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第67話「覚醒」

藤原陽菜は廃墟の壁の陰から修哉と骸骨(スケルトン)の戦いを見ていた。


(本当に何が起こっているのでしょうか...でも、何だか赤城さんは疲れてきているように見えます)


何が起こっているのかは全くわからない、しかしここがダンジョンのどこかで修哉はその中の敵と戦っているのだけは分かった。


(そして....なんでしょう...?この頭の痛みは....彼のことを見てるとどんどん強まってくる...)


理由はわからないが、修哉の戦いを見ていると謎の頭痛が発生していた。


頭の痛みについて考えながら、巻き込まれないように戦闘を見ていると突然修哉が骸骨(スケルトン)の前に移動した。


そして少しして炎の球と一緒に骸骨(スケルトン)が吹っ飛んでいき、思いっきり爆発するのを確認した。


陽菜はこれで倒せたと安堵する。


陽菜はもう倒し切ったと思って倒れそうになっている修哉を手当てしようと近づこうとした。


その時だった。


再び修哉の周りにモンスターたちが出現して、土げむりの中から再びあの骸骨(スケルトン)が現れる。


そして、修哉は地面に倒れ込んでしまった。


「赤城さん....!......あ、あぁァァァァァァァア!!」


なんとかならないかと駆けていこうとする。


しかしその時、陽菜の頭痛の強さが一気に上がり、立ち上がれなくなるほどの痛みが陽菜を襲った。


(痛い、いたい、イタイ!!何これ、こんなの知らない!)


痛みにのたうちまわり、周りのことなど気にせずに叫び続ける。


(これは...何?私と赤城さん?)


そして陽菜の頭の中に謎の映像が流れ始めた。


陽菜はそれを見続ける。


(私が助けてもらって....一緒にパーティーを組んで....「タワー」に集められて...最後は....)


しばらくして頭の中で流れた映像が終わる。


陽菜はおもむろに立ち上がる。


(あぁ.....()()()()!私はなんで今まで気づかなかったの?目の前にあの人がいたというのに)


ふらふらと歩き、修哉の前まで行く。


『....ふむ、どうやら思い出したらしいな』


「藤原さん....逃げるんだ....今ならまだ助かる」


骸骨(スケルトン)の方は何かを察したらしいが、修哉は陽菜に何が起こっているのか理解していないようだった。


「ふふふ...修哉さん。前みたいに名前で呼んでください」


「藤原さん前みたいにって...まさか」


陽菜の言動で修哉もどういうことか気づいたらしい。


「修哉さん...私も戦います」


『やはりお主を呼んで正解だった...少し待ってやろう、2人で少し話すといい』


陽菜の言葉を聞いて骸骨(スケルトン)はモンスターを消して、元いた場所に戻って行った。


陽菜は修哉の方を向く。


「修哉さん...少しお話をしましょう?」


そして修哉の横に座り込んだのであった。



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