現場猫に作業指示。


『脚立を使用する際は1番上の天板には登らないで作業してください』

『安全靴をして作業してください』


「わかったニャー」


マイハウスの中で待機していた金眼の現場猫が動き出す。


「絶対時空領域・展開」


うっすらとした膜のようなモノが場を包み込む。


「まずは安全靴を履くニャー」


安全靴を履く金眼の現場猫。


「まずは鉱石を運ぶために台車を使うニャー」


腹にあるポケットから台車を取り出し、鉱石を台車に乗せる金眼の現場猫。


「この鉱石は重いニャー……うっかり足に落としてしまったけど、安全靴のおかげで平気だニャー」


金眼の現場猫は鉱石を足の上に落としたが、大丈夫だったので次の作業に移ろうとしたその時。


「台車で運ぶニャー……アーーー、足がーーー」


台車の荷台部分は安全靴より上にあり、金眼の現場猫はアキレス腱やふくらはぎ部分を負傷。うっすらとした膜のようなモノは消え去り、作業中のゴールドプラチナメタルも消え去った。


チクショー、台車あるあるまでやりやがった。荷台部分が足にぶつかって痛い思いをするという台車あるある。対策として荷台部分に緩衝材を貼って対策するけど、その緩衝材がペラペラのやつで結局痛いというのが台車あるあるとしてセットでやるパターン。


ダメだ、ダメだ、ダメだ。


このまま失敗した事の作業指示を増やしていくだけだと、遅くなるだけだ。あと1回失敗したら今日はもう金眼の現場猫の教育訓練は出来なくなる。


ちゃんと先の先まで考えよう。脚立はまだ使っていないが、今回の作業で使う事は簡単に予想出来る。脚立と台車の組み合わせでやりそうな事はなんだろう……あっ、もしかしたら……


ボクはスマホで金眼の現場猫に作業指示。


『脚立を使用する際は1番上の天板には登らないで作業してください』

『安全靴をして作業してください』

『台車の荷台部分には厚手の緩衝材を使って足を保護してください』


そしてもう1つ作業指示を出す。


『台車の上に脚立を乗せて移動しようとしないでください』


「わかったニャー」


マイハウスの中で待機していた金眼の現場猫が動き出す。


「絶対時空領域・展開」


うっすらとした膜のようなモノが場を包み込む。


「まずは安全靴を履くニャー」


安全靴を履く金眼の現場猫。


「まずは鉱石を運ぶために台車を使うニャー」


腹にあるポケットから台車を取り出し、鉱石を台車に乗せる金眼の現場猫。


「この鉱石は重いニャー……うっかり足に落としてしまったけど、安全靴のおかげで平気だニャー」


金眼の現場猫は鉱石を足の上に落としたが、大丈夫だったので台車で鉱石を運び出す。


「台車で運ぶニャー……足にぶつかっても緩衝材のおかげで痛くないニャー」


台車に鉱石を乗せて移動。足にぶつかっても緩衝材のおかげで大丈夫。無事に棚の位置まで移動した金眼の現場猫。腹のポケットから脚立を取り出し、登り始める。


「1番上まで登った方が作業効率はいいニャー……でもダメだって作業指示があるからやらないニャー」


金眼の現場猫は脚立を登り棚を開けて確認。


「ここじゃないニャー……1回ずつ確認するの大変だから台車に脚立乗せて移動した方が楽だニャー……でもダメだって作業指示があるからやらないニャー」


その後、金眼の現場猫は全部の棚を確認して、ゴールドプラチナメタルを所定の位置にしまい込んだ。


「成功だニャー」


うっすらとした膜のようなモノは消え去った。


今度は上手くいったみたいだな。あのまま失敗した事だけを作業指示していれば、確実に失敗して次の日に持ち越ししていた事だろう。上手くいって本当に良かった。


「1日に覚える事が出来る作業は1つまでニャー」


今日の金眼の現場猫の育成はここまで。


現在、時刻は昼前。これからオオカミエリアに行って幻の花、水月鏡花を採取しに行くとしよう。


ボクは東の王国からウサギの丘を抜けて、オオカミエリアへ向かった。






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