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#パチスロを学ぼう 1

「皆さん、今日も一日ご苦労様です。

神使巫女でございます。

本日はゲスト2人の持ち込み企画という事で……早速お呼び致しましょう。

ユウちゃんとマオちゃんです」


「やっほ〜こんユウだよ!」


「同じく、こんマオなのじゃ」


・こんユウ

・いらっしゃーい

・こんマオ


「それで今日の持ち込みというのが……パチスロの歴史を聞きたいと。

また急に何でそんな話を」


「この間ゴッドを一日中打ってる人の配信観たんだけど、あの台がきっかけで規制が厳しくなったって聞いたんだよね」


「それで詳しい人を探して見たら巫女先輩に当たったという訳じゃな」


・スロカスだからな

・しょっちゅう行ってるよな


「何で私に行き着いたかはさておきですね……確かに規制のきっかけはミリオンゴッドでしたね。

あの台は恐ろしかった……は、トラウマが!?」


「巫女さんもやられてたの?」


「いえいえ、冗談ですよ。

私はその時代を知っているだけで世代ではありませんからね。

しかし、あの時代はどんどんとハイリスク・ハイリターンが加速していたので、ゴッドが無くてもいずれは規制されていたでしょうね」


・それはそうだろうな

・あの時代は狂ってた


「つまり、その台は規制を早めただけじゃと」


「そういう事です。

パチスロの歴史を遡っていくと、第一次のブームは今も続く花火シリーズだったと思います」


・分かる

・行き着くのは花火かジャグラーよ


「あ〜いまもドンちゃんとかで見るかな」


「ゲームセンターに置いてあるのう」


「その中で火付け役になったのは大花火という台でした。

この花火シリーズの特徴なんですが、どの設定でも小役を取りこぼさずに回していれば少し浮く仕様になっているんですよ」


・アレは辛い

・すごく疲れる台だったわ


「それって打てば打つだけ儲かるって事?」


「そのイメージで間違いありません。

しかし、小役を取りこぼさないと言うのは、あの高速回転するリールを必ず同じ場所で止めなければいけません。

それを毎ゲームやり続けると言うのは常人には不可能だったんですね」


「チャンスの時だけならまだしも毎回はキツそうだよね」


「これで目押しやチャンス目という要素にハマったものが多数増えて、パチスロブームがやってきます。

更にブームに輪をかけたのがコンチ4Xという機種ですね」


・目押し上手いとモテた時代

・テクが左右するんだよな


「それは聞いたことがない台じゃな」


「この台は確率変動機と言うやつでして、条件が揃うとバケ……いわゆるバーというものが揃いやすくなります。

そして、運が良いと開店から閉店までずっと確変状態という事もあったわけです」


「それって何か凄そうだね」


「凄いなんてものじゃ済みませんでしたね。

1日で五万枚だしたという例もあるそうですよ」


・ふぁっ!?

・そんなアホな


「ご、五万!?

確か一枚が20円だったよね……つまり」


「100万円分のメダルという事じゃな」


「ふぁ〜1日スロット打ってそんな額稼いだら頭が馬鹿になっちゃうよ」


「実際にこの話を聞いて頭がバカになった人達が相当突っ込んだらしいですけどね。

大花火という4号機の純増Aタイプと呼ばれるものからコンチ4Xを経て、爆裂機時代の到来が起こるのです」

コンチはヤバすぎましたね。

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