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お見合い結婚します「紫電一閃乙女物語」  作者: あやぺん
本編

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 怪我がこんなに早く治る薬なんてあるんだ。旅医者から贈られたかなりの貴重品らしい。入れ物の大きさと中身の量からして5年間あまり使っていないのではないだろうか。

 かなり痛みます、だから使ったことはあるのだろう。怪我はしないで欲しいけど仕事を変えては言えないし言いたくない。彼はうんと沢山の人を守ったり幸せを作っている。

 だから旅医者もネビーに自分だけが使えと贈ったのかな。そもそも旅医者は根無草で人々に奉仕する尊き存在。

 こうなるとかなり気になってきた。ネビーと過ごしていたらそのうちその旅医者に会える。なぜそのような暮らしを選べるのか聞いてみたい。

 危険の伴う仕事だけどこのような特別な薬を持っているのなら少しは安心する。


「俺もバカなところが沢山あって失敗ばかりです。うっかりお父上を挑発したみたいになってしまったしご家族の前なのに浮かれ過ぎて惚気てしまって。次に同じように自己犠牲をしたら俺の八つ当たり先は広がるしもっとお説教です。一生あんみつ禁止令を出しますからね」


 あれは結納出来ると浮かれた結果の惚気なのか。ここまででもう分かる。私と彼はかなり考え方や感想が違うから会話が沢山必要。

 異なるから嫌だとは感じないしむしろ反対。

 私は彼と過ごして視野を広げていると感じているから一緒に過ごす程大きく成長出来そう。

 逆はあまり無さそうだけど私が大事で楽しくて愉快で飽きないと言ってくれているから彼にもきっと良い影響が有るだろう。

 もっとお説教なんてネビーが疲れてしまう。一生あんみつ禁止令……地味に嫌な罰。

 甘いものはなんでも好むけどあんみつは宝石箱みたいに色々入っていて色々な組み合わせがあるから特に好みという話をしたし、毎月ご褒美と思って楽しみにしている話もしたから割と的確な罰。


「はい。すみません。ここまで言われないと自覚しなくてこのようにご心配をかけて……。ご迷惑をかけたくないですしあんみつ禁止令は地味に嫌です」

「迷惑はかけてください。俺もかけますので。男を袖にするのは罪ではありません。勝手に惚れられて勝手に堕落されるのも罪ではありません。けど全力でどうにか逃げようとしないと破滅しかないです。運が良かっただけで死んでいたかもしれなかったという事は理解していますか?」


 私は小さく頷いた。


「はい。今日色々と話を聞いてとても恐ろしいです」

「怪我をしないと学べません。だからウィオラさんは悪いところもあるけど悪くないです。怪我をしたのに学んでない。昨夜言われたばかりの事も学んでない。だから強めに言いました。ご家族にも周りの大人にも原因があります。運良く助かったので今後は気をつけられますね」


 今後どうか気を付けて下さい。これはそういう意味。その通りなのでまた頷いた。


「ニブイしおバカなようなので気になることがあればまた教えて欲しいです」

「賢いし聡いと思うところも沢山あります。常に個人的な意見なので違うとか気になるとか嫌な時はしっかり言い返して下さい。聞き出すとか言えるような空気を出す努力をします。仕事柄ウィオラさんよりも色々な性格の人と大勢出会って関わってきています。個人的な意見でも役に立つ時は役に立つかと」


 怒ってすみません、みたいな優しげで悲しい微笑みに余計に胸が痛む。

 こんなこと、私を傷つけて泣かせるようなことを言いたくないと伝わってくる。

 私だったら言えないかも。説教や忠告は時に人に耳を塞がせて怒りや拒絶に繋がる。そのくらいは知っている。

 聞き出すとか言えるような空気を出す努力をしますって本当に気遣い屋さん。


「ありがとうございます。注意されたことをよく考えて振り返って気をつけます」

「あの顔で外面も良いから婚約者のウィオラさんは女性に(ひが)まれたり(けな)されていたでしょう。それであいつからあの態度。自己評価は低くなり自尊心も育ちません」

「他のこともですがその考察力はどう学んだのですか? 私は真似したいです」

「主に仕事です。あとデオン先生。自ら学んだのではなくて怒られたり失敗して学んできました。今は教える側にも回っているからそれでまた失敗したり。ウィオラさんも花街で多くを学んだかと。昨夜そうだろうなと思いましたよ。でないと話が合いません。俺はそこそこ苦労人なのであまり苦労していない人はたまに苦手です」

「お説教で疲れるからですか?」

「ええ。説教なんて疲れるから親しい人にしかしません。仕事上軽い注意はします。こんなに簡単なことも分からないのかと呆れることはちょこちょこ。お見合いの袖振りはそういうことも関係あります」


 こうして教えられたらそうだろうなと納得。本人なりに苦労していたとしても華族のお嬢様は箱入り娘達。

 家出後に花街へ乗り込んでそこそこ人を見てきた私でこれ。ネビーの精神年齢と根っこの気遣い屋なところは父より上みたいになっていた。

 なのに浮かれて惚気たり、ど忘れや口が滑ったり、拗ねてグチグチ言ったり色々幼いところもある。

 立派だけど立派ではない方。だから遠巻きにされないで好まれるのかな。


「私はこのようにお説教をされるような頭の悪さや世間知らずさに子どもっぽさがありますが疲れませんか?」

「説教なんて嫌。うるさい。面倒。逆上。俺なりに気をつけていてもその態度が嫌だと聞く耳持たず。それとは逆でこうして話し合いをしてお腹を見せられているしそういう返事がくるのでちっとも。疲れませんか? そういう発想を持てるのは誰かに親身になって呆れたり疲れたり苦労した方です。菊屋で色々あったのでしょうね。だからあれだけ好まれていたんですよ」

「祖父や両親とも、いえ誰ともここまで話したことはありません。不機嫌さは少し怖いですけどそれ以上に息がしやすいです」


 幸せな時間は一緒にいられるのは当たり前。リルの「なんと幸せな時がないのです」という言葉が蘇る。

 私達はこうしてお互いを傷つけながらも良くなろう、良い関係になろう、一緒に歩いていこうとしている。

 今の時間はそういう大切な時間なのだとそう思いたい。こうなると嫌な空気だな、不機嫌は嫌だなという印象がガラリと変わる。


「俺はすっかり夢中で彼もああなのでご自分には魅力があると自覚して自己防衛するように。学ぶ気があるならルルとか役に立ちますよ」


 振り返って気をつけますだと自己完結。ルルに聞いてみたらどうかはきっとそれへの返事。自分を変えるのって難しそう。

 彼のために変わるのではなくて私が私自身を守るために変わらないといけない。周りにも迷惑をかける。

 自尊心の話は太夫にも言われたことだ。そこに諦め癖や自己完結癖という人に頼らないところを直せという助言。

 私が私を大事にしているという感覚もどうやらおかしい。その指摘もネビーからだけではない。昨夜菊屋で学んだ。なのに反省しないでまた似たような事をした。

 私はこうやって色々な人を傷付けてきたということだ。母もそう口にしていた。胸が痛くて仕方がない。


「すみませんでした。それからこのようにありがとうございます……」

「怪我をしても学ばない様なのでまた怪我をしてもらおうかと。俺はそこそこウィオラさんから慕われたと思っています。なので大事な人が目の前で自分のためにわざと傷ついたらどう感じるか知ってもらえたらと思って殴られてみました」


 みるみる涙が溢れてぽたぽたと膝の上や膝の上で合わせている手の甲の上に落下。

 あの状況でそこまで考えてくれていたなんて。


「2度としませんと申しましたが、もう2度としません」


 大切な人にこのような胸の痛みを与えるなんて嫌だ。何も出来ずに大事な人が傷つくのを眺めているしかないのは悔しくて辛くて悲しくてならなかった。

 昨夜の太夫達の気持ちを今さら理解するなんて遅過ぎる。彼女達にはっきり言われて態度どころか行動でも示されたのに。

 私は「私はそのように好かれるような存在ではないです。それから私は私を大事にしています」と耳を塞いで現実から目を背けた。

 他者からの評価を()ねつけるどころか踏み(にじ)った。

 それがあったからネビーは必要もないのにわざと殴られた上ではっきりこう告げてくれた。


「そういう時に嘘をつくこともしないように。ウィオラさんの性格をある程度知っていたら誰も信じません。いや信じるバカもいるか。家族だから似ているのか?」

「こそっと見て薄いあざだったなんて言った私が悪いです」

「ええ。そう言われたら信じるかもしれません。怪我人をそんなに見てない方々だと動きでなんて分からないでしょう。今の発言はまた八つ当たりです。俺はわりと自分勝手に生きていて本音をバンバン言っています。なのに時に信用されません。心配だとか、大丈夫なのかとか」


 漁師達はまさにそれ。ルルやレイがネビーに長年抱いていた気持ちも、他の家族や親戚や友人達の想いも私はもう知っていて、ガイにも「権力にも出世にもさして興味がなくて常に自分は後回し」と教えられた。

 それで彼が「違う」と話したり主張したことも知っている。それでも認識の差や誤解があるのにそこで嘘をついたら人間関係はより拗れる。

 信用信頼は積み重ね。なのに私は嘘でその積み重ねを拒絶。それでは一緒にいたいと願っても関係は破綻してしまう。

 我が家だ。私と家族はそうやって崩壊して縁が切れかけた。

 

「はい……。私ももっと言います。どう大丈夫なのかとかなぜそう思うのかとか……」


 涙が頬を濡らしていく。ネビーの性格なら付き合いをしっかり継続したい相手でなければこのように強く言わないし、ましてやわざと殴られたりしなかっただろう。

 

「泣き顔は好みませんしお節介も説教も嫌われそうですけど嫌われてもよかです。俺としてはそれよりも大事な話です。お互い仕事があって俺は出張もあるし友人とか家族との時間もあるので」


 折り畳まれた薄藍色の手拭いを差し出されたので受け取って握りしめた。この意味はしっかり自分で自分を守って下さいだ。

 ネビーはずっと「口説き落とさないと」みたいに言っていて私の気持ちは伝わっていないかもしれないと何度か感じていたけどまたしても「そこそこ慕われている」だ。

 それで気がつく。私は彼から与えられた気持ちや真心こもった贈り物や言動に対してさして返していない。

 見ていて飽きませんという龍歌を贈ったくらい。渡し方とか紙とか工夫を悩んでいてそれを書いて渡すこともまだしていない。

 私が悩んでいることなんて彼は知らないから「まだかな」と落ち込んでいる可能性もある。


「そこそこではありません。とても……。まるで昔々からのようにとてもお慕いしています。他の方もネビーさんが思っているよりも貴方のことを好まれているのでそれは自覚した方が良いと思います」

「俺は母親似でなぜか人に好かれやすいみたいですけど好いてくれた人に好かれた分は返せません。こちらの気持ちの大きさや時間の都合とか色々。昔々からのようですか。それはまあ……わりと自信があります。自信がないですの方がそのうち照れを超えて何か言ってくれないかなぁって」


 私は少し瞬きを忘れた。そうなの? そうだったの? 

 それで私は今まさに気持ちを口にした。ネビーは私に向かって苦笑いを投げた。


「何も言わずに嬉しいですの方が良いのに格好悪いけどネタばらし。知っているから実践してみたけどこういう駆け引きは苦手です」

「駆け引き……。はい。しないで……しますよね。つついてみたり、髪型を変えてみたり、一生懸命近寄ってみたり、龍歌を書く紙はどうしようとか、そうやって相手の気を引きたくなるものです」


 ネビーは少し目を丸くした後に「ええ」と笑ってくれた。


「俺はバカなので色々しでかしています。怪我をして学んでいけば良いだけです。怪我をしないように注意しながらです。芸以外ももう少し自信家になりましょう」


 彼は前を見て今度は空を見上げた。雲は多いけど綺麗な星空で月はほぼ満月。とても美しい夜なのにこの感じ。

 半結納で結納間近なら恋人同士と呼べる関係なのにこれではまるで子どもへのお説教。思いやりや心配からなのでうんと嬉しいけど()ね。

 もう涙は引っ込んだけど「よしよし」と頭を撫でられたかった。

 欲張り娘。私は全然返していないと自覚したのでよいしょっとネビーに近寄った。腕に腕をぴたりとくっつける。やはり固い腕。

 チラリとネビーを見てみたけど彼は星空を眺めていて特になんの反応もない。優しい笑顔でジッと見つめられている月に嫉妬しそう。


「ジエムみたいなのは回避出来ません。拒否しても周りが離そうとしてもあれは無駄。ああいうのは男女問わずいますけど思考回路が分かりません」

「私も理解出来ません。私のどこに……そういう考えが良くないのですね。自分では分からない私のなにかが彼に響いた。考えます」

「ああいうのは噛みつき人喰い魚です。惚れられた理由なんて考えなくて構いません。俺も噛みつかれたことがありますけど見回りの挨拶、気をつけて下さい! ってだけで噛みつかれました。他の方々と同じ対応です。普通は周りを泳いだりつついて味見をするのにいきなりガブリと食いついて離れてくれない。理不尽で痛いです。非常に困ったものです」


 裁判になった女性や部屋に不法侵入して荷物を増やした女性のことだろう。

 噛みつき人喰い魚か。勝手に美味しそうと噛みついてきてやはり美味しかったと離れてくれない。噛みつかれた方は痛いから逃げようとする。

 美味しそうとか美味しいは人それぞれ。普通は味見をされるからそこで逃げられる。

 理不尽にいきなり噛みつかれるのは中々避けられないけど常に警戒しておく方が避けられる可能性は上がる。そういう感じかな。


「噛みつき人喰い魚を撫でたりもっと食べて良いという態度を示したら食べ尽くされてしまいます。あのジエムは半魚ですね。ウィオラさんを強姦しようとか暴力で手に入れようとまではいかずに大事にしたい気持ちがあった男みたいですから。今後はどうだったか別として」

「あれで半魚ですか?」

「力尽くで手に入れようとして泣き顔や拒否などの嫌悪の言動で途中で止まって周りに八つ当たり。どうしても欲しいと思った時に芸や花で告白。本物の噛みつき人喰い魚ならウィオラさんや他のご家族の誰かはもう殺されています」


 そういう事件があって関与したことがあるのだろう。私は菊屋関係だけではなくてジエム関係でも薄氷の上にいたのだな。


「だからカラザさんも非情になれなかった。おじい様もお父上もその気配。彼の役者仕事に対する真摯さが眩いのでしょうね。だからカラザさんもご家族も悪いです。でも半魚は完全に退治するか悩みますから悪くないけどあれは危険です。俺が刺激しましたし」


 本物の噛みつき人喰い魚をネビーは仕事で見たのだろう。ジエムで怖いのに怖い。本物に遭遇したくない。

 しかしいきなり一方的に噛みついてくるから避けられない。

 私は警戒心が足りなくて菊屋で危険な恋営業をされていたし、長屋前に大工達が集まってもぼんやりしてルルに守られたりエルが許したのなら大丈夫と他人任せ。

 ……本当にダメだこれは。しっかり自己改善をしないと。それでその方法は自分の考えだけではなくてお手本になる者達から学ぶ。

 これは確かにルルは良い相談相手になるな。男性に辛辣にして逆恨みされたことはないかとか何を気を付けているのかなど聞かないと。


「噛みつき人喰い魚は滅多にいないので上手く立ち回れないのは仕方ないです。普通の魚なのか噛みつき人喰い魚なのか半魚なのか誰にも分かりませんから悪くないです。皆悪くて悪くない。悪くないという気持ちもしっかり持ちましょう」

「ネビーさんはご家族にもこのような感じですか? ちび親うるさい、ですから」

「ええ。俺の良いところで悪いところです。過保護だし余計な世話焼き。好まれたくないとか背負いたくない人には構いません。理不尽に噛みつかれたくないからです」


 そう口にするとネビーは月を見つめ続けながら困り笑いで髪をかいた。


「君はなにも悪くない。運が悪かっただけ。そう言う方も多いだろうけど俺はこういう感じです」

「この方が今後のために良いです。うんと良いです。真似したいのと諦め癖を直すためにも家族にも言います。私も家族も悪かったと話し合いをしたいです。耳を塞がれたり失敗したり疲れたら甘えたいです」

「ええ。もちろん」


 念願の頭なでなで!

 しかも片腕で横から抱き寄せられたみたいな状態。これは素敵。うんと素敵。まるで鞭と飴。


「話を聞いている感じだと小悪党なので罪状を集めても死罪は無理だし悪くない俺達のせいで死んだみたいなのは仲を邪魔されるみたいで嫌。噛みつき続けそうだからどうにか離し続けないといけないけどあれはどこにやっても周りに被害を——……」

「よい国がある。彼は私が裁くようにと言われている」


 突然目の前に人が現れた。上からストンッと降り立ったのは全身黒い布に包まれた者。とても耳触りのよい不思議な響きの声の男性。

 ネビーはもう舞台から降りて立っていて私側の片腕を横に伸ばして庇うような姿勢。突然現れた不審者に対して素早い。


「汝、信じよ。汝、慈しめ。汝、敬え。汝、友を守れ。汝、許せ。信じることは難しいが信じなさい」


 この台詞……西の国の人か西の国の教えを知る人?

 男性はその場に座った。衝撃的なことに木蓮(マグノリア)の隣の茂みから大きな蛇が現れてその蛇を椅子のようにして着席。

 大蛇はルーベル家で見た蛇に見た目がそっくり。毛羽だったような鉛色の鱗にワシみたいな顔をした蛇。瞳は深い深い青色。

 祖母から母へ受け継がれている家宝の指輪の蒼玉(サファイア)の色と似ている。


 ……夢?

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