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☆銀連TIPS:『デバイス(F3回路)』

統一銀河連盟側から〈見えざる者〉と呼称される者たちが用いる謎の装置。

ベルゲンを襲った部隊が各々所持していたことから考えて、局地戦で運用される兵器のようなものであるらしい。

従来の科学技術とは一線を画す、ある種の力場を作り出すことで、確率的に僅少の事象を呼び寄せることを可能にする技術のようだ。


効果範囲は一見するとデバイスの周辺に限られる──それ故に部隊毎に携帯して持ち込まれている──ものと推定されるが、巨大なE16区画とその外殻の〈宇宙クラゲ〉の挙動にまで作用し、ベルゲンからの離脱に大いに関与した点を考えると、射程距離と呼ぶべき範囲はもっとずっと広いのかもしれない。


現在ケネスの手にあるデバイスは、メランとの交戦中に橋梁から落下したヴェエッチャを救うため、コガネイが咄嗟の機転で作動させて以来、最大出力で機能し続けている。

彼らの会話を覗き見る限り、それは通常は想定されない非常識な運用方法であるらしい。


およそ兵器らしくない不確実な技術を作戦に持ち込む彼らの意図や社会的背景も気になるところだ。

ケネスの言う〈文脈コンテクスト〉や〈因果ナラティブ〉という単語が謎を紐解く鍵になるはずなのだが……。


残念ながらこの時点では、統一銀河連盟に属する者たちの大部分は、自分たちが対峙している相手のことも、彼らが持ち込んだこの謎のデバイスの存在も、ほとんど何も分かってはいないのだった。

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