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チャージオン~光らせたい男と不器用な女のお話  作者: 水渕成分
第四章 水の惑星Ⅱ

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112/230

112 むふ むふ むふふ

  敵陣から単身姿を見せる全身黒ずくめの金髪美女に訓練生たちはざわめいた。


 「いいねぇ。強そうじゃん」

 旦那(だん)さんはちらりと己がレーザーセイバーを一瞥する。


 煌々とした輝きを見せている。


 「うーん。満足」



 ◇◇◇



 パウリーネも己がレーザーセイバーをチラ見した。


 やはり、煌々とした輝きを見せている。


 「むふ。むふ。むふふ」

 パウリーネは一人笑いをしながら、ゆっくり歩いて行く。



 ◇◇◇



 最初にレーザーセイバーを振り上げ、突進したのはパウリーネの方だった。


 旦那(だん)さん以上に強い相手との戦闘を渇望していたようだ。


 もちろん、旦那(だん)さんはがっちりと受け止める。


 二撃三撃とパウリーネは斬撃を加えるが、旦那(だん)さんはその度、全力で受け止める。


 今度は旦那(だん)さんが距離を取り、突進して、斬撃を加える。


 パウリーネは今までのお礼だと言わんばかりに、がっちりと受け止める。


 旦那(だん)さんの二撃三撃もパウリーネは誠意を持って応えるかのように、全力で受ける。


 双方のレーザーセイバーは(まばゆ)いばかりに光輝き、また、双方の精神が極度の高揚状態であることは容易に見て取れた。




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