4-2.ダルガンイスト到着
今回は珍しく、おバカなことはせず、ただ目的地を目指して移動するお話です。
テストに出ないので覚えておく必要はありませんが、あとで北北踊りと南南踊りが出ます。
踊る謎の聖人も……
「臭いニオイと、良い匂い両方するな」とアイスが言った。
良い匂いってのは、例の匂いで、臭い臭いってのは、加齢臭の方か。
この世界に密封容器は無いから、ポケットに入れると臭いは移る。
やっぱ臭いのだろう。
ちょっとテンション下がった。
何の話かと言うと、治療薬だ。
”俺が携帯している治療薬”と、”テーラが作ったばかりの治療薬”は、違うものになっているとアイスが言うのだ。
元は同じもので、日が経つとだんだん緑から茶色に変わっていく。
俺が持ってるのは茶色になってるが、それ自体は普通だ。
薬は基本テーラが持ってて、俺は非常用に少量持ってるだけなのだが、アイスはわざわざ俺のを使いたがる。
「すげー、コレ、すげー、超効くな」
やけにテンション高い。良薬鼻に痛しみたいな感じなのだろう。
いや、単なるプラシーボ効果ってやつだ。
アイスは俺が持ってるものは何でも凄いと思ってるのだ、きっと。
戯れ言だと思っていたら翌日にはすっかり治ってた。
どういう仕組みなのだろう?
「トルテラ、ちょっと薬出してみて」
エスティアが薬出せと言うので、出す。
テーラとエスティアが、普通のやつとの差を調べる。
「見た目は特に変わらないみたい」とエスティアが言い。
「一緒みたい」とテーラが言った。
エスティアが匂い嗅いで、「これ惚れ薬とか入ってない?」と言い出した。
塗り薬で惚れ薬。なんか斬新だな……ってか、惚れ薬ってなんだよ。
「あ、」テーラが、何か思いついたっぽい。
”あっ”てなんだよ。と思った。
テーラに上着をはぎ取られ、何かと思ったら、薬収納ポケットが腰のあたりにまで増設された。
全部のポケットに少しずつ入れると、そんなに邪魔でも無かったので、まあ良しとした。
試しにプラシーボ薬を量産することにしたのだ。
”プラシーボ”の意味は当然皆知らないが、特に意味を聞かれたりはしなかった。
それはそうと、わき腹の内ポケットはともかく、腰だと荷物と腰の間で密着して発酵しそうだと思った。
そのぶん速くプラシーボ効果が出るかもしれないが、なんか臭そうだ。
俺はそんな薬使いたくないけどなと思う。
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一つ良いことが判明した。
トート森周辺は大鎧信仰だが、こっちは勇者信仰で、勇者信仰では予言書と言われるものがある。
その中に勇者が出てくるが、勇者は女として描かれている。
俺は、”大鎧の遣い”ということになっているが、”大鎧”と”遣い”は別らしいので、一応勇者フラグにも気をつける必要がありそうだと思っていたのだ。
だが、勇者が女なら問題無さそうだ。
トート森で熊殺してると守り神認定されるので、こっちで何かやると勇者認定されるかもしれないと心配してたのだ。
それはそうと、この世界は狭い。
さすがに外国と言うだけあって遠かった……けど、歩いて行ける範囲に外国あるとか、世界の狭さに驚く。まあ、電車も飛行機も無いからそんなもんか。
途中に結構な山岳地帯があって、”ビフェット・ウグムの街”で巨大な老人扱いされてから、山を迂回していったら、”ビフェット・ウグムの街”があって、ここでも巨大な老人扱いされた。別の街だが。
同じ名前の町が、南北にある。
伝承のビフェット・ウグムの街であると両方が主張したまま放置されているのだ。
まあ、この世界はそんな感じでかなりテキトーなのだ。
しかも、領主も両方マイト侯。別人だ。
間にある少し高い山がビフェット山。
伝承では”ビフェット山”の麓に”ビフェット・ウグムの街”がある。
そこに聖人が住んでいたという。
その聖人は何をした人か聞いたが、誰も知らなかった。地元民でもないし仕方ないか。
”ビフェット・ウグムの街”は、それぞれ方角だけで、北の街、南の街と呼ばれていて、ほとんど誰にも”ビフェット・ウグムの街”とは呼んでもらえないが、住民は”ビフェット・ウグムの街”と言い張っている。
北の町と聞いて、怪しい踊りでも有るのかと期待したが、踊りはあるが北も南も大差なく普通の踊りだった。だいたいこの地方の踊りは似てる。
打楽器と踊りはだいたいどこにでもあるようだ。
俺の世界でも、だいたいどこにでもあったと思う。
人間は打楽器と踊りは放っておいても発明してしまうようだ。
南側のマイト候の領地の南側は低山が続く。
その外側はまとめて全部タンガレア。
タンガリアとかタンダレアかもしれない。そんな感じに聞こえる。
トート森も含めて、こっち側は連合領と呼ばれていて、ある意味全部で1つの国みたいな感じで、自治権のある小さな国に分かれてるが実際は別々の領主が治める領地の塊みたいな感じだ。
連合領内は、文字も共通だ。
ただし、話し言葉と書き言葉がだいぶ違うので、文字だけ読めても文章はあまり読めない。
注意書きくらいはすぐ読めるので、あまり困らないと言えば、困らないのだが。
貨幣はちょっと特徴がある。
貨幣は金貨は、どこに行ってもそのまま使える。
銀貨は共通じゃないけど、見た目が変えてあるだけで結局同じ。一応使える。
銀貨と同じ価値の高額銅貨はまったく違って、他の領地では使えない。
低額銅貨、つまり普通の銅貨は銀貨と同じでデザインは違うけど結局一緒みたいな感じになっている。
庶民は銀貨の代わりに高額銅貨を使うので、金持ちはどこに行っても金を使えるが、庶民は遠出するとそのままでは金が使えないことがある。
庶民は高額銅貨が使えないほど遠出することは稀なので問題ない。
庶民の移動を縛るためなのだろうが、高額銅貨は偽造で利益が大きいのでわざと狭い範囲でしか使えないように変えてるのかもしれない。
今回は、領をまたいで移動するので高額銅貨ではなく、ちゃんと銀貨を持ってきた。
経費は全部銀貨だった。実は銀貨たくさん持ったのはじめてだった。
軽くて良い。高額銅貨はでかくて重いのだ。
それにしても、金と銀の価値の差はどこから生まれているのだろうか?
似たような量産出するのであれば、似たような価値になりそうなものだが。
金貨は銀貨よりずっと小さくても高い価値がある。
ただし、同じ大きさでも金は極端に重いので、銀貨と金貨が同じ重さだと、それはそれで不便かもしれない。
ここは一応ファンタジー世界だが、”銀の剣”とか”金の剣”が、”鉄の剣”より強かったりとか、そういうのは無い。割とリアルな世界だ。
俺の知る限り、やたら強い金の剣とかは無い。
金は柔らかいから、切れ味悪いはずだ。
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こっちの方はトート森とだいぶ違って、水は濁っているが、沼や川が多く魚介類が多く獲れる。
泥臭いことが多いが、簡単に料理できてまあまあ美味い。
ただし、人里まで行かないと奇麗な水が手に入らないのがけっこう辛い。
俺が守り神だなんだとか言われる範囲はトート森周辺だけで、大鎧信仰が強いところだ。
ビフェット山の付近はどちらでもないが、タンガレアに近付くにつれて勇者信仰が強くなる。
大鎧信仰のあるところ以外では、俺は単なる巨大な産廃扱いで、エスティア達と負け組抱き合わせセット扱いされる。
でも、それでいいのだ。
有名になったら、勇者の敵として迫害されそうだから。
俺たちは山賊にもスルーされる。
お互い見えてるのに、何事も無いように通り過ぎる。
武装した貧乏人襲ってもデメリットしかないが、旅装備なので足は遅いし荷物も多い。
前に軽装でも山賊に襲われたことがあったのに、この状況でも山賊にさえ襲ってもらえないなんて、なんて悲惨なんだと思って凹んだ。
途中で寄った村で、鹿の価値が高いのでびっくりした。
トート森では俺の縄張りには熊が入ってこないので鹿が集まってくる。
鹿が大量に獲れるので、価格が下がって売り物にならない。
売れるけど、あんまり儲からない。
ところが、この辺では、鹿は高級品だ。ここでなら高く売れるのにな……と思った。
まあ、ここまで運んでくるのが難しいのだが。
もしかしたら、毛皮だけでも運んでくれば儲かるかもしれないが、俺は毛皮の臭いが嫌いなのだ。
荷物を運ぶために、家畜でも飼うと良いのかもしれない。
馬は世話が大変だというので、荷物運びにロバでも買うかと思った。
でも、まずはパンツの安定供給だ。
俺には、まだまだ金が必要なのだ。
……………………
途中で同行者が増えた。
次の村まで、若年寄と若奥さんの夫婦が同行してほしいという。
俺たちの歩く速度に合わせられるなら、ついてきても良いと答えた。
こちらは重い旅装備で、この夫婦は身軽なので大丈夫だろうと思ったのだ。
このあたりは山賊が出ると言う。
確かに出るけど、俺達なんか、山賊にもスルーされるのに。
とはいっても、荷物を持ってるわけでも無いこの夫婦が追加されてもやっぱり襲う意味も無いだろうと思った。
男の名はマークだった。本名がマークだと言う。
おお!珍しいと思ったら、やっぱり珍しいそうだ。
このあたりでは、村を行き来するときは、旅の冒険者に付いていくのだという。
俺が大荷物背負って普通に歩いてるので、驚いていた。
50近い俺が、元気で歩き回ってると驚かれる世界なのだ。
ところが、アイスが俺を竜かもしれないと言ってしまって気まずくなった。
こっちだと竜は神様どころか悪役だ。
ただし、こっちでは竜が人に化けると言う話が無いようで、”なに言ってんだコイツ”くらいで済んだ。
あまり問題無いようだ。
目的地に着くと、お礼にと果実の加工品をくれた。
乾ききる前の加工途中の品で、このくらいが一番美味いのだという。
「10日くらいしか保たないからその前に食べてくれ」と言われた。
俺が荷物降ろして、いろいろやってると、声が聞こえた。
「おいしいね」
「うまいなこれ」
もう食ってやがる。10日保つって聞いたのに女達が即食いやがった。
しかも、俺1個も食ってねぇ。
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マーク達を届けた村で、困ったことが起きた。
通ろうと思っていたルートが通れなくなったのだ。
上流で大雨があったらしく、川が渡れなくなってしまったためだ。
だいぶ水量が減ってきたので10日くらい待てば渡れるようになると聞き、待つか別ルートを行くか選ばなくてはならなくなった。
だいぶ減っても10日待つって、俺たちは旅費が厳しいんだよ!
水量が下がるのを待たずに進めるルートは、緩い山岳地帯で、歩くのはともかくとして、小さな村しかないため、補給の面で厳しい。
通常ルートは歩きやすく、補給も問題ない。
ただし、そちらはしばらく増水で渡れない。
通常ルートは村を繋いで蛇行しているので、迂回ルートは山道だからと言って日数が多くかかるわけでは無いという。
俺は山道が良いと思ったが、山道を行くならこの村で足止め食っる人達5人が同行したいと言う。
さらには慣れてるから道案内もできる。そんな人たちがわざわざ同行するのは、山賊が怖からだ。
まあ、5人くらいならとOKしたら、別の冒険者やら、私たちもと同行希望が出てきて、冒険者3人と村人11人で14人と同行になってしまった。俺達も入れると19人。
普通の人数じゃない。
これはいくらなんでも目立つし脱落者が出たら怖いという話をすると、4日間のルートで村人11人は1人大銅貨5枚、俺的には5000円相当くれるという。
冒険者3人は金は貰いも払いもしないが脱落者が出ないように見張ると言う。
それならなんとかなるかと思い、受けることにした。
旅費が心細くなっていたので、少々の金でもありがたい。
この冒険者3人は、迂回路で行こうとしたところ、同行希望者が多すぎて出るに出られず困っていたようだ。
出発して1日目の村は食料が提供されたので助かった。
現地民用の宿泊施設はあるが11人泊まるほど広くないらしく、かなり狭いところで寝たらしい。
2日目は見晴らしの良い丘陵地を通過するが、人数多いし目立ったのか、山賊が出た。
10人以上も居る大規模な山賊で、場所も開けてるので、この人数を守り切るのはけっこう難しい。
俺達も、ここで装備失うわけにも行かないので、追い払う。
山賊は前に8人、後ろに6人、計14人だ。思ったよりさらに多かった。
リナとアイスと冒険者3人で後ろの6人に当たってもらい、前の8人は俺がなんとかする。
エスティアとテーラには、前8人のうち、俺が漏らした奴に当たって貰う。
同行の冒険者3人は、正直あまり頼りにならないと思っていたが、弓を持っていたので案外役に立った。
一方的に打たれずに済んだのだ。
武器というのは有るだけで、防御にもなり得るのだ。
前はエスティアの小さい弓だけで、明らかに火力不足。
テーラの大盾があるので、テーラとエスティアが矢に当たる可能性は低いが、村人は厳しい。
やはり、俺が的になる必要がある。
「草木の陰に伏せてろ」
村人にはなるべく障害物に隠れていてもらうが、正直あまり隠れるものが無い。
それでも、伏せていれば、当たりにくいので狙われにくい。
盗賊は戦闘力の有る相手を優先して攻撃するので、優先して村人を狙うことはほとんどない。
いつも通り、俺が前に出る。
山賊に駆け寄ると慌てて矢が放たれるが、そんなへっぽこな矢に当たりはしない。
山賊は弱者を襲ってるつもりなので、だいたい油断してる。
で、俺は年寄りなので、そんなに速く動くと思ってない。
なので、俺が急に駆け寄ると、対応できずに、驚いて取りあえずのヘロヘロの矢を打ってくる。
「武器置いてけー!」とか言いながら駆け寄ると、いきなり意表を突かれた山賊が逃走しはじめる。
武器は持ったまま逃げた。
武器を置いて行かないとは、なんてサービスの悪い奴らだと思った。
後ろの6人は前が逃走したのを見て、動揺してるところを、同行の冒険者3人の矢が飛んできたので、戦意を失い逃走した。
同行の村人だか町人から”爺さんすげぇ”みたいな声援が上がって、ちょっと凹んだ。
冒険者3人組には「どっちが山賊だかわからねぇ」とか言われたので遺憾の意を表明したが、意味が伝わらなかったようだ。
今回は同行人が居るし、今晩も次の村に泊りなので夜襲の心配もない。
わざわざ追撃せずとも、追い払えれば十分だ。
矢は無くなったり、壊れたりでけっこう減る。
再利用するので、真っすぐ飛ぶ矢というのは少ない。
盗賊が打ったのも拾うと、使える矢が2本増えた。
誰も怪我しなかったが戦利品は矢が2本。寂しい。
その晩は同行の村人と村から差し入れがあって、珍しく村人たちと一緒に短い宴会をした。
食ったことの無い鳥肉が出て、これは美味かった。
しかも、味噌味風で塩以外の味がした。米が欲しいが、いつも通りのインコの餌風雑炊だ。
村人は遠慮してあまり変なことは聞いてこないのだが、冒険者3人は容赦なくいろいろ聞いてくる。
「なんで男女で一緒に冒険者できるんだ?」とか聞いてきて、俺が本物の年寄りだと知ると凄い勢いで驚いてた。
村人はなんとなくわかってたらしい、”子供作って老化した若年寄り”と、俺のような”本物の年寄り”には見た目の違いがあるらしい。
冒険者は若年寄と暮らした経験もないのでわからないわけだ。
この3人の冒険者はダルガンイストまでの届け物の依頼受けていて、村人の同行人さえ居なければ単独3人でも問題無いが、丁度良かったので付いてきたのだと言う。
そのうちアイスと喧嘩はじめたので、盾で掬って投げたら「うひゃーー」とか言って喜んでいた。
なんでこれやると喜ぶのだろう?
そのあと冒険者3人が仲間に入れてくれ!駄目ならその爺さんくれとか言い出して、喧嘩にリナとエスティアも参戦したので、俺とテーラだけ取り残された。
村人に聞かれたのでトート森からきて、タンガレアに行くと言うと、ダルガンイストは通行書が無いと通れないと言う。
通行書は持って無いと言うと、通行書の取り方は知らないが、抜け道はあるらしいと言う話を教えてくれた。
勇者の話も聞いてみたが、やはり勇者は女で巨人を倒すと言う。
巨人を倒す? 俺が勇者に倒されるのだろうか?
”ビフェット・ウグムの聖人”の話を聞いたが、どのあたりが聖人なんだかさっぱりわからなかった。
戦争中に何故か謎の踊る人が出てきて戦争が収まったという話で、話を聞く限り、”ただの躍る人”だった。
そんな伝承のために、町の名前で競ってるって、そっちの方が驚く。
エスティア達は、何故か弓で勝負してた。
誰の矢が一番的の中心に近いかという平和的な勝負だったので放っておいた。
次の日は何事もなく、さらに次の日やっと着いた。
ダルガンイスト要塞だ。
メインルートを通ると町側に着くのだが、山から来たので要塞側に着いたのだ。
同行人達から、ちゃんと謝礼金が貰えたので、少し金に余裕ができた。
冒険者3人はあっさり去って行った。
実はこいつらが、いろいろ言いふらすせいで、知らぬ間に有名人になっていくのだが、このときは知らなかった。
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ここの要塞都市はかなりの規模だ。
そこらの街なんか目じゃない。数千人は住んでいそうだ。
ここが栄えてるのはタンガレアとの交易が盛んだったりするわけでは無い。
大量の兵士が駐留しているので、軍事物資や兵士相手の商売で繁盛しているだけだ。
1000人とか言ってるが、本当に戦う兵士が1000人なのか、軍に所属している人が1000人なのかはわからないが、いかにも戦いそうな体格の女が多い。
まあ、体格は冒険者もそんなに変わらないが。
髪型の差なのか、冒険者とは、だいぶ雰囲気が違う。
いつも同じ髪型で過ごしてるのが冒険者で、仕事中は束ねて、休暇は好きな格好してるのが兵士って感じか? 兵士の方は髪型に制限があるみたいで、皆同じくらいの長さなので、兵士同士は見分けがつきにくそうに思う。
まあ、兵士はヘルメット被るからお団子頭とかはできないだろうが。
冒険者は、まあ、人それぞれで、髪が長いと戦うとき不利だけど、勝手にすればよいという自己責任の仕事なので、伸ばしてる人も多い。
※伸ばしっぱなしで結っていない人も多い
これだけの規模の軍隊がありながら、戦争とかはほとんど無いと言う。
軍の維持費はどこから出てるのだろうか?




