表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ヤバい奴が異世界からやってきました  作者: Puney Loran Seapon
第4章 イーストナリア
32/669

第26話『石版』

 ガルティカ遺跡。


 今よりおよそ千年程前に存在したガルティカ人が作り上げた住居地の一つである。広さは約七万平方メートル程であり、そこに二百軒以上もの石造りの小さな家が建てられている。中に入ると、大人三人が床でギリギリ寝られる程度のスペースしかない。


 最も、外や公共の場で活動する習慣だったガルティカ人からすれば、自宅なんてものは寝る時にしか使わなかっただろう。多少手狭でも不自由しなかったのかもしれない。


 家の他には、犬と蜥蜴を掛け合わせたような生き物の石造や大きな柱、崩壊しかけた塀があちらこちらで散見され、そして遺跡の中央には――


「はえー、大きなピラミッドですねぇ……。こっちにも同じような物があるんですね」


 雅が目の前にある、高さ六十三メートルの巨大な階段ピラミッドを見てそう感想を漏らす。


 それを聞くと、鍔の広い、白いエナン帽を被ったミカエルは少し目を丸くし、そして何かに気がついたかのように「成程」と呟いた。


「ミヤビさんの世界では、こういうのを『ピラミッド』って呼ぶのね。私達の世界では『ピラミダ』というのよ」

「へぇ、呼び方も割と似てるんですね。あ、そう言えば、指輪ってどこで見つかったんですか?」


 雅がそう聞くと、ミカエルは階段ピラミッドの頂上を指で差す。


「早速そこに……といきたい所ですが、登るのは大変そうね……先に他の所を見て回りませんか?」


 ミカエルが頂上までの道のりを見て、若干顔を強張らせながらそう提案すると、雅も苦笑いで頷いた。


 そして、二手――雅・ミカエル・ライナチームと、ファム・ノルンチームだ――に分かれて調査が始まる。



 ***



 雅・ミカエル・ライナチームでは。


 三人が調査しているのは、遺跡の東側だ。こちらは住宅は多くなく、代わりに石造や柱等が多い。


「遠目から見た時は同じように見えましたけど、細部はかなり異なっていますね。どれ一つとして同じ物が無い。何と言うか、同じ人が作ったって感じじゃなくないですか? 石造のクオリティがまちまちです」

「柱の方も、そんな感じよ」


 雅とミカエルが石造や柱をじーっと眺めながら感想を漏らすと、ライナは微笑を浮かべて頷いた。


「ええ。お二人の言う通り、この石造や柱は全部作者が違うと思われます。確かなことは不明ですけど、石造や柱作りはガルティカ人の趣味だったのではないか、というのが一番有力な説です」

「ガルティカ人は随分芸術がお好きだったのね」

「どうでしょう……? それ以外の娯楽が無かっただけな気もしますが」

「それにしても、これって一体何の生き物なんですかねー? 私のいた世界にはこんな生き物はいませんでしたけど、こっちにはいるんですか?」


 雅は首を傾け思案顔をする。犬と蜥蜴を組み合わせたような見た目であり、こんな不思議な生き物は見た事が無い。どちらかと言えば不気味な見た目であり、何故こんな生き物をモチーフにして石造を作ったのか謎だった。


 雅の疑問に、ライナもミカエルは首を横に振る。


「見た事が無いわ……。大昔はいたけど、絶滅してしまったのかしら?」

「多分、ガルティカ人の空想の生き物だと思いますよ?」

「……どうせ石造にするなら、可愛い女の子をモチーフにすれば良かったのに」


 ボソッとそう呟いた雅の言葉に、ライナもミカエルも苦笑いを禁じえない。


 そこでふと、ミカエルは別の方へと目を向ける。


 ノルンとファムが調査している、遺跡の西側の方だ。


「……気になりますか?」

「え? あ、あぁごめんなさいっ! 私ったら無意識に!」


 ミカエルも、ファムとノルンが何となくギクシャクしていたことは知っていた。それがまさかノルンがミカエルに師事し、事あるごとにファムにミカエルの事ばかり話していたせいだとまでは知らないのだが。


 視線を向けてしまったのは、それ故の行動である。


「いえ。私も気になりますし。今更ですけど、私達と一緒で良かったんですか?」


 雅が聞くと、ミカエルは強く頷く。


 ただ、その顔はかなり不安そうではあったが。


「最近は私がノルンを独り占めしていたから……。友達と水入らずの時間も必要かなって。だからいいの」

「……あの二人、何かあったんですか?」


 ファム・ミカエル・ノルンの関係を表面的にしか知らないライナが、そう聞いてくる。


 雅は少し悩みながらも、掻い摘んで――と言っても、ファムが屋上で雅に話してくれたことは上手に隠して――説明すると、ライナの顔も不安に染まった。


「……まぁ、多分大丈夫……だとは思うわ」


 上手くは言えないが、少し前までは感じていたノルンとファムの間の良くない空気が、最近は無くなっていた。そのためきっと大丈夫だろうとミカエルは信じていたのだが……それでも心配なものは心配だ。


「……大丈夫よ。きっと、大丈夫」


 ミカエルは自分に言い聞かせるように、誰にも聞こえない位の小さな声でそう呟く。


 結局その後は、つつがなく調査が進む。


 そんな中で、ミカエルはこっそり雅の方へと何度か視線を向ける。彼女はやっぱりライナにべったりだ。


「…………」



 ***



 一方、ファム・ノルンチームでは。


 二人は遺跡の西側を重点的に調べていた。ここら辺は石造りの小さな住宅がたくさんある中、他の家よりも一際大きな建物が散見されるエリアだ。内部構造からして家畜小屋や集会所のような場所と考えられる。


 今日は平日の昼間であり、彼女達の他にいるのは、同じように遺跡を調査しに来た研究員が数名程。ほとんど人なんかいないようなもので、二人っきりといっても過言ではない。


「何か久しぶりだね。ファムと二人だけで何かするのって」

「あー……まぁね」


 バツが悪そうにファムはこめかみを指で掻きながら明後日の方向を向く。


 ミカエルに弟子入りしてからノルンは忙しくなって、ファムと一緒に遊ぶ時間も減ってしまった。


 ノルンの言う通り、二人で一緒に出かけるのは二ヶ月ぶりくらいだ。


 その最後に出かけた時も、ノルンがミカエルのことばかり話すものだから、ファムは何となく面白くなくて終始ぶすっとしてしまっていたのだ。


 思えばファムは、その時だけでなく、ノルンがミカエルに弟子入りした後の一緒のお出かけは、ずっとそんな調子だったように思う。


 成行でノルンとは仲直り出来て、前みたいに話せるようになったのだが、実はこれらの件について、ファムはまだノルンに謝っていなかった。


 態度が悪過ぎた事を謝りたいと思いつつも、素直になれない内に時間はどんどん経って、今更謝るのもなんかなぁと躊躇してしまっていたのが理由だ。


 かと言って、このままなぁなぁで済ませるのも違うと、ファムは頭では分かっている。


 どうしようかと悩んでいた、そんな時だ。


「……なんかさ、色々ごめんね」


 ノルンが突然そう言い出した。少し気まずいのか、視線はファムから僅かに逸らしている。


「なんでノルンが謝るのさ」


 まさかノルンの方から謝ってくるとは思わず、ファムは面食らってしまった。


 何かノルンが謝ることはあっただろうかと、ファムは記憶を辿るも心当たりは無い。改めて客観的に考えてみても、悪いのは自分だろうと思ってしまう。


 ファムが疑問の眼差しでノルンを見ると、ノルンは続ける。


「よく考えてみれば、ファムと一緒に出掛けているのに師匠の事ばっかり話してたから……。ファムにも師匠の良い所をいっぱい知って欲しくて、何か夢中になって話していたけれど、今思えば、ちょっとそればっかりだったなって。流石に自分勝手過ぎたって思って……だから、ごめん」

「ああ、いや……その……」


 話の内容が、ちょうど自分が今悩んでいた事だった件だったので、ちょっとパニックになって口篭ってしまうファム。


 そんな中でも、最早タイミングはここしか無いと直感した。


 言うのは勇気が必要だったが、パニクった勢いを逆に利用して、思いきって言葉を発する。


「……ううん。態度悪かったの私だし。ノルンの気持ちを考えていなかったのは、私も一緒だから……その、私こそごめん」


 そう言った後、互いに、何をどう言えばいいのか分からなくて沈黙してしまう。視線だけが、チラチラと相手に向けては離れ……を繰り返し、そして――


 二人は、同時にプッと噴き出した。


 ひとしきり腹を抱えて笑いあい、しばらくしてから、笑い過ぎて出た涙を指で拭う。


「あー、やっぱ何か違うね! いつもの感じじゃない。私とノルンっぽくないや」

「そうだね! もうこの空気終わり! いつもに戻ろう、いつもに!」

「さーてノルンっ、他にも色々見てみよう! あっちに変な形の建物があるし、何かあるんじゃない?」


 ファムがそう言って、ノルンの手を引いて歩き出す。その先には、波打ったような形をした屋根のついた、外壁が丸みを帯びた建物があった。


 そこへ向かう最中、ファムは口を開き、小さく呟く。


「あのさノルン。私の事、嫌いになったとか、どうでも良くなったとか、そんなんじゃないんだよね?」


 ファムの、ノルンの手を握る力が僅かに強まる。


 ノルンは、優しい表情で、ファムの手を強く握り返した。


「うん、勿論。師匠がいたって、ファムは私の大事な親友だよ」

「……それが分かれば、もう大丈夫」


 ノルンがミカエルの良い所をいっぱい話していても、嫌な気持ちになんてならない。そんな気がしたファムだった。



 ***



 二手に分かれてから、二時間後。時刻は午後二時を過ぎた頃だ。


 階段ピラミッドの前にて。所定の時間にここに集合することになっていた。


「あ、二人とも戻ってきましたよ! おーい!」


 先に戻っていた雅達は、後から来たファムとノルンに向かって手を振る。


 二人も遠くから手を振り返して近づいてきていた。


 ファムとノルンが手を繋いでこっちに来ているのを見て、ミカエルは心の中でホッと息を吐く。


 遠目から見ても、二人の間の雰囲気は明るいと分かる。


 心配の必要等、何も無かったのだ。


 合流した五人は、それぞれの情報を交換しあう。


 結論から言えば、収穫は一切無かった。


 そして、皆の目が、ピラミッドの頂上へと向けられる。


「……残るはあそこだけですね」

「まぁ、本命っちゃ本命だけどね」


 雅とファムがそんな話をする中、ミカエルは、頂上までの道のりを見て相変わらず強張った表情を浮かべていた。


 しかし、行かないわけにもいかない。


「あれ? 師匠、どうしたんですか?」

「い、いえノルン。なんでもないわ。階段登るのが大変そうだなんて、ちっとも……というかノルン。あなた、もしかして行く気?」

「はい。それは勿論」

「だ、駄目よ! お医者様からは『激しい運動は禁止』って言われているでしょうっ? こんな階段、体に悪いわ!」


 慌ててそう言ったミカエルに、ノルンはジト目で頬を膨らます。


「大丈夫ですよ。体なんかもう平気ですって!」

「駄目ったら駄目!」

「そうだぞノルン。ここで休んでなよ」


 ミカエルに便乗し、ファムもそう口にする。


「え、ええー……」


 文句を言うノルンだが、二人は至って真面目な顔だ。


 自分を心配して言ってくれているのはノルンも分かってはいるため、不満な顔をしつつも最終的には頷いて残ることにする。


「ライナさんはどうします?」


 そんなノルンをちらっと見てから、雅はライナにそう尋ねる。


 視線の意味を察したライナ。


「えーっと、じゃあ私も残ります。ノルンちゃん、一緒に向こうの方を見てみよう。実はまだあっちはよく見ていなくて……」

「え? いいんですか? じゃあ、お願いします!」


 ライナがノルンを誘うと、ノルンの顔も明るくなる。


 雅達がノルンに悟られないように身振りだけで礼を伝えると、ライナは少し照れたように微笑を浮かべた。


 二人が立ち去ったところで、雅達は階段へ足を踏み入れる。


 と、そこで。


「おっさきー」

「あ、ずるい!」


 翼型アーツ『シェル・リヴァーティス』を背中に装備したファムが、ミカエルの横を飛んで行くと、ミカエルは思わずそう叫んだ。


「私も乗せてください!」

「先生重いから嫌だよ」

「女性に向かって重いとはなんですか!」

「いや、だって……」


 通り過ぎたファムが振り返り、ミカエルの体を凝視する。


 どこを見ているのか悟ったミカエルは、両腕で胸を隠した。


「でっかい重りが二つもついているんじゃねー」

「こ、こらっ」


 顔を赤くして困ったように叫ぶ彼女の肩に、雅はそっと手を置く。


 ミカエルが雅の方を見ると、雅はサムズアップをして口を開いた。


「大丈夫! おっきいの、私大好きです!」

「ミヤビさんまで何を言っているんですかっ? ――ってあれっ? ファムちゃんいなくなっちゃったっ?」


 雅のお馬鹿な発言に突っ込んでいる間に、ファムはとっくに頂上まで猛スピードで飛んで行ってしまっていた。



 ――数分後。階段ピラミッドの頂上にて。


「うぃっすミヤビ。あれ? ミカエル先生は?」

「途中までは一緒だったんですけど、階段が結構きつかったみたいで……『先に行ってて』と言われました。もう少ししたら来ると思いますよ」


 苦笑いで雅がそう答えると、ファムは少し呆れたような表情をする。


 頂上に着いた雅は、さっそく辺りの観察を始めた。


 今雅とファムがいるのは、六畳間程の広さがあるスペースだ。上にはドーナツ型の円盤があり、四隅にある四本の柱でそれを支えている。


 そしてスペースの中心にあるのは、大きな石版。


「なんだろうね、これ?」

「うーん……」


 ファムが石版を見ながら雅に尋ねるものの、雅も分からず首を傾げる。


 石版は風化しているからなのか、何か描かれていた跡はあるものの、判別は不可能な状態になっていた。


 しかしそんな中でも、雅は石版に刻まれた一本の線を指差す。


「何となくですけど、これ、女性のボディラインっぽくないですか?」

「そう見えるのは、多分ミヤビだけだと思う」


 普通に見れば、ただの線にしか見えない。


 ただ雅は、不思議とこれがそのように見えた。


 直感。それも、かなり確信に近い直感だ。


 何故そのように思ったのか理由が分からず困惑していると、背後で足音と荒い息の音が聞こえてくる。


 振り返れば、ミカエルが疲れ果てたような顔で、杖型アーツ『限界無き夢』を支えにしてようやく頂上まで辿り着いたのだ。


 ちなみに、ミカエルのアーツは自身の能力により、ポケットに入る位まで小さくすることが可能である。今まで手に持っていなかったが、自力で歩く事に限界を覚えたミカエルがアーツをステッキ代わりにすることにしたのだ。


「や、やっと着いた……」

「もう、先生体力無さ過ぎじゃない?」

「ご、ごめんなさい……。戦闘スタイル的に、どうしても体を鍛えるのは後回しになってしまって……。やっぱりノルンを連れてこなくて良かったわ……って、あら?」


 そんな話をしていると、ふと何かに気がついたかのようにミカエルが上を見上げる。


 つられて二人も上を見上げ、ポカンと口を開いた。



 上にあったドーナツ型の板が、七色に光っていたのだ。



「ね、ねえミヤビ。さっきまでは、こんなんじゃ無かったよね?」

「え、ええ。ただの板だったと――っ?」


 その瞬間、雅の右手の薬指に嵌めた指輪が勝手に光を放つ。


 何事かと驚いている内に、雅の剣銃両用アーツ『百花繚乱』が手に握られていた。


 普段は雅がアーツを出す意思を持たなければ、決して指輪から出てくることは無い。こんな事は初めてだった。


 アーツの故障か、と焦る雅。


 その時だ。


「――っ! 何これ?」

「ちょっ?」

「どうしたのかしらっ?」


 三人のアーツが、突如激しい光を放つ。


 そして、体が地面に沈んでいく感触。


 咄嗟に助けを呼ぼうとしても、声が出ない。視界が白く染まる。


 そして三人は、そのまま階段ピラミッドの頂上で、姿を消した。



 ***



「……ビっ! ……ヤビっ! ミヤビっ!」

「――はっ!」


 雅が気がついた時には、どこかの知らない場所に横たわっていた。


 顔を上げれば、そこには心配そうな顔をしたファムとミカエルの顔。


 ボーッとする頭でも、二人も一緒だと分かり安心する雅。


「体は平気? 何とも無いかしら?」

「ええ。大丈夫。お二人は?」

「私もミカエル先生も大丈夫だよ」

「そうですか。良かった……」


 手にはちゃんとアーツが握られている。ミカエルもファムも、アーツを身につけていた。何故突然発光したのかは疑問だが、取り敢えずはまだ使えるようだ。


 辺りを見回してみれば、レンガで出来た床や壁や天井に囲まれていた。窓は無い。どこかの部屋のように思える。あまり広い部屋では無いのだが、天井の明かり以外の物が全く無いせいで、三人がいてもスペースに余裕があった。


「ここは?」

「分からないわ……でも、多分ピラミダの中か、地下だと思う。気がついたら、私達三人ここに」


 疑問の声を上げれば、ミカエルは力無く首を横に振る。


 しかし続いて、右の方を指差す。


 そちらには通路が。別の場所へと続いているのだろう。


「……ミカエル先生、ミヤビ、どうする?」

「……ここで立っていても仕方ありません。先に進んでみましょう。念のため、アーツは出しておいて下さいね」


 ファムと雅は黙って頷く。


 そして通路に足を踏み入れる。


 この通路も、明かり以外には窓すら無いが、長さ自体は大したことは無い。すぐに次の部屋に着いた。


 そして三人は、息を呑む。


 通路を抜けた先は、大部屋だ。それもかなり広い。雅の世界の物で例えるならば、サッカーのピッチ並だ。天井も高く、二十メートルほどもある。


 そんな部屋の中心に、神殿のような建物があった。


 部屋が広過ぎるせいでこじんまりと見えるが、この建物も充分過ぎる大きさがある。


 近づこうと三人が一歩踏み出した刹那。


 その神殿の扉が、ゆっくりと開き――


 中から、真っ黒い、人型の生き物が姿を表した。

評価や感想、ブックマーク等、よろしくお願い致します!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ