#ギリギリ質問対決　1

「みなさま、こんばんわ。

閻魔プロ初外部コラボ企画最終日になりました。

前2人が伝説に残るオチを見せてくれたので、本日の新人は裏でガクガク震えております」

・こんばんわ〜

・前2人があれだけやらかすとキツいわw

「ここで私がダラダラと喋っていても仕方ないのでお呼びしましょう。

凛々しい見た目から繰り出されるイケボで、今日も私をノックアウトする気か！

低音ボイスの貴公子、虎峰リン様！！」

「今宵もお嬢様方の視線を奪いに参りました。

虎峰リンです」

・相変わらずイケボや

・低音の良ボイス

「いや〜今日もイケボが輝いてますね。

本日の調子はどうですか？」

「いや……ゲストの名前聞いた時から恐怖しか無いんですけど」

「それはそうですよね……私も不安です。

しかし、いつまでもこうしてはいられないので覚悟を決めてお呼びしましょう。

くじよじが誇る最終兵器にして地雷原をノーガードで歩き回る神の使い。

神使巫女さーん」

「ちょっとさっきから失礼すぎませんか？

くじよじの清楚担当、神使巫女です」

・は？

・耳が腐ったかな？

・いつの間にか鼓膜にダメージ受けてた？

「はい、コメント欄もだいたい僕たちと同じ意見みたいです。

清楚なのは見た目の巫女衣装だけでーす」

「はぁ……まぁ、別にそこはいいんですよ。

何で私の時だけ男なんですか！？

今日は可愛い女の子を好きなようにしていいって聞いたからきたんですよ！！」

・あれ、知らないのか？

・低音イケボじゃ分からんか

「え、そんな認識になってたんですか……怖いなぁ。

どうやら誤解してるみたいだし、上手い事お願いしますよ火車さん」

「ああ、なるほど……そういう事ですね。

いいですか、落ち着いて聞いてください。

リン様は女です」

・せやな

・イケメンが過ぎるけどな

「ちょっ、何をバラしてんですか！？

性別を上手くかくして被害を抑えてって意味で……」

「え、リン様って女の子なんですか？

てっきり普通のイケボ男性Vだと思っちゃいましたよ。

低音ボイスの王子様キャラした、いわゆる麗人女子というやつですかね。

私はそういうのもイケる性質なので全然ありですよ」

「ガチで言ってるっぽいから怖いところですね。

では、自己紹介も終わったところで本日の企画を説明いたします。

題してギリギリを攻めろ！NG無しってマ？

ギリギリの質問を出せるか対決！！」