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チャージオン~光らせたい男と不器用な女のお話  作者: 水渕成分
第四章 水の惑星Ⅱ

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151/230

151 第四章エピローグ

 総統は苦虫を噛み潰していた。

 (戦力的には『第五軍団』がずば抜けて優れていることは疑いようがない。だが、『第五軍団』はこっちの制御(コントロール)が効かない。こっちの動き次第では、自立だってしかねない)


 (かといって、他の軍団を『バストーニュ』に置いた日には、『銀河帝国」側は大喜びで奪還作戦に出るだろう。特に死人を出せば出すほど忠誠心の証だとか言っている無能の『第二軍団』は話にならない)


 総統は再度大きな溜息を吐いた。

 (『ゴリ押し秘書(ルカイヤ)』め。これからどうする気だ……)


 くしくもシラネも同じことを考えていた。

 (ルカイヤ。これからどうするつもりだ……)



 ◇◇◇



 「ふーん。『バストーニュ(この星)』にも衛星が一個あるんだねぇ。あー、お月様がきれいだ」

 旦那(だん)さんと三度刃を交え、気分が充実しているパウリーネは上機嫌だ。


 その陰でルカイヤは独り言ちていた。

 (ふん。これからどうするかですって、そんなことはこっちが聞きたいですっ!)




 チャージオン第四章 完 


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― 新着の感想 ―
[良い点] ここまで拝読しました。 第三章から水の惑星に移って、「洗脳機関」の行いが思ったより怖いですね。 エウフロシネちゃんを迷いなく無理矢理ヴァーチャルリアリティマシンにかけてしまうとは。ぎりぎり…
[一言] この作品は、女性とか秘書さんが強いですよね (*´▽`*)ノ~♪ テンポよく進む感じが大好きです (`・ω・´)ゞ ☆彡
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