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チャージオン~光らせたい男と不器用な女のお話  作者: 水渕成分
第五章 要塞惑星

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192/230

192 どうしてこうやって趣味の悪い方に走るかね

 「どうしてこうやって趣味の悪い方へ、悪い方へ走るかね」

 旦那(だん)さんがぼやく。


 「狂信的(ファナティカリー)暗殺者(アサシン)」対策に頭部の狙撃を行えば、頭部にSMM(super material mask)のヘルメットをつけさせ、ブロックを図る。


 それではと、脚部を狙うようにしたら、全身をSM(super material)で覆う鎧を装着させてきた。


 「どうしても『狂信的(ファナティカリー)暗殺者(アサシン)』止めるという発想自体にはならないらしいね」

 シラネは大きく溜息を吐いた。



 ◇◇◇



 「むんっ!」

 ルカイヤはレーザーブラスターで「狂信的(ファナティカリー)暗殺者(アサシン)」の脚部を狙撃した。


 狙撃された「狂信的(ファナティカリー)暗殺者(アサシン)」は衝撃で少しよろけたが、すぐに立ち直った。


 レーザー自体は鎧に多少の損傷を与えることが出来るようだが、その多くは弾き返されてしまうようだ。


 「ふむ」

 ルカイヤは少しだけ考えると、坊っちゃんに声をかけた。

 「坊っちゃん。私と同じところを狙撃して貰えませんか」


 坊っちゃんも歴戦の勇士である。


 ルカイヤの言わんとしたことは即座に理解した。

 「分かりました。ルカイヤさん」


 ルカイヤと坊っちゃんは同時に一人の「狂信的(ファナティカリー)暗殺者(アサシン)」の脚部の同じポイントを狙撃した。


 強い衝撃で、狙撃された「狂信的(ファナティカリー)暗殺者(アサシン)」は真後ろに倒れ、多くの「狂信的(ファナティカリー)暗殺者(アサシン)」が将棋倒しになった。


 しかし、死に至らしめるまでには行かず、時間はかかるが、立ち上がって来る。


 「それでも、何度か同じポイントを同時狙撃すれば、鎧を砕けそうです。坊っちゃん、御協力いただけますか?」

 「こちらこそお願いします。ルカイヤさん」




 





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