おまけ
7月生まれは、とにかくお母さん、大変だったろうな……
ロータス「ハッピーバースデー!サイモン!
今日は専門店までいってチーズケーキ、買ってきたよ!」
サイモン「ワオ!ワンダフルケーキだね★。
チーズスフレは美味いけど、こっちも美味しいんだよね。
フルーツまで乗っかって、綺麗だね^ ^。
そういえば、ミッチー☆も誕生日今月なんだ。何か用意したのかい?」
ロータス「……そう思って、シフォンを買ってきたよ。
ウシは、甘いの嫌いだったから……」
ウシ「2人とも揃って、何話しているんだい?
そうだ今晩は、マイチの家で飲み会があるから、
差し入れに頑張ってシークヮーサーを使った、パウンドケーキを作ってみたんだ。
(ヒョイと綺麗に包装されている、それを前に出す)
……ロケ弁で食べた、あの「白い花」のケーキが忘れられなくて^ ^」
サイモン「エーデ◯ワイス……酒のつまみにそんなすごいの、作るなよ!ていうか、
……また除け者? 腹たつ!これはボクが食べるべきケーキだね!(半ギレ)」
ーーサイモンは手を差し伸べたが、すんでのところでケーキはウシの元へ。ーー
ウシ「……彼らが僕らにこっそりと用意してくれた、サプライズパーティだからね。
マイチがジャナウェーカタとソワソワしてたから、気づかないフリしてたんだ。
好意は素直に受け取らないと、もったいないよ?サイモン」
サイモン「じゃ、除け者じゃないんだ……( ;∀;)」
ロータス「……泣かないでサイモン、みんな大事な私の子どもたちなんだから、
そうだ!ケーキ全部持って行って、みんなで食べ比べたら。楽しいよ?」
……そう言って時間が過ぎていきましたとさ。おしまい。
この後のサプライズパーティの話は、またいつか。
【次のお話は……】
5章へ。
薩摩のウシ達から、琉球にいる主人公たちへ
物語の焦点が戻ってきました。




