#原始時代を学ぶゲーム 4
「それでは全員でダイスを振る……前に特別に教えておきましょう。
マンモスはHP10、攻撃力は3です」
「ケロ!?」
「ガウウホ!?」
・ほぼワンパンやん
・強すぎwww
「えーっと、つまりやな。
倒すにはツグさんで5回、俺らで10回殴る必要があると。
それに加えてこっちはユウちゃんしか耐えられへんと。
GM、このゲームって……」
「考えている通りに1人が死んだら即ゲームオーバーです。
ユウさんが攻撃受けた後にランチさんの出番が来て回復出来るといいですね。
ではダイスロールといきましょう……これは幸先が良いですね。
私とツグさんが6ですよ。
ツグさんはどうされますか?」
「ボカスカケロ!」
「では、マンモスに2点のダメージです。
マンモスの攻撃は当然……」
「ヌリ、カベ、ドン!」
「では、ユウさんのライフが残り2点です」
・今言語だった気が……
・気のせいだろ
「続いてのターンです……ユウさんの手番ですね」
「モエルーワ!」
「はい、マンモスに1点のダメージです」
・何か伝説いなかったか?
・聞き覚えのある鳴き声が
「3ターン目にいきましょう……ツグさんとランチさんの手番ですね」
「ボコケロ!」
「自分はユウちゃん回復で」
・安定のランチ
・普通の男ランチ
「これで半分ですね。
それでは……またツグさんですか。
強いですね」
「コブシデドンケロ」
・殴ったんだろうな
・何故か自分にも分かったわ
「はい、2点ダメージです。
次のターンは……おお、こんな事もあるんですね。
まさかの全員のダイスが1です。
と言う事は……」
「カバディ、カバディ、カバディ」
「当然ユウさんは庇ってダメージを受けますよね。
そして、お二人は」
・カバディって鳴き声だったのか
・それは現代語じゃないんだ
「アシデドンケロ!」
「残り3点なら丁度で終わるやろ?
ほな、殴るで」
「では、皆さんは見事にマンモスを倒して肉を100個ゲットして村に持ち帰りました。
これだけあれば暫くは安泰、さらに3人の英雄を称える宴が行われた事でしょう。
では、エンディングのロールプレイをどうぞ」
「皆よくやったで!
これからもこのチームワークでやっていこうな」
「ケーロケロケロ、ケーロケロケロケロ!!」
「ババリバリッシュ!!」
「…あかん、君らとやっていける自信あらへんわ」
「はい、これにて本日のTRPGは終了です!
ありがとうございました!!」
・お疲れ様です
・ウホホホホホ!
・ウォッ!ウォッ!!




