第432話『死神』
髑髏の髪留めに、深めに被ったフード。
死神のような姿へと変身したライナ。彼女を中心として広がった魔法陣は、結界を作るかのように光を発している。
そんな中、ライナが鎌型アーツ『ヴァイオラス・デスサイズ』に力を込めると、空気が震えだした。
「おわわっ?」
【な、なにあれっ?】
ライナの背後に出現する、全長五メートルもある上半身だけの人間。手には、巨大なヴァイオラス・デスサイズが握られている。
まるで女神のように整った顔をしつつも、その眼は肝が冷える程に冷たい。その恐怖は、睨まれたレイパーも、僅かに体を震わせる程だ。
表現するならば、『処刑人』とでもいうべきか。
ライナがその場で鎌を振るうと、巨大な処刑人も同じ動きをする。
大きく、そして激しく振るわれた鎌は、吹雪や周りの木々を切り裂き、レイパーへと迫った。
慌ててその場を跳び退いたレイパーだが、鎌の風圧は凄まじく、それだけでも軽く吹っ飛ばされてしまう。
「す、凄い!」
【ミヤビ、行くよ! 今がチャンスだ!】
「ええ、分かっています! ――ライナさん! ここで決めますよ! あいつの魔力は、そろそろ底をつく頃です!」
レーゼから始まり、先のセリスティアまで続いた連戦。魔力回復に努めている時間は無かった。大技など、使えて一発が精々だろう。
ずっとレイパーと一緒に行動させられてきた雅は、その辺りは抜け目なく見極めていた。
ライナが雅の言葉に「ええ!」と大きく返事をすると、自身のスキル『影絵』を発動する。
辺りに出現するは、十人以上もの分身ライナ。だが、その姿は今のライナと同じ。全員が、変身した姿になっていた。
「ミヤビさん! この分身達と一緒に、接近戦はお願いします! 私、この魔法陣の外には出られないみたいで……っ!」
魔法陣から発せられる光に触れながら、そう言うライナ。まるでバリアのようにライナの手は阻まれてしまっていた。
巨大な処刑人を召喚出来る能力についたデメリットだろうか。ライナ自身は、ここから殆ど動けないのだ。
「分かりました! 任せて下さい!」
剣銃両用アーツ『百花繚乱』を振り上げ、レイパーへと向かっていく雅。
その後ろに続くように、分身達もレイパーへと向かっていく。
地上を走って向かう者だけでは無い。一部の分身は、空中浮遊して、レイパーへと突撃していた。これは、今までの分身には出来なかったことだ。ライナが変身したことで、分身にも新たな能力が備わったのである。
「トキウトォッ!」
レイパーはそう叫ぶと、杖を雅と分身ライナ達に向ける。そこから放たれるは、深緑色をした、大きめのエネルギーボールだ。
だが、一発。分身達を纏めて消し去ろうとした風を装って撃ってはいるが、もっと魔力が残っていれば、何発も乱射して迎え撃っていただろう。相手を全滅させるには、一発だけというのはあまりにも心もとない。
走りながら、雅の左手がエネルギーボールに向けられ、音符が飛んでいく。
さらに百花繚乱を素早くライフルモードにすると、音符を受けたエネルギーボールへと、エネルギー弾を放った。
雅の放ったエネルギー弾は、敵のエネルギーボールと比べると、サイズは十五分の一程度とあまりにも小さい。普通なら、勝負にもならないだろう。
だが、
「ッ!」
深緑色の魔法と、桃色の弾丸が激突すると、『ミ』と『ソ』の不協和音が響き――雅の攻撃が、敵の攻撃を貫通する。
音符がエネルギーを蓄積させるのは、敵の体だけに非ず。こういったエネルギーボールのようなものに音符を打ち込むことで、自分の攻撃を貫通させることも出来るのだ。
爆ぜるレイパーのエネルギーボールに、勢いを落とすことなくレイパーへと飛んでいく雅のエネルギー弾。レイパーは辛うじて体を反らし、その弾丸を回避するが、
「――ッ?」
エネルギーボールの爆発の後ろから現れる分身達の動きまでには、対処出来ない。
分身は、それぞれのヴァイオラス・デスサイズを振るい、レイパーに攻撃していく。
レイパーも、T字の杖の両端から魔力で創り出した刃を出現させ、応戦するが、如何せん敵の数が多く……そして一体一体が、今までの分身と比べ物にならない程強い。動きは単調だが、純粋にパワーが上がっていたのだから。
分身の攻撃を鎌の柄で防いでも、その衝撃に耐えるのに体幹を使わされてしまう。凌いだと思う間もなく別方向から分身が攻撃してきて、それを防いだり躱したりするのも、やっとという有様だ。しかも浮いている分身もいるせいで、攻撃は文字通り全方位から。防御で手一杯で、反撃する隙が無い。
刹那、分身達の間から、突然左手が出現する。――雅の手だ。
この大量の分身を相手にしていたから、彼女が迫っていることには気が付けなかったレイパー。
放たれた音符。それを、体を反らして回避できたのは、レイパーにとっても奇跡的なこと。
だが――
「ッ?」
直後に、若干別角度から姿を見せた百花繚乱の銃口。これは完全に、レイパーの虚を突かれた。銃口は完璧に自身に狙いを定めており、既に回避出来ない状態にある。
レイパーの中で、時が止まる。危機的な状況で、奴の思考が高速回転していたのだ。コンマ一秒にも満たない中で、レイパーは今の状況を客観視し、そして最善の手を計算する。
雅がこれからするであろう攻撃。それを確実に当てるために、分身ライナ達は攻撃の手を止めている。動き回ることすらもしない。――この瞬間だけは、ネクロマンサー種レイパーにとって、最大の攻撃のチャンスだった。
雅が攻撃するより早く、レイパーの腕がしなる。持っていた鎌が、雅の肩口目掛けて振るわれた。狙いをきちんと定める時間は無い。とにかく攻撃し、雅を怯ませることのみに集中するレイパー。
しかし――鎌の切っ先が雅の肩口にぶつかった刹那、レイパーは目を大きく見開く。
刺さらないのだ。刃が。
確かに、体重は乗っていなかった。ただの腕力任せの一撃だ。だがそれでも、手応えが明らかにおかしいのである。これはそう……堅牢な鎧に阻まれた感覚とでも言えば良いか。
レイパーの頭に浮かんだ、この鎧という表現……これは正しい。
雅は使っていた。自身の『共感』のスキルで、レーゼの『衣服強化』を。今、雅の着ている燕尾服は、まさに鎧と同じ強度を誇っていた。
故に、揺るがない。この程度の攻撃で、雅の体勢は。
既に敵の腹部に、銃口は密着しており――
「ぶっとべぇぇぇえっ!」
雅が百花繚乱のグリップに、あらん限りの力を込めた瞬間、爆音と共にレイパーは空中へと、大きく吹っ飛んでいく。
敵が視認していない攻撃の威力をあげる効果を持った、優の『死角強打』。『共感』で発動したもう一つのスキルにより、レイパーの体は強烈な一撃を受けた。……一瞬、思考が飛ぶほどに。
だがそんなレイパーを、一気に現実に引き戻す。……胸元に走る、強烈な痛みが。
空中に弧を描いて飛び散る、緑の鮮血。
「ロ、ロタラヤト、モオ、ルミノメヅ、ボ……ッ!」
今のゼロ距離射撃で、パックリと開いていた。――レーゼから受けた、斬撃による傷が。
魔法で応急処置しただけだったため、完全に治っていなかったことが、ここで響いた。
鈍い呻き声は、吹雪の音に消えていく。
【ミヤビ! ここだっ!】
カレンに言われるまでもなく、レイパーに音符を飛ばしていた雅。
空中ならば、避けられない。痛みに気を取られていたのだから、尚更回避等不可能だ。
「ヘコッノ……ッ!」
レイパーの体に蓄積される、音符。
レイパーは焦る。前に一度、この音符が蓄積した状態で攻撃を受けたことがあり、その時のダメージを、はっきりと覚えていたから。
万全な状態ならまだ良いが、傷を負った今の体では、どうなるか分からない。
何とか受け身をとって地面に着地した後、一気に雅達から距離をとるレイパー。
最早、なりふり構っていられないと、鎌を高く掲げ、辺りを見回す。
先に倒したファムとセリスティア……この二人を操って、雅達と戦わせている内に逃げようという算段だ。死者でない以上、大した壁にはならないし、大した動きもさせられないが、仲間ともなれば、雅もライナも攻撃の手は緩むはずだと考えたのである。
だが……そこで、ネクロマンサー種レイパーは気が付く。
近くで倒れているはずの、ファムとセリスティアの姿がどこにもないことに。
一体どに消えた……そう思った、その時。
「ゴ、ゴモト……ッ!」
レイパーは見た。
遠くに消えていく、赤髪の女性の姿を。背中には、白い翼を生やした女の子に、黒髪の少女を背負っている。
間違いない。セリスティアと優、ファムだった。優とファムは気を失っているようだが、セリスティアは明らかに元気な様子。
レイパーの口から、怨嗟の声が漏れる。
嵌められたと、分かったから。
「よし! セリスティアさん、上手くやってくれた!」
小さく拳を握りしめ、口角を上げるライナ。
今回のセリスティアの役割は、二つ。
一つは、ライナが雅を助ける時間を稼ぐこと。
そしてもう一つは、倒れた仲間達をレイパーに操られたりしないよう、この場から逃がすこと。
レイパーに負けたように見えたセリスティアだが……あれはわざと、そう見せかけただけだ。首尾よく雅を助けたライナがレイパーの気を引いている内に、他の仲間達を助けるために。――レイパーに「倒した」と思わせれば、自分の存在等、意識から消えるだろうから。
本当はこの後、セリスティアも合流し、ライナと一緒にレイパーを倒すという手筈だったのだが……遠くに見えるセリスティアの目は、言っていた。「その必要はねーな」、と。
レイパーは腹を括り、鎌を構え直す。こうなれば、もうなりふり構っていられない。眼前には、既に雅と、分身ライナ達が迫ってきているのだ。
転移魔法を封じられ、人質をとるような卑怯な戦法も使えなくなった今……彼女達の手から逃れるための方法は、ただ一つ。命を賭して戦い、殺すことのみ。
雅が、ブレードモードにした百花繚乱を振るい、斬撃が繰り出される。それを鎌で受け止めたレイパー。
が、
「っ?」
「っ!」
「……?」
【なんだ、今の音っ?】
ぶつかり合った剣と鎌。
しかしその時、レイパーの持つ鎌の方から、妙な音がしたのだ。
今までこれを振るってきて、一度も聞いたことがない音に、レイパーは疑問を覚える。
否。嫌な予感がした、というべきか。
今の音は、自分の持つ武器からは聞いたことがないだけで、全く聞いたことが無い訳ではない。どちらかといえば、そう――今まで好き勝手に殺してきた女達が持つ、アーツから聞こえてきたことがあった音だった。
思わず自分の鎌をよく見ようとしたレイパーだが、分身ライナ達が群がってきたことで、対応せざるを得ない状況に陥ってしまう。
再び、分身達が持つヴァイオラス・デスサイズの凶刃に襲われるレイパー。だがレイパーは、今はそれらを、傷口が広がることも気にせず、その身で受けていた。何故ならば――
「はぁっ!」
分身ライナの合間から姿を見せ、攻撃してくる雅。レイパーは、それだけは直撃しないように、必死で身体を逸らす。
音符が蓄積された体で、雅の斬撃だけは喰らえない。分身ライナ達の攻撃は激しいが、こっちはまだ耐えられる。だが雅の攻撃だけは、必ず避けなければならないのだ。レイパーは今、雅の攻撃を躱すことを優先的に考えて動いていた。そのためならば、分身の攻撃を多少受けることは受け入れていた。
そして、雅と分身ライナ達に激しく責められる中、虎視眈々と、ネクロマンサー種レイパーは隙を伺う。その目は鋭く、冷たく、宿るべきはずの殺意さえも、奥に潜ませていた。
いい気になるなよと叫びたくなるのを堪え、逆転の一手を打つ機会を待っているのである。
――T字の杖、その先端に、残った魔力を集めながら。
そんな中、
「ッ?」
分身ライナの攻撃で身体を傷つけ、雅の斬撃だけは、体術だけで完璧に躱していたレイパーは、眉を顰める。
雅と分身ライナが、一斉に自分から離れていったのだ。
その理由は、すぐに分かった。
雅達の後ろ。……今まで動きを見せていなかった、あの巨大な処刑人が、動き出していたのを見たら。
レイパーに向けて縦に一閃振るわれる、巨大な鎌の刃。
咄嗟にバックステップで躱したレイパーだが……これは、ライナが今まで力を溜め、放ったもの。その威力は、生半可なものではない。
刃が地面に激突し、爆ぜる。強い衝撃がレイパーを襲い、吹っ飛ばしてしまう。
そして、
「……ッ?」
レイパーは見た。信じられないものを。
自分の持っていた杖……それが、持っている先から完全に無くなっていたのだ。
先程の嫌な音……あれは、杖に入っていた罅が、広がる音。
実は優による、合体アーツの一撃を躱した際、レイパーに攻撃は当たらなかったが、杖には命中していた。その際、若干だが亀裂が入ってしまったのだ。
それに気づかず、レイパーはこの杖を鎌にして、何度も振るってしまっていた。
無論、亀裂は少しずつ広がっていく。それが先の雅の一撃を鎌で受けた時、致命的なものになり、そして今のライナの一撃で受けた衝撃で、砕けてしまったのである。
吠えるレイパー。折角杖に魔力を溜めていたのに、粉々になってしまっては意味がない。
「ラタイ……! カソン、ザルテジカトイィッ!」
折れた杖を投げ捨て、レイパーは両手の平を、ライナ達に向ける。
背後に出現する魔法陣。
「っ? あれは……っ!」
【あいつ! まだあんな力を残して……いや、見てミヤビ! 奴の体が!】
それが広がる度に、レイパーの腕に罅が入り、胸の傷からはさらに血が噴き出る。
口からも血を吐き、ボロボロになっていくレイパーの体。
レイパーにとって、魔力というのは、やろうと思えば作り出せるものだ。――自らの命を燃料にすれば。
僅かに残っていた魔力を使いつくし、足りない分は命を犠牲にして、レイパーは最後の勝負に出る。
魔法陣から姿を現す、巨大な竜。
おどろおどろしい白色をした骨を雪で染め、吹雪を蹴散らし出でたるは……レーゼを下した、あの骸骨の竜。
文字通り、レイパーの全てをつぎ込んで召喚されたこの魔物。それが大きな口を開け、咆哮を轟かせてライナと雅の方へと向かっていく。
が、しかし。
「ミヤビさん。離れて」
ライナは、全く怯まない。
襲い来る骸骨の竜……それに強い眼を向け、力いっぱいにヴァイオラス・デスサイズを横に薙ぐ。
背後の巨大な処刑人が、それに合わせ、同じ動きをし――巨大な鎌が、骸骨の竜に直撃した。
痛々しい轟音と共に、竜の骨が圧し折れ、砕けていく。
骸骨の竜は、残った体で負けじと鎌に喰らいつきにいこうとするが、今度は縦一閃の一撃を受け、頭蓋骨が割れる。
ネクロマンサー種レイパーは、最後の一撃がバラバラになっていく様を見て、ひょうきんな叫び声を上げていた。
砕けた骨が地面に落ち、雪が舞う。
そんな奥から、レイパーの方へ走ってくる人物が一人。
レイパーは見た。銀髪フォローアイをし、赤いワンピースを身に着けた少女の姿を。
ライナ・システィアだ。
骸骨の竜を撃破した直後、ライナは変身を解き、走り出していた。
最後の一撃だけは、自分の手で決着を着けようと思ったから。
吹きつける吹雪を背中に受け、ライナはレイパーへと突撃していく。
ネクロマンサー種レイパーは動けない。
魔力も体力も使い果たしてしまったから……というだけではない。
ライナの目は、あの巨大な処刑人と同じ光と迫力があった。そんな眼に射抜かれれば、最早足など動こうはずもない。
振り上げる鎌。
雲が僅かに晴れ、雪が止む。月が顔を覗かせる。
その柔らかな光を受け、ヴァイオラス・デスサイズの刃がギラリと光る。
切っ先は、真っ直ぐ命へと向かっていた。
スーッと息を吸い込むライナ。
普通の人なら、ここで声の一つでも張り上げるであろう。だが、彼女はそのエネルギーさえも、鎌を持つ手に注ぎ込む。
振り下ろされる鎌。
一瞬だけ鳴り響く、骨の切れる音。それに混じり、綺麗な協和音も鳴り響く。
息を呑む雅とカレン。
ゴロリと地面に落ちる、レイパーの頭部。
ゆっくりと倒れていく、その細身の体。
鎌に僅かについた、緑の血液。ライナが鎌を軽く振るい、それを振り払った直後、
ライナの背後で、ネクロマンサー種レイパーは爆発四散するのだった。
***
「ライナさん! 大丈夫ですかっ?」
爆発の中から出てきたライナに、心配そうな顔で駆け寄る雅。雅ももう、変身は解けており、元のブレザー姿へと戻っていた。
ライナは「平気ですよ」と、笑顔で返事をする。外傷なども特にない様子だ。変身はしたが、そちらも特に後遺症などもなさそうであり、雅はホッとする。
「ミヤビさんこそ、早く体を休めないと……肩、貸します」
自分の方が大きなダメージを受けているはずなのに人の心配かと思う反面、こういうところは彼女らしいななんて思うライナ。
雅に肩を貸しながら、ライナは首からぶら下げた銀色のロケットに手を添え、想う。
きっと自分は、こういう雅のことを、好きになったのだろうと。
「あれ? ライナさん、どうしました? 私の顔、何か付いてます?」
「いえ。……ふふ、何でもないですよ」
「えー? なんですかもー。……ところで話変わりますけど、ライナさんがレイパーを倒した時、なんか変な音がしませんでしたか? 私が音符を蓄積させた相手に攻撃した時みたいな感じの……」
「ええ。あの綺麗な音ですよね? 私も聞こえました。でも、どうしてだろう? ミヤビさんの攻撃じゃないのに……」
「うーん……まぁ、今、は……あい、つを……ぉ?」
「ミ、ミヤビさんっ?」
突然クラリと視界が回ったと思ったら、急に体から力が抜ける雅。
ライナが慌てて抱え込むが、既に雅は気を失っていた。
「……もぅ。やっぱり無理、していたんじゃないですか」
思わずそう文句を言わずにはいられない。ライナが彼女を抱きしめる中、遠くからセリスティアが戻ってくるのが見えてきた。
吹雪はもう、止んでいる。
そんな中で、月光が、雅とライナを優しく照らしていたのだった。
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