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泡沫に神は微睡む  作者: 安田 のら
四章 帰月懐呼篇
129/222

序 暗闇だけが知る、ただその想う行方

 ――自分には兄が居るのだと云う。

 雨月颯馬(そうま)がその事実を知った経緯は、ただの偶然であった。

 口を潜める陪臣たちから漏れ聞こえた、穢レ擬き(もどき)の侮蔑。


 どうにも察するに、陪臣の子弟たちにまでも周知の事実であるらしい。

 好奇心から情報を探り、程なくして颯馬(そうま)はその事実を探り当てた。


 ――(いわ)く、筆を取れば拙く、剣を振れば鈍い出来損ない。

 ――(いわ)く、屋敷から出せぬほどに無能の滓。


 表に顔を出すだけ恥の、祖母に護られたただの愚図だとか。


 その陰口が耳へと届く度、母がどれだけ肩身を狭くしていたか。

 羞恥から視線を下に、肩を震わせる母。その背に颯馬(そうま)は、見た事も無い元凶()へと粘つく感情を臓腑に溜めていった。


 それこそ、雨月颯馬(そうま)の原点。

 兄を憎しと、一層に文武へと打ち込む。自身に宿る神霊(みたま)の加護も追い風に、己の才覚は努力を結果として十二分に返してくれた。


 國天洲(こくてんしゅう)のみならず、高天原(たかまがはら)にあっても上位の評価を独占する。

 『北辺の至宝』が市井の噂に通じる頃、天山は颯馬(そうま)を嫡男にすべく動き出した。


 その蠢動を頑なに赦さなかったのが、死の床にあるまで刀自を護った雨月房江である。


 祖母である雨月房江の溺愛ぶりは夙に有名であった。

 穢レ擬き(もどき)の庇護は、雨月房江唯一の致命よ。

 陪臣たちの嘲弄は公然と囁かれても尚、軽く受け流すほどに。


 ――何時だったか。颯馬(そうま)は嫡男を認めないその理由を、房江に対して問い質した事がある。


 ――颯馬(そうま)の母である雨月早苗(さなえ)に刀自の座を譲らぬとは、なんとも情けなし。

 そう(うそぶ)く陪臣たちを何処吹く風。飄々(ひょうひょう)颯馬(そうま)に向ける視線は、厳しいものでしかなかった。


「其方の訴えは確かに。ですが、刀自としてその主張を受け入れる訳にはいきません」

「何故でしょうか。文武に劣る無能の穀潰し。生かしてやっているだけでも業腹でしょうに、父上の温情を無下にされるとは」


 滔々と説く、颯馬(そうま)の正統な主張。それを全て聞き届けた上で、奥間の自室に座る老女はそれでもと首を振った。

 天山からも受けた記憶の無い否定から、毅然と座る少年に不満が浮かぶ。

 その様子を目の当たりにしても、雨月房江の眼差しに揺らぐものは滲まなかった。


「陪臣たちの囀りは、確かに私も知っています。

 ――それを推して尚、其方を嫡男と承知する事は無いでしょう」

「長子継承ですか。愚鈍を庇った処で、その先など望めないと思います」


 颯馬(そうま)の口を衝く不満を耳に、老女は薄く笑みを浮かべた。

 ――亡くなった今でも苦手な、房江からの否定。


「長子よりも能力を優先すべきは、私も意見を同じくしています。

 故に其方は、雨月継嗣として相応しくないと判断しました」

「……精霊にすら見放された穢レ擬き(もどき)を推す、明確な理由をお聞かせ願いたいものです」


 何れ(ケガ)レに堕ちるだろう獣以下と、比べられる屈辱に拳が震える。

 俯く少年を見下ろし、僅かな思案の後に房江は口を開いた。


「理由は3つ。晶は雨月である以上に、義王院(ぎおういん)静美さまの婚約者です。雨月家が成長を預かっていますが、身柄の所在は義王院(ぎおういん)家へと帰属しています」

「認識を違えておられるようですね。義王院(ぎおういん)家が望んでいるのは、雨月継嗣との婚約だと。

 それは互いの契約からも明らかでしょう」

だから(・・・)ですよ。義王院(ぎおういん)家は晶が生まれた時点で雨月継嗣の庇護を与えています。

 ――義王院(ぎおういん)家が晶個人を受け容れている以上、其方はその範疇に入りません」


 晶が生まれた時点で、義王院(ぎおういん)家との婚約は成立している事実。

 ――生まれていない以上、契約の対象として颯馬(そうま)は外れているのだ。


 永く刀自として座る、雨月房江の才覚は伊達で無い。

 天山の頭を悩ませる最大の問題を指摘され、颯馬(そうま)は苛立ちを露わにした。


 雨月当主の心痛を和らげてやるのが、雨月家中の役目であろう。

 それでも天山を蔑ろにしてまで、孫に感ける呆け老人と颯馬(そうま)の視界には映ったのだ。

 だが、続く房江の言葉は、颯馬(そうま)の邪推を否定した。


「ですがこれは、義王院(ぎおういん)家の内諾さえ得られれば解決する問題に過ぎません。

 2つ目の理由からすれば、然程に難しくないでしょう」

「……では、2つ目とは?」

「純粋に能力の差です。其方たちは軽んじていますが、私が見る限り其方と優劣を充分に競っています」

「お言葉ですが、あれと僕を比べるのは余りにも侮りが過ぎるでしょう。僕の成績は――」

「知っていますよ。上級小学校へ入学して以来、一期たりとも首席を落としていないとか。其方の実力は勿論、重ねてきた努力も間違いなく歴代の雨月係累より優れている」

「では!」


 颯馬(そうま)の努力も認める言葉に、少年は腰を浮かせて勢い込む。

 だが房江の視線は公人のそれに近く、冷ややかなものが揺らぐことは無かった。


「そしてそれは、晶も同じ事です」「――!」


 揺るがぬ響きが伝える晶の成績に、颯馬(そうま)の拳が白く変わる。

 血が滲むほどの屈辱に耐えて、颯馬(そうま)は視線を畳へ落とした。


「今期は落としましたが、それまで首席の地位を逃したことはありません。

 ――落とした理由も、剣術の全国大会への推挙を他人に譲ったからです」

「大方、怯懦の風に吹かれたのでしょうが」

「雨月当主から、出場の許可が下りなかっただけです。

 間違いありませんよ。私もその場に居合わせたのですから」


 颯馬(そうま)の抗弁も、打てば響く房江の否定に悉く崩された。

 未だ幼い少年の思考が激情に染まり、言葉が上滑りに受け入れられなくなる。


「3つ目の理由は、晶ではなく其方自身の事です。

 其方は――……、――」


 滲む記憶の彼方。それはもう聞く事のかなわない、祖母から告げた心尽くしの警告だったのだろう。


 ♢


 荒く砂利を蹴立て、少年は踵を返した。

 薄く茜が去る中、屯していた雨月陪臣たちの只中を突っ切る。


颯馬(そうま)さま、何方(どちら)へと行かれますか」

壁樹洲(へきじゅしゅう)は衛士たちの統制も侭ならない様子。雨月此処(ここ)に在りは、今こそ示すべきと存じますが」


 驚く少年たちに応えず、颯馬(そうま)は北へと足を向けた。

 脇目に広がる玻璃院(はりいん)の戦場では、瞬くうちに大鬼(オニ)共が頭数を減らしていく。


 眇め見る向こうで、衛士の羽織と女性の姿が精霊力と共に踊る。

 その後背が、天領(てんりょう)学院で玻璃院(はりいん)誉と共に居合わせた方条(ほうじょう)誘の記憶と重なり合った。


 きり。壁樹洲(へきじゅしゅう)の戦地へ、雨月家の助勢を認める先刻の発言。

 あの瞬間は有り難いとしか思わなかったが、この事実を知るにこうなる事も織り込み済みかと邪推もしたくなる。


颯馬(そうま)。何を苛立っているか知れんが、陪臣たちに指示を出しておけ。このままでは、方条(ほうじょう)家へ全部持って行かれてしまう」

「……無視しろ、どうせお零れしか残っていない。それよりも先刻の光景を見たか」


 颯馬(そうま)の急ぐ足を引き留める、最も親しんだ声。

 雨月家宰である酒匂甚兵衛の直孫であり、颯馬(そうま)が最も信頼を寄せる酒匂康晴(やすはる)が肩を並べる。


 流石に無碍と切り捨てる訳にもいかず、颯馬(そうま)は後方の戦場を一瞥した。


「あの莫大な精霊力か? あれほどの隠し玉を玻璃院(はりいん)家が隠し持っているなど、寡聞にして知らなかったが」

「だろうな。耳に届いていれば、どの家であっても雨月の不興を免れん」

「どういう意味だ?」

「こちらの温情を良い事に、雨月の恥が巷間へ醜聞を撒き散らしてくれた。昨今の雨月家冷遇、仕組んだ下手人は奴だ。

 ――総員、傾聴。事前の予定通り、玻璃院(はりいん)の戦場へ参入する。残っているのは生成り風情(雑兵)だろうが、無いよりは獲っておいた方が良い」


 呆気に取られる康晴(やすはる)を余所に、颯馬(そうま)は陪臣へと向き直る。

 肯いを返す颯馬(そうま)自身の陪臣からは、緊張はあっても怯懦は見えない。

 その事実に満足だけを返し、颯馬(そうま)は戦場を背にした。


「事前の班編成はそのまま。旗幟(きし)を明確にしつつ、お前たちは大鬼(オニ)の浄滅に取り掛かれ。

 康晴(やすはる)は僕の同道だ、元凶の誅滅に赴くぞ」


 周囲から起こる戸惑いと反駁を断ち切り、颯馬(そうま)の足が麓へと速度を上げる。

 砂利の敷かれた悪路を危なげなく、その視線は北を向いた。


 あれ(・・)が消えた鳥居は、五行結界の要を結ぶ相生の霊道だ。

 神籬(木行)の北西であれば、その先は茅之輪山(水行の要)


 露わとなる状況から、颯馬(そうま)の思考が線を結んでいった。

 想像が確かならば、雨月の状況は愚鈍の僻み嫉みから崩されようとしている。


「少し落ち着け。お前が前列で指揮に立たんと、玻璃院(はりいん)の戦場へ参入も出来んぞ」

「どうせ(ろく)に戦功を寄越さないと、お前(康晴)も想定済みだったろう。陪臣たちの役目は、建前の達成と壁樹洲(へきじゅしゅう)の足止めだ」


 背中から追いつく康晴(やすはる)の引き留めに、歩みを止める事なく颯馬(そうま)は応じた。

 返る親友の表情は、理解が追い付かないか呆けたもの。


 無理もないか。あれは常に俯いていたから、顔立ちを直視することも稀だった。

 颯馬(そうま)をして、何故気付いたのか不明な程。


 ――認めたくは無いが、血縁だという証明か。

 遠く、父親である天山も想起できる印象に、反吐が出るほどの嫌悪感を覚えた。


「どんな手管を弄したか、穢レ擬き(もどき)が生き恥を晒していた。

 状況は理解したな。ここで奴を浄滅してやらんと、雨月数代に渡って祟るぞ」

「――間違いないのか? お祖父さまから聞いた限り、周辺の領地ですら跡を辿れなかったんだぞ」


 戸惑う康晴(やすはる)の問い返しは当然のもの。晶が思い残しにしがみ付かないよう、天山は温情を以て雨月刀自の死去まで待ったのだ。

 一応は嫡男である。誰に迷惑をかけないようにと領外で野垂れ死ねるよう重ねた心尽くしは、雨月当主の慈悲溢れる英断と陪臣たちの間で口々に讃えたほど。


 3年も生き延びたのは誤算だったが、それでも概ね想定通りに事は動いていたのだ。


「見間違えもない、――しかも精霊無しが精霊力を扱っていた。大方、小賢しい邪法邪道の類で、義王院(ぎおういん)家に取り入ったんだ」

「それは、……不味いな」

「不味いなんてものじゃない。思えば静美さまは、父上に聞く耳すら持っていなかった。裏で奴が茶坊主よろしく囀っていたとなれば、筋も通る」


 颯馬(そうま)の断言に、康晴(やすはる)の頬が引き攣る。

 晶と静美の仲が天山の想定を超えて強かったのは、新たに直面した雨月の悩みだ。


 晶の排除より始まった雨月冷遇。その総てが、元凶の穢レ擬き(もどき)に辿り着く。


「だけど、精霊力を宿した手段は? 精霊が無い事を証明すれば良いなんて、単純な状況でも無くなっているぞ」

「……前雨月刀自は呪符の大家として雨月家に招かれたと、師匠(不破直利)から聞き及んだ事がある。呪符の種類、特に人形(ヒトガタ)は人間を呪符としたものが原形だったはずだ」


 呪符を構成する真言は、人に模したものが基礎となる。

 何故ならば、精霊力を保持するためには、本来、生きた器が必要となるからだ。


 費用の嵩む技術ゆえに廃れたはずだが、此処(ここ)で必要なのは精霊力を保持する機能。

 晶にとって最も必要な、精霊力を貯め込む側面。


 ――だが人間を呪符にするなど、間違いなく人倫(じんりん)(もと)る愚行だ。

 相手が穢レ擬き(もどき)為らば構わぬだろうと、言い訳もできない恥ずべき行為。


 思考が漸く追いついたか、康晴(やすはる)の表情に尖ったものが浮かんだ。


「真逆。公になったら、雨月の醜聞では済まないぞ」

「――だからここまで焦っているんだ。

 静美さま(主家)には後でご理解いただけば良いとしても、公証の場まで(もつ)れれば最悪は國天洲(こくてんしゅう)ごと人質にされるぞ」


 邪法遣いを懐に囲っていたと公的な記録に刻まれでもすれば、雨月家を越えて義王院(ぎおういん)家の面目も丸潰れとなる。

 高天原(たかまがはら)にその名を刻む八家第一位。それも永の名誉を与るべき今代で、消えぬ汚名を被ってしまうのだ。


 颯馬(そうま)にとって、それは如何なる手段を以てしても回避すべき事由。

 硬い表情で肯いを返す康晴(やすはる)を背に、颯馬(そうま)は丹田で猛る精霊力を練り上げた。


 ♢


 茜の空は既に終わりも近く、その深みを増していく頃。

 颯馬(そうま)の足は何時しか、茅()輪山との直線上に(そび)える山へ辿り着いていた。


 神霊(みたま)を支える莫大な精霊力に任せ、最大速度で山中を駆ける。

 視界の後方へと流れる木立を追い、颯馬(そうま)は背後へ視線を遣った。


 上位精霊を宿しているとはいえ、全力の強行軍で山を幾つか超えたのだ。

 颯馬(そうま)は充分に余裕を残しているが、遅れている酒匂康晴(やすはる)はそうも行かない。


康晴(やすはる)、精霊力の残量は」

「後少しは振り絞れる。――構うな、颯馬(そうま)

「奴の死体検分(あらため)と証言にはお前が必要だ。

 ――遅れるなよ」


 粗い呼吸(いき)へ混じる応えに、颯馬(そうま)はそう慰めを残す。

 そのまま一息に、颯馬(そうま)は加速。木立を抜いて、空高くにその身体が踊った。


 (ケガ)れるだけの生き物に、これ以上の蠢動を赦す訳にはいかない。

 騒ぐ精霊を抑え、視界に広がる向こうを見渡した。


 何が起きているのか。茅之輪山からの鳴動が一際大きく響きを残し、静けさを取り戻す。

 焦る感情に押されるまま、颯馬(そうま)は茅之輪山へと向かう山中に踏み入った。


 ――颯馬(そうま)


 艶を迎えた、声なき囁き。

 滅多にも口を開かない自身の神霊(みたま)が、明確な苦悩を以て口を開いた。


「どうした?」


 珍しい相手からの助言。

 だが、問い返す颯馬(そうま)の声に応えず、背中に顕れた女性は沈黙だけを返した。


 神霊(みたま)の引き留めようとする意志が、颯馬(そうま)にそのまま伝わる。

 だがその真意すら抑え込み、颯馬(そうま)は振り切るように暮明の山中へと勢いを増した。


 木立から差し込む茜が、夜天へと落ちる。

 ――その寸前、移ろう空が晴れやかな青を取り戻した。


「!」


 思わず足が止まる。澄み渡る中天に、颯馬(そうま)も続く言葉を失った。

 優しく微風が舞い、僅かな後に青天はやがて元の暮明を思い出す。


 視線を巡らせるが、周囲は深く夜闇を返すだけ。

 隠す気配も無い大気の揺れに誘われ、颯馬(そうま)の足が歩みを再開した。


 遠く山道に広がる闇の向こうで、何者かの下山する気配が近づく。

 少年と少女。何方(どちら)も疲弊しているのか、肩を預けあいながら歩いていた。


 僅かに談笑する気配。仲睦まじい姿に、颯馬(そうま)の感情が振り切れた。


 ――精霊器の鯉口(こいくち)を切る。

 溢れる瑠璃の輝きを統御し、迷うことなく居合抜きに太刀を斬り抜いた。

 義王院流(ぎおういんりゅう)精霊技(せいれいぎ)、初伝、――偃月(えんげつ)


 尾を曳く精霊力をそのままに、爆圧を伴う飛斬が夜気を裂く。


「「な、」」


 虚を突かれたか、少女の初動が致命的に遅れた。

 練り上げる精霊力も拙いまま、


「咲――!!」


 少女を背に庇い、賢しくも少年が偃月(えんげつ)の前へと飛び出た。

 閃く呪符が励起、黒い水気が凍てつく衝撃に変わる。


 激突、轟音。地響きが茫漠と視界を奪うも、構う事なく颯馬(そうま)は土煙を踏み越えた。

 少年の眼前へと躍り出る。颯馬(そうま)と同じか、やや視線の低い何処か似た面影の相手。


 徒手の相手であろうが構う事なく、激情のままに八相から斬閃を放つ。


「父上の恩情を足蹴にご満悦か、

 ――穢レ擬き(もどき)!」

「雨月、 、颯、馬ァァァッ!!」


 3年振りに相手を認めた兄弟は、受け入れ難く憎しみを籠めて。

 爆ぜる精霊光に煽られながら、互いにその名前を叫んだ。

先週、宣伝を忘れていました。


カドカワBOOKS様の周年記念として、泡沫に神は微睡むのSSを上げさせていただきました。

書籍に関わらず楽しんでいただけるよう、仕上げてあります。


是非とも、合わせて楽しんでください。


コメントで教わり、自分もびっくりしました。

カクヨムに載っているんですね。


読んでいただきありがとうございます。

よろしければ、ブックマークと評価もお願いいたします。

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画像のリンク先カドカワBOOKSの公式ページの書籍情報です。

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― 新着の感想 ―
[一言] 颯馬くんは育ちが悪いから仕方ない面が大きいんですけどねぇ ラーヴァナさんの元で首断ちの荒行から再教育しましょうか
[良い点] 本来なら盛り上がる兄弟対決と言った所なんだけど、勝敗の決着が覚醒済みの晶くん相手だと、最低でも神格持ちか、穢れが無いと、晶くんが相手の精霊を封殺すれば終わっちゃうんだよな……。 しかし颯…
[良い点] コミカライズ見て原作が気になり読んでみたら 一気に最新話まで読み耽る面白さでした。 続きが気になる! [気になる点] 颯馬の暴走。 放っておいても、結界消失騒動とかで勝手に動いて同じ結果に…
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