431話 あれやこれやと忙しい
「わぁ、いいなぁこれ。うちにも欲しい~!」
パウラが手押しポンプを使いながら瞳をキラキラさせて俺を見てくる。
俺におねだり光線向けても、許可を出すのはエステラだぞ。
「パウラのとこって、共同井戸じゃなかった?」
「そうそう。だから、そこに設置したら大通りの飲食店みんながエステラに感謝して、もっともっとこの街とこの街の領主様を好きになっちゃうと思うなぁ~」
「パウラ。さすがにあざといよ」
とか言いながら、思わず笑ってしまっているエステラ。
まぁ、あざとかったよな、今のおねだり顔は。
男領主だったら、コロッと引っかかっていたかもしれない。
「大至急、関係者を集めて技術の伝達を行わなければいけないから、いくつも試作品は作ることになると思う。だから、そのウチの一つを大通りの共同井戸に設置するのは構わないよ」
「ホント!? やったぁ、エステラ大好き!」
「ね、ねぇねぇ、エステラ! それじゃあ東側にもお願い! あの辺、畜産農家が多いから水汲みが重労働なの! ね、お願いっ!」
「もちろん、広く普及するようにするつもりだよ。順番は、多少前後するかもしれないけれどね」
住民が多い、または重要度の高い部分から順次設置していくという方針になりそうだ。
時期は未定ながらも、設置の決定にパウラとネフェリーは跳びはねて喜んでいる。
「ミリィも、少し時間はかかるかもしれないけれど、生花ギルドで使える井戸に設置するから、楽しみにしててね」
「ゎあ! ぅん、楽しみにしてる、ね。ぁりがとぅ、えすてらさん!」
生花ギルドは、ご高齢……もとい、後期高齢……もといもとい、大きいお姉さんが多いからな。
「すっごい助かるよな、生花ギルド☆」
「ぁぅ……てんとうむしさん、それ、大きいお姉さんたちの前で言っちゃダメ、だょ?」
命の危険がありそうな雰囲気で釘を刺してくるミリィ。
そうだな、言わないようにしよう。
「そんなにぽんぽん作っていいのか?」
「むしろ、あっちこっちに設置して、外周区では常識って感じにした方が目眩ましにはちょうどいいんじゃないのかい?」
ま、そりゃそうか。
「それに、みなさんもすごく欲しそうだからね」
と、この場にいる権力者たちを見渡すエステラ。
どいつもこいつも、満面の笑みで頷いてやがる。
「技術継承を速やかに行って、至急増産にかかりましょう。『内側』へ持ち込む前に、外周区と『BU』でそれなりの数の手押しポンプを普及させておくのが理想ね」
「下水の普及率と合わせるのがよかろうな」
マーゥルとドニスが普及の賛成派に回る。
すぐにでも欲しいって顔に書いてあるぞ、お前ら。
「でも、そうなると、王族へ持ち込むのは随分と遅くなるんじゃないかな?」
「なぁに、そんときゃ『王族にお見せできるレベルになるまで研鑽を積んでいた』って言っときゃいい。他の貴族が嗅ぎつけやがったら『王族を出し抜くおつもりか?』とでも言っとけ」
デミリーの不安を、ハビエルが豪快に笑い飛ばす。
まぁ、それでなんとか言いくるめられそうだが、こいつもいろいろ貴族にちょっかいかけられてるっぽいな。イラつきが滲み出してるぞ、発言に。
「それじゃあ、手押しポンプを教わる職人の選出を急がないとね。技術のある者に頼みたいが、そのせいで領内の鍛冶仕事が停滞してしまうのは避けたい……これは、悩ましいね」
「選ばれなかった鍛冶師が不満を抱かぬよう、選出には十分配慮せねばいかんしな」
ダックが腕を組み、ルシアも眉間にシワを寄せる。
「じゃあ、全員呼んじまえばいい。仕事の割り振りは、鍛冶師自身に任せればうまくやるだろう」
と、アホのリカルドがアホなことを抜かす。
「どこにそんな巨大な鍛冶場があるのさ? 各区一人ずつでも四~五回に分けないととても入り切らないよ」
ノーマの工房は広いが、そこまでの人数は収容できない。
詰め込んでも意味がないからな。
ちゃんと見て、一人一人と話をして、きっちり理解してもらわなければいけない。
「それに、まだ顔を出していない領主と差をつけるのもよくはないからね。鍛冶師の選出は祭りが終わってからにしてください」
エステラが念のため釘を刺している。
外周区と『BU』で連携しましょう~って話をしているのに、初手から出し抜くような真似をすれば連携は乱れる。
まぁ、行動力にこれだけ差があるので、足並みを揃えるのは難しいが、今回は祭りの後で同時にスタートすることとしたようだ。
「その間に、ノーマ以外の鍛冶師たちにも話をして、協力してもらえるように取り計らっておきますから」
「そうね。『BU』と外周区で連携を取ることさえ決まっていれば、領内でことさら厳重な箝口令を敷くこともないでしょう。……ヤシぴっぴの名前さえ伏せるように言っておけば問題ないわね」
マーゥルが俺を見て笑みを深める。
その笑み、なんか意味ありげだな。
そんなもんで俺に恩は売れないからな?
「俺の名を出した区には、今後立ち寄らないようにする。安全が保証されないからな」
「あははっ! それは最大級の脅しだね」
ダックが声を出して笑う。
いや、俺、お前の区に行ったことないけどな。
まぁ、俺が直接関係を持つことを拒み、毎度エステラを挟んでくれといえば、領主どもへの牽制にはなるだろう。
他の領主には、こうして直接技術を伝えるんだから、どうしても差が生まれてしまう。
「あと、エステラは、結構重要な部分を理解していないことが多いしな」
「そんなことないだろう!? ちゃんと理解してるよ」
「ざっくり、ふんわりとした理解しかしてないことが多々ある」
「それは……まぁ、難しいとこや細かい数字は、結構アバウトな時もあるけどさ」
それが致命的な差になるんだよ。
「俺や陽だまり亭が今回のようなバカ貴族に煩わされることがないよう、精々派手に新技術を広めていってくれ」
教会の出方はまだ分からない。
だが、方向性を変えることはもうないだろう。
祭りが終われば一気に動き出す。
やっぱ、現物を見ちまうと「もうちょっと慎重に」なんて意見は出てこないよな。
便利だもん、手押しポンプ。
猶予はあまりないが、準備をしっかりして、一気に広めてしまおう。
だから。
「ノーマ。いつまでも泣いてないで、先頭に立って技術の継承、よろしくな?」
「くすん……泣いてないさね」
そんな痛かった、足つぼ?
あ、叱られたのが、地味に堪えたの。
そっかそっか。
じゃあ、羽目を外し過ぎるなっつーの。
「それじゃあ、ルアンナ。……ルアンナ?」
「…………」
エステラが声をかけても反応を見せないルアンナ。
「どうかしたのかい、ルアンナ?」
「ぇ? ぅひゃああ!?」
顔を覗き込まれて、我に返るやいなや肩をはねさせるルアンナ。
何をやっとんだ、あいつは?
「す、すみません。あまりにすごい方ばかりの空間で……ちょっと意識が飛んでいました」
うっすらと気絶していたらしい。
「あぁ、面白い顔ばっかだもんな」
「失敬ですよ、オオバさん!」
ガッと詰め寄ってきて俺の口を塞ぐルアンナ。
一体、誰に対して失礼だというのか。
「ふんもも、ふごふもふが」
「口を押さえている時にしゃべらないでくださいっ! てのっ、手のひらがくすぐったいです!」
んばっと俺から離れ、頬を赤く染めて手ぬぐいで手を拭うルアンナ。
証拠隠滅を目論む殺人犯のごとき拭い方だな、おい。そんなにばっちぃか、俺の口は。
「……あぁ、もうっ、感触が残る……っ!」
見る見る赤く茹だっていくルアンナ。
なんだ照れてるのか。
これしきのことで。
「こんなもん、エステラやルシアなら日常茶飯事だぞ。なぁ?」
「人聞き悪いよ!?」
「貴様は、おのれの言動が破廉恥であるという自覚をもっとしっかりと持っておれ、ケイソツイワシ!」
誰が破廉恥か。
そもそも、唇を押さえつけてきたのはルアンナだろうに。
「いやぁ……でも、オオバとミズ・クレアモナやミズ・スアレスなら、アレくらいやってそうだと思えてしまうのも覆し難い事実ではあるな」
「失敬だよ、ゲラーシー!」
「貴様、クレアモナ!? 敬称を付けぬか、無礼な!」
「マーゥルにつけておらぬのに、なぜ貴様に付けねばならぬのだ、ゲラーシー」
「……真顔で何を申しておるのだ、スアレス」
ゲラーシーがエステラやルシアを「非常識な!」みたいな目で見ている。
「ゲラーシーのくせに。生意気な」
「貴様の影響が大きいせいだぞ、オオバヤシロ!」
こっちに矛先を向けて嬉しそうな顔をするゲラーシー。
出張の多い飼い主に飼われている室内犬か、お前は。ちょっとしたことではしゃぐな。
「とまぁ、こんな連中のどこに緊張する要素があるんだ?」
「この空間は異常です! 認識してください、この異常性を!」
ルアンナが、なんか必死に訴えかけてくる。
まぁ、異常なのはそのとおりだな。
変な領主や、常人離れしたギルド長、その誰よりも威厳を放っているただの貴族であるはずのマーゥル。
うん、異常な空間だ。
「つまりルアンナは、『このメンツ濃い。胃にもたれそうだ』と言いたいわけだな?」
「そんな無礼なこと思ってませんよ!? 思ってませんからね!?」
俺に言ったあと、一番話しかけやすいのであろうエステラに涙目で訴えるルアンナ。
なんでそんなに緊張してんだかなぁ。
「この連中の、誰に緊張するってんだよ?」
「あなた以外の全員にですよ!」
えぇ~……
短くまとめて言い返そうって考えた気持ちは分かるけどさぁ、俺以外の全員ってことはヤップロックやロレッタにも緊張するってこと?
俺、それより下に見られてるの?
やだ、ショック。
「ヤップロックとロレッタをイジメたい」
「とばっちりもいいとこですよ!?」
「英雄様のお怒りに触れたのであれば、この身が裂かれようと文句はございません」
「そこまで行くとさすがに怖いですよ、ヤップロックさん!? もうちょこっと一般人側に戻ってきてです!」
祭壇に上がる生贄のように清々しい表情で前に出てきたヤップロックをロレッタが引き戻す。
元の位置へ。
そして、常識人の領域へ。
マジで怖いな、あの狂信者。
「案外、この中じゃヤシロが一番の大物かもしれねぇよな」
「当然じゃないか! アタシのダーリンなんだからね!」
「じゃ~ぁ、ヤシロ君に緊張しないルアンナちゃんは、この中の誰に対しても緊張する必要ないよね~☆」
「そ、そそ、しょんなこと……っ」
三大ギルド長に話しかけられて半泣きになるルアンナ。
四十二区に、まだこんなに純粋な人間がいたなんてなぁ。
「四十二区じゃ絶滅危惧種だよな、常識人って」
「君のせいだよ、それが事実ならね」
「常識人はたくさんいるよ」とか、大見得を切るエステラ。
じゃあ連れてきてみろよ。
大通り練り歩いても見かけねぇだろうが。
「それでね、ルアンナ」
「は、はい!」
「あはは。ボクにはそこまで緊張しなくてもいいよ」
「それは……あの、分かっているんですけど……さすがに、これだけ領主様やギルド長たちがいる中だと……やっぱりエステラさんも領主様なんだなぁって……」
集まると威厳が出ちゃうのか。
なんか、アイドルグループのバラエティ担当みたいなポジションだな。
バラエティ番組では盛大にいじられてるのに、グループでライブとかやると「きゃー!」って言われるような。
「よっ! バラエティ担当!」
「その失敬な認識は、早急に改めること!」
不服なご様子。
こんなにイジりやすくて、リアクションも満点なのに。
「ま、見渡す限りバラエティ担当ばっかりか」
「誰がだ、オオバ!?」
「私は『BU』の代表者だぞ!?」
と、すかさず反応するひな壇芸人リカ&ゲラ。
見ろ、ドニスとかマーゥルが酸っぱそうな顔してるぞ。
反応しちゃうのは自覚がある証拠だろうが。
「向こうの面白い人たちは放っておいて、お使いを頼まれてくれないかな?」
ひな壇芸人が騒いでいるのを無視してルアンナに使いを頼むエステラと、「行きます! 行ってもう戻ってきません!」とかワラにもすがるような表情のルアンナ。
「いや、戻ってはきて」と、エステラも苦笑満開だ。
「事情を説明するから、ノーマの手伝いをしてくれそうな鍛冶師を集めてくれないかい? ジネットちゃん、ここで現物を見せて説明したいんだけど、いいかな?」
「はい。あまり人数が多いと、狭いかもしれませんが」
みっちみちの乙女たちか……よし、避難しとこう。
「それじゃあ、私たちも少し場所を移して話をしておこうか。スチュアート。申し訳ないけれど、部屋を貸してくれないかい?」
「おう、任せとけ。イメルダ、広間を借りるぞ」
「ご案内いたしますわ」
この後、乙女たちが詰めかけてくると聞き、デミリーが領主たちを避難させるように誘導する。
ヤップロック夫妻やセロン夫妻には帰ってもらう。
試作品のための費用のカンパありがとう。とっても助かったよ。
あと、折を見て徐々に手押しポンプの話を近隣住民に広めといてくれ。
徐々にな。
お前ら、物凄い勢いで儲けを出して急成長したから、近隣住民から一目置かれてるだろ?
そういうヤツの口添えって、ご近所さんには効果抜群だから、うまいことよろしく。
で、領主たちがイメルダの館へ移動して中庭は広くなった。
パウラたちも最新技術に触れてにこにこ顔で帰っていった。
ノーマはまだメソメソしてるけども。
でもまぁ、乙女たちに説明する時には元に戻っているだろう。
「しかし、遅いな、乙女たち」なんてことを思っていると、先ほどと同じようにルアンナが陽だまり亭に飛び込んできた。
「ヤシロさん、エステラさん、お力を貸してください!」
「何があったの!?」
曰く、乙女どもが「絶対やだ! 足つぼでしょ!?」と、ビビって陽だまり亭に来るのを拒絶しているのだとか。
無理やり引きずってこようにも、ルアンナ一人では到底動かせず、しょうがなく俺とエステラが金物ギルドまで出向いて乙女どもを説得することになった。
……どんだけ怖がられてんだよ、ジネットの足つぼ。
足つぼされると恋愛運下がるって?
誤差だよ、そんな微々たるマイナス!
……ったく。
「何コレ!? すっごい!」
「こんなの内緒で作ってたの!?」
「ズッコいわ、ノーマちゃん!」
乙女たちが中庭で手押しポンプを押してわいわい騒いでいる。
その横で、ジネットが軽くヘコんでいる。
「……そんなに怖いですか、わたし?」
うん、足つぼになると、なんでか羽目外しちゃうからね、君。
俺も、たまに敬語出ちゃう時あるし。
ヘコむなら自制しなさい。
まぁ、無理だろうけど。
「ジネット姉様。大丈夫ですよ」
軽くヘコむジネットに、カンパニュラが声を掛ける。
「きっと皆様の中には、足つぼに対する誤解があるのです。足つぼの本当の素晴らしさを理解していただければ、きっと皆様ももっと足つぼのことが大好きになってくださいますよ」
「そ、そうですね! では、足つぼのよさがもっと広く広まるよう、わたしも精進しますね」
「はい。私も微力ながらお手伝いいたします」
あぁ~っと、なぜか魔神を煽るカンパニュラ!?
あれ?
カンパニュラって魔神を復活させて世界の破滅を目論むラスボスか何かだったっけ?
あぁ、そうか。
カンパニュラはジネットの足つぼで長年悩まされていた冷え性を克服したから、心底足つぼは素晴らしいものであると認識しているのか。
あれ、なんだろう?
普段陽だまり亭の良心的ポジションの二人が、足つぼになると真逆のポジションに……
「足つぼ……奥が深いな」
「ですよね! ヤシロさんもそう思いますよね」
「ヤシロ。下手にジネットちゃんを煽らないの」
エステラから釘を刺される。
こいつも、普段は何があろうと100%ジネットを信用しているのに、足つぼが絡むと一切信用しなくなる。
足つぼには、属性を反転させる力があるのかもしれない。
「それで、これをじゃんじゃん作っちゃえばいいのね!」
「まずは技術を覚えるんさよ!」
「でもでもノーマちゃん。……いっぱい作った方が、金物通りに設置されるのが早くなりそうじゃない?」
「それは、……そうさねぇ」
にやりと、口角を持ち上げるノーマ。
もうすっかり元気になっちゃって。
なんだかんだ、仕事仲間って特別なんだろうな。
まぁ、乙女どもに弱ってる顔を見せたくないって意地があるみたいだけどな、ノーマは。
……じゃあ、酔って泣きながらくだを巻くなって話だけど。
乙女にもいっぱいいるんだろ、ノーマの絡み酒の被害者。
「領主の権限で勝手に工房を一つ占拠しておいて、急にこんな話を持ちかけるのは申し訳ないんだけどさ、かなり大量の鍛冶師を受け入れることになりそうなんだ。君たち金物ギルドには全面協力をお願いしたい」
「もう、水臭いわよ、エステラちゃん!」
「そうよ! こんなすごい発明だもの。秘密にしなきゃいけない理由も納得したわ!」
「そのうえで、アタシたちを頼ってくれて嬉しいっ! 超ハッピー! ううん、超ラッピー!」
「ギルド長には、アタシたちから話を通しておいてあげる。絶対NOとは言わせないわ!」
「もしNOって言いかけたら、首絞めちゃう!」
「踏んづけてやる!」
「あんたに踏んづけられたらぺっちゃんこになっちゃうわよ!」
「やだもう! そっくりそのままお返しするわよ!」
「よく言うわよ、もう! やーねぇー!」
「「「おほほほ!」」」
新しい技術に触れ、それを任される喜びから、これまでの不満が一瞬で吹き飛んでいった様子の乙女たち。
みんな瞳を煌めかせて、筋肉を蠢かせている。
……怖っわ!
「ノーマのドヤ顔も許されたっぽいな」
「ふん。アレは、そもそもアイツラが先に……まぁ、アタシもちょいと意地になり過ぎちまったけどさ」
ほほぅ、ちょいとか。
自分に甘いなぁ、ノーマは。
「それはそうと、一つだけいいか?」
これだけは、どうしても言っておかなければいけない。
「『超ラッピー』ってなんだ!?」
「どうでもいいじゃないか、そんなとこ。……まぁ、ボクも物凄く引っ掛かったけども」
独自の文化を生み出すな。
「けれどまぁ、それもこれも祭りが終わってからだから、今日は明日の準備でもしながら――」
「そんな余裕はないわ!」
「そうよ! 他所様の鍛冶師に教えるとなると、全工程を完全に把握してなきゃ!」
「『四十二区の金物ギルドはこの程度か』だなんて思われたくないもの! ねぇ~?」
「「「ねぇ~!」」」
「よく言ったさよ、あんたたち! それでこそ鍛冶師さね! とはいえ、精霊神様への感謝を蔑ろにするのは四十二区の領民として間違ってるさね」
「「「そうね!」」」
「だから、今から祭りまでの間、休み無しで徹底的に頭と体に刻み込むんさよ! この、新しい技術を!」
「「「望むところよ!」」」
望んじゃったかぁ……
「ノーマ。明日、光乙女だからな?」
「大丈夫さよ! 仮眠は取るからさ!」
うわぁ~、全然信用できない。
というか、まったく反省していない。
「まぁ、今回に限っては他区も巻き込んだ、ボクたちからの強い要望のせいでもあるから……特別手当てを出すから、これが済んだら少しゆっくりとたっぷり休んでね?」
「「「いゃん、エステラちゃん、男前っ!」」」
「あはは……嬉しくな~い」
カッサカサの笑みを浮かべるエステラ。
まぁ、マーゥルたちのあの期待した顔見ちゃったら、「もっとゆっくりペースで」なんて言えないわなぁ。
「ルアンナ。無理だと思うけど、なるべく寝かせるように誘導しといてくれ」
「無理ですよ!?」
「そこをなんとか」
「あなたは本当に鬼ですね、オオバさん!」
もはや、頼れるのは絶滅危惧種の常識人ルアンナのみ。
お前の双肩に、ノーマの寿命と美貌と肌年齢が圧し掛かっていると思って、死ぬ気で頑張ってくれ。
「それじゃあ野郎ども! 金物ギルドが一つとなって、この国に、いや、この世界に新しい技術を発信していくさよ!」
「「「えい、えい、おぉー!」」」
「工房までダッシュさよ!」
「「「いゃ~ん、待ってぇ~」」」
ふざけた言葉とは裏腹に、ちょっとドン引きするくらいの速度で駆けていく金物ギルド一行。
最後に、ルアンナが涙目でこちらを振り返り、「やればいいんでしょう、もう!」的な自棄っぱちフェイスで駆けていったのが印象的だった。
「……乙女どもの浴衣も用意しておいてやるか」
「そうですね。きっとみなさん、今日は夜までお仕事をされるでしょうから」
「全員にふんどしでも巻かせてやろうか……」
「え、見たいのかい、ヤシロ?」
「冗談でもそんな恐ろしいことを言うなよ、エステラ……」
祭りを明日に控え、街は浮かれ気分だってのに、俺の気分だけずどーんと落ち込んじまったじゃねぇか。
「では、この後ウクリネスさんのところへ行きませんか?」
「そうだな。エステラは領主どものところに顔出すのか?」
「そうだね。マーゥルさんたちはともかく、ドニスさんたちはどうするのか聞いておかないと」
二十四区は遠いからな。
ルシアなら、陽だまり亭かイメルダの家にでも適当に泊めておけるが、ドニスはそうはいかない。
もしかしたら、デミリーの館を借りる必要があるかもしれない。
その辺、どうするつもりなのか、受け入れ側のエステラは把握しておかなきゃいけないのだろう。
たとえ、向こうが勝手にやって来たのだとしても。
……もうちょっと落ち着きを持てよ、貴族ども。
「あ、でもその前に」
ぱんっ! と、ジネットが嬉しそうな顔で手を叩く。
あぁ、そうか。
アレをまだ渡してなかったか。
「カンパニュラ。デリアを呼んできてくれるか?」
パウラたちが帰った後も、デリアには陽だまり亭に残ってもらっていた。
渡したいものがあったからな。
「では、わたしも用意してきますね」
嬉しそうに言って、ジネットが二階へと上がっていく。
「え、なに? 何かあるの?」
事態が掴めていない様子のエステラ。
自分とデリアがジネットに呼ばれる事柄に心当たりがないようだ。
まぁ、その組み合わせは、なかなかないからな。
「まぁ、ただのお礼とご褒美だ」
このために、ジネットは時間を作って地道に手作りしていたんだぞ。
遠慮せずもらっておけ。
お前らが喜んでやりゃ、ジネットの苦労は一瞬で報われるから。
「あたいに用ってなんだ、ヤシロ、店長?」
フロアにデリアとエステラが並ぶ。
その向かいには、嬉しそうな顔のジネットと、事情を知っている陽だまり亭一同。
そして、絶妙にエステラをコントロールして今日まで買い物を妨害してくれていたナタリアがいる。
「……なんでナタリアがそっち側なのさ?」
「功労者ですので」
そうなんだよ。
前回買ったとはいえ、今回はまた新しいのが出たからエステラが欲しがりそうだったんだよな。
それを、うまいこと調整してくれたのがナタリアだ。
功労者だな。
「以前、わたしたちがランドリーハイツを見学に行く際、お二人には店番をお願いしましたね」
「あぁ、あの、大工たちが押し寄せてきた日のことだね。……ボクを勝手に新妻に見立ててさ、疑似新婚ごっこをしてたんだよね……あとになって聞かされて愕然としたものだよ。まったく、領主をなんだと思っているのか、一度問い質してみないといけないよね」
「でも、エステラも楽しそうだったじゃねぇか。ドリアも美味しそうに食べてたし」
「それは君だろう、デリア?」
「あぁ、美味しかったよな、ドリア。また食べたいなぁ」
「では、また今度作りますね」
「本当か、やったぁ!」
なんか、もうすでにご褒美をもらった感のあるデリア。
でもな、まだなんだよ。
「あの後、わたしたちはウクリネスさんのお店に行き、新しい浴衣の生地を見せていただきました。そのせいで、お二人には長時間に亘って店番をお任せしてしまうことになりました」
「まぁ、大変だったけど、でもなんとかなったし気にしないで」
「あぁ。陽だまり亭のウェイトレスは、もう慣れっこだからな」
なんとも頼もしい。
ご飯を失敗して泣きそうだったヤツとは思えない発言だ。
「でも、とっても助かりました。その節は、どうもありがとうございました」
深々と頭を下げるジネット。
顔を持ち上げた時には、もう嬉しさが抑えきれないというくらいに顔中ににっこにこが溢れ返っていた。
「そこで、お二人に感謝の気持ちを込めて、わたしたちからプレゼントがあります」
「え、ボクたちに?」
「ドリアか!?」
いや、どんだけ食いたいんだよ、ドリア!?
分かったよ。今度作ってやるからよだれを拭け!
「ドリアではないのですが、気に入ってくれると嬉しいです」
言いながら、二人にそれぞれ包みを手渡すジネット。
受け取った二人は顔を見合わせ、どちらからともなく包みを開ける。
「あっ!」
「うっわ、可愛い!」
包みの中から出てきたのは、ジネットお手製の巾着袋。
縮緬生地で作った、最新作だ。
「なにこれ、うわぁ、可愛い~!」
「な、なぁ。これ、本当にあたいがもらってもいいのか?」
「はい。お二人にと、わたしたちみんなで作ったんですよ」
「……紐に着いている飾りは、マグダたちみんなで作った」
「店長さんに教わりながらやったですよ!」
「私たちが手間取ってしまって、完成がギリギリになってしまいましたけれど」
そうそう。
本体はジネットがぱぱっと作ってしまったのだが、飾りに時間がかかってな。
ぷっくりとした可愛らしいフォルムの縮緬飾りは、マグダたちにはまだ少々難しかったようで、何度も失敗しては作り直していた。
結果、手渡すのが祭りの前日になってしまったわけだ。
「ぅれしい? あねしゃー、りょーしゅしゃ、ぅれしい?」
「うん、すごく嬉しいよ。みんな、ありがとうね」
「テレサも作るのを手伝ってくれたのか? ありがとうな」
「えへへ~」
テレサも大はしゃぎだ。
こうやって、誰かを喜ばせるのが好きになっていくんだろうな。
そりゃあ、四十二区の空気が善人やお人好しを量産するわけだ。
あなおそろしや。
「デザインはヤシロさんがしてくださいましたので、とても使いやすいと思いますよ」
俺の名前なんか出さんでいいってのに。
作ったのはお前らなんだから、お前らの手柄でいいだろう、こんなもんは。
「ちなみに、あたしたちの巾着も店長さんが作ってくれた最新モデルなんですよ!」
「お揃いですね、デリア姉様、エステラ姉様」
「……ウクリネスの店でも、本日から発売される、まさに時代の最先端モデル」
俺等がこっそり作ってたら嗅ぎつけられて、「秘密にするなんて酷いです!」ってふくれっ面で型紙をおねだりされてなぁ。
で、ほんの二日かそこらで、もう店頭に並ぶんだそうな。
……寝ろよ、お前とノーマは、マジで。
「ちなみに、縮緬のがま口もある」
「うっわ、なにそれ、可愛いっ! イメルダも持ってるの?」
「いや、まだどこにも出していない、正真正銘の初公開だ」
「よし、言い値で買おうじゃないか!」
「シルクのパンツ1ダース!」
「ジネットちゃん、いくらだい?」
「差し上げますよ。巾着とセットで使ってくださいね」
おい、無視すんなよ!
あ、ジネットは無視してくれていいから。そんな今にも「懺悔してください」って言いそうな顔でこっち見ないで。
「うわぁ~! お祭りが一層楽しみになってきたなぁ~」
「嬉しそうな顔だな」
「まったくですね。エステラ様が巾着を購入されないよう、絶妙に妨害した甲斐がありました」
「あぁ、そういう功労者なんだね」
ナタリアの努力を知り、エステラは素直な笑顔で礼を述べる。
「ありがとね、ナタリア。お陰で、すごく幸せな気分を味わえたよ」
「もったいないお言葉です」
そんな素直な感謝を素直に受け取る給仕長。
これが、正しい主従の姿なのかもな。
「どれくらいもったいないかといえば、型崩れとは無縁のエステラ様に購入された型崩れ防止のナイトブラくらいにもったいないです」
「その口を今すぐ閉じるように! あと、効果は十年後にはっきりとした形で現れるはずだから!」
そして、これが正しくない主従の形だ。
ホント仲良しだな、お前らは。
「忙しい中、こんなプレゼントを用意してくれたんだね」
「とても楽しい気持ちになれましたよ。こちらから感謝したいくらいに」
巾着を作っている時のジネットは、本当ににこにこしてたからなぁ。
まじで感謝してるのかもしれない。
「サプライズさせてくれてありがとう」って? 必要か、その感謝?
「ジネットちゃんたちは、明日の準備出来てるの?」
「はい。明日はお店を早めにしめて、午後はお祭りを楽しむ予定ですので、そこまで準備は必要ないんです」
そんなことねぇけどな。
陽だまり亭は屋台も出すし、屋台の方は夜まで営業している。
仕込みも半端ない量になっている。
大変に感じないのは、ジネットが浮かれているからだろう。
「でもまぁ、店よりも行進の準備の方が不安だな。練習ではうまく出来てたのか?」
先日、光の行進に参加する者たちを集めて、行進の練習が行われた。
軍隊ばりにきっちりとする必要はないが、最低限歩幅や速度は合わせておきたい。
揃ってると、荘厳さが増すからな。
「あたしたちはバッチリですよ!」
「……そう、店長以外は」
「あ、あのっ、わたしも、明日までにはもうちょっと練習して、もうちょっと上手に歩けるようにしておきます!」
考え過ぎて普通に出来なくなるタイプだな、ジネットは。
こういうヤツは、考え過ぎないようにしてやるのがいい。
「ジネット。空が暗くなって、光りに包まれたら精霊神にいろいろ教えてやれ」
「いろいろ、ですか?」
「あぁ。この行進のためにみんなが頑張って練習していたこととか、祭りの準備で街が盛り上がっていたこととか、みんなが祭りを楽しみにしていたこととか、たぶんそういうの、細かいところまでは把握してないと思うから、お前が教えてやるといい。先頭だから、声も届きやすいと思うぞ」
ただし、実際は声を出さないようにな。
「祖父さんに語りかけるように、精霊神に聞かせてやればいい」
「精霊神様に……」
「祈るのは得意だろ?」
「はい。やってみますね」
緊張するのは、うまくやろうと考え過ぎてしまうからだ。
普段通り、心を落ち着けて普通にしていれば、そうそう失敗はしない。
毎日精霊神に祈りを捧げているジネットなら、そうすることで心も落ち着くことだろう。
行進なんて、落ち着いて歩けば失敗なんかしないもんだよ。
「……ふふ」
行進の秘訣をそれとなく教えてやれば、ジネットが不意に笑い出す。
「ヤシロさんは、本当に精霊神様のことがお好きなんですね」
「はぁ!?」
いやいや、天敵。
好感度ゼロだから、あんなヤツ。
「ヤシロさんのおっしゃるとおり、精霊神様はわたしたちのことを見守っていてくださいますね」
いや、俺はそんなことをおっしゃっていないのだが?
と、訂正するより先に笑顔がこちらを向き――
「きっと、ヤシロさんのことも見守っていてくださいますよ」
――別に聞きたくもないどうでもいい情報を寄越された。
つか、あんま見んなっていつも言ってんだろうが、精霊神。
「わたし、明日の行進、うまく出来そうな気がしてきました」
まぁ、ジネットが前向きになれたのならよかったかな。
先頭が失敗すると目立っちまうし、光の行進は一番の見せ場でもあるからな。
ジネットがうまくやりゃ、光の祭りの成功は約束されたようなものだろう、うん。
あとがき
どうも、あなたの知らない、宮地です☆
え、ご存知ですか?
嬉しい(*´ω`*)
さ、本編はあれやこれやと忙しかったみたいです。
(ごめんなさい、今回内容の振り返りチェックしてないんです、どんな話でしたっけねぇ〜)
(まぁたぶん、おっぱいが揺れたり揺れなかったりしていたことでしょう)
(えっ、まさか、水着が波に流されてぽろり!? やだ、確認しに行かなきゃ!)
(え、待って! 私、そんな話書いてない!?)
(え、私が寝ている間に妖精さんが!?)
(はぁー、いよいよ末期だなぁ、私……)
(えっ、こんな状態からでも入れる保険が!?)
というわけで、今回は保険のお話です☆
今、ウチの保険に加入すると、幸せになれる壺がついてきますよ★
あと、気になるあの子と同じカップ数のお椀プレゼント☆
え、これはお椀じゃなくて小皿じゃないかって?
それはあなたの趣味嗜好が顕著に現れた結果じゃないですか!
自己責任です!
いやぁ、最近、保険屋さんからの
「保険の見直しが必要です」メールと電話がすごいすごい。
二週に一回くらいの割合で連絡来ますからね
あ、前に一回進研ゼミの案内来てましたけども
……私に習えと?
会社のミーティングとかで「あ、この議題、前に進研ゼミでやったやつだ!」ってなると?
まぁ、保険のことはよく分からないので
信頼できる人に言われるがままに保険に入っております
なので、見直しは私に指示した人にお願いします!
とりあえず、ガン保険には入っております
間もなく、自賠責保険とかも入ることになるんでしょうが……車屋さんの言う通りの保険に入るんでしょうねぇ、きっと。
車屋さん「ここの保険とか、いいですよ」
宮地「じゃあ、それで」
車屋さん「じゃあ、これ。幸せになれる壺と気になるあの子と同じカップ数のお椀です☆」
宮地「あ、ここヤッベェ保険のとこだ!?」
思うんですけどね
ガン保険とか生命保険とか養老保険とか
しゃらくさいんですよ!
あれこれ細分化しないで
「困った時にお金あげます!」って分かりやすい仕組みにしといてくれればいいのに!
そもそも、養老保険ってなんですか!?
和民だと思って入った居酒屋が実は養老乃瀧だった時に支払われる保険ですか!?
「あ、ここ養老乃瀧だからお勘定保険でおりるわ」って?
便利だな、養老保険!?
二つくらい入っておこうかな!?
いやいや、
それでね、
きっとここをご覧の働き盛りさんたちの中にも
「保険のこと、よく分かんねぇなぁ」って人がいると思うんです。
保険のセールスレディさんと素敵な時間を過ごす大人なビデオでしか保険に触れたことない人だっていることでしょう。
だって、『異世界詐欺師』の読者様なんですから!
それくらいのツワモノもいますよ、きっと!
正直、よく分からないですよね
保険
ガン保険とか
養老保険とか……
生命保険は分かります
完全犯罪のトリックを思いついた時に配偶者に入らせるヤツですよね☆
よく見ます、アニメやドラマで
でも、保険のこと、詳しく分からない
そんな方のために
もう名前を見ただけで直感的に
「これは素晴らしいものだ!」と分かる保険を、私、考えました!
体育保険!
いや、もういっそ、
保健体育!(月額1万円)
月一万円の保健体育ですよ!?
どんな授業が行われるのか、わくわくが止まりません!
(≧▽≦)o彡°
これはいわば、
保健体育のサブスクリプション!
何度だって、お気に入りの授業を受けられます!
ただし、
病気になっても黄泉の国へ旅立っても
一円もおりませんけどね!
一切合切自己負担!
森羅万象自己責任!
乳尻脚腰臍唇項腋!
……あ、最後のは、フェチにありそうな部位を並べただけで「読みは?」とか「意味は?」とか、そんなもんないです。
乳、尻、脚、腰、辺りは読めそうですね
次が臍、へそです
で、唇、好きな人いますよねぇ〜
項、うなじ、
腋、わきも、最近勢いがございます
土踏まずと脹脛は漢字一文字にならなかったので落選となりました。
次回、頑張って!
では、それぞれの項目別に、
どういったところが魅力的なのかを掘り下げていってみましょう
テキスト、2018ページを開いて。
Σ(゜Д゜;)あっ、これ保健体育(月額1万円)だな!?
Σ(゜Д゜;)テキスト、分厚っ!?
Σ(゜Д゜;)逆から読んだら8102ページ!?
Σ(゜Д゜;)おっぺぇ、いっぺぇ、オラ元気って? やかましいわ!
……ふぅ。
本編執筆に追われ、あとがきのストックも底を尽き
なんのネタもないままに
慌てて見切り発車であとがきを書いてまいりましたが……
保険 → 保健体育 (まぁ、ありがち。分かる分かる)
保健体育 → おっぱい (うんうん。分かる分かる。保健体育ってそーゆーもん)
おっぱい → おっぺぇ、いっぺぇ、オラ元気
(・”_・)ん?
乳尻脚腰臍唇項腋 → Σ(゜Д゜;)なに言ってんだコイツ!?
もしかして、
私はもう、手遅れなのかもしれません…………
えっ、こんな状態からでも入れる保険が!?
( ゜▽゜ )パァァアア!
というわけで、皆様、
本日学んだことを参考に、
保険には入っておきましょうね
備えが肝心です!
それに、保険に加入するとセールスレディの方と素敵な時間を過ご……え、あれって大人ビデオの中だけのフィクションなんですか!?
まじかー!
世界が健全でよかったー
\(≧▽≦)/
健全な魂は、健全な肉体に宿るといいます
じゃあもう、ジネットの肉体には絶対おっぱいの魂が宿ってますよね☆
ね!?☆
それが証明されただけでも、今回のあとがきは有意義であったと言えるでしょう。
では、この辺で☆
次回もよろしくお願いいたします!
宮地拓海




