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巨乳生徒の魔法薬と料理の時間仕立て  作者: ゆーくんまん
第1章 オーク豚の百合嵐風煮込み
2/11

第2話風 下味を付けろ!下腹部に力を入れて

【男友達アベル=ベネックス視点】


 ドドドンッ!


 胸に乗った――だと? もはや両乳入れてトータル3つの玉、成程そうか、あれが伝説の3種の神器か。俺、アベル=ベネックスの眼前では今正に奇跡が起きていた。あのシャルロット=デイオールに実った果実Gカップに金の豚……違った、金の玉が乗っている。


 俺は隣に座る親友セドリックに視線を戻す。流石の親友は他の女子達に見られる事を恐れ、エロい表情を通常モードに戻していた。しかも微動だにせず。


(な――なんだと!?)


 俺は気付いた。

 セドリック……奴は瞬きをしていない! 観戦モードから保存モードに切り替えたのか。


(し、しまった!)


 俺はまだ脳に保存出来ていない! この数秒が命取りとなり、シャルロットは自分の胸に挟まった玉を指で掴みあげてしまった。玉は彼女の人差し指と親指で掴まれ垂れ下がっている。


 俺はその姿に聖母を見た……醜い姿の哀れなキモ豚をも愛す、そんな慈愛を感じさせる。隣のセドリックはまだ瞬きをしていない――あまりの乾燥に眼が純血の悪魔レッドアイ、そんな感じだ。男らしいぜ、セドリック。


「フフンッ シャルロットさん? 貴方にはお似合いの姿ですわ」


 超上から目線でイジメっ子、セレナがシャルロットに突っかかった。元はといえばお前の金の玉だろうが(語弊があるが)、でも俺はコイツにちょっと感謝している節も有り、黙る。


「セレナさん飛んできたよ? これ返すね――」


「ちょちょちょ待って! 返さないで!?」


 シャルロットはキョトンとしている。

 あっそうか! そんな顔をしてゴソゴソどこから出してきたのか、バジルとシソの葉、ローズマリーやらをテーブルに置き、素手で粉々に千切った。


「これ学校に生えてたんだぁ。ちょっとまってね」


「な、なんですの?」


 俺にも良く分からん。セレナも無論解らないらしく、キョドっている。


「こういう臓物っぽいのはね?」


 そのまま粉々にしたハーブを金の玉にまぶし、グイグイこね出した。


 イデデデデデ――いてぇぇぇぇ! 俺は股間を抱えて倒れこんだ。 自分の息子が握り潰されたかと思うほどの激痛? 違和感を感じる。ヤメてくれシャルロット! これ以上先輩をこねくり回すのはヤメてくれぇぇ! 例のごとく倒れこみながらセドリックを見る。


(ま、まさか!)


 奴はまだ脳内ディスク保存を続けていた。眼が充血を通り越して血の涙となっていた――しかも顔は幸せに満ちている。バカな!? 奴は下半身を完全に支配下に置いているというのか? 奴は股間と精神を完全に分けていた。


「これで臭くないよ? セレナさん」


「ありがとう……ございます。シャルロットさん」


「匂いが苦手だったんだよね? もう大丈夫だと思うけど……」


 そうこうしているうちに仕上がった様だ。セレナが素直に受け取った金の玉は、緑一色ではあったが清々しい香りに包まれ、更にシャルロットによってこねられた影響で少々ヘタリ、胡麻の葉寿司みたいになっていた。


(これはなんですの?……ちょっと美味しそう)


 ゴクリっ――セレナが生唾を飲む。



【女友達テッサ=ベル視点】


 アレ? セレナのやつがメスの顔してる。オークのゴールデンボール見て発情でもしたか? ゴシップネタが好きな娘だとは思ってたけど、本当に痴女なのだろうか。しかし先程のシャルロットの手際……あれは相当使い込んでいる。


 アタシの女子出力系が数字を叩き出した。

 シャルロットの女子力=24,800ルーン――高い! 単位はルンルンをルーンで表す。


 これは給食のオバちゃんに匹敵する女子力、既に女を捨てている手際だった。

 合コンで「得意料理は?」「えっと~冷奴ひややっこ!」これに匹敵する。


『ある意味凄い女Lv3』


 シャルロット――恐ろしい娘。

 アタシの心は震えていた……流石よアンタ、それでこそ親友、それでこそアタシのライバルだ。


 セレナのやつがシャルによってお皿に盛りつけられた、下処理済み金の玉に手を伸ばす。何か吐息がおかしいなあの子……はぁはぁ言ってる。

 ビー! どうしたの!? アタシの女子出力計に反応――これはセレナから?


 セレナの女子力=42,200ルーン――シャルを上回っている? ど、どうして!? これは体育館裏に呼び出されて嬉しいんだけど……


「悪ぃ…俺、お前好きやねんけど」

「それ、お母さんにでも言ってあげれば?」

 これに匹敵する。


『落としてから咥える女Lv4』


 バッシーン! お皿は天高く舞い、金の玉は窓から外に吹き飛んでいった。

 バカなっシャルが負けた!?


 なんて高い女子力……ちなみにアタシの女子力は5。



【巨乳生徒シャルロット=デイオール目点】


 わわわ勿体無い~玉が窓から飛んでカラスが咥えていっちゃった。

 でもでもきっとボクが悪いんだよね……何か勘違いしちゃったんだ。


「シャルロットさん? その程度ではこのセレナを懐柔しようだなんて、ちゃんちゃら可笑しいですわ」


「え…ええと……ごめんなさい」


 あ、今まで楽しそうにしていたリーザ先生がこっちに来た。


「汝ら~あの金の玉ないと単位とれないよ?」


「なっ!?」


 セレナさんが青い顔になりました。リーザ先生は続けます。


「ちなみにいくらするか知ってる?――1G也」


「モヤシ1000袋分!?」


 超大金だ――思わずボクも声を上げる。

 通過単位1G=1万円とか誰かが言ってました。

セレナさん固まってる。そうだよね? 大金だもんね、可哀想……元はといえば、ボクが余計な事をしちゃったんだから。ボクは叫んだ!


「ボクが探してくるよ!」


「え?」

「ほう……汝、良い心がけっぽい」


 いまいちキャラの安定しないリーザ先生。セレナさんは驚いた顔からすぐにいつもの顔に戻りました。


「ウッフフ? そうね? 文字通り貴方の巻いた種! ワタクシの玉を新しく用意しなさいな!」


 セレナさんは上手い事言った、そんな顔をしています――全然わからない!


「うんっ任せて! ボク頑張る」


「ちょっとちょっとシャル! 解ってんの? オークのあそこなのよ!」


 ボクにテッサちゃんが駆け寄ってくれます。


「全然わからない!――何それ!?」


 ボクは答えました。


 こうしてボク達は次の休日、オークを探しに行くことになりました。



【男友達セドリック=ブラーヌ目点】


 目が、目が見えません。


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― 新着の感想 ―
[良い点] なんと! シャルロットちゃんは天然属性ありなのでしょうか!? セレナさんと、とても良い駆け引きでした(*´▽`*) しっかし、裕福な令嬢たちならともかく、貧困な彼女からしてみれば、〇の玉…
2024/03/31 06:20 退会済み
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