第63話「苦戦」
骸骨の魔法により、71からの層で見たモンスターが大量に出現する。
そのモンスターたちに修哉の魔法が直撃して、一部が薙ぎ払われて魔石を残して消え去った。
しかし、倒れたのは一部でしかなく残ったモンスターたちが修哉に向かって襲いかかってくる。
「「「「カタカタカタ!!!」」」」
修哉はモンスターたちを魔法や剣で捌いていく。
「水槍、風槍、.....炎流星!!」
水、風魔法と剣で近くにいたモンスターたちを倒す。
そして炎魔法がレベル3になってから習得した炎流星を前のモンスターといまだに玉座に座っている骸骨に向かって放った。
「ちっ、防がれたか。...でも道は開けた、行くぞ!」
骸骨には何かしらの魔法で防がれてしまった。
が、前のモンスターには直撃し、道が開ける。
修哉はそれを好機と見て走り出す。
そして一気に近づくと骸骨に向かって剣を振り下ろした。
「....ずいぶんと丈夫な杖だな?」
『あぁ、愛用の杖だ。ましてやお主のミスリル剣如きで切れる筈もない』
修哉の剣は骸骨の杖によって防がれてしまった。
(何でミスリルの剣ってことがバレた?やっぱりこいつ何か知ってるよな.....いや、今考えてもしょうがない。とりあえずこのまま鍔迫り合いしていても良くないし、離れよう)
色々と疑問は湧いてくるが、それを振り切って修哉は一度骸骨から離れる。
(どうする...?このままだとジリ貧だな..)
修哉は一部残っているモンスターと時々飛んでくる骸骨の魔法を捌きながら何かないかと考える。
が、何もなくジリジリと時間だけが過ぎていった。
しばらくして骸骨が新たに声を発した。
『...どれ、このままではつまらん。少し確かめてやろう』
そう言うと小声で何かを唱え始める。
骸骨は目を光らしてこちらの方を見る。
すると向こうの顔がどんどん驚きに変わっていった。
『...なんと!なるほど、お主か!ならばこちらもやれることをやってやろうではないか!』
「おい、何をするつもりだ?」
『まぁ見ておれ、....ボス権限使用、個体名藤原陽菜をここに呼び出せ』
骸骨は突然よくわからない言葉を言い始めた。
「なぜ藤原さんのことを...お前まさか」
『もう遅い、あとお前にとって悪いことではないからな』
修哉は向こうがやりたいことに気づいたがすでに遅かった。
「.....え?」
修哉と骸骨の間から光が発生して、きょとんとした表情の藤原が現れたのであった。
コメントや評価、レビューよろしくお願いします。




