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ヤバい奴が異世界からやってきました  作者: Puney Loran Seapon
第22章 カームファリア②
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季節イベント『成竜』

 七月二十六日木曜日。


 丁度、レーゼ達が久世浩一郎の手がかりを求め、三条市下田地区へと向かう電車の中。


「へぇ。こっらの世界にも、祝日ってのがあるんだな」

「そっそ。この間も海の日っていう祝日があったんですよ。世界が融合してバタバタしていて、そんな感じでも無かったんですけどね」


 雑談に花を咲かせるセリスティアや真衣華達。現地に着くまでの、ちょっとした雑談タイムだ。日本と異世界の違いについて色々と話していた中で、休日の話題になったのである。


 すると、


「あ、そうだ。竜には祝日って無いんですか? てか、そもそも平日と休日の概念ってあるのかな?」


 雑談中、隣で聞き役に徹していたシャロンに真衣華はそう尋ねると、シャロンはやれやれと小生意気そうな溜息を吐く。


「タチバナよ、何を言う。竜の世界にもちゃんとそういった類の日はあるぞ。今の時期じゃと、竜生――『人生』と言った方が分かりやすいかの――の節目を迎えた竜を祝う記念日がある。丁度百歳ごとじゃな」

「へぇ。なんかこっちで言う『成人の日』みたい。なら、シャロンさんはもう三回祝われているんですか?」

「おいマイカ。竜は……」


 真衣華がつい聞いてしまった質問に、セリスティアの少し窘めるような言葉が返ってきて、真衣華は「あっ」と声を上げる。


 レイパーが出現して、竜はシャロン以外絶滅してしまった。それを思い出したのだ。


 しかし、シャロンは「よい。気にするな」と首を振る。


「儂が祝われたのは一回だけじゃが、あの日のことはよく覚えておるよ。何せ、儂が雷の力を手にしたのが、その日じゃからな」

「え? 最初から雷のブレスとか放てたんじゃないの?」

「うむ。あれは後付けの力なんじゃ。折角じゃし、話をするかの」


 ちょっと暗くなってしまった雰囲気を変えるように、穏やかな口調でシャロンは語り始める。


 二百十七年前――まだ竜が人間と共存していた頃だ――の、その日のことを。




 ***




 異世界には三つの大陸がある。セリスティア達が住むナランタリア大陸と、ミカエル・アストラムの故郷があるエスティカ大陸。


 そして残りの一つが、ナランタリア大陸とエスティカ大陸の間にあるも小さな大陸……ヴェスティカ大陸だ。


 その南部に、レジガニアという国がある。


 この頃はまだ竜も世界各地に多く存在していた。竜生の節目を祝うこの日は、竜がレジガニアに集められ、山奥で『百竜式』と呼ばれる式典が開かれるのだ。


 式典のプログラムは二つ。一つは偉い竜の有難いお言葉を拝聴すること。人間の式典と一緒だ。大抵の竜の耳は、その言葉が右から入って左から出る辺りも人間同様である。


 もう一つのプログラムが、『属性能力』の取得。大半の竜にとってみれば、偉い竜の言葉なんかよりも、こちらの方が余程大事なイベントだ。


 竜は強靭な体と、高圧のブレスを吐く力をもって生まれてくる。百年も生きればその力も概ね使いこなせるようになり、より強くなるため、炎や雷、風の力といった『属性能力』をここで得るのだ。


 では、どうやってその力を得るのかというと……『オーブ』と呼ばれる、人間の掌サイズの球体を体に取り込むのである。オーブには様々な属性のものがあり、取り込むオーブの種類で、得る力が変わるという訳だ。


 そのオーブは式典当日、レジガニア中に隠され、竜達は偉い竜の話が終わるやいなや、我先にと会場を飛び出し、これを探す。要は宝探しのようなものである。


 そういう訳で……式典の日の昼間。


「うぅむ……見つからんのぉ……」


 レジガニアの東の海岸を、一匹の竜が歩いていた。薄い赤い鱗ではあるが、シャロン・ガルディアルだ。


 現在は山吹色だが、雷の力を手に入れる前は、鱗は赤かった。


 彼女の手には、人間の掌サイズ程度の黄色い球が握られている。球体は時折、電流を迸らせており、雷の力を持っているのは明らかだ。


 少し前に森で埋められているのを見つけたものだが、シャロンはそれを取り込むことなく、持ち歩いていた。


 理由はシンプル。シャロンが得たいのは、雷ではなく、別の力だったからだ。


「どこじゃ? 炎のオーブ……」


 この式典の存在を知ったその日から、自分はどんな力が欲しいか考えていたシャロン。あれこれ悩んだ結果、赤い鱗には炎がよく似合うだろうと結論付けていた。


 炎を纏う自分の姿を想像して、ニヤニヤとしたのも一度や二度ではない。


 故に何としても炎のオーブを手に入れようと目を皿にして探し回っているのだが、未だ見つからない。


 探し始めて二時間が経過したが、収穫は今持っている雷のオーブ一個だけだ。


「……仕方ないのぉ。本当は自分の力だけで見つけたかったのじゃが……」


 シャロンはそう呟くと、羽を広げる。式典の会場へと戻るつもりだった。


 だが、炎のオーブを諦める訳ではない。


 得たい力を決めている竜はシャロンだけではなく、大半の竜は、今日までにどんなオーブを取り込むか決めている。そして、目的のオーブが見つからずに困っているのも、一定数いるだろう。


 つまり彼女は、そういった竜と、オーブをトレードしようと考えていたのだ。


 いざ、飛翔しようと体に力を入れた、その時。


「きゃぁぁぁあっ!」


 砂浜に轟く子供の悲鳴。


 シャロンが「なんじゃっ?」と叫びつつも声の聞こえた方向へ向かえば、そこには高さ一メートルを超えるタコが、銀髪ツインテールの、白いワンピースを着た十歳くらいの少女に襲い掛かっていた光景が目に飛び込んでくる。


 あれは『レポイズオクトパス』。レジガニア周辺の海域に生息している、大タコだ。人を襲うこともある危険な生物である。


「おのれ、こんな時に!」


 シャロンは悪態を吐きながら両腕の鋭い爪を振りかざし、レポイズオクトパスへと飛び掛かるのだった。




 そして一分後。




「お……おのれ……!」


 海へと帰っていくレポイズオクトパスを見ながら、シャロンは吐き捨てるようにそう呟く。


 竜とタコでは勝負になるはずもない。襲い掛かってきたシャロンを見たレポイズオクトパスは、軽く抵抗したものの、すぐに逃走した。


 シャロンとて無理にレポイズオクトパスを殺すつもりは無かったため、逃げてくれたのは有難かった。だが敵がシャロンを怯ませるために放った足の一撃が思ったよりも重く、それが何となく癪に障ったのだ。


 痛む腹部を擦りながらも、シャロンの体が光り、縮んでいく。


 光が消えると現れたのは、山吹色のポンパドールヘアーの少女だ。人間態のシャロンである。


「お主、怪我は無いか?」

「…………」


 襲われていた少女はポカンと口を開けたまま、シャロンの質問には答えない。


 竜を見るのは初めてで、驚いてしまったのだろう。シャロンもそれは予想していたから、敢えて親しみやすいように人間態になったのだが、それが却って少女の思考回路をパンクさせてしまったらしい。


 シャロンはしまった、と思いながら苦笑いで頬を掻くも、しかしパッと見た感じでは怪我は無さそうだ。実際、レポイズオクトパスは少女を捕えようと腕を伸ばしていただけであり、彼女にはまだ触れていなかった。


 ならば大丈夫だろうと判断したシャロンは、踵を返し、その場を後にしようとした――その時。


 不意にクラリとして、体の力が抜けてしまう。


 再び発せられた少女の悲鳴を遠くに聞きながら、シャロンは何が起こったのかも分からず、気が付けば倒れてしまったのだった。




 ***




「ぅ……ぅん……?」


 シャロンが気付くと、視界に入ってきたのは見知らぬ天井。


 ガンガンと痛む頭に顔をしかめながら上体を起こし、自分の体や辺りを見回すと……見知らぬ家のベッドで寝かされていたのだと知る。


 窓の外を見れば、海岸が遠くに見えた。


 ベッドの横のテーブルには、シャロンが持っていたオーブが置かれている。


 壁時計を見れば、今は午後三時過ぎ。二時間くらい眠っていたようで、シャロンの顔が険しくなった。オーブ探しの時間は、今日の午後四時まで。もう大半の竜が、属性能力を得ている頃だろう。


 もう間に合わないかもしれない……と思っていると、


「あ、起きた! おかーさーん! ドラゴンの女の子が起きた!」


 部屋の扉が開き、先程助けた少女が顔を覗かせていた。


 少女の声がして、程なくして、


「あぁ! 良かった……! 目が覚めたのですね!」


 銀髪ロングの若い女性が、笑顔を携えやって来た。子持ちとは思えないほど若く見える。


「娘を助けて下さったそうで、大変ありがとうございます!」

「いや、大したことは無い。……あの、ここは?」

「私の家!」

「私はセーラ・パーティスカ。この子は娘のレムリアと言います。娘から話を聞いたところによると、レポイズオクトパスから助けて頂いた後、倒れたと聞きました。多分、毒にやられたのだと思います。お体の具合は大丈夫ですか?」

「成程。それでここまで運んで来てもらった、と。介抱、感謝する。儂はシャロン・ガルディアルじゃ。それにしても、毒か……。あやつ、毒を持っておったのじゃな」


 段々と状況が呑み込めてきたシャロン。


 レポイズオクトパスとの戦闘の時、敵から足の一撃を受けてしまった。それで毒に犯されてしまったのだろう。知らなかったこととは言え、シャロン一生の不覚だ。


 たかだかタコの毒にやられるなど、我ながら情けなくなってきて、シャロンはこっそり溜息を吐く。


「……具合なら平気じゃよ。長居するのも申し訳無いし、すぐにお暇を――」

「だめー! もっと休むのー!」


 レムリアが、起き上がろうとするシャロンの肩を掴んで無理やりベッドに押し戻す。「え、いや……」と慌てるシャロンだが、まさか抵抗するわけにもいかない。


「こらレムリア! ――ごめんなさい、シャロンさん。この娘ったら、起きたらお礼をするんだって言って聞かなくて……。でも娘の言う通り、あまり無理をなさらない方が……」

「いや、本当に気にせんでも……あぁ、いや。まぁ良いか」


 セーラとレムリアの言葉が、善意から来ているものだというのはシャロンにも分かる。今無理にここを出るのは、何だか憚られた。


 それに正直、今から会場に戻ったところで、もうどうにもならないというのは察していたシャロン。


 あまり褒められたことでは無いが、炎のオーブなら来年まで待つという手もあるのだ。一年間は無属性のまま過ごして、来年百歳になる竜達にこっそり紛れ込み、炎のオーブを見つけた竜とトレードしてもらうのである。偉い竜達にバレたら怒られるだろうが。


 そういう手段がある以上、シャロンは何となく「もうどうでもいいか」という気分になってしまった。


「ではお言葉に甘えて、もう少し休ませてもらうことにしよう」

「わーい! あ、じゃあ待ってて! 今お菓子持ってくる! さっきねー、お母さんと一緒に作ったの!」

「あぁレムリア、走らないの! ……って、もう行ってしまったわ」

「元気な娘じゃのぅ」


 セーラはやれやれという顔をするが、対照的にシャロンは軽く笑みを浮かべる。


「普段は大人しい娘なんですけど……竜と話をするのが初めてで、ちょっと興奮しているのかもしれません」

「子供は元気なのが一番じゃ。ところで、セーラはあまり驚いておらんようじゃの」

「ええ。私は何度かお会いしたことがあって……そう言えば、今日は空を飛び回る竜を何度か見ました。何かあったのですか?」

「竜生式じゃ。今年百歳になった竜のお祝いじゃな。かくいう儂も、式典に出席しておるよ」

「えぇっ? そうなんですかっ?」


 二人がそんな話をしていた、その時。


「おかーさん! 大変大変! あのタコの怪物、また出た!」


 レムリアがそんな声と共に戻って来る。


 部屋を出ていった時とはうって変わって泣きそうで、不安そうな顔。


 あのタコ、というのがレポイズオクトパスだということは、すぐに分かった。


 シャロンが「なんじゃとっ?」と叫び、慌てて窓から外を見て、顔を顰める。


 レムリアの言う通りレポイズオクトパスが家に向かってやって来ているのだが、一体だけでは無かったのだ。


 先程戦った奴より、一回り大きなレポイズオクトパスも一緒にいた。


 レポイズオクトパスは執念深い生き物で、狙った獲物は余程のことがなければ諦めない。親玉を連れて、再び襲撃しに来たのである。


「おのれ……一度痛い目を見んと分からんようじゃな!」


 奥歯をギリっと鳴らし、シャロンは窓を開けて飛び降りた。


 同時に、彼女の体が発光し――巨大な竜の姿に変わる。


 突然大きなドラゴンが出現したことで、二体のレポイズオクトパスの意識がそちらへと向いた。


 シャロンは吠えながら腕を振り上げると、大きな方のレポイズオクトパスに向かって爪を振り下ろす。


 だが、


「……ちぃっ!」


 地面に墨を噴射して飛び上がり、軽々と攻撃を躱すレポイズオクトパスを見て、シャロンは小さく舌打ちをした。


 敵の行動に対してではない。自分の攻撃の鈍間さに対してだ。


 レムリア達には「大丈夫だ」と強がったが、実は完全に回復しきっていなかったシャロン。体には若干だが、痺れが残っていた。視界も霞み、力も思ったように入らない。それ程までに、レポイズオクトパスの毒は強力だったのだ。


 シャロンは攻撃の手を緩めない。爪や尻尾を振り回し、ブレスを吐き、果敢に二体のレポイズオクトパスを攻め立てる。


 それでも、ただの一発たりともレポイズオクトパスには当たらない。それどころか、シャロンの攻撃を躱しつつ、合間に足の一撃を放つ余裕まである始末。しかもレポイズオクトパスの攻撃は、クリーンヒットこそしないもののシャロンの体には掠っていた。僅かな毒がシャロンの体に蓄積していき、さらにシャロンの動きを鈍らせる悪循環。


 二対一で数的に不利というのも相まって、戦況はシャロンが明らかに劣勢だ。


 気が付けばシャロンは息を切らし、地面に伏してしまっていた。


 止めを刺そうと、ジリジリと近づいてくるレポイズオクトパス。


 このままでは、やられる。


 そう思ったその時、ふとシャロンは思い出す。


 雷のオーブの存在を。


 この状況を打開するには、あれを使うしか無いだろう。


 だが、オーブを取り込めるのは生涯で一度きり。雷の力を取得してしまえば、もう炎の力を得ることは出来ない。


 残りの力を振り絞れば、飛び上がることは出来る。毒のせいで飛びながら攻撃する力は残っていないが、逃げることは可能のように思われた。そうすれば、今この場で雷のオーブを取り込む必要は無い。目的の力を得るチャンスは残る。


 そこで、シャロンの視界に、レムリアとセーラが不安そうな顔で、自分を見つめているのが見えた。


 逃げてしまえば、レポイズオクトパスは次に、レムリアやセーラに襲い掛かるだろう。


(……家まではまだ距離がある。儂が二人を乗せて逃げれば、問題は無い。いやそんなことをせずとも、ちょっと高度を落として飛べば、敵も儂を追いかけてくる可能性もある)


 と、そこまで考えたところで、シャロンは自嘲意味に鼻を鳴らした。


 己の欲を優先し、あまりにも都合の良い想像をしていると気が付いたのだ。


 足と腕の力を振り絞り、ゆっくりとシャロンは体を起こす。


「タコ相手に、竜がこれ以上の醜態を晒すわけにはいかんのぅ。――レムリア! セーラ! オーブを儂に投げよ!」


 遥か昔から、竜は人と共存して生きてきた。その歴史に傷を付ける行為をするわけにはいかない。


 シャロンの指示通り、彼女へと放られる雷のオーブ。


 それがシャロンに吸い込まれた刹那、彼女の体が大きく発光した。


 体中に力が沸き上がる。


 シャロンが翼を広げ、飛翔した瞬間――体の光が弾け飛ぶ。


 淡い赤色だった鱗は、山吹色に。


 全身には電流が、激しく迸る。


 シャロンが雄叫びを上げ、腕を振り上げると――空に雷雲が出来上がり、大きい方のレポイズオクトパスの目の前に雷が落ちた。


 突然のことに硬直する二体のレポイズオクトパスに向かって、シャロンは口を開くと、


「覚えておけ。儂は雷帝神竜シャロン・ガルディアル! 今のは警告じゃ! ここを去り、二度と近づかんというのなら命までは奪わん! さぁ……どうするっ!」


 威厳のある声で、そう言い放つのであった。




 ***




「……流石にレポイズオクトパスは逃げおった。その後も数日様子を見たが、二人の前に近づくことは無かったのぉ。……ん? お主ら、どうした?」

「いや大したことじゃ……。ただ、『雷帝神竜シャロン・ガルディアル』……?」

「……すまん忘れてくれ。頼む、後生じゃ」


 うっかりいらないことを言ってしまったと、シャロンはここでやっと気が付き、顔を赤らめる。


 あの時は勢いでそう叫んでしまったのだ。


「いや、別に恥ずかしがることねーだろ? かっこいいじゃん、雷帝神竜」

「言うなぁぁぁあっ! あの頃は儂も若かったんじゃ! 黒歴史じゃぁ!」

「これが欲しかった炎の力だったら、雷帝じゃなくて炎帝だったのかな? ……それより、その二人とはその後も会っていたの?」

「……年に何回かの。レムリアが結婚して子供が出来てからも、ちょくちょく会いに行っておった。それが終わったのは、レイパーが出現してからじゃ」

「そっか……」

「あれから、もう二百年か……」


 シャロンはふぅ、と一息吐くと、窓の外へと視線を向ける。


 彼女のその仕草は、今が夕暮れ時なら映えた絵になっただろうが、残念ながらまだ昼間だ。


 そろそろ目的地に着く時間になっていた。

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