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Blank-Blanca[ブランクブランカ]  作者: 奥山柚惟
第7章 大人になるまで
79/97

あなたの初恋はどこから

  □ □ □






 北部地域の冬は早い。特に山岳地帯はもう雪を被ってしまって、めっきり寒くなるばかり。暦がここでは役に立たず、ホワイトハロウィンを迎えることもしばしばあるようだ。

 そう聞いたのは、目的地“ヴォドラフカ村”まであと山一つ、というところまで来た町でのこと。


 何度も「山向こうの村には何もない」と釘を刺された。

 あそこはただの農村、流通も行き届いていないから、ほぼ自給自足の村だと。


 それでも行くと譲らずにいると、町の人は呆れて口を出してこなくなった。心配してくれるのはありがたいが、俺たちの旅の目的がそこにあるのだから仕方がない。

 ここまで来ると町や村には閉鎖的な雰囲気が漂い、他所者への奇異の目がかなり強い。最低限体を休めた後、ひとつだけ用事を済ませてから離れることにした。


 村に一軒だけ設置されている通信所で通信機を借りて、ある場所へ繋ぐ。


『はいはい、こちらワイユ孤児院』


 通信機がギリギリ拾える低音が耳に触れる。

 思わず小さく笑ってしまった。


「はは、やっぱ声低いな。桐生、久しぶり」

『おー、元気でやってるか?』

「それなりにな」


 桐生ならば名乗らずとも声で分かってくれる。通信を監視されている可能性を考えて、極力情報は抑えておきたい俺の意図を、育ての親は汲んでくれた。


『わざわざ連絡寄越すたァな。どうしたよ』

「全部思い出した。その報告」


 入り口の外で待つイコとベイの背中を眺めて、通信機を握り直した。


「人を殺してたよ。六人焼き殺して、看取った同胞の遺体を灰にした」

『そうかい。お疲れさん』


 誰かが聞けば、素っ気ない一言に思えるかもしれない。けれどこの短い言葉が、俺のような人間にはどれだけ有難いか分からない。

 短い間でもこの人に育てられて良かった。ちゃんと言葉にしようと、俺はわざわざ危険を冒してまで連絡を取ったのだ、俺はもう喪失感に我を失っていた子供ではないのだから。


「桐生たちには感謝してる。面倒事ばっかり抱えてる俺を育ててくれて」

『気にすんな。ウチの子らは全員厄介ごと背負い込んでんだ、一人二人増えたところで変わんねえって最初に言ったろ』

「そうか? 俺は別格だった自負があるけど」

『甘ェぞ小僧。お前を百倍面倒にしたようなガキを俺ァ知ってる』

「マジかよ」


 からりと桐生は笑う。


『大事なのは『やっちまった』って後悔よりも『これからどうするか』だ。そうやって心痛めてるお前なら大丈夫だろうよ』

「そうかな」

『以上、桐生神父のありがたいお言葉でした。ご静聴センキュウ、お布施ウェルカム』

「あはは……その一言が無けりゃ完璧だった」


 俺も笑い声を返した。これほど無条件に絶対信頼のできる「大丈夫」を与えてくれる人は、なかなかいない。


「声聞けて良かったよ。そろそろ行く」

『おう。達者でやれや』

「うん。桐生も。あとパドフさん、メリアさん、子どもたちも。……チェンは早くくたばれって言っといて」

『ああいう奴に限って長生きするんだろうから、人間分かったもんじゃねえよな……じゃあな』


 通信を切って、受話器を台に戻した。

 通信所に詰めている留守番員に軽く礼を言ってから外へ出た。イコとベイは地面の雪に文字を書いて勉強しているところだった。イコが顔を上げて言った。


「話せた?」

「うん。行こうか」


 俺の一声に、ベイの大きな靴が雪文字を掻き消した。

 重い荷物を背負って、村人の視線を背に受けながら、山へと歩き出す。



 桐生は「くたばる時以外は連絡寄越すな」と言っていたから、きっと気が付いているだろう。

 俺は多分もう長くない。一歩踏み締めるたび、息を吸うその都度、臓腑がじりつくような痛痒を訴えてきて、さっさと能力を爆発させて楽になりたい気分になる。

 キースへ帰れば、この状態を打開する治療を受けられるという話だが、俺はキース族の中でも既に特異になってしまっていると思う。長く外で暮らしたキースはこれまでに一人もいない。


 俺が生きるか死ぬか、誰も分からない。



「ヴォドラフカ、早く着きたいね」


 イコがぽつりと言った。最近イコは大人しい。


「キースの人、村にいるのかな」

「エリック兄さんのあの口ぶりだと、居そうにねえんだよな。もしかしたら村でキースの手がかりを見つけろってことかな」

「そんな周りくどい真似する?」

「長く隠れ住んでる民族だ。外への警戒は未だに強いんじゃないか? 俺が帰ってくることにいい顔しない人もいるかも」

「ナダも複雑な立場になっちゃったね」


 そうだな、と返して空を見上げた。鈍色の空が今にも雪を振り落としそうだ。

 急げば雪が降り出す前に頂上付近に着けるだろう。雪山では極力、山の稜線で休むべきではない。雪や雷の影響はまず稜線に現れてくるのだ。天気が悪化する前に、山頂付近の山小屋に辿り着くのがベスト。


「少しスピード上げよう。イコ、行けるか?」

「舐めんな。今日はめちゃ元気」


 ベイがちょっと渋い顔になった。前にもそう言って、結局ガス欠を起こしたイコを背負う羽目になったのだ。

 ……今回はちゃんとイコの様子を見ながら登るとしよう。






  + + +






 ――ざわり。


 エリックの全身の毛穴が粟立った。

 それはどうやら周囲の者たちも同様であったらしく、一斉に視線が飛び交った。


「距離が判る者はあるか」


 (おさ)のジルが静かに問うた。

 一人が小さく答えることには、まだかなりの距離があるとのこと。


「一人出掛けたアドラーの気配ではないな。探索班のイゴリは先週発ったばかり、戻るにはちと早すぎる。……となればやはり一人しかおるまいて」


(とうとう着いたか……)


 エリックは翠色の目を伏せた。待ちわびていたようでもあり、と同時にこの時が来なければいいと心のどこかで願ってもいた。


「ナダが近い。皆の衆、各班に伝えて然るべき準備を整えよ。万事抜かり無きように」

「応」


 長の一声に、天幕に集っていた一同は腰を上げ、めいめい持ち場へと戻って行った。エリックは一人その場に留まって、中央の焚き火に薪をくべた。


「長」

「何だ、エリック」

「……()()はくれぐれも丁重に扱いなさります様」

「無論。だが我らが客人を迎え入れるのも、実に三百有余年ぶりのこと。思いがけぬ粗相があるやもしれん、その時はお前に補佐を頼もう」

「はい。……ッ」


 立ち上がりかけたエリックは、しかし小さく呻いて再び腰を下ろしてしまった。その様を長が憂いを含んだ目で見守る。


「無理はするな」

「済みませぬ……」

「謝らんでいい。お前もしばらく無理が続いたろう。ナダの帰還までちと猶予がある、それまでに体を休めることだ」


 小さく謝辞を述べて今度こそ立ち上がった。外套のあわせをきつく締めて天幕の外へ身を滑り込ませた。

 雪を踏みしめながら、廃墟と天幕の混在する村を縫って歩いていく。ナダの気配を感じ取った子供たちが、身を寄せ合って不安そうに囁き合っているのを、微笑みかけてエリックは宥めた。途中幾人かに声をかけられて、今日の飯や頼んでいた書き物を受け取った。肩にかける鞄が少し重くなった。


「エリック兄さん。寄り合いは終わったのか」


 向こうから小柄な男が呼びかけてきた。白い額を飾り帯で隠し、伸ばした白髪と一緒に留紐を耳の横で垂らす、独特な髪型をしている。


「今しがた寄り合いが終わったところだよ、バーバラ」

「何やら妙な気配がする。皆浮足立っとるが、何かあったのか」

「恐らくはナダが近い。“外”で会うた時よりも力が増しとるようだ」

「……()()か」


 バーバラと呼ばれた男は低く呟き、エリックの鞄を取り上げて肩にかけた。


「おお、随分と。記録の類は直に届けさせればよかろ?」

「自分で持つよ」

「いいんだ持たせてくれ。夕餉を食いに来ないか? 今日は親父も帰らんし、リエラもヘザックもアドラーも居らんのだ。お袋と二人きりはちと面倒でな」

「お袋さんいい人だろうに。いいよ、このまま直行してもいいかい?」


 それまで表情を動かさなかったバーバラは、エリックが誘いに応じるなり嬉しそうに顔を綻ばせた。

 エリックは苦笑した。


「お前といいナダといい、ほんに昔から変わらんなあ」

「ナダも変わらんか、そうか。会うのが楽しみだ。このわしのいとこだ、きっといい男に成ったろうな」

「お前のような自信家ではないけれどもな。……まあ楽しみにしておいで」


 ナダは「無くした記憶を取り戻したい」と言っていたが、果たして戻ったのだろうか……叶うならば忘れたままでいて欲しいとエリックは思っているが、同時に傷を乗り越えた姿を見たいとも望んでいる。


 何という矛盾だ。

 胸中で自らを嘲り、エリックはバーバラと共に家の天幕を捲って入ったのだった。






  □ □ □






「死ぬかと思った」。山頂付近の山小屋に着いた感想はその一言に尽きる。

 十一月も下旬である。大陸北部の冬が早いことは十分に想定の範囲内だったが、三人での登山を俺は舐めていたかもしれない。幸い天気が味方してくれて、雪こそ降らなかったものの、冷え込み方が尋常ではない。

 下山すればすぐに目的地の“ヴォドラフカ村”に着くだろうが、時刻は午後三時を過ぎ、日が傾き始めてきた。山歩きに慣れない者を連れてこれから下山するのは危険行為だ。今夜は小屋で過ごすしかない。


「おーいお前らー、生きてるかー、応答せよー」

「生きてるぜ」

「死ぬほど寒い」


 俺の呼びかけに、すぐそばからイコとベイの声が返ってきた。俺たちは今、イコを真ん中にして三人で身を寄せ合い、毛布に包まっている。

 暖炉に火は入れたが、部屋が暖まるまではもうしばらくかかる。それまでに凍死されてはたまったものではない。

 震えていると、イコが「提案」と震える声で呼びかけてきた。


「恋バナで体温上げようぜ」

「お前さ、両脇を男で固めたこの状況でよくもそんなこと言えるな。心臓鋼で出来てんの?」

「わたしはここらで一度聞いてみたい。ベイの恋愛遍歴を」

「ねえ話聞いて……よりによって際どいところに刺さっていくなよなあ……」


 ダメだ、いつにも増してイコの雰囲気信号無視が止まらない。

 ベイは鼻を鳴らした。


「残念ながらガキに出来る話はねえよ」

「ガキじゃないもーん。もうすぐ十六歳だもーん」

「いやイコ、ほんとやめとけ。うっかりしてるとベイをもうストーブに出来なくなるぞ。俺らみたいなガキには普通に優しい話がお似合いなんだよ、ほら、例えばお前の初恋の話とか」

「なんでわたしの恋バナから始まるのさ」

「言いだしっぺお前じゃん」

「やだぁ恥ずかしいぃ……」


 急にわざとらしく声を上ずらせて、女子の顔をしてきた。

 だが魂胆は見え見えだ、俺たちにそんな手などは通用しない。俺もベイも仏頂面でガタガタ震えたままなのを見て、イコは観念したようだ、恐る恐るこちらを見上げてきた。


「……笑わない?」

「もちろん」


 イコは毛布に顔を埋めて、目元だけ覗かせた。耳が赤い。ちょっとかわいい。


「あのね……幼稚園の時に」

「うん」

「若い爽やか系のお兄さん先生がいたんだけど」

「あー、小さい女の子に好かれる系の」

「そう。笑った顔が最高にかっこいいの。先生にお手紙書いたの、クレヨンで」

「なにそれかわいい」


 かわいい。つい本音が口をついて出てしまった。

 だって小さいイコちゃんだぞ? 五歳くらいのイコちゃんが一生懸命クレヨンで「せんせいだいすき」ってくちゃくちゃのお手紙書いて渡してこられたら、どうですか? 俺ならとろけて膝から崩れ落ちて悶絶してしまいますよ。

 そんなイコちゃんの成長を一番傍で見守るという、世界で一番おいしい権利を、ザッケスはみすみす逃したというのか。


「ザッケスの野郎、父親なんていう役得すぎる立場を手放しやがって」

「まったくだぜ」

「な。本当に愚かな男……ってベイさん? 今何ておっしゃいました?」


 イコと一緒に振り返ると、ベイは両手で顔を覆っていた。

 効いている。思いがけない攻撃を食らって、ベイはダメージを回復できていない。


「何だよその初恋……ピュアが過ぎるだろ……」

「急にどうしたのさ。ベイだって初恋ぐらい経験あるでしょ? フィーさんがそうなんだろ?」

「……いやそうじゃなくて、何か……くそッ言葉にならねえッ」

「ごめん、ベイの悶絶にわたしらついて行けてないんだけど、どういうことかちょっと教えてくれないかな」

「あのなあイコ」


 はあ、という溜息と共に、ベイの両手が僅かに顔から離れた。

 その手の隙間から無視できない闇がチラついて。


「――俺ァ()()()だったんだぜ」

「「あっ」」


 ――察した。


「“初恋”ってワードのピュアさが、“少年兵の”って付くだけで一気に血生臭くなンだろうがッ」


 ベイがカッと目を見開いた。


「やさしい世界の! 甘さと幸せしかねえ純度の高い初恋を! 俺ァ知らねえんだよ!」

「んなッ……ちょっとくらいほろ苦い味だってあるよ!」

「黙っとけ! 最初っから血の味がしてんだよこっちは! ちくしょうこんにゃろう、砂糖の味しかしねえじゃねえかふざけんなもっと聞かせろ!」

「ベイ落ち着け! セリフとツラが合致しねえ!」


 ベイの様子がおかしい。目を血走らせて口角泡まで飛ばして必死の形相だ。抱える闇が深いが故に、とろけるような甘さに狂ってしまったのだ。

 ……糖分で満たしてやれば、この男はもっと丸くなるだろうか。多分俺たちと過ごす間にかなり柔らかくなったのだろうが、もっと人間的になったベイはきっと面白い。


「では二番手、ナダ選手ッ」

「ベイ殿のお眼鏡に叶う話かは分かりませぬが、このナダ、全身全霊を賭して進ぜましょう」

「おお、ナダが本気だ……」


 束の間目を閉じて、淡くて甘い記憶を探し出して掘り起こす。さあナダ、男を見せろ、親しい友人の人間性を取り戻すべく闘うのだ。


「あれはまだ六つの頃」

「六歳。いいねえ、少年の甘酸っぱい初恋の気配がするよッ」

「俺はキース式雪合戦大会で負傷し、手当てを受けていた」

「ちょっと待ってください」


 合いの手を打っていたイコからまさかのストップが掛けられた。

 何だよ、まだ何も始まっていないのに。


「いろいろおかしい。何、キース族は修羅の民なの? たかが雪合戦で“負傷”って単語出てくるのおかしくね?」

「え? 雪合戦は全力でやるだろ? 負けるとおかわりの鹿肉ちょっとしか貰えねえんだぞ、その日の晩めしが懸かってるんだぞ」

「ナダの初恋は鹿肉の味なの?」

「最後まで話聞いて。恋はこの後です。頬っぺたを氷入りの雪玉が掠めたから、傷に薬を塗って貰ったんだ」


 氷混ぜるなよ危ないなあ、というイコのツッコミはもう無視した。いつまでたっても話が進まない。


 軽い怪我とて、顔の怪我はヒリヒリするものだ。擦り傷と青あざが同時に出来てかなり痛かった。

 医者や看護師の役割である“医療班”、彼らが普段詰めている診療所へ連れて行かれた。診療所とはいっても、キース族は定期的に移動する民族なので、建物ではなく分厚い布で作ったテントだ。


「寒さで肌の感覚がなかったんだろうな。中に入って暖まってくると傷が急に痛みだして、涙が出てきてさ……そうしたら、薬を塗ってくれた姉さんがにこにこ笑って『大丈夫だ』って励ましてくれた。その笑顔がもうめちゃくちゃかわいいの。凄くかわいい顔で笑うの。キースってあんまり笑わない人の方が多いから、そんなかわいい笑顔を初めて見たわけ」

「そりゃ惚れるわ」

「なお後日キース一番の男前と結婚しました」

「あらまあ何というオチ」

「子どもも生まれたよ。一緒に遊んであげてた」


 イコがにこにこと……いや“ニヤニヤ”だな、俺の肩をぽんと叩いてきた。


「乗りこえたナダは大人だねえ」

「その顔うぜえ」

「何だよ、かわいい女の子の笑顔が好きなんでしょ。ほーらほら、ナダの大好物だよ」

「笑ってりゃいいってもんじゃねえ。さてベイ殿よ、判定は?」


 ベイもイコのような、生ぬるいニヤニヤ顔をしていた。


「イコには負けるが、まあアリだな。男前に掻っ攫われたオチが俺的にポイント高い」

「評論家かよ。ねえお前までその顔するのやめてくんない?」


 その時、山小屋のドアがバンと勢いよく開け放たれて、寒気がびゅうと流れ込んできた。

 突然の冷気にぶるりと身を震わせた。恋バナで盛り上がっている間に部屋はかなり暖まっていたようだ。


「あれ、三人だけ?」


 参入者は毛布に包まっている俺たちを見回して呟いた。


「妙な気配がしたもので、五人はいると思っていたのだが……その出で立ち、行商人ではないね。旅人かい?」

「まあな」


 扉を閉めて、参入者は毛皮の帽子を取って背負っていた荷物を床に降ろした。荷物は紐で纏められた薪で、彼はそれを暖炉の横に備え付けている棚に積み始めた。

 炎が映し出したのは……薄い金髪を後ろで結んだ青年。肌は白いが俺ほどではない。キースの人かもしれないという淡い期待は霧散した。


「あんたはこの辺りの人?」

「麓の村に住んでる。この山小屋は時々やって来る行商人が使ったりもするから、定期的にこうして薪を補充しに来るんだ」

「そりゃ悪いことをしたな。少し使わせて貰ったから、手伝うよ」

「長旅で疲れもあるだろう? いいよ、そのままで。ああでも欲を言えば湯を沸かしてくれないか、最近やはり冷え込むのでね、温かいものが欲しいんだ」


 青年は薄く唇を上げて微笑んだ。

 ――キース族とよく似た笑い方だった。











※注:本文中に「雪合戦で雪玉に氷を混ぜる」旨の記載がありますが、本作品はこの行為を推奨するものではありません。非常に危険ですので絶対に真似しないでください。万が一の場合、当方は一切責任を負いません。

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