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泡沫に神は微睡む  作者: 安田 のら
五章 濫海浄罪篇
217/222

16話 乳海を穿つは、人の願いを天に焚べ1

 ――何れ至る末世に()いて、来世を繋げる。

 救世の本質を知るものは、現世に()いて殆ど存在しない。


 何故、踊り子でしかなかった神柱がその偉業を果たし、現世に遺ろうともしないのか。

 その理由が晶たちの眼前で、醜悪に正体を曝していた。


太源真女(タイユェンジェンニュ)が素直に首を差し出せば、こんな方法を採らずに済んだのだけど」


 本当よ。そう(わら)う声が、潮騒に似た囁きの中を支配する。


「世界を掻き混ぜる瘴気の濁流。其は乳海を呼ぶ。

 パーリジャータの本来の目的は、腐り堕ちる霊気の海を現世に映し出すもの」


 ちゃぷ。赤黒い輝きが想像よりも優しく波音を囁き、空間ごと腐り始めていった。


「瘴気の、津波だと!?」

「冗談じゃねぇぞ。この勢い、未だ拡がるってのか!」


 夜劔晶と久我(くが)諒太。2人は肩を揃えて、瘴気の踊る瀬際から距離を取る。

 その後を追うように、容だけ優しく取り繕った少女の肢体が、波間の向こうからゆらりと足を踏み出した。


「神殺しの偉業に至る、条件はたった1つだけ」右掌の指が緩く輪を結び、思わし気に神柱の頬へ添った。

「神柱足らしめる由縁である不壊を越えれば良い。要は、壊せぬものを壊し得る矛盾を果たせば、神殺しの権能として昇華されるの」


 救世の踊り子が告げる言葉に、晶は斜陽に染まる天を見上げた。


 瘴気を越えて視界に映る夕暮れの色づきが、僅かに深く透き徹り始めている。

 ただその事実に視線を眇め、肺腑に(わだかま)る呼気を吐いた。


 五行の神柱に限り神域を降ろせる九蓋瀑布(くがいばくふ)の権能だが、制限も当然に存在する。

 日の移ろいに伴う時間制限など、特に目立つ欠点の1つだ。


 シータに悟られる訳にはいかない。救世を赦してしまった以上、時間は常に向こうを味方する。

 時間稼ぎに徹されたら、間違いなく晶たちの敗北に直結する。


「……空を見上げたわね」

「さあな」


 見咎めたシータに、減らず口だけを返す。

 睨み合う晶と神柱の間合いに、知らず緊張が張り詰めた。


夜素馨(パーリジャータ)の根で龍脈を殺し、龍穴を瘴気に沈める。龍脈を絶たれれば、龍穴に宿る神柱がどうなるか。火を見るよりも明らかでしょう?」

「……」


 龍脈を流れる霊気は、神柱にとっての生命線である。これを霊質として、神柱は神気を紡ぎ、多くの奇跡を世に齎すのだ。


 その龍脈が完全に瘴気へ堕ちればどうなるか。荒神堕ちの例を挙げるまでもなく、致命的な結末は想像に難くない。


 そして、瘴気に棲まうシータだけが、この瘴毒の海で勝利を俟つ事ができるのだ。

 これが、シータの持つ神殺しの正体。不壊を断つ矛盾の刃ほどの威力は無いが、無制限に影響を及ぼす、瘴気の毒による対神域の神殺しである。


「先に云っておくけれど、

 ――こうなった以上、私にも止める事はできないわよ」

 緩くシータの移ろう両掌の指が、胸元で輪を結ぶ。転法輪印(ダルマチャクラ)を指が象ると同時、慕うように瘴気がシータの肢体を這い回り始めた。

真国(ツォンマ)は既に、神去りの環(サンサーラ)の転輪を回し始めた。世の理そのものが、これを止める事を赦していないのだから」


「それはどうでしょう」

 滔々と話すシータの間合いへと、誰かの影が1つ踏み込んだ。

 ざぶ。瘴気が飛沫を上げて、その足を吞み込む。

太源真女(タイユェンジェンニュ)さまは、貴様の手管を早々に気付いておられましたよ」


 そう言葉を残し、戴天(ダイティエン)玲瑛は馬歩から震脚へと。その身体が沈むと同時、大気が爆ぜて瘴気を割り拓く。

 振り翳すその手に閃く環の神器。天環返(ティエワンファン)照鏡(ジャオジン)が、シータの胸元へと迫った。


「刺ッ」「――ra!!」


 環と鞭剣(ウルミ)。少女たちの至近で、爆ぜる衝撃に腐食した地面が割れ砕ける。

 刃金が火花を散らす剣戟の末、シータは神器を頬で受け止めた。


「何かと思えば、終わりを待つだけとなった神器じゃない」

「この神器が無事という現実こそ、太源真女(タイユェンジェンニュ)さまが健在である証明よ」

「それが?」


 玲瑛の反駁を鼻で(わら)い、シータが鞭剣(ウルミ)で畳み掛ける。攻防が激しく入り乱れ、衝撃が地面を穿っていった。

 攻勢を押し込みながら、シータが嘲笑に唇を歪める。


「私の神殺しは即効性が無いけど、防ぎようは無いわ。

 今は神器を行使えても、太源真女(タイユェンジェンニュ)が瘴毒に耽溺すれば終わるでしょうに」

「でも、救世は始まっていない。

 ――本当なら、そろそろ前兆が起きている筈だけど?」


 玲瑛の指摘に、シータからの言葉は返らなかった。


 シータの神域解放に即効性は無いが、発動そのものを止められる訳ではない。

 風穴にパーリジャータを穿ち、瘴気が蔓延し始めた現状。玲瑛の言葉通り、龍脈から瘴気が溢れていなければおかしいはずだ。


「……何をした?」

太源真女(タイユェンジェンニュ)さまの神器で、太極を結んだ」

「あの蛇女、 、パーリジャータの権能を真似たかっ」


 その短い言葉に、漸くシータは何が起きているか理解した。


 太源真女(タイユェンジェンニュ)の神器は総て、渾沌たる太極を別けて鍛造されている。それらで主要な龍脈を迂回させ、シータが殺した風穴の外から霊気の流動を助けているのだ。


 それは嘗て、パーリジャータが龍脈の流れを制御した手法の模倣である。

 その手管からシータが行使する神殺しの本質を推測し、太源真女(タイユェンジェンニュ)は対抗策を立てたと云うのか。


太源真女(タイユェンジェンニュ)さまだけでは無いぞ。追放された後、ラーヴァナが潘国(バラトゥシュ)を唆して涅槃教を拡大させた本当の理由も、水面下でお前の手段を広く警戒させるためだ」

「愚図がっ。何処までも私の足を引っ張ってくれる」


 悪態を吐くシータの顔面で、天環返(ティエワンファン)照鏡(ジャオジン)が光芒を点した。

 刹那に収束する神気(・・)の束が、シータの視界を駆け抜ける。


 寸前で回避したシータの視界に、紫紺の輝きを湛えた玲瑛の双眸が映った。


「お前。その瞳 、 、」「――願い給う」


 神柱の驚愕と少女の決意が交差。直後に溢れた神気が、衝撃を伴って奔り抜けた。

 轟音と共に爆炎が昇り、その内側(うち)を突き破って玲瑛とシータが間合いを取る。


天子(ティエンズ)に至る研鑽が、高天原(たかまがはら)の特権だとでも思ったか」吐き捨てるように呟き、玲瑛は呪符に印を叩きつけた。


「魔、薬、武、人、地。――そして天。六踏()を窮め、太極の頂へと昇る。

 我こそがその始まり、ただ(・・)人の身で天子(ティエンズ)に至る極致の1つ!」


 神錬丹と莫大な術式を母胎越しの赤子へ注ぎ込み、意図的に精霊の位階を昇華させる。

 初めて完成を見た人工的な神霊(みたま)遣いである戴天(ダイティエン)玲瑛が、煌めく神気を呪符と共に天へと放つ。


 励起の炎が青白く、夜が近づく天へ織り重なり、光芒を貫いて氷の雨に変わった。


「こんな、子供騙しをっ」

「――夜劔殿。後は(たの)みます!」


 シータの怒号を無視して、玲瑛は後方へと跳躍。入れ替わりに、晶がシータの至近に割り込んだ。


 寂炎(じゃくえん)雅燿(がよう)を縦と翳し、鞭剣(ウルミ)の一撃を受け止める。

 撓る鞭剣(ウルミ)寂炎(じゃくえん)雅燿(がよう)の刀身に絡みつき、刹那を逃さずに上空へと弾き飛ばした。


「ち」「――La、Aaa!!」


 回避しようとする少年を、シータの爪先が追う。

 (ヴァラーハ)の勢いを得て、シータの蹴撃が晶の正中に突き刺さった。


「が」

「神気も練り上げないで、嵩が氷の時雨頼み? 火行との相性は悪いでしょうけど、躰を冷やすにも物足りないわ」


 瓦礫の向こうへと転がる晶を視界に落とし、大通りだった場所をシータが悠然と歩んだ。


 ふと、晶の視線が気になり、天を振り仰ぐ。陽がゆっくりと沈み、一条の光を残してやがて消えた。


 地上の騒ぎもどこを吹く風に、変わる事のない一日の終わり。

 男のつまらない余所見かと、シータは鼻を鳴らしてそれきりで忘れた。


 それよりも、シータが最も警戒しなければならないのが、晶の持つ落陽(らくよう)柘榴(ざくろ)の神殺しだからだ。


 そこに油断も隙も無い。ただ、晶だけを確殺すべく、シータは一層に気炎を吐いた。


「じっとしていなさい。そうしたら、優しく咽喉(のど)を捌いて、己の血で溺死させてやるから」

「全くな」


 冷嗤(せせらわら)うシータに負けじと、咳き込みながら晶が(わら)う。

 衰えの見えない晶の気勢に、怪訝とシータは歩みを止めた。


「何を隠して、 、」


「いやさ、」警戒する神柱を眼前に見上げ、晶は最後の手札を指に掛けた。

「――お前は徹頭徹尾、自分の事しか興味が無いんだなって」


 疾風を捲いて、少女が駆ける。

 太刀の鯉口(こいくち)を切った瞬間、(すみれ)色に輝く神気が刃金と共に迸った。


「!?」


 大通りの脇から少女の影が飛び出し、シータの視線が奪われる。

 その僅かな間隙を衝いて、輪堂(りんどう)咲は低い姿勢から水平に斬撃を放った。

 奇鳳院流(くほういんりゅう)精霊技(せいれいぎ)、初伝。


「――雲雀突(ひばりづ)き!」


 最短最速を誇る奇鳳院流(くほういんりゅう)の突きが、正確に鞭剣(ウルミ)の石突を捉える。

 火花を散らして鬩ぎ合う神気と瘴気の狭間で、シータはそれでも勝利に(わら)った。


「ああ。そこに隠れていたのね、咲。

 私との約束(誓約)を放り出して、とっと逃げ出したのかと思っていたわ」

「正直、最後まで信じたいと願っていたけど。

 貴女がこんな手出しをするというなら、約束は反故で良いかしら」

「神柱との約束を反故にするなど、赦されもしないわ。

 ラーヴァナを還しなさい。約束した以上、その愚図は私のものよ!」


 咲が隠し持っている九法宝典(ラーヴァナ)の気配は、シータの視界にはっきりと映っている。

 後はこれさえ奪えば、理想となる救世を遂げる事も可能になるのだ。


「させるかよ」「――晶!」


 咲へ伸びる腕を晶の障壁が弾き、少女たちの間合いへと強引に割り込む。

 少女と同時に跳躍し、シータと距離を取って肩を並べた。


「咲」「大丈夫。――これで終わらせましょう」


 気遣う少年の囁きに、決然と少女が返す。

 その様子を睥睨しながら、シータは鞭剣(ウルミ)を一振りした。


「本当に忌々しい男。後少しでラーヴァナが手に返ったというのに、

 何時も邪魔をするのはお前ね」

「だから、神代から今まで、誰かしらに敗け続けたんだろ」


「……何ですって」晶の台詞に、シータは眉間へと皺を寄せた。

「私が、何時、敗けたとでも」


「何時もだろうが。ラーヴァナを逐い、論国(ロンダリア)の龍穴を穿ち、周囲に神去(かむさ)りを強要して。

 ――挙句、あんたには何が残った?」

「……………………」

「何も残っちゃいないよなぁ。盟友を喪い、信仰を得る事も無く。お前はただ、此処(ここ)過去の偉業(救世)の素晴らしさを喚いているだけだ」


 晶の台詞に、鞭剣(ウルミ)の一撃が返事を返す。

 晶と咲の間を奔る、石畳を斬り削る閃き。茫漠と軌跡を残す土煙を横に、挟むように晶と咲が間合いを詰めた。


「救世? より善い来世? クソ喰らえだろ、そんなモン。

 今日を必死に生きて、明日の為に眠る。お前が地を這いずるって(わら)っていた俺たちが欲しいのは、現世御利益の1つきりに決まってんだろうが」

「何も知らない、虫けら風情が!」

「知らないね」


 怒髪天を衝く勢いで攻勢を畳み掛けるシータの懐深くへと、少年の足が大きく踏み込む。

 減らず口に嘲笑を乗せ、晶は神柱の眼差しを見返した。


「結局お前は、過去の栄光を忘れられないだけだ」

「黙れ」

「より善い来世なんざ、どう頑張っても手に入らない。そんな事すら判らないから、ラーヴァナにも愛想を尽かされたんだろうが」

「!!」


 ――苦涯(サンサーラ)が終わり、現世が繋がる。それで充分だろう。

 青く褪めた肌の神柱の、困ったような笑顔で諭す記憶。遠く振り棄てたはずの盟友との会話が、シータの脳裏に過ぎる。


 動揺ではない。だが、懐かしい記憶の奔流に、シータの脚が致命的に止まった。


 その隙を衝いて、反対側の通りから躍り出る少女の姿。

 帶刀(たてわき)埜乃香(ののか)の居合抜きが、晶たちの反対からシータに迫る。


「――()きて咲き、哭いて虚しき、花の色」


 周囲に満ちた水の神気が、埜乃香(ののか)の太刀へと集束。振り抜いた斬閃に沿って、勢いを増した薄緑の精霊光が褐色の肌をした神柱を捕らえた。


 舌打ち一つ。精霊力の檻から逃れるべく、シータが瘴気を練り上げる。

 だが、逃れる事はできない。

 神霊(みたま)遣いまで出力が制限されたシータにとって、この檻を壊す事は容易ではないからだ。


小癪(こしゃく)な!」

「――(かえ)って来ぬと、(かえ)らずの仔に!」


 一呼吸(いき)にも満たない。だがシータの見せた致命的な隙に、今度は咲が太刀を斬り上げた。

 奇鳳院(玻璃院)精霊技(せいれいぎ)、相生技。


「「――不如帰(杜鵑草)!!」」


 幾重にも連なる爆炎が、シータをその向こうに呑み込んだ。

 轟音が響き、灼熱が踊る。だが悲鳴など無い。


 当然だ。

 瘴気に棲まう神柱であると同時に、シータは火行の神柱でもある。

 如何に強力な精霊技(せいれいぎ)であっても、炎を自在とする神柱を相手に火行の精霊技(せいれいぎ)で挑むなど、不可能に近いからだ。


 諒太が埜乃香(ののか)を庇い、咲と玲瑛が距離を取る。

 全員が護りに入る中、爆炎が吹き荒れる前へと晶が立ち上がった。

 その手を虚空に差し伸べ、落陽(らくよう)柘榴(ざくろ)を心奧から抜刀する。


「これで止めだ、シータ。救世は、末世が果てた後に追って来い」


 吐き捨てるようにそう告げ、少年は半身から落陽柘榴(神殺し)を叩き墜とした。


「――それを待っていたわ」

「!」


 爆炎の奥から(わら)う声が。同時に伸びる褐色の腕が、落陽(らくよう)柘榴(ざくろ)の刀身を真芯から掴む。

 華奢にしか見えない手弱女の腕に連れて、爆炎からシータが抜け出した。


「神殺しは強力だけど、当然、それに費やされる神気も莫大なものと知らないの?

 それを続けざまに撃つなど、神柱(おんな)を何だと思っているのかしら」

「ち」


 距離を取ろうと晶が藻掻くも、巍々と揺らがずシータが赦さない。

 ゆっくりと少年に見せつけるように、シータは瘴気に凝る拳を振り上げた。


「煩い蠅だったけど、漸く捕まえた。もう手段も打ち止めでしょうし、じっくりとしっかりと殴り殺してあげるわ」


 煽る言葉と共に、瘴毒を曳いた拳を振り下ろそうと――。


「それは、こっちの台詞だ。シータ」

 晶は漸く、安堵を吐いた。

「この精霊技(せいれいぎ)は、未だ完成していないんだ。制御も難しいし、兎に角、撃つまでに時間がかかるのがな」


 晶の側も、最初から火で決着をつける心算(つもり)は無かった。

 神殺しを前面に見せつけ、人の入り乱れる戦闘でシータの注意を惹く。


 これらの算段は総て、水行から目を逸らさせるための手妻程度の策。

 ――この本命となるたった一撃を、割り裂いたパーリジャータに叩き込むための。


 至近へ迫るシータの双眸に、晶が隠し持っていた反対の掌が映った。

 ちりちりと音を立てる、夜天を凝らせたような短い刀身が一振り。


「それは、」危険だ。シータの思考が、全力で回避を叫ぶ。


 神殺しとは違う。だが、明確に危険であると、忘れたはずの本能が警告する。

 迷わずそれに従おうとして、だが、逃れられない現実に、シータは愕然とした。


 左手を、晶が逃れられないように掴んでいる。

 寸前までの勝利の確信が、落陽(らくよう)柘榴(ざくろ)を、引いては晶からの回避を拒んでいるのだ。


 己の傲慢さで、救世が終わる。


 受け入れられないその事実に嚇怒を吐こうと、

 ――その総てが、晶の放つ厳冬と灼夏の一撃に呑まれた。

 義王院流(ぎおういんりゅう)精霊技(せいれいぎ)――、


「雲雀殺し」


 (つたえ)すら未だ無い。水行から始まり水行を越えた一撃が、シータを貫いてやがて消える。


 やがて少年が見上げた天の先。九蓋瀑布(くがいばくふ)が遷していた夜天が晴れ、その向こうから本来の空が青く顔を覗かせた。

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― 新着の感想 ―
ここで「やったか?」とフラグを立てるとシータがくわっと目を開いて復活しそうですね。だいぶ流れを忘れてきたので五章冒頭からここまで読み返しました。やったか?
人工の神無の御坐ねえ。 人工が常に天然に劣るとは思わないけど、晶くんの神無の御坐に至るまでの壮絶な試練を見ていると、命がかかっているとはいえそれでいいんか?とは、思っちゃうな。 神柱的にはどんな評…
次はそのみ組とベネデッタ達の御手並み拝見かなと思いました
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