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泡沫に神は微睡む  作者: 安田 のら
五章 濫海浄罪篇
219/222

16話 乳海を穿つは、人の願いを天に焚べ3

 膨大な水気が雪崩を撃ち、同行(どうぎょう)そのみ(・・・)と相対したハリエット・ホイットモアを飛沫で包んだ。

 轟音。衝撃に揉まれながら、女性2人は睨み合う。


Shit(クソ)!」「――耐えますね」


 論国(ロンダリア)語の罵声と平坦な呟きが交差。一際の戟音を残して、そのみ(・・・)は大きく後方へと跳躍。

 眼下の(あおぐろ)水面(みなも)に白く一条の軌跡を刻み、少女の身体が(ひるがえ)る。


 蹴立てた水面(みなも)に精霊光が弾け、そのみ(・・・)は儚く瞬く精霊力の足場へと着地。即座に海上を駆け出した。

 義王院流(ぎおういんりゅう)精霊技(せいれいぎ)、中伝、――月辿り。




 揚陸艇から飛来する銃弾がそのみ(・・・)の後を追い、幾条も海面を穿つ。

 飛沫く軌跡を搔い潜り、太刀を平に薙ぐ少女の姿が、揚陸艇からも良く見えた。

 義王院流(ぎおういんりゅう)精霊技(せいれいぎ)、初伝、――半月(はんげつ)鳴らし。


 虚空を撓める衝撃に連れて、水面(みなも)が大きく水柱を立てる。

 そのみ(・・・)の姿が消えて直後、青く反り断つ水の壁に頼りなく銃弾が波紋を穿った。


「くそ、当たらん!」「――手を止めるな!」


 視界からそのみ(・・・)が消えたことで、兵士の一人が罵声と共に銃口を上に向ける。

 その頭をヘルメットごと抑えつけながら、ハリエットは声を張り上げた。


「ですが、当たらないのでは」

「銃弾をばら撒くだけでいい。

 ――おいっ、多連装砲は未だ外せんのか!?」


 悲鳴混じりの抗弁を聞き捨て、ハリエットは背に庇う工作兵へと視線を向けた。

 海水と鉱油に黒く塗れながらも、工作兵の手は止まらない。


「架台に固定されている鉄塊(モン)をいきなり外せとは、無茶を仰る」

「泣き言は聞かん、さっさとしろ」

「……できました! 重いですよ」


 年若い女性からの頭ごなしの怒声に、工作兵は鼻白むも身体を脇に寄せた。

 ゆっくりと倒れそうになる多連装砲へと、待機していた兵士が飛びつく。


「良くやった」「気をつけてください。……水に濡らせば、一発で仕舞いですよ」


 不満じみて吐き捨てる工作兵を背に、ハリエットは揚陸艇の縁から身体を乗り出した。

 揺れる船底から、海面下へと向かう気配が濃くなる。


「沈めば、どうせ鉄屑だ。

 ――私の指示は待つな。僚艦に奴を近づけなければそれで良い!」

「掃射開始します!!」


 兵士が多連装砲を抱え、他の兵士が脇の転把(クランク)を回した。

 軽快な音を残して、砲身が回転。幾重もの砲火を吐き、薬莢が(ほと)びに歪んだ船底で踊る。


 白く海面に射線が伸び、同時にハリエットは揚陸艇の縁を大きく蹴った。


 回転式多連装砲の強みは、何を置いても圧倒的な連射が生み出す制圧力である。

 隠れる処の無い局面でその威力は、精霊遣いすら凌駕する可能性を持っているのだ。


 多連装砲の射線を嫌ったのか、そのみ(・・・)が脇から大きく弧を描いて姿を見せる。

 その様子を眼下に収め、ハリエットは心奧に収められた銃把を掴んだ。


 ――それは、白き欺瞞の神話。

 ――神々を退けた踊り子が魅せた、仮初にして模造の偉業。


喰い(Beiß dich)穿て(durch)


 朗々と吟じる女性の声に呼応して、抜刀(・・)された銃口が鎌首を擡げる。

 黒く覗く螺旋(ライフリング)の溝奥で、鑽火(きりび)が一際に輝いた。


『――王の(Königs)(Zauber)(kugel)!!』


 砲声。轟音が響き(わた)り、紅の精霊光が一条奔る。

 軌道に沿って煮え立つ海面よりも速く、そのみ(・・・)は奔る爪先を滑らせ、脇構えから太刀を振り抜いた。

 義王院流(ぎおういんりゅう)精霊技(せいれいぎ)、中伝、――居待月。


 激突。轟音と共に火閃が上下に別れ、残った熱量が海上を圧し除ける。

 爆音と共に潮が気化し、膨大な蒸気が両者を反対の方向へ撥ね飛ばした。


「神造計画で模造した神器。噂半分に聞いていましたが、本物ですか」

論国(ロンダリア)でも一部しか知らない機密のはずですが、何処から漏れたのやら」

「意外と(ザル)でしたよ? 異人は論国(ロンダリア)語を知らないと、兎角に思いたがるものですから」

「……耳に痛い」


 何処から漏れた。ではなく、何処からでも漏れる要素はあったらしい。

 平然と返るそのみ(・・・)の流暢な応え(ロンガー)に、ハリエットは腰の後へと手を伸ばした。


 彼女の最優先目標は、信仰と呼ばれる神柱が現世に立つ理由そのものの確保。即ち、論国(ロンダリア)海軍の内部(はら)に囲ったシータの信者を、確実に神の下へと送り届ける事だ。


 ――そのためには、最早、形振(なりふ)りを取り繕っていられる余裕はない。


 ここで全てを出し切る覚悟を決め、ハリエットは腰から呪符(・・)を引き抜いた。

 軽く剣指を躍らせて、青白く燃え立つ励起の炎を振り払う。


「!?」「――()ッ」


 そのみ(・・・)の驚愕と、ハリエットの呼気が交差。火撃符から生まれた焔の矢が、高速で海上を貫いた。

 対峙する少女の太刀が閃き、間合いに入った端から叩き墜とす。


「晶さんから可能性は聞いていましたが、貴女がシータの協力者ですか。

 それとも論国(ロンダリア)海軍は、他にも内部(はら)に飼っていますか?」

「……何の事か」

「成る程。この土壇場で囮になれない辺り、貴女以外は飼っていないんですね。これは良い事を知れました」


 ハリエットの惚けた返答に、そのみ(・・・)は確信を深めた。


 呪符を構成する真言(マントラ)は、元々、ラーヴァナが持つ知識の神器だ。これは基本的に東巴大陸に限定された知識であり、西巴大陸の人間は真言を扱う事はできない。


 これを扱えると云う事実は即ち、その信仰が論国(ロンダリア)ではなく、少なくとも東巴大陸に置いている事を意味しているのだ。


 だが、論国(ロンダリア)海軍の方面軍とは云え、数百人単位をシータ側へ転ばす事は難しい。

 精々が数人単位。それも、方面軍の意思決定層である10人足らずがシータに寝返っているというのが、晶の予想であった。


「つまり、シータ唯一の協力者である貴女さえ此処(ここ)陥落(おと)せば、論国(ロンダリア)海軍に前進する理由は無くなる訳ですね」

「私一人の陥落で、軍隊が一度下した決定意思を(ひるがえ)せるとは。わが軍も随分と愚鈍に見られたものだな」

「真逆。――ですが、進軍を強行する理由が無くなれば、踵も返しやすくなると云うもの」


 できないとかもしれない(・・・・・・)では、仕切り直しに対する心理的抵抗が違うのは道理である。

 ハリエットさえ沈黙すれば、論国(ロンダリア)海軍が撤退する可能性が高まると踏んだそのみ(・・・)の見立ては、的を射たものであった。


「念の為に、其方の上司も潰しましたが、蛇足だったかもしれませんね」

「……残念ながら、キャベンディッシュの役目は終わっている。私に瑕疵なく退場頂けて、有り難いほどだ」


 そのみ(・・・)の呟きの真意を悟り、ハリエットの視線がキャベンディッシュの立つ旗艦へと巡る。

 その先に立ち昇る黒煙を認め、それでも本心を隠して減らず口を返した。


「それよりも、派手に論国(ロンダリア)の事情に介入して、同行(どうぎょう)家は大丈夫なのですか?

 関係すらない内乱への干渉が(おおやけ)になれば、そちらの首1つでは足りなくなると思いますが」

だから(・・・)貴女たちが、論国海軍の旗の下(穴熊)から出るまでを待ったのです」


 四方を海に囲まれた島国である高天原(たかまがはら)には、対外政策に関する意識が薄い。

 海戦能力が同行(どうぎょう)家と久我(くが)家に限られているのも、それが理由の1つだ。


 高天原(たかまがはら)の意思決定を無視して、海外で開戦に踏み切った事実が公表されれば、同行(どうぎょう)家の直系であろうとも死罪は間違いない。


 最後の砦として高天原(たかまがはら)の政治方針を持ち出したハリエットを、そのみ(・・・)の冷笑が迎え撃った。


「焦った挙句に真国(ツォンマ)との開戦へ踏み切った、その事実が仇になりましたね。

 明文化こそされていませんが、高天原(たかまがはら)真国(ツォンマ)は、その洋上に()いて旗を振らない限り、国家間の戦争と見做さない旨の密条約を交わしています」

「………………」


 西巴大陸にもある、私掠免状と呼ばれる海賊行為を黙認する許可。

 それは戦争が泥沼と化さないための、云わば安全弁としての条約である。


 飽く迄も、敵対するのは国家の一戦力である。国家としての地力を無駄に削らないための、それは経験から来る約束だ。

 高天原(たかまがはら)真国(ツォンマ)の幽嶄魔教が長年に(わた)って角を突き合って尚、表立って対立しない本当の理由であった。


 感情を映さないそのみ(・・・)の双眸が、徽章の剥がれたハリエットの軍服を捉える。

 所属や階級を隠す理由はただ1つ。――非合法の活動だ。


「……最初に申し上げたはずです」冷静に冷酷に。進退を失った軍人の女性に告げる。

(ならず者)は冦同士、成らず消えるが道理だと」


 そのみ(・・・)の爪先が、精霊力の足場から海上へと降りる。

 ただ沈むだけの少女の身体を、潮は地面の如く受け止めて波紋を残した。


 そのみ(・・・)に流れる同行(どうぎょう)の血統は、水行でも陽気に属する特徴を持っている。

 本来は陰気であるはずの水行と異なるその特異からか、同行(どうぎょう)家は血統として水に嫌われる特徴を持っているのだ。


 足場となる途を生む月辿りは、この特性を誤魔化すためのただの目眩し。

 船から海上に落ちる事が死に直結するこの時代で、水の上を歩けると云う事実。それこそ寡兵に過ぎない同行(どうぎょう)家が、高天原(たかまがはら)()ける海上戦力を唯一赦されている真の理由。


 海上を構わず陸上の戦闘と斉しく変える。それが生み出す絶対的な有利性を理解し、ハリエットは神器の銃口を迷わず向けた。


 撃鉄が落ち、一条の炎が虚空を貫く。それが着弾するよりも速く、火閃の直下を掻い潜り、そのみ(・・・)が海上を疾駆した。


 精霊力が生む極小の爆発を踏む事で、摩擦の薄い海上で少女の体躯が風を裂く。

 現存する船速では及ばない加速の中、そのみ(・・・)は太刀を抜刀しようと――。


「――死ね」


 その眼前に突如とハリエットが現れ、王の魔弾の引き金を絞った。




 王の魔弾は欺瞞に満ちた神器である。

 キャベンディッシュや、その配下であった神秘学者達は誤解していたが、中身のない神話をでっち上げた末のこの神器は本来、権能は疎か神域解放すら覚束ないガラクタなのだ。


 抑々論。神話をでっち上げれば、神柱が製造できると云う認識自体が間違っている。

 ――畢竟、それは人間の魂と豚肉が同じだと放言するに等しい暴論だからだ。


 如何に他の神柱の偉業を演じる踊り子であっても、その領域を逸脱する権能など振るえるはずも無いだろう。


 結論としてシータができたのは、パーリジャータの外装を取り繕っただけ。――王の魔弾としての権能は無くとも、夜素馨の棘(パーリジャータ)が本来持っていた権能に変わりは無い。


 干渉不可能な龍脈を繋げるパーリジャータの権能の応用。ハリエットは撃ち放った精霊力に乗り、そのみ(・・・)へと刹那の接近を図った。


 殺意に塗れた銃口が、そのみ(・・・)の視界に落ちる。


「――死ね」「ちぃっ」


 息を呑む刹那に、白刃と火閃が激突。精霊力の弾幕は幾重にも、(あおぐろ)い海面を彩った。

 海面上を跳ねるように後退するそのみ(・・・)を、火閃から火閃へとハリエットが瞬時に追う。


 やがて揚陸艇の1つに飛び乗ったハリエットは、慎重に呼吸(いき)を整えながら王の魔弾を構え直した。


「しぶといな」

「お互い様に」


 舌鋒鋭く互いを刺し、油断なく精霊力を練り上げる。

 そのみ(・・・)もハリエット。両者ともに余力が残っていない事実を、充分に理解していた。




 そのみ(・・・)の精霊力自体は、上位華族でも並み程度しかない。対するハリエットも、海に落下しないために常に権能の行使を強いられるからだ。


 精霊力の目減りも激しく、お互いに底は尽きかけている現状。全力で刃を交わせるのは、次の一合が最後か。


 ――仕方ないわね。


 そのみ(・・・)は覚悟を決めて、肺腑に残る澱んだ呼気を総て吐いた。


 瘴気ほどに濁った精霊光が海面を流れ、静かに散る。その様を傍らに、そのみ(・・・)は腰の鞘へと太刀を納刀めた。


 やや幅広に開く鯉口(こいくち)が、太刀の切っ先から刃区(はまち)の手前までをぞろりと呑み込む。完全に鞘へ戻った太刀の柄を、そのみ(・・・)は下げた姿勢のまま直した。


 見ようによっては対峙を放棄したとも見える姿勢に、それでもハリエットは油断なく減らず口だけ探りを入れる。


「諦めたのかしら?」

「まあ、そうですね。諦めたと云えば、そうでしょう」

「そうか。……では死ね」


 返る呟きは軽快に。そのみ(・・・)の狙いを掴めないまま、先に仕掛けたのはハリエットであった。


 躊躇いなく引き金を絞り、瞬後に生まれた火閃が幾条も虚空を灼く。

 自身の正中を狙う一撃だけ、そのみ(・・・)は鞘ごと叩き墜とした。


 火閃の衝撃を正面から受けきり、鞘が微塵と砕け散る。

 残心から体勢を戻そうとしたそのみ(・・・)の頭上を、姿を現したハリエットが静かに狙いを定めた。


 回避すら赦さない距離からの、全精霊力を注ぎ込んだ最後の一撃。対するそのみ(・・・)は、鞘を失い体勢を戻せていない。


「――湶月(あわらつき)


 王手(チェックメイト)にも似た確信を覚えたハリエットの耳に、囁くそのみ(・・・)の声がそっと届いた。


「!?」


 必中の火閃が、当たり前のようにずれる。

 驚愕に神器を見ようとしたハリエットの視界に、半ばから先を喪った右腕が見えた。


 混乱する視界の中、水面(みなも)へと落ちゆく神器とそれを掴む己の右腕。


 ――斬られた。何時の間に!?

 ハリエットの咽喉(のど)から、驚愕の代わりにこぽりと粘つく泡の弾ける音が伝わった。

 鮮血が溢れ、ハリエットの肺腑へと溺れるほどに流れ込む。


 痛みすらない恐怖に藻掻く中、ハリエットは王の魔弾へと残る左手を伸ばし、

 ――その脇から胴をそのみ(・・・)が逆袈裟に断ち切った。


「……父から許可を貰っているとは云え、湶月(これ)は見せずに仕舞う心算(つもり)だったんですよ。

 何しろ、これを見せる局面は、鏖すが原則ですので」


 それは、周囲に浮かぶ論国(ロンダリア)海軍を、口封じに殺さねばならない事実の裏返しだ。


 精霊力の飛沫が伝わる白刃を一振り、残りを鏖尽すべく立ち上がる。

 最後の足掻きか、多連装砲が抵抗に砲火を響かせる中、そのみ(・・・)は一息に駆けだした。


 もう、そのみ(・・・)は背後に興味を残していない。

 沿岸に辿り着く事なく揚陸艇が沈み尽くした頃、ハリエットの亡骸を海上から見つける事はできなくなっていた。

TIPS:湶月(あわらつき)


 正式な位階は、義王院流(ぎおういんりゅう)異伝(ことのつたえ)に位置している。


 八家の精霊力に任せ、陽の水気を極限まで凝らせた飛沫を周囲へ撒く白夜月(びゃくやづき)の変形となる精霊技(せいれいぎ)

 同行(どうぎょう)家の持つ水行殺しを含んだその飛沫を吸い込めば、体内に流れる水気が暴走して肉体を即座に壊死せしめる。


 五行の内、水行は正者の肉体と最も相性が良い。

 だがそれは陰の水気の認識であり、陽の水気であれば逆の意味を持ってくる。


 此処(ここ)に精霊力は関係してこない。同行(どうぎょう)家にとってはただの水滴でも、余人にとってこの飛沫は人体を蝕む猛毒でしかないだけだからだ。


 ハリエットはこれを至近から大量に吸い込んだため、肉体の内臓と関節を腐食して敗北した。


 不用心に間合いへ踏み込んだ相手を殺す猛毒の精霊技(せいれいぎ)だが、欠点も存在する。

 ――と云うか、欠点しかないような情けない精霊技(せいれいぎ)でもある。


 精霊力を凝らせた飛沫は、飛ばすこともできずに周囲へ撒き散らす事しか出来ない。

 大気中に含まれる水気と喰い合う性質もあるため、距離に従って急速にその威力が劣化する欠点もある。

 加えて、同行(どうぎょう)家の精霊力はそれなり程度しかないため、ハリエット戦後のそのみ(・・・)は、否応なしに劣勢が強いられたほど、ぶっちゃけ疲れる精霊技でもある。


 毒の精霊技(せいれいぎ)などと云う外聞の悪さも相俟って、代々の同行(どうぎょう)家は湶月(あわらつき)の行使を目撃した者の鏖殺を厳命したのも、……まぁ、(むべ)なるかな。


 因みに元ネタは、元気にドンパチやっていた頃の幽嶄魔教の方々。

 便利だと真似た挙句、外聞が悪いからと云う理由で秘密にしたのは、何とも身勝手な当代当主ではなかろうか。




 ……久し振りのTIPS。

 豆知識っぽく書くのは、やっぱり好きですね。






読んでいただきありがとうございます。

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― 新着の感想 ―
これもっと暗殺者ムーブしていれば、そもそも戦闘にすらならなかった奴じゃん。 華族のプライドってやつかね。 同行って、裏同行みたいな暗殺部隊が有りそうだな。
そのみ組の決着は付きましたね さて、ベネデッタ達は今「何処」に居るのでしょうね?
周りに親父とか以外の味方いたら逆に駄目な業だ… 機関砲とかが存在する近代じゃなかったらエラい悪辣な使い方できてしまうヤツだ… 豆知識というかtipsは自分も滅茶苦茶好きです
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