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プロローグ

こんにちはー!!私、四ノ宮純17歳♪ピッチピチの女子高校生デッス☆




…なーんて、一昔前のイタイ挨拶は置いといて、私、四ノ宮純はゲンザイ巷で流行りの転生者です。



転生前の名前は佐藤伊織。享年48歳、二人の子持ちで貴腐人なコスプレイヤーでした。



死因はショッピングモールの駐車場でアクセルとブレーキを踏み間違えた車に引かれそうになった子供を庇って事故死。


痛いと思う間もなく気がついたら浮幽霊になって居て自分の葬儀を眺めていたのです。


それからは、いろいろあって旦那と子供達が前を向いて歩き出すまで側で見守り、旦那の再婚を期に天国(らしき所?)に召されました。



それにしても、昇天するときってアレなんですね!


体の周りが金色に光ってキラキラーってエフェクト掛かるんですよ!!


思わず

「ウヒョー!! 光ってるっ光ってるよぉぉぉおお! すげぇえ生身でこれ使えないかなぁ~コスプレしてこのエフェクト使ったら絶対もてるぅぅぅう☆」


なんてゲヘゲヘ笑いながら大声で叫んで天国(らしき所?) に行ったとたん


《ゲッ!なんか変なのきた!!こっちくんな!!》


って神様(らしき人?)に叩き出されてしまいました。



そして、気がついたら病院のベッドの上で四ノ宮純として転生してたんですよ!!





なぜ転生したと気がついたかというと、四ノ宮純は高校一年の年末に家族でショッピングモールに買い物に出掛けた際、アクセルとブレーキを踏み間違えた車(なにこのデシャヴ感)にぶつかりかけてよろけた時に頭をぶつけて意識を失い、病院に運ばれ三日間の昏睡状態から目覚めると、医師との会話でそこは日本のようで日本ではなかったからなのです。



例えば、私の知っている芸能人が全くいない事。それらしいアイドルや俳優は居るけど顔が違かったり。



例えば、東京スカイツリーと東京タワーの名前が逆だった事。ソラマチとかはそのまま同じ名前なのに本体の名前だけが逆だったり。



そして極めつけが渋谷109が渋谷298だった事。これには吹いた!

なんだこのお買い得満載な店の名前!

勢い余って、両親に爆笑しながら問い掛けたら物凄く心配されて精密検査を受けさせられ、入院が伸びちゃったけどおかげで大体の状況は把握出来たし、四ノ宮純としての過去の記憶とのマッチアップも出来たので結果オーライ☆





そして退院後どうにかこうにか高一の三学期を乗り越え、この度佐藤伊織こと新生 四ノ宮純は無事二学年に進級いたしました!




転生してせっかく若返って第二の人生歩めるんなら楽しまなきゃ損損♪



幸い今度の両親はお金持ちで子煩悩


こりゃ生前出来なかったことをやりきるチャンスじゃね?


イケメンの男子にコスプレさせて自分好みの写真を撮りまくる!



あわよくば絡みの写真も…なんて…うへへへへへへ…



…っっしゃあぁぁぁ!絶対やったる!!




そうと決まれば、いっちょ煩悩のままに生きてやろうではありませんか!




見た目は女子高生、中身は転生中年貴腐人コスプレイヤー。


四ノ宮純のコスプレイケメン☆略して、コスmen☆育成記録ここに開幕。



うわわわわ!


ここまで読んで下さってありがとうございます!!



物凄い見切り発車な作品ですが

最後までお付き合いいただければ幸いです。



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