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アイテムボックスで成り上がり  作者: けんもも
第一章 建国編
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ミュールとミューリ

その後、図書館に行って魔法関係の本の写本をいくつか買った。

魔法陣についてはフランが持っていた物より詳しく書かれている本はなかった。

これ以上のものだと、3大国の図書館に行かないとないそうだ。

まあ取り敢えずある分で勉強することにしよう。


夕飯時間になったので日向亭に戻って夕食を食べることにした。

転移のことは言えないから明日の朝の馬車で迷宮都市に戻ることにしていると言ってある。

今夜はシャルの部屋に泊る予定。

実家公認?いいんだろうか。


ミュールは双剣だけ外してそのままお店の手伝いに行った。

妹のミューリは明るい笑顔で手伝いをしていた。

うまく溶け込めたようだ。

シャルもだんだんとお店が忙しくなる時間なのでお店の手伝いをって言ったら女将さんに追い出された。

ミミを入れて3人もいるからシャルは俺の相手をしていろってことらしい。

仕方ないので部屋に戻るふりをして迷宮都市の家に戻って一緒にお風呂に入った。

この家あんまり不満はないんだけどお風呂の湯船は今一なんだよね。

十分に広いし悪くないけどいつも入っていた岩風呂と比べるとね。

と言うことで、湯船は入れ替えた。


「明日から、迷宮に入るけど、取り敢えず入り口から進んでみようか。剣術スキルがあるなら意識すればすぐに上達するだろうし。」


「そうだね。話を聞いた限りだと、今まで魔物とかとも戦ったことはないみたい。ケンタの言う生まれつき持っていたスキル値は料理や裁縫、畑仕事もやってたみたいだからそっちに使ったのかもしれないわね。料理はそれなりにできるみたい。母親が病弱で早くから家事全般をこなしてたみたいだし。」


「母親はなくなってるみたいだけど父親はどうしたんだろう?」


「お父さんもなくなったみたい。と言うか父親がなくなって収入の道がなくなって、母親が病死して借金が残って村から出されたみたい。借金奴隷として親の借金を全部払ったみたいよ。」


「そう言う子って多いのかなぁ。」


「まあ獣人族の村なら普通にあるかもしれない。でも姉妹一緒でよかったの?スキルホルダーはミュールだけだけど。」


「まあ問題ないんじゃないかな。それは料理の達人とか裁縫の達人を買って家事をお願いしたらいいのかもしれないけど、俺もノンスキルホルダーだしね。スキルだけが全てじゃないと思うよ。」


「うん、そうだね。ケンタの言うとおりだよ。」


「まあこれからもちょくちょく見に行こうよ。もしかしたらいろんな人見つかるかもしれないよ。」


「そうだね。この家広いし。」


「足りなくなったら庭もあるからそっちに増築すればいいし。」


「そんなに奴隷を買うつもりなの?」


「いやいや予定はないよ。あくまでそう言うこともできるって話だよ。」


「まあ、でもあの子達もケンタに買われて喜んでると思うよ。人族が獣人族の奴隷を買う場合にはかなり扱いが酷いらしいし。」


「ん?どう言うこと。」


「奴隷は買われたら死ぬまで主人の元を離れられないでしょう?つまり若い女の子の場合性交渉の相手は主人以外にはない訳。人族が獣人族の奴隷を買った場合には中には一年も経たずに死んでしまう子もいるのよ、酷い扱いを受けて。そう言う変態が多いの人族で女の子の獣人奴隷を買う場合には。うちのミミは私達獣人族に買われたし、お母さんも半分自分の娘のように思ってるだろうし、時期が来たら別の奴隷を買ってミミと結婚させてあげるかもしれない。奴隷を解放してあげればいいんだろうけど、ミミ程度のスキルではこの国で一人で生きていくのは難しいしね。」


「つまり、ミュールとミューリの相手を俺がしないといけないってこと?」


「別の男の奴隷を買って、ミュール達と結婚させてもいいけど、そうするの?」


「うーん、それはそれで嫌だけど。」


「ミュールもミューリも納得しているって言うか、常識としてそう思ってるよ。寧ろ相手にして上げないと2人が可哀想だよ。」


「そう言うものなの?」


「そう言うものだよ。ほんとにケンタってば常識がないよね。」


「じゃあ夜寝る時に皆一緒の部屋とか?」


「それはケンタの自由でいいんじゃない?部屋はたくさんあるし別々でもいいし。ただそうなると毎日一緒に寝れなくなるけど、私と・・・」


「それは困るから一緒の部屋で。」


「ほんと?ありがと、ケンタ大好き。」


「でもシャルは一緒でいいの?」


「なんで?あっ?ケンタの奴隷だから?私は気にしないよ。ケンタ私と結婚してくれるんでしょう?そしたら、ミュールもミューリも私の所有になるし問題ないよ。」


「うーんそうなの?そう言うもんなの?」


「もう、何が問題なの?」


「いやー。まあいいか。シャルと一緒に入れるなら。」


「そうだよ、もうケンタったらいろいろ気にし過ぎだよ、ぷんぷん。」


その後、着替えて王都に戻った時には食事のお客さんは随分と落ち着いていた。

そろそろ夜のお酒主体の時間帯になるから、ミミをはじめ子供達は店の手伝いから外される。

テラス席が空いてたので、皆で一緒に焼き肉を食べることにした。


「これってこんなにおいしかったんですね。今日何度も注文があって運びましたけど。」


「うん、これおいしい。お姉ちゃんこの料理だけじゃなくてシチューも人気だったんだよ。早い時間に全部売り切れちゃったけど。」


「そうなんだ。凄い料理人なんだね、ゲルグさんも女将さんも。」


「この焼き肉は、ケンタがうちのお母さん達に教えたのよ。」


「奥様、そうなんですか?旦那様は冒険者なのに料理の才能もあるんですか?」


「いやいや、俺は知ってることを教えただけだよ。ここまで進化させてるのは女将さん達の力だよ。たれなんかもすごく進化してるよな。」


「ミミもお手伝いしてるんですよ、試食係です。」


「じゃあ、ミミさんもこの料理の立役者だよな。」


「それで、ミューリはやっていけそうかい?」


「はい。すっごく勉強になります。ミミ姉さんはお裁縫がすごく上手です。いくつかお洋服も縫って頂きました。」


「ミューリちゃんも才能あるよ。びっくりするぐらい。すぐに私レベルになると思うよ。」


「はい、しっかり頑張ります。いろいろ教えて下さい。」


「ミュールも明日から頑張ってくれよ。しばらく妹と離れるけど、行ったり来たりはできるしな。まずはミュールの役目をしっかり果たして欲しい。」


「お任せ下さい。精いっぱい頑張ってみせます。荷物持ちかと思ったら冒険者にもして頂いて、私が今着ているこの服も、かなり凄いものみたいで、びっくりです。」


「ケンタさんが購入されたんですか?ミュールちゃんの革ドレス凄い革ですね。見たことないけど、どこで購入したんですか?って言うかミミはこの革を縫製出来る自信がないです。一級品ですよね。」


「まあ、ミュールには迷宮に入って貰うからね。それなりのものを準備しないとね。」


その後、ミュール達はミミとお風呂に入ってミューリの部屋で寝たようだ。

俺とシャルは取り敢えずシャルの部屋に入って迷宮都市の家のベッドで寝た。

流石に声が聞こえそうだしね、シャルの部屋で寝てると。


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