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お見合い結婚します「紫電一閃乙女物語」  作者: あやぺん
おまけ編

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祝言日の宿泊2

 素敵だけど終わる気配がない。それで徐々に壁際へ追いやられてついに背中が壁についた。


(思い出の滝見風呂で足湯……)


 止めようと思ったけど別の思い出も蘇る。


(触らないけど抱きしめても……。懐かしい……)


 似た体勢だけどあの日と違って逃げ道はない。逃げる気がないのでこれで良し。素敵。

 あの日の私だと今の状況は場所もあって怖くなって嫌だった気がする。

 今は夢中でキスだけどあの時はそっと抱きついてみるかそのままでいるかの2択しかなかった。

 ……覚えているかな。そっとネビーの胸元を両掌で押してみる。案の定すぐに止まってくれて壁に押し付けるような状態でもなくなった。

 名残惜しそうな切なそうな表情から困り笑い。そうしていつも彼の唇は開く。

 笑顔になって冗談っぽい事とか用事と言い出す。今なら足湯に行きましょうだと思う。その前に「あの」と先回り。


「足——……」

「して欲しいことがあります」


 足の続きは足湯だろう。思考が読める時は読める。


「なんですか?」

「その。抱きしめる手前です……」

「えっ? ええっ⁈ えーっ⁈ そこからやり直し⁈」


 目を見開かれて軽くのけ反られた。しかも少し怯えたようなお顔。これは予想してなかった台詞だ。

 興味の無い事は本当に忘れっぽいけど興味のある私の事でも「そうでしたっけ?」とたまに忘れているのにこの思い出は覚えているみたい。

 今月頭に桜吹雪(おうふぶき)の中で初めて言葉で気持ちを伝えられた事を懐かしんだらネビーは覚えていなくて私は拗ねた。

 最初の龍歌と桜の枝の時に言いましたよね? である。

 あのような幻想的な素晴らしい景色の中で「好きです」と伝えてくれたのに忘れるなんてどういう事なのか。

 覚えていなくて拗ねることは逆の時もあるから責められないけど。


「あー、体勢が悪かったというか俺の強気とウィオラさんのでは落差が——……」

「ち、違います。落差は無いです」


 そっと両手を取って目を見つめて恥ずかしくて俯く。私達はずっとこうなのかも。阿吽と呼吸や何も言わなくても通じ合うとか無理そう。


「その、あの、その時の気持ちと比べたいと言いますか……。すて、素敵な思い出なのでまたというか……」

「こういうおねだりは珍しいです」

「はい」


 目線を上げたら珍しくネビーの目が泳いだ。彼の羞恥心はどういう時に現れるのかよく分からないといつも思っているけど今もなぜ照れた様子なのか不明。


「そのおねだりみたいなかわゆい上目遣いは期待の現れですか?」


 照れている理由判明。彼の視界だとそうなのか。上目遣いなんてしていなくて普通に顔を上げただけだけどな。


「期待したのに残念というお顔をしている気がします」


 覚えているかな。


「あの時俺の理性を破壊した台詞です。懐かしい」

「えっ? 理性を破壊ですか?」

「そりゃああれは結納前に非常識です。でもよかだと言われたら常識の範囲かなと小躍りでした」

「事前確認を含めてあれだけ丁寧に扱われたら常識の範囲で小躍りでした」


 2人でクスクス笑い合う。通じ合う時は通じ合うかもしれない。


「では、コホン。えー、失礼します。逃げる時は左側へどうぞ」


 昨年と似たように私の顔の右側に腕が置かれて左手側はがら空き。キスよりうんと簡単なのに恥ずかしいんだ。

 手を繋ぐのは日常化しても同じく流行りの腕組みの簡単版、肘あたりの袖掴みをすると彼はかなり照れ照れする。

 この羞恥心の強弱の不思議さはネビーなぞなぞの1つ。私について謎だと思うことを彼がウィオラなぞなぞと言うからうつった。


「左側は壁です。逃げられません」

「えっ? 本当だ。もう逃す気がないんだな俺は。あはは」

「その。私も変わったことがあります……」

「ん? なんですか?」

「あの時はだき、抱きしめたいと思いつつ動けなかったのですが……」

「待った。今の台詞をもう1回お願いします」

「へっ? あの。はい。抱きしめたいと思いつつ動けなかったのですが……」

「なんてかわゆい事を考えてたんですか。損した。緊張で話しかけなかったら抱きつかれてたなんて大損」


 左手で腰を抱かれて引き寄せられてキスされそうになって慌てて止める。

 あの時の褒めは緊張していたからなんだ。緊張したから喋ってその時の言葉選びが素敵だったって素敵。

 思い出を振り返って覚えてくれているとこのように素敵が発掘されるから試してみて良かった。


「さっきから押したり引いたりなんの拷問ですかこれ」

「ち、違います。あの、あの日したかったけど出来なかった事をしようと……思いまして……」

「……それは是非お願いします」

「はい。あとあの日は思わなかったこともしようかと」


 腰に回された手が離されたのでまずはそっと身を寄せた。着物に当てた耳へ彼の鼓動が響いてくる。


「これは抱きしめるではなくて身を預けるです」

「……期待したけど残念ですか?」

「いや、かわゆいです。でも顔が見えない」


 こっちを向いて、みたいに頬に手を当てられて顔を動かされた。


「少々お待ち下さい。続きに時間が必要です」

「続き? ああ。あの日思わなかったこと」


 深呼吸を何度かして着物を軽く掴んで背伸びをしてキス。恥ずかしいけどそっと背中に手を回した。


「昨年この部屋でお邪魔されたというか私が遅かったというか……」

「風呂」

「えっ?」

「風呂に行きましょう。足湯からの風呂。無理」

「無理? 実は汗臭かったとかですか⁈」


 それは嫌!

 これは逃亡。逃げられるから逃げた。


「いやいつもよかな香りですけど。そうじゃなくて約束した足湯に行くどころじゃなくなるってこと。なんですか今日は。積極的というか誘惑的というか……夫婦だとこの方針ですか⁈」


 眉間にしわの驚き顔をされて私がびっくり。嫌なの?


「私としてはいつもと同じです」

「こんなことした事ないですよ!」

「してると思いますけど。あの、そのお顔。嫌でした?」

「まさか。またおねだりされて襲われたいです。それを襲い返す的な。先手も楽しいけど貴重だから後手もよかです。さっきはとりあえず行くかと思って着物で行こうとしたけど浴衣に着替えよう」


 ネビーは鼻歌混じりで畳の上に落とした荷物を拾い始めた。鼻歌混じりの時はかなり上機嫌。

 こんな事したことないって、えいっとキスしてみた事はあるけど……忘れた?

 それとも別の理由で嬉しいのかな。特別な事はなにもしていない。これもネビーなぞなぞ。謎の上機嫌。


「私も着替えたり荷物の用意をします。早くしないと貸切指定時間が終わってしまいますね」


 むしろ残り時間はあるのかな。脱衣所からお風呂と滝を眺めて終わりくらいかも。

 滝見風呂の脱衣所に入って鍵をかけてから気がついた。


「昨年は気遣いで足湯の用意をしてもらいましたけど今年は違います」

「いや今年は去年無理だった……」


 リンリンと鈴の音が響いた。そろそろ支度をして出て下さいという合図。


「拐かされたせいですが約束は果たせたので問題なし」

「拐かされたのは私です」


 手を繋がれてお風呂場へ移動すると後ろから抱きしめられた。


「少し景色が違う気がします。俺の気のせいかな」

「滝は同じですが庭が変化しているように見えます」

「飽きさせないようにって事ですかね」

「滝のように変わらないものもあって嬉しいです」

「ウィオラ」


 耳元で低めの声を出される事に私は少々弱い。たまに突入するなんでも素敵に感じる状態かも。ついに祝言を迎えたから私はかなり浮かれているんだな。軽く身をすくめる。少し強めに抱きしめられた。


「石走る垂水(たるみ)の水のはしきやし」


 龍歌?

 水が岩の上をしぶきを上げてほとばしって落ちる滝の流れは速い。激しい滝ってこと。

 この滝は……そうかな?

 なぜ景色の龍歌なのだろう。


「君に恋ふらく我が心から」


 ()しきやし⁈

 心の底から恋い焦がれているって、激流の滝のようにって……素敵。景色の龍歌ではなかった。

 このような古典龍歌があるんだ。滝見風呂に備えて代作してもらったのかもしれない。考えてくれて下準備してくれたって素敵。

 首筋、頬、それから唇にキスされて私は夢中になりかけたけど使用時間が終わりだろうとネビーに促されて撤収。

 私は心の中で大躍り状態なのに彼はなに食わぬ顔をしている。

 お別れしてそれぞれ大浴場へ。露天風呂は今年も薔薇だった。


()しきやし君に恋ふらく……。()しきやし……素敵)


 端で湯船を形作る木にもたれかかりながら薔薇の花びらを並べてみる。


(返事……)


 薔薇の花びらを眺めながら薔薇は色や本数で花言葉が異なる事を思い出した。

 黒い薔薇4本の話から若干薔薇が苦手。上書きしてくれないかな。


(いつもおねだりは嬉しいみたいだから頼めば良いけどなんとなく言いづらい……)


 花を贈られるのはとても嬉しいけど頼んでしてもらいたい事ではない。

 頼んでしてもらうよりも散歩中に何気なしに花を摘んで髪飾りにしてくれるとかサラッとお土産みたいないつもの方が素敵。


(今日の龍歌は旅行後に枝文にして贈ってくれる気がする。薔薇よりもそっちが嬉しいな)


 桜並木を眺めながら散歩した時に懐かしんだ際の反応がそのような感じだった。だから待っていたけど待った甲斐あり。

 お風呂を出て今年も便利な設備で髪を乾かして支度をして部屋に戻った。


(寝てる)


 去年布団は布団が敷いてあってその上に寝ていたけど今日はその布団がないから畳の上。


(飲まされ過ぎて眠いって言ってたからな)


 体が痛みそうだけど運ぶ力がないので諦め。羽織を脱いで彼の体にかけて近くに腰を下ろして寝顔を眺める。相変わらず無垢に見える寝顔。

 見当たらないなと思っていた海蛇が現れて2匹とも私の膝の上で伸びた。体を左右にゆらゆら揺らし始める。歌や演奏のおねだりらしき仕草。


「きらめく星よ叶えて欲しい」


 明日はのんびり出発して観光がてらまだ行ったことのない南2区の東側へ進んで宿泊して明後日は農村地区を通る。

 そこでものんびり1泊たけどその日のネビーは視察仕事で指定場所に着いたら夜中まで出勤。2人でまた大自然の星空を眺められる予感。


「わたしの願いあなたの想い」


 この1年間、繰り返し見る夢の1つは白い見たことのない服を着男性と私が丘の上に並んでなにかに軽くもたれかかって流れ星を眺めている夢。

 その男性の顔はいつも黒いもやがかかっていて見えない。

 

「幸せ作る夜明け星」


 この歌を歌っているとその夢の自分と同じような気持ちになってくる。あの夜はあまりにも幸福でそれ以外の感情はなにもなかった。

 その夢は少し変化して同じ流星の降り注ぐ丘の上でネビーが照れ笑いを浮かべながら私にこう告げる。隣には白い服の男性も立っている。


「コンウィーウィムス……。エレアモレ……。テディシュナセリィム……」


 歌うように口にしてみる。何度も同じ夢を見るので覚えた。異国料理店で尋ねてみたけど分からなくてリルから皇居の女官吏に質問してもらって返事待ち。


「く、くすぐったいです」


 海蛇の1匹が袖口から侵入してきて首をくるくる回った。


「ふふっ。くすぐったいですよ」


 もう1匹はペチンッとネビーの頬を尻尾で叩いた。


「まあ。寝かしてあげて……目が赤いです。どうされました?」


 ペチペチからベシッと叩き方が強くなってネビーが目を覚ました。すると彼の頬を叩いていた海蛇はよく居る私の胸元へ移動。

 それを眺めていたネビーが体をバッと起こした。


「この変態蛇! ここは禁止だと何度言ったら分か……怒ってます。風呂でなにかありました?」

「なにもなかったです。変態蛇と言った後は大体おめめが赤くなっています」

「いやなんか……。そうじゃなくてとても怒っています。俺と痴話喧嘩ではなくて」


 ネビーが素早く2匹を両手で捕まえた。小さい子が私の髪を思いっきり引っ張って痛かったくらいで目が赤くなる事もある。

 まだ言葉も通じない幼な子をコラッと叩くのは忍びないけど軽く叩く。コソッと確認するとそれで海蛇の瞳は深い青色に戻る。


「なにもなかったなら彼らが何か誤解です。セルアグ。見回りに行くぞ。不審者が誰もいないと知ったら怒るのをやめる……痛い。痛い! そんなに痛くないけど地味に痛いから噛むな! 違うなら離すから!」


 こういう時に近くで喧嘩とか犯罪者みたいな者がいる時があった。でもその際はネビーをつついて誘導するような仕草をしたりする。

 前に海蛇の牙を確認しけどかなり鋭い牙が並んでいた。ネビーが噛まれる時は「あの牙はどこに消えるんだ?」と首を傾げるくらい弱い痛さらしい。

 彼等は草食みたいで野菜しか食べない。固い野菜だとガジガジ食べ進める。しかも皮が好み。あの牙や顎の強さを考えるネビーへの噛みはかなり優しいので会話の一種疑惑。

 「夢でセルなんとかとアグなんとかって呼ばれていたからこいつらはセルアグです」とネビーは秋から海蛇2匹に名前をつけた。私は海蛇さんと呼んだ時の方が反応があるから使っていない。

 サングリアルやヴィトニルが来たら質問する内容の1つに加えてある。

 1匹はネビーの手首に巻きついてもう1匹は私の胸元に戻ってきた。くすぐったくて身を捩る。


「前から思っていたんですが」

「はい、なんでしょう」

「頭以外の部分って中でどうなっているんですか? あと潜り込んだ時」

「えっ?」

「見てよかな日がついに来たので確認」


 ネビーは私の前であぐらになって両手を伸ばしてきた。


「み、見ようとしないで下さい。夕暮れですがまだ明るいです。間にいらっしゃいます」


 前を合わせてズリズリ後退り。


「間? こう、肌着の上に横になってるんじゃなくて挟まれてるんですか⁈」

「え、ええ。まあ」

「極悪変態蛇か! この野郎!」

「ええっ!」


 極悪って……。またしても海蛇はネビーの手に掴まれて引っこ抜かれていった。


「そもそも人ではありませんので変態ではありません。なんとなく分かります」

「それは俺もなんとなく分かりますけど俺の気分の問題です。痛っ。分かった。分かったから」


 またしても噛まれたネビーが手を離すと海蛇は私の手首に巻きついた。


「おお。話が通じたのか?」

「目が赤い理由は何かにかなり怒っているということしか感じられません。なんだろう。俺をどこにも誘わないから成敗相手はいなそう」

「ええ。大人しいのに目が赤いのは始めてですね」

「分からないから放置するしかないですね。わりと寝た気がするんで酔いがマシになりました。庭散歩に行きませんか? 去年も夕暮れでした」

「はい。是非」


 庭の散歩中も海蛇2匹は大人しかった。瞳の赤色がいつもと違う気がするとネビーと2人で首を傾げるもどこにも消えないし私達になにか訴えるような仕草もしないので様子見。

 時告げの鐘が聴こえてきた時に私は入浴中に考えた龍歌を彼に伝える事にした。


「そろそろ夕食の時間ですね」

「あまり食べられない気がするので軽めにして朝に回してもらって良かったです。最後の時間にしてもらえば良かった気がしますけど早い方が良かったのですよね?」


 普段の食事の量からしてネビーもまだそんなに空腹ではない気がするけど「最初の時間で」と返事が早かった。私に確認しなかったから珍しい事だ。


「披露宴の食事が豪華でそこまで腹が減ってないけど早く食べて別の腹を満たそうかと」


 悪戯顔を向けられた。先週の休みの日に「最後の練習」と言ってわりと好き放題された。

 その時も「待つけど待てない」みたいにボヤいていた。

 結局見られる練習をしていないけど今夜は大丈夫なのだろうか。楽しみに取ってあるとは男性心はよく分からない。とにかく暗くしてもらおう。


「別の……はい。あの、皆人を寝よとの鐘は……」

「おお。返事。えっと……この鐘で皆寝ろですね」


 少し違うけどまあいいか。


「打つなれど……」

「寝ろって言われたけどか」

「君をし想へば寝ねかてぬかも……です」

「……」


 意味を考え中?

 ネビーは無表情になった。意味を理解して嬉しく思ってくれた?

 しかもかなり嬉しいの分類。


「バカなので部屋で詳しく教えて下さい。最後の方だけ」

「……分かっていますよね」

「バカなので分かりません」


 私は知っている。今年は試験勉強に打ち込んでいたから見かけていないけど「お嫁さんはお嬢さん」なら必要だと古典龍歌をわりと勉強してしてきている。

 作れなそうだから覚えておいて会話などに使うとロイに言っていたそうだ。たまに解説など相談されていたとロイからそう教わった。ネビーの押し入れの中にある本棚にも龍歌の本が何冊かある。

 部屋に戻って少ししたら夕食が運ばれてきた。量が食べられないのなら質というように贅沢食材のお寿司、お吸い物、茶碗蒸し、葉物。

 そこに軽め希望だけど念のため夜食とおにぎりと香物も出してくれた。

 いただきますとありがとうございますの挨拶をして食事を開始。


「ウィオラさん。解説して下さい」

「そちらが先にそうしたら良いですよ」

「……えっ⁈」

「き、着るので噂の西風のご挨拶をお願いします。その後に是非龍歌の説明です」


 煌国と違って西風は直接的で熱烈め。外ではハレンチ行為なので嫌だけど2人きりだと話は別。それはそれで憧れがある。


「ええっ⁈ 噂のって……。あの後に⁈」


 するともしないとも言わずにネビーは顔を少し赤くして耳はかなり赤く染めて黙々と食事。

 多分私は彼よりも赤く染まっていると思う。

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― 新着の感想 ―
[一言] 素敵です。 ニヤニヤしてしまいますね。 もっとやれ〜、どちらもです。 天然な2人、この甘さある行動で、周りに当ててやりましょう。 普段、行動出来ない人とか、普段から甘いのにもっと燃えちゃった…
[良い点] あ、あまーーい!(いいぞ、もっとやれ) [一言] 更新本当にありがとうございます!ふたりのいちゃいちゃ嬉しいです!
[良い点] 糖度がましましでニヨニヨが止まりません!
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