第十話
駄文ですが見てやって下さい
決勝戦 木下優 対 神城華凛
「さて、大会も、ついに決勝戦になりました!これまで、手に汗握る戦いを勝ち抜いてきた者たちは、いったい、どんな戦いを繰り広げるのか!?…では、決勝戦
決勝戦の少し前に、夢を見ていた
公園に、男の子と、女の子が二人で、遊んでいる夢…懐かしい様な、夢だった。
「優くん、魔術が使えないの?だったら、私が優くんを、守れるぐらいに、強くなったら…結婚してね?」
「うん、----ちゃん、約束だよ!」
「じゃあ、指きりしよ!」
男の子と、女の子は、嬉しそうに笑っているのだった……
…開始して下さい!!」
開始の合図で、我に返った優は、華凛に火弾を撃つが、あっさりとかわされる。
「あまり、なめないで下さい!水よ、その身を凍てつかせ、世界と成れ!アイスワールド」
会場を、氷で覆う
「これで、木下君は、逃げられませんよ!私の思考次第で、この世界は変わりますから!」
「こんな、世界消してやるよ!デストロイ!」
優は氷の世界を消すが、消したとたんに、また凍り始める
「無駄ですよ!私は、短期決戦でいく予定ですから、魔力が切れない限り、この世界は、消えません」
「木下選手、氷の世界を、消すことができない!これは、絶体絶命です!」
優は、氷の攻撃を、かわしながら、地面に、魔力で作った地雷を仕掛ける
「エクスプロージョンアロー」
地雷に嵌めるために、爆発する矢を空一面に、作り出す
「これは、圧巻です!空を覆い尽くす矢と、地面を覆い尽くす氷との、戦いです!」
「だから、無駄だって、言ってるじゃないですか!!」
華凛は、矢を、氷で潰しにかかる
優は矢を曲げたりして華凛を、動かす事に成功した。
そして、華凛が向かった先は、地雷のあるところ…
バーァン
地雷が、爆発した音が鳴り響く
「木下選手、地雷を仕掛けていた!これは、木下選手の、勝利か!?」
勝ったのか!?優は、そう思ったが、ぼろぼろになりながらも、華凛は気合いだけで立っていた…
「……あなたにだけは、あなたにだけは負けられない!世界よ、敵を貫け!」
華凛は、最後に氷の棘を、その世界から無数に出す
「デストロイ」
優が、棘を消滅させたのを見た華凛は、涙を流しながら、気絶した……
「勝者、木下選手です!この戦い、両者とも素晴らしかったです!」
優は、なぜ華凛が勝利に拘ったのか、考えていた
あなたにだけは、負けられない…か、そのときに夢の女の子の、名を思い出した……かりんちゃん、もしかしたら、あの夢が、関わっているかも知れない…優は、表彰式の前に医務室に行き、華凛に聞きに行くことにした
「神城先輩、大丈夫ですか?」
「ええ、大丈夫よ、それにしても強いわね…」
華凛は、悲しそうに言う
「あの、変なこと聞くんですが、昔、一緒に遊んだこと、ありませんでしたか?」
「えっ……」
「あのっ、変なこと聞き「ええ、ありますよ」ま、えっ?」
「だから、ありますよ!私が、あなたを守れるようになったら、結婚するって、約束もしたわ!
でも、あなたに、負けちゃったわ…それに、あなたも私のこと忘れていたみたいだったし」
「いえ、思い出しましたよ、あの約束を…それで、先輩の所に来たんですよ」
「そう…じゃあ、付き合わないとしても、これからもよろしくねっ、後、私はあなたのことを、諦めないから!」
華凛は、恥ずかしそうに言う
「そうですか、俺も自分の気持ちに整理をつけたいので…では、行きますね」
優は、医務室から出て行き、表彰式に向かった
「木下優、お前は魔術決闘大会で、優秀な結果を残したのでこれを、表彰します、よく頑張ったな」
それだけ言うと、校長は、去っていた…
優が、いろいろな人に、質問されて、仲間と合流したのは、二時間も後だった
「優!凄いな!まさかの優勝だろ!魔力109mpなのにな!流石!」
「優、滅魔術なんて、いつ、使えるようになったのよ!」
「お兄ちゃん!流石ですね!」
「「「「お兄ちゃん!?」」」」
「優っ!お前いつから葵ちゃんに、お兄ちゃんって、呼ばしてるんだよ!?」
「いつ、ばれたの優!?」
優は、試合よりも、この質問攻めの方が疲れた……
仲間からの質問に、時間魔術以外は、全て答えた
優は、くたくたになって、ベットに横になると、すぐに、眠ってしまった………
何でも良いので、感想をお願いします…




