表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

655/1560

#宝塚記念同時視聴 4

「いよいよレースがスタートだね……おっと、スタートはタイトルホルダーが飛び出した」


「しかし、すぐにパンサラッサが前に出たのう。

予想通りではあるが今回も得意の大逃げ作戦じゃな」


・ここは予想通りかな

・気持ちよさそうに逃げてるな


「大体は予想通りの展開かな。

エフフォーリアが前目につけたかと思ったけど中団にの方にいってるね…‥って、1000m57.6秒!?」


「これは驚くような数字なのかえ?」


・はやいはやい

・ハイペースすぎるだろ


「実況も零してるけどかなりのハイペース。

多分崩れると思うけど、崩れなかったらレコード勝ちが見える……というか、余裕で縮めるから大幅短縮しそう」


「そのペースで前を走るパンサラッサには辛いと」


・距離的にも辛そうだな

・最後まで走り切ってくれ!


「そうだねぇ。

逆に長距離を制してきたタイトルホルダーならこのペースでも最後まで走り切るかも。

さあ、最終コーナーを抜けて直線……予想通りにパンサラッサが沈んでタイトルホルダーが上がってくる」


「これはこのまま行くのかの?」


「いや、ヒシイグアナも仕掛けてきた……タイトルホルダーに届くのか?

おっと、ここで更にタイトルホルダーが加速……は?加速???」


・嘘だろ?

・ここから伸びるの?


「何かおかしいのかの?」


「いや、それは終わってからで。

差は開きそうになったもののヒシイグアナが追い縋る……しかし、差は一向に縮まらない。

このままいくか?いくか?いけ!いけ!いけ!!

うおおおおおお、タイトルホルダー先頭でゴール!!!!」


・タイトルホルダーだ!!

・これはまさに王者


「これは……大幅にタイムを短縮してのレコード勝ち……完璧じゃな」


「いや、完璧すぎるね。

タイトルホルダーが2番手につけてた時は逃げてるのかと思ったけど、これは違うね。

先頭で敢えて飛び出したんじゃ無くてタイトルホルダーには普通のペースだったんだよ。

だから最後の直線でギアがもう一段あるかの如く伸びたんだな、これ」


・強すぎる

・これは誰も勝てんよ


「なるほど……だから驚いていたのじゃな。

ユウから見て今日の勝者であるタイトルホルダーをどう見るかのう」


「その名の通りの王者だね。

この走りをする限りこの馬に勝つというイメージは全くわかない。

現役最強と言っても過言じゃないね」


「それ程のものかのう……一方でライバルのエフフォーリアは入賞を逃しておるが」


・だめだったね

・今年は勝てんなぁ


「うーん……これは本当に牝馬苦手説濃厚になってきたかな。

タイトルホルダーとは完全に立場が入れ替わっちゃったね」


「うむ……コメント欄でも予想通りであったり外れていたりと様々じゃな」


・当たった

・外れたわ


「タイトルホルダーはねぇ……割と予想出来てたけどね。

でも、このタイムってエフフォーリアも含めた上位陣殆どがレコード更新してるって考えると、このレースのレベルが異常なんだと思うよ」


「それは確かに恐ろしい話じゃな。

つまり、これから先の日本競馬界は更に混沌としてくる可能性があるという事かのう」


・タイムがやばすぎる

・レベルが高すぎるのよ


「日本競馬界に収まらないかもしれないけどね……まぁ、それは先の楽しみに取っておこうか。

皆も今日は長い時間話に付き合ってくれてありがとう」


「うむ、皆の話も中々に勉強になって面白かったのじゃ」


「また、こういう機会設けるから一緒に見ようね。

それじゃ今日はこの辺で」


『おつかれ〜』


・おつかれー

・おつかれ〜


タイトルホルダー強すぎましたね。


同時視聴の雰囲気に近づけれるように書きましたがどうだったでしょうか?


因みに今回は競馬の話がしたかっただけで完全に作者の趣味の話です。


まぁ、ほぼ全て趣味の話なのですが。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ