2章あらすじ他
ざっくりなあらすじ。主人公側。
ざっくりなあらすじ。偉いさん側。
◼️ウラシイ王子 (架空の人物)
ネイ国王の叔父。最近倭のやり口が目につき、心を削られまくっていた。かわいい孫息子のいるかわいい系のおじいちゃん。最近この国に漂着した将軍 (バックナージュニア)と出会い、意気投合した彼の病状がかなり改善される。彼に琉球の民の未来を託すため、謝名親方や国王と共に知恵を絞る。彼のハジチについては詳細不明。
◼️バックナージュニア陸軍中将
【ざっくり人物紹介】
沖縄戦の米陸軍側の司令官。碧眼銀髪のナイスシルバー (笑)。糸満のとある高台で戦死。還暦前でも度付きメガネいらないマン。歴史本ではバックナー中将の呼び名が有名。彼じゃなくて海軍のニミッツさんや陸軍のダグラスさんは回想以上は多分? 出てこないです。アメリカ競馬の聖地、ケンタッキー州出身。
実在のバックナージュニア中将は実父と同じ名前で、最近の有名人である元米大統領のブッシュ親子のように、「シニア・ジュニア」によって区別されています。よくある名付けのスタイルなのかもしれません。
【作中での動き】
流れ着いた先の友人、ウラシイ王子の願いを聞き届け、薩摩侵攻作戦の参謀として戦争の準備を計画する。国中の諸侯たちには戦争の目的で検地を行った事を伏せ、地図を作成させる。たくさんの地図の中に、同胞が使用した地図が紛れ込んでおり、戦意喪失したとされる同胞の説得を行うために、彼はカッチン間切まで乗り慣れない? 早馬で駆けつける。(戦場では主にジープに乗せられている。多分)
彼はこの国で魔法が日常的に使われている事を知らず、カッチン間切で引き起こされたある事件によって魔術の存在を知る事になる。
◼️謝名親方 (ジャナウェーカタ、リザン)
空手? 大好き人間。多分毎朝ハジチを光らせながら特訓しているはずさぁ (笑)。
史実通りにサンシカンだったグスクマウェーカタを農民に引きずり落とし、国王の勧めによってサンシカンの職に就く。最大派閥のいなくなった派閥争いは国王の恐怖政治によってなりを潜め、官僚たちは今奇跡的に一枚岩になっている。いろいろ含むところがあるが、将軍に薩摩を征服してもらうべく、ウラシイ王子と国王と共に戦争準備に取り掛かる。ハジチの色はまるで悪役のような紫。
◼️ネイ国王 (琉球国王)
王様。民想いの家臣たちにより、最恐カード?を手にしたが、朝貢貿易先の大明帝国の出方をやはり恐れている。叔父のウラシイ王子曰く、跡継ぎも姫も居ない養子の王様なので、本当は王宮内での立場はそんなに強くない。娯楽の時間に漢文で書かれた「史記」などを読みこなす知識人。彼のハジチについては不明。裏ボスの聞得大君については次の機会に述べます。
ざっくりなあらすじ。閑話。
◼️マウシ/真牛 (架空の人物)
カッチン間切で、アジやペーチンとは異なる形で治めている女性たちの長。
首里の聞得大君と集落のノロやユタ達に挟まれたまとめ役。
人々と共に息づく神々や精霊たちの間を取り持ち、
災厄が訪れれば能力をもって闘う立場にある。
【掲載済カレンダー】2022年2月分の予定カレンダーでしたw
【掲載予定カレンダー】お話の続き、3章は3月1日からになります。
今日は、ここまで。
【次のお話は……】
将軍のナシロ村探訪記。
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