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二年目・秋 パスタ革命

「これだ……。ああ、ついにやったぞ……!!」


 島について二年目の秋の日、その午後の、四人それぞれが別々の研鑽を積むその時間のことである。

トーリヤは一人、いや分身を含めれば五人ほどで調理場にそろい、そこで目の前にある成果に打ち震えていた。


 異世界に転生して六年目、島に流されて二年というこの期間の間、トーリヤの中には一つ、どうしてもぬぐい難い重大な不満があった。


 死という終わりを回避し、新たな人生を歩ませてもらっている身であるためずっと押し殺していた重大な不満。

 誰に訴えたとしても解決せず、かといって日常的に感じる不満であるためどうしても意識せずにいることができない、文明の未発達なこの世界であるからこその重大な命題。


 すなわち飯、もとい食事のまずさという重大な問題について。


(いや、まあ、わかるんだけどな……。魔法とかあるこの世界でも、食文化だけは魔法じゃどうにもならないってその理屈は……!!)


 一応不満というなら、実のところこの世界に転生した当初は、文明レベルの低さからくるその生活の質(QOL)の劣悪さにも辟易としたトーリヤではあるが、こちらについては地球における文明の利器を魔法で代用することである程度何とかなった。


 無論文明レベルの進んだあちらの世界に比べればまだまだ行き届かないところはあるものの、それでも改善している分だけトーリヤの中で多少の折り合いはつけられていたのだ。


 それに対して、なかなか改善の糸口が見つけられず、ぶち当たる問題の解決手段のなさからある意味で絶望していたのがこの食生活という問題だったのである。


 なにしろこの世界、あるいはこの外界から隔絶された島内において、食生活を改善しようにもそもそもそのための材料が手に入らない。


 わかりやすい例でいうなら、料理の味付けに塩コショウを使おうとしても、この島の中では塩はともかくそもそもコショウが手に入らないのだ。


 そしてこれは、コショウに限った話でなく食材関係全般に言えることでもある。

 この島に流れ着いた最初の年、冬までの間に島中に分身を放って死に物狂いで捜索したが、この島において食べられる食材というのは、量はともかく種類がさほど多くない。


 麦や何種類かの野菜など、恐らくこの島に流れ着いた者たちが船の積み荷として載せていたものを栽培し、それが生き残って野生化したもが見つかったのは不幸中の幸いだったが、それ以外の植物性の食材はいくつかの野草やキノコ、海藻や果実などが見つかっているくらいで、それだとて野草についてはかろうじて食べられるというだけで決して味がいいとは言い難いものだった。


 対して、動物性たんぱく質になりうる食材であれば、魚をはじめとする海洋生物が豊富に存在していたが、陸生成物についてはあのジャイアントシャモをはじめとする危険な猛獣の類がほとんどで、基本的に家畜にできる生き物がいないため乳製品の類は手に入らず、狩りをして手に入る肉や、あとはたまに盗んでこられる卵などが食卓に並べられるバリエーションの大半となっている。


 致命的だったのが調味料の種類で、こちらについては海水から水分を飛ばして得られる塩がせいぜい。

 味噌や醬油など、前世の日本であれば当然に存在していた調味料もこちらの世界では到底手に入らず、自作しようにも材料の段階で躓くうえ、そもそも発酵食品自体が、たいした知識のない素人が、存在する菌類の種類すら違う異世界で手探りで作るには危険を伴う食品である。


 結局のところ、豊かな食生活というものは、技術や知識、発想以前に、そもそも材料となる食材の生産・流通体制が整っていて初めて成り立つものなのだ。

 日本にいたころ食卓に並んでいた食品とて、言ってしまえば世界中から食材とその生産手段をかき集めていたからこそ確立できていたものであり、基本的に島内とその周辺海域以外に食料調達の当てがないトーリヤ達の食卓が、前世の日本での食卓ほど豊かなものになろうはずがないのである。


 とはいえ、だ。

 そもそもこの世界自体、食文化があまりにも未発達であり、ゆえにだからこそ発展の余地があるというのもまた事実。

 特にこの地方の料理というものは、基本的に食料の保存や、食べられないものや食べにくいものを食べられるようにする程度の意味しかなく、味などは二の次になっていて栄養補給以上の意味を持たないようなものが非常に多い。


 島についた当初、最初の一年についてはまず飢えずに済む量の食料を調達する方が重大だったためあまり思い切ったことはできなかったが、野生化していた麦をはじめとするいくつかの野菜の栽培もうまくいき、収穫を終えてかなりの量の食料備蓄ができた今、少しは食事に楽しみを求めてみるのも悪くない。


 そんな考えの元、竜昇が最初に目をつけ、最初に作ってみたのモノこそが、今目の前で皿に盛られたパスタである。


 厳密には、パスタを作ろうとしたというよりも麦を粉にして小麦粉のようなものを作り出し、それを水と塩で練って麺状のものを作ってみた結果、細く切ってゆでてみたそれがパスタに近い仕上がりになった、という運びだ。


 もとよりトーリヤ自身、扱う原料を一応麦として扱っているが、そもそも地球ですらないこの世界における『麦』とは地球の麦とは全く別の植物だ。

 これは他の動植物にも言える話だが、この世界にあるあらゆる生物の品種は地球のそれと似た者であっても基本は別の種類の生き物なのである。


 トーリヤが麦と呼んでいる植物も、竜昇の知る麦と類似点が多いからそう呼んでいるというだけであり、厳密に生物学的見地から見れば外見や性質がよく似ているというだけの全く別の植物ということになる。


 そんな事情も相まって、正直なところ、トーリヤとしては実際にできる麺がどのようなものになるかわからず、内心ではうどんやラーメンのような触感のものができることも想定していたのだが、思いのほかあっさりと制作に成功したうえ、前世におけるパスタのような食感のものができた、という次第である。


(――いや、いいぞ……。確か乾燥パスタは保存食料としてもそれなりに優秀だったはず……)


 厳密には、保存食料として優秀なのは乾燥パスタに限らず乾麺全体に言えることなのだが、トーリヤ自身がそのことを思い出すのは現在の興奮が冷める少し先の話だ。

 一応パスタを作るとなった場合、パスタマシンのようなものがないためあまり複雑な形状のものが作れないという問題もあるにはあるが、単純に細く切ったスパゲッティのようなものや、板状のラザニアのようなものがあるだけでも十分に食卓は豊かになる。


 加えて言うなら、この世界において食品を乾燥させるというのは前世の地球ほど難しくないのだ。

田舎の村に住む子供が最初に水を集める魔法を覚えるくらい、水分の操作はほとんど常識に近いやり方で覚えさせられる魔法で、それに加えてトーリヤ達はここ一年の間に生活レベルの向上を目指して様々な水を使った魔法を考案してきた。


 その応用で、食料に含まれる水分を抜いて乾燥させるというのも、考えながら分身の一人が実際にやってできてしまうくらいには難しくない。


「いける……。いけりゅぞ……。ありがとうパスタ。ありがとうイタリア。この食品には無限の可能性が満ちている……」


「なんか盛り上がってるな……」


 そうして分身たちに囲まれながら喜びとパスタを噛み締めるトーリヤのもとに、外で訓練にいそしんでいたレイフトが呆れたような表情で調理場へと現れる。


 その手にいまだ血の滴る、首のない蛇を掴みぶら下げて。


「お前、それ――」


「ん? ああ、これか? 森を走ってたらなんかいたから仕留めたんだよ。大丈夫だって、捌き方は覚えてるから自分でやれるし」


「――いや、血をたらしながら来るなって話なんだが。獣に後とか追われても面倒だろうが」


 この島に来てすぐ、トーリヤは分身たちによる人海戦術に、自身の有する【生体走査】の能力を組み合わせて島中の動植物の調査を行っている。


 その時の調査で判断すれば、レイフトが仕留めて持ち帰ったこの蛇は十分に『食える』生物だ。


 毒などもなく、それなりの大きさに育つため貴重なたんぱく源として何度か食卓に上がっているし、トーリヤが体構造を解析して捌く手順のようなものも確立されていて、四人の間でもその経験は共有されている。


 唯一問題があるとすれば、その蛇をとらえてきたレイフトの動向をトーリヤが追いきれていなかったということだ。

 本体の小柄さゆえに、作業の様子を本体の目で確認するべく乗っていた台の上でもさらに見上げるような形で、けれどトーリヤはあくまでも三人の保護者としての立場からレイフトに注意する。


「お前……、俺の分身振り切って一人で走り回るんだったら、せめてやばい獣に遭遇しないよう立ち回りには気をつけろよな。正直俺もお前らを四六時中監視すりゅのは過保護すぎるとは思うから自由にさせてたけど、この島だって別に安全ってわけじゃないんだから」


 この島に来てすぐ遭遇したジャイアントシャモをはじめとして、この島にも危険な大型生物というものは存在している。


 特にトーリヤ達がいた村の近くにもいたらしい野犬の類はジャイアントシャモと並んで危険な存在で、実際島中に放っていた分身が何度かこの野犬の群れやジャイアントシャモに遭遇して消滅の憂き目にあっていた。


 そんな環境下で、昨今のレイフトは、そんな島の中を縦横無尽に走り回り、ついには護衛もかねてつけていたトーリヤの分身たちでもその動きを追いきれなくなり始めていたのである。


(単純に運動能力の向上、って意味では喜ぶべきことなんだろうが……)


 なにしろこの少年、ほとんど整備されていない獣道はもちろん、岩や木の上などもお構いなしに走り回るのだ。


 どうやら三人の子供たちの中でもレイフトはひと際体を動かすのが好きらしい。

 朝も一番早く起きてジョギングや筋トレなどに打ち込んでいるし、暇さえあれば剣の素振りをしたりエルセやトーリヤの作った分身を相手に模擬戦をしたりしている。

 それに加えて、昨今は身体能力を底上げする魔法についても研究が進んできたため、それが一番うまいレイフトの運動能力はこの島にいる四人の中でもダントツだ。

 一応それを考えれば、レイフトであれば危険な生物に遭遇しても自力で逃げ切れるのではないかとも思うのだが、たとえそうだったとしてもやはり親としては心配しない理由にはなり切れない。


「一応俺もトーちゃんの分身がうろついてるあたりから、そんなに離れないようにはしてるんだぜ? やばい生き物に出くわしてもあいつら木に登れる生き物じゃないから、枝から枝に飛び移って逃げれば逃げ切れるし」


「それでもだよ。どれだけ用心してても不測の事態ってやつは起こりうりゅし、いざ身動き取れなくなったりしたときに助けも呼べなかったらこっちが近くにいたって気づけるかどうかわからないんだか、ら……」


 いいながら、同時にトーリヤは自分の物言いが子供の好奇心や行動力を削ぐものになっているのではないかとふと考える。

 実のところ、好奇心のままに島中を駆け回り、地形などお構いなしに跳び回るレイフトの運動能力というのはトーリヤの目指すところを考えれば悪いものではない。


 将来危険な存在が来訪すると予言されたこの世界で生きるうえで、危険な存在に出くわした時に逃げられる足というのは鍛えておいて損のない能力である。


(まあ、こいつ自身は、どうも最近あの手の猛獣とガチで戦うことを考えてるみたいだが……)


 もとより【生体転写】で生成する獣型の分身を相手に戦闘訓練を重ねさせているトーリヤではあるが、あくまで危険な敵に遭遇したときに逃げられる程度の能力を求めていたトーリヤに対して、目の前にいるレイフトと、あとはエルセのスタンスはもう少し踏み込んだものだ。


 ありていに言えば、身を守れる程度の能力しか求めていないトーリヤに対して、この二人はあのレベルの猛獣とガチでやり合って打ち勝てるだけの戦闘能力を求め始めているのだ。


 そのことに、トーリヤは心中密かにますます頭を悩ませる。

 単純にを守るだけならいざ知らず、二人の、特に進んで危険に飛び込むかのようなレイフトのスタンスは間違いなく危険なもので、けれど将来的なことを考えれば貪欲に成長を求める在り方は間違いなく有用で、そして何より間違いなく尊重すべきものだ。


「うーん……。そう考えるとあんまり監視を付けるような真似をするのも良くはないんだが……、この島の野生動物の危険度を考えるとな……」


 そう悩んで、やがてトーリヤはふと思いついて本体である少女の小さな手の中に一匹のハムスターを生成する。


「考えてみたんだが、これくらいの小動物一匹連れていくくらいなら許容できりゅか? これなら最低限こっちで動向を把握できるし、何なら用事があるときはこいつに聞かせてくれれば俺にも伝わる」


「――ああ、それならまあいいか……。俺の方からも連絡できるっていうなら、もしかしたら何か使い道があるかもしれないし……」


 そんな会話をしつつ、あるいはハムスターではなく別の生き物でもいいかもしれないとふとトーリヤは考える。

 思い付きで付け加えたレイフトからトーリヤへの連絡手段というのも、考えようによっては携帯電話などないこの世界において有用な通信手段になるかもしれない。


 欲を言えば、この小さな動物型の分身の側からレイフト達に言葉を伝えられるようになれば、それこそ生き物を携帯電話として使う脅威の連絡ツールが完成するのだが――。


(――いや、あるいは声帯部分をいじくればどうにかいけるか? 人間のものは無理でも、インコやオウムの喉の構造を参考にすればあるいは――)


 そう思いついて、即座にトーリヤは外にいる分身の一体に担当する人型分身を一人作らせると、その分身に今思いついた通信機代わりになる小動物型分身の研究開発を委託する。


 分身による人海戦術が行えるトーリヤにとって、思いついたアイデアを即座に研究につなげられるというのは他人にはまねのできない強みだ。

 実際今思いついた小動物分身以外にも、トーリヤは魔法や何らかの技術・道具類の開発、これまで扱ったことのない分身の研究などいくつかの命題を抱えていて、それぞれに分身を割り当てて同時並行での研究を進めている。


 それどころか、レイフト以外の二人、シルファとエルセについても、それぞれ分身を割り当てて彼女らの研究や訓練の手伝いをさせているくらいなのだ。


 今日の場合作ったパスタを実際に食すためにトーリヤの本体がこの厨房に詰めているが、それがなければトーリヤ自身もこの変えの効かない本体を鍛えるためにトレーニングや訓練にいそしんでいたところである。


「とりあえず、今日のところは出かけるならこいつを連れて行ってくれ。一応いま盛り込める機能があるかもしれないんで調整してるから、なんか要望があれば言ってくれれば聞くぞ」


「りょーかい。って、そういえば今日は何か新しいものを作るとか言ってなかったか……?それで、その紐みたいな――、粘土細工みたいなのがその作ったやつなのか?」


「粘土って……。いやまあ、小麦粉をこねて作ったものだから粘土っぽい作り方と言えなくもないが……。

 まあ食べてみろ」


「食べてみろって……。なんか太さがまちまちだけどどれが完成品なんだ? っていうか長いな、これどうやって食うんだ?」


「――ああ、そうか。麺類とか初めてだとそう言う反応になるのか……」


 考えてみればこの世界において、食事というものは基本的に大抵が手づかみだ。

 一応ナイフなどを食事に使う場合もあるが、この世界においてはまだフォークなどは発明されていないか普及していないようで、しいて言うなら汁物を飲むときにスプーン代わりの木の棒を使う場合があるというくらいである。


 この島に流れ着いてから、トーリヤが木の枝を削って作った箸の使い方を覚えさせたため、三人の子供たちはこの世界の文化圏に不釣り合いな箸使いをマスターしているわけだが、一方で箸が使えるからと言って箸で食べる食品が何でも食べられるかといえばそれもまた別の話だ。


「……まあ、パスタは普通フォークで食うもんなんだが……。麺類自体が初めてってんなら箸でもってすする、ってのが次点かな……。いや、この先パスタ料理を開発するとなるとすする食い方だとパスタソースが飛び散るか……?」


「あー、まあ、とりあえず箸で、ってことだな」


 思い悩むトーリヤに付き合うことなく、レイフトは適当に箸を持ち出すと、それでゆでてあった試作品のパスタを一本ずつ順番に試食する。

 麺類という文化のない地方であるため、その食べ方はうどんのようなすする食べ方にもなっていなかったが、それでも一年以上の教育の甲斐あって日本人のように箸を使いこなして、しかし――。


「――これ、言うほどうまいか? いやまあ、歯ごたえ――、食感っていうの? 特にこの太い奴なんかはそこそこ面白いかもとは思うんだけど……」


「……」


 考えてみれば、パスタというやつは基本的にソースなどで味をつけて食べるものであり、それがなされていないものなど言ってしまえば変わった形の小麦粉の塊である。

 それでも、パスタの実物を知るトーリヤなどは思いがけずできた懐かしいその味や食感に感動していたわけだが、しかしそうした思いで補正がない状態で食べておいしいものかと言われれば確かに味に関しては単体でそれほどおいしいものではない。


「――いや、まだだ。パスタが真の実力を発揮するのはここからだ……。合わせるソースさえ作れれば……。トマト――、は無い。チーズ……、クソ、乳製品……。卵、卵ならある……!! 後、手に入る材料は……」


「あー、じゃあオレはここらで修行に戻るわ」


 思い悩み、付近で作業していた分身たちとの議論を始めるトーリヤをよそに、今までの食事でも普通にうまいと思っていた少年、レイフトが逃れるように去っていく。


 結局、無人島生活一年目にして食卓に革命をもたらすと目された発明、『パスタ』は、トマトやチーズといった一番組み合わせやすい食材の不在によってトーリヤにとって不満の残る結果となった。


 なお、その日の晩にいくつかの試作品を汁物に入れて出したところ、いつも通りトーリヤの感想に反して三人の子供たちからは軒並み好評だった。


 普段の麦の食べ方が口にあっていなかったとも言う。

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