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#勇者の冒険 〜姫花ちゃんと雑談する 2〜

「えーと先ず一番多かったお便り読んでいこうか!

はい、これ読んでね」


「えーと、何々。


『仕事です!!』


先輩・・・いきなりこれは辛いです」


・辛い

・仕事だわ

・やっぱつれぇわ

・言えたじゃねえか


「一番多かったから仕方ないじゃない。

そんな人達が元気が出るように、僕達が応援する事が大事なんだよね!」


「はっ、確かに!?

先輩の考え素敵です!」


・楽しみにしてます

・クリスマス配信あるのか!

・1人残業だから聴きながら仕事できるな


「じゃあ、次のお便りは・・・っと。

これなんだけど意味分かる?」


「えーと


『クリスマスというイベントのせいで私の誕生日という事が忘れられている。

もっと祈りを捧げてほしいです』


・・・これって差出人の名前なんて書いてあります?」


「Cっていうイニシャルだけ書いてあるけど」


「クリスマスが誕生日でイニシャルがC・・・先輩。

この話題はやめて次に行きましょう!

絶対にこれ以降話題にしてはいけません!!」


・あっ(察し)

・えっ?本物?

・ネタだよな?

・でもユウちゃんだから可能性はある。

・今年は祈りを捧げるか・・・


「えっ、ああ、うん。

次は僕が読もうかな?


『ユウちゃん、姫花ちゃん、こんばんわ!

クリスマスと言えばサンタさん。

サンタさんと言えば父親だと思うのですが、私の父は社長をやっていたので毎年クリスマスに従業員をサンタにしてプレゼントを配りに来させてました。

お陰で本物のサンタがいるとかなり遅い時期まで信じてしまっていました。

気遣いとプレゼントには感謝していますが、もう少し早く気付けるようにして欲しかった』


ってお便りだね」


「あ〜そういうパターンもあるんですね。

私は割と早い時期に気が付いたので変な恥はかきませんでした」


「僕はクリスマス初めてだからな〜勇者なんてやってたんだし来てくれても良さそうだけど」


「先輩って欲しいものあるんですか?」


「機材周りは欲しいものだらけだよ。

最初はこれで十分って思ってたんだけどね・・・コラボとかで色んな人と絡んで、機材周りの話を聞くと全然足りないなって思う」


・それはあるだろうな

・機材周りは幾らお金かけても足りん


「あ〜分かります分かります!

私、いま防音室欲しいですよ」


「防音室って意外と簡単に作れるらしいよね。

リースとかレンタルとかもあるんだっけ?」


・防音室いいよな

・ソコソコの値段で売ってたりする


「私、歌配信とかよくやるんですけど夜中はやりづらいんですよね。

昼間でも声が響いてないか心配になりますし」


「あ〜分かる。

雑談でも気になるもんね」


「でも、リースやレンタルかぁ。

今度蝶子さんと相談してみようかな?」


「いいんじゃないの?

さて、次のおた・・・」


「いま帰ったのじゃ」


「姫花ちゃん、いい子にして待ってたかしら?」


・お?

・これはマオちゃんと蝶子さん?


「おかえり!

蝶子さんも一緒なんだ?」


「姫花ちゃんを迎えに来たのよ。

あら?まだ放送やってたの?」


「2人がいない間のゲリラ配信やってたんだよ。

でも、帰ってきたからここまでかな?」


「そうですね、時間も遅いですしここら辺でお暇させて頂きます」


「それじゃ最後に締めの挨拶して終わろうか」


「はい!」


「せーの」


『おつかれ〜』


・おつかれ〜

・おつかれ

・おつかれさま



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