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チャージオン~光らせたい男と不器用な女のお話  作者: 水渕成分
第四章 水の惑星Ⅱ

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142/230

142 隣で名人戦が行われています

 そうこうしている間にも、アナベルともう一人のレーザーセイバー使いが駆け付けてくる。今回は負傷が完治しないのか、オキニィは来ていないようだ。


 輸送機からは更に次々とレーザーブラスター使いたちが降下してくる。


 強い気配が近づくのも感じられる。


 (パウリーネ、ルカイヤの二人もこっちに来ているね)

 坊っちゃんはほくそ笑んだ。


 (さあて、これからだ)



 ◇◇◇



 パウリーネ、ルカイヤの参戦に「洗脳機関第五軍団」のレーザーセイバー使いたちはそそくさと後退する。


 パウリーネの到着をその気配で知る旦那だんさんは振り返り、笑顔を見せる。

 「待ってたぜい」


 パウリーネも笑顔を返す。

 「待たせたな」


 「化け物」旦那だんさんとの戦闘から解放された「洗脳機関第五軍団」のレーザーセイバー使いたちはほっとした表情を見せる。


 「まだ、私たちがいますよ」

 アナベルはそんな「洗脳機関第五軍団()」のレーザーセイバー使いたちに笑顔を見せる。


 「洗脳機関第五軍団」のレーザーセイバー使いたちはその武器を強く握り直した。



 ◇◇◇



 旦那だんさんとパウリーネは対峙しただけで、双方から白い光が立ち昇る。


 更に双方がレーザーセイバーを振りかぶると、体から電光がほとばしる。


 そして、双方のレーザーセイバーが激突すると、辺り一面が白い光に包まれ、何も見えなくなった。


 「これでは戦闘になりませんね」

 アナベルは苦笑し、「洗脳機関第五軍団()」のレーザーセイバー使いたちにこう呼びかけた。


 「私たちはいったん休戦にしましょう。隣で『名人戦』が行われています」


 「洗脳機関第五軍団」のレーザーセイバー使いたちは頷くと後方に退いていった。




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