序章裏話
作品および画像の無断引用・転載を禁止します。©️ロータス2018
「まずは序章が終わったねえ。
旅程は北谷町桑江村→宜野湾市にある普天間神宮前の宿までだった」
「桑江村の端にあるダンジョン行ったら変なのに絡まれた」
「ちょっと待って?しれっと変なやつになってるけど、
俺も頑張るからね?(焦りながら発光を強める)」
「山口さんは役割を作者から振られているからね。
光ったりフワフワ浮かぶのも大変だよね。
僕も僕で頑張るよ」
「アキヒロは優しいな。目指したのはファンタジー琉球だからね」
「作者が言うには、もし出発地点から北上して
森の多い金武町あたりに行ってたら
山賊の奥さんに言うがまま
料理の具材にされてたかも?なんて聞いた……」
「南下して正解だったな。そこの山賊は有名で民話に残ってる。
まあ、ジル村長も物語へのチュートリアルみたいな立ち位置だし
バイクで南下以外の選択肢を見つけるのは難しかったかも?」
「とにかく普天間の街までは心細かった。
向こうでマイチさんにも会えたし」
「君らに会えたのも、良い旅の思い出だよ。懐かしいね」
「マイチさん。ちょうど那覇空港辺りにある
ギマ村から徒歩で読谷村にある野國村までの旅の途中でしたね」
「あの時は村にいる皆の為に必死だったからの。
とにかく食べ物に事欠いていたから。
君らに会えるまで、不安に押し潰されそうじゃった」
「本編組はスイートポテト(サツマイモ)の旅路を無事、
始められて嬉しいよ。
俺たちは俺たちで摩訶不思議な国へご招待されたぜ☆」
「お二人さんもお疲れさん。
序章の本文ではイメージがまだ出なかったけれど、
2章での楽しみになるかな?」
「いいんだ。あんまり前線へ出てこないボスがいっぱい出てたしw
お偉方は後よりも最初に出しておけば、俺たちも出やすいw」
マイク
「兵卒だった俺たちの名前は、やがて忘れ去られるかもしれない。
些細な数の1つに数えられるだけの小さな存在に変わっても、
ここ(沖縄)に生きていたんだって、覚えていてくれれば」
「時は無情に流れるけれど、
物語と向き合う時間がギフトになれると良い」
「バイクが綺麗にまとめてくれたね。
2章では俺はどうなるのかな?」
「(カンペを見ながら) 温泉に入れたり光ったり縮んだり。
僕よりも出番が多いかもしれないよ」
「それは俺の出番だよな?
体は透けるけど温泉って入れるのかな?
わからないことだらけだ」
「(若者たちの様子をにこやかに見ながら)記念写真、と言うのをとってみようかの?」
「どれどれ。初めてにしては良い出来じゃのw」
【次のお話は……】
2章へ。
フテンマとニーノシマ、現在の宜野湾市を旅する主人公たち。
普天間から宜野湾まで歩くと結構距離があります。
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